日々好日

さて今日のニュースは

日本の国際平和維持活動PKOについて

2015-07-13 09:06:55 | Weblog

日本は是まで国際平和維持活動として様々な方面で活動してきました。

紛争国や災害国に行って災害復旧・道路整備・物資補給・輸送・被災救援等々治安維持活動
以外は遣ってきました。

現在存続中のPKO活動は南スーダン国際平和協力業務とソマリア沖アデン湾ジフチの海賊船
監視業務の二つです。

是までモザンビーク・ゴラン高原・イラク・イラン・クエート・東チモール等相当物騒な地域にも
PKO活動で自衛隊が派遣されています。

マタマレー半島沖地震・ニュージランド地震・インド地震等にも派遣されています。

それなりの評価を我が国は受けて居ます。

現在は武器の補給業務は許されていますが、武器使用は最低自分の身を守る以外は発泡は
禁止されて居ましたが、今回防衛のための武器使用は許可されました。

あぶないと思ったら発砲出来ると云う事で、今まで殺される寸前まで武器使用が出来なかった事
からすれば可成り自由になったと言う。

現在ソマリア沖での我が国のPKO活動は東京ドーム2コ分の土地に要塞化した基地がある。
陸自・海自隊員180人が警護にあたっています。

護衛艦が日本から交代で警備に派遣されて来ます。

陸自も協力し道路整備等に従事しています。
基地には白い宿舎やジム・体育館・理髪店・大浴場が完備されて居るとの事。
相当の財政を注ぎ込んで恒久化して居る。
何でも25年まで2年間で200億だそうですから、それから2年経った今相当の額になって居る
でしょうね。

一方南スーダン国際平和維持活動は今も一触即発の状況でJICAの平和部隊や外務省職員は
海外離脱で陸自隊員400名が業務当たって居ると言う。

こちらも結構カネ喰い虫でカネを出す割には報いられない余り得な役回りではない様です。

PKO活動の内容もそうですが財政負担についても、少し減額するとすぐ国際的非難を受けて
全く割にあわない活動です。

今安保法制関連法案の主要部を占める自衛隊海外派遣と国際紛争に巻き込まれる危険性に
ついて審議されて居ます。

さて今後の日本のPKO活動はどの様に実施して行くべきでしょうね。


NNN世論調査安倍内閣支持率逆転不支持41%何が原因?

2015-07-13 06:41:29 | Weblog

世論調査は絶対的なものではない、特に一マスコミの世論調査等、どれ程の価値があるかは
疑わしいとする見方も、あながち否定出来ません。

反面世論の動向が判り大変参考になる面もある。

今回NNNが行った世論調査は大変興味深いものでした。

NNNは今年2月頃世論調査で安倍内閣の支持率を調査しています。
その時点で支持率は51・0%で不支持が32・2%とまあまあの高い支持率でした。

今回先日行った安倍内閣支持率は39・7%で不支持は41%と逆転した事が判った。

この5ケ月の間に何があったのでしょうね。

言わずと知れた集団的自衛権行使を法制化する安保法制関連法案の審議です。

日本の将来を決定づける安保法制関連法案國を挙げての賛成反対の渦となった。

今後日本の平和安全ためには国際社会の一員として積極的に自衛隊の海外派遣等
を行い、協力して行くべきと言う論。
いや日本は憲法9条で不戦の誓いをして居るので、外国の紛争には一切関わるべき
ではない、日本の國だけ守ればよいと言う説。

何れも正論です。

ただ現在の世界状況はそんな甘いものではない事も確かです。
それに日本は世界をリードするだけの力と実績を積んで来て居ていまや傍観者として
居れない立場になって居ます。

日本は腐っても鯛で、今尚経済大国の一つである事は事実です。
技術大国でもあるし、輸入大国でもあります。

当然無防備な立国主義が通用する様な甘い環境ではないです。
竹島を韓国の思いのままにされ、北方領土は完全に取られ、尖閣諸島にケチをつけられ
ながらも黙認しなければならない様な見下げた國になってしまっています。

この点から言えば遣るときに遣れる様な國になるべきと言う國方針も理解出来る。
ただ戦争はイヤだ、もう二度と起こしたくないと言う国民の気持ちも本音です。

さてこの安保法制関連法案は今の状況では可決成立するのではないか?

是に対して世論調査の回答は安保法制関連法案は安倍政権が充分に国民に説明して
いないと回答したのが78・5%でした。

そして今国会で可決成立させるべきではないが58・7%と微妙な回答。

安倍首相の戦後70年談話の内容は日本の平和国家取り組みについて述べればよい
としたのが、45・2%で、イヤ大戦の反省に重きを置くべきが11・9%でした。

是まで歴代首相が繰り返し述べて来た日本の侵略と反省・お詫びについての表現について
どうすべきかの回答は下記の通りでした。

侵略と反省の表現はあった方がよいは41・9%。
お詫びを入れるべきが15・5%。

この問題は大変微妙でお詫びは当然と言うのは判るがこれは脅迫者の心理と同じで
お詫びには限りがなく相手が破滅するまで続くと言う事です。

日本は経済的にも儀礼的にも充分遣って来て居る。
歴史的反省がないと言う國自体が怪しいもので、これは一種の國と國の戦いのなので
この辺で幕を引くべきです。

それとも最後の一線まで言って共に破滅の道を選ぶか?

安倍首相が今年の70年談話では侵略・反省の字句は入れるがお詫びについては言及
しないと言う選択は正しいと思う。
それだけ日本国民とし屹然とした態度はとるべきです。

誰が何と言っても其処は譲れません。
賛成です。

次に腹が立つ新国立競技場建設問題です。

建設費2520億円は余りにもベラボウ過ぎます。

建設費計画を見直すべきが82・9%もあった。

全く同感です。