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給与所得控除上限は1200万円か?

2010-11-26 09:09:30 | Weblog
この処、税制見直しで何かと話題になる政府税制調査会は、今回全体会議で
サラリーマンの年収の一部が、必要経費と見なし課税所得から差し引ける、
「給与所得控除」1200万円の上限を設定する案を提示しました。

また配偶者控除では厚労省から、所得1千万円(年収1231万円)を超える、
納税者を対象から除外する様に検討を求められました。

是は給与所得者全体の平均給与の約3倍の230~1200万円の給与を貰う
サラリーマン約120万人。

資本金1~10億円の企業の平均給与の約3倍の245~1500万円の給与
を貰うサラリーマン約50万人。

資本金10億円以上の企業の平均給与の約3倍の260~1800万円の給与
を貰うサラリーマン約30万人。

高給取りサラリーマン合計200万人。給与所得者の約5%弱の人に影響が
出て来そうです。

政府としてはこの高給所得者各種控除を縮小しこども手当の上積み財源にする
心積もりらしい。

是で1000億円を上回る税収が見込まれると算盤を弾いた様です。

税調としては上限を2000万円とする案も検討されたが、人数の多い
1200万円が上限と落ち着いた様です。

なお現時点では所得税の最高税率引き上げは難しいと判断し先送りになった
模様です。
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