ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




今日は一日、N本工学院で授業でございました。

音楽専門学校と音楽大学の大きな違いは、個人レッスンがあるかどうか、だと思います。

大学は、個人レッスンが基本にあり、それプラス、複数名~大人数の授業(講義、実習)があります。

対して、専門学校は基本的に複数名~大人数の授業(講義、実習)のみとなっています。

 

勿論、個人的に質問があった場合など、一人の学生さんに時間をとって教えたり、ということはあります。

また、実習授業の中で、個人的に見ていくことはあります。

ただ、完全にマンツーマンで、レッスン室等でレッスンをする、というのは、やはり大学の特色なのです。

 

しかし一方で、専門学校が音楽に関する授業オンリーで組まれているのに対して、

大学には、音楽以外の一般教養科目というものがあります。

英語などは、どちらの学校にもありますけどね。

どの学科の学生も対象となっているものを一般教養科目といいますが、

とはいえ、T京音大もS足学園音大も、音楽大学ですので、基本は音楽になにかしら関係があるものがほとんどですし、

そもそも、大学というのは、授業のほとんどが選択制です。

自分で、時間割を作れるのです。

それでちゃんと卒業必要単位を取得できれば、卒業できるのです。

専門学校は、(僕の知る限りは)授業は自分で選択できるわけではなく、学校が作った時間割に従って授業を受けます。

 

そして、専門学校のほとんどは2年制(1年制や3年制をとっている学校もあります)。

大学は、基本4年制ですね。

気になる学費は、1年あたりで、大学の方が約2倍程となっていると思います。

 

個人的には、2年はちょっと短いなーと思うのです。

実感として、どの専攻であっても、3年次からの伸びの凄さには、毎年目を見張るものがあるからなのです。

授業で総合的な事を学びつつ、毎週の個人レッスンで、その時、その時の実力に応じたアドバイスを受けて練習をする。

すると、ぐんと伸びるのが、なぜか、3年次あたりからなんですね。

そして、どの学生も4年次には、1年生の時の姿からは別人のように、たくましく、強く、上手に、なっているのです。

 

でも2年制のメリットもあります。

それは、

 

はやく、社会に出れることです。

 

社会人一年生(社会経験ゼロ)と、

社会人三年生(社会経験丸2年)を想像して頂くと分かると思いますが、

当然、社会人として経験値が2年違えば、振る舞いには、差が出て当然です。

実社会って、・・・凄いですからね、勉強の場としても(笑)。

 

なので、理想は、・・・在学中から仕事をすることでしょうか。

アルバイトではないですよ。

自分の目指す業種で、学生でありながら、仕事としての”それ”を経験をするということです。

いわゆる、在学デビューであったり、作家として曲提供ができたり、プロの演奏家としてサポート仕事が来たり、ということになりますね。

そのためには・・・、

ということなどを考える”授業”もあったりします(笑)。

 

面白いですよー。

 

さて、明日はT京音大でございます。

明日はゲリラ豪雨、無いといいですねえ。

 

ではー



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