日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

原発教育の学校現場

2011年09月09日 | Weblog
原発教育の学校現場

無責任と無能力者が担当して作り上げた安全神話を、いろいろな教材を使って生徒に教えてきた。
僕は生徒に物を教える立場の人間として、どうして安全神話を自分なりに検証もしないままに、国が作った安全神話をトクトクと未成年者に説いてきたのか。
今になってみると、非常に恥ずかしい思いがする。
安全神話は原子力に頼ろうと国が教育の場でPRするように求めた物だ。

文科省や資源エネギぎーは補助金を出したほか原発の利点を記述した副読本を発行したりコンクールを開いたりして10億円余りの金を使ってきた。

小中の教科書の検定では、「原発の問題点を強調しすぎ」だとか「自然エネルギの有望さについて誇張しすぎ」など、教科書検定で意見が付き暗に修正が行われた 。これは重大な問題だ。
国策とはいえ、科学的に確信の持てない(例えば原子力は人間の力でコントロール出来ない部分があるじゃないか )部分までも修正を要求した。
この検定者は早速責任を問われるべきである。誰が検定したかは調べれば直ぐ判ることだ。国民の前で釈明すべきだ。

こういう事を見逃すから国民は官僚からバカ使い扱いされるのだ。責任は当然とるべきだ。いやとらすべきだ。
そうすれば、安易に国策にのって真実の記述(今回の事故で求めた修正部分が間違っていた)を見失う愚を避けるように、検定において、より真剣になるだろう
マスコミに追求をお願いしたい 。
とにかく何も知らない子供に、国家が嘘を教える事を強制したのは大問題である。

最新の画像もっと見る