札幌まで行く、カシオペア紀行も残すところ、あと僅かとなってしまいました。この日は、私の好きな、ツララ切りの付いた姿が凛々しい133号機の牽引とあって、期待に胸を膨らませつつ、出かけました。予報は晴れでしたが、宇都宮線の快速 ラピットの車窓から見える空は、暗めの曇天が続いており、晴れてくる気配すら感じられません。しかし、宇都宮の手前で空を見上げると北東の方向に青空が見え、宝積寺のあたりからは日が差し始めました。片岡で下車し、10数年ぶりにお立ち台ポイントに行ってみました。着いたときには弱めだった日差しも次第に強くなっていき、夏の日差しをたっぷり受けてカシオペア紀行が現れました。短い期間ではありましたが、再びEF81が牽引する寝台列車を撮影することができ、楽しいひとときが過ごせました。
東北本線 片岡 - 矢板
Nikon D7200 AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
1/1000 f/5.6 ISO 200