日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

からたちの花 余聞o

2022年06月17日 | Weblog
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こんな会話 

ひもじくてひもじくて、手当たり次第なんでもくったよ。勿論印刷所のそばにあってカラタチの実を食ったけど、あれだけは如何しても食えなかった。
この話を北原白秋にしたら彼はそれを詩にしたんだよ。
カラタチの実を食べて実感が思い出されてすぐ曲がついた。
食うや食わずの生活を送っていた僕は,ひもじさは共感できた
特に青少年時代の空腹は恐怖に似たものがある。
大先生であろうと小僧であろうと空腹感は似たようなもの。腹が空いてカラタチの実を食べたが、食えなかった話が、二人の芸術家によって名曲からたちの花に結集した話を直接聞いた。今もアノ場面を思い出す

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