日々好日

さて今日のニュースは

注目の自民党総裁選

2012-09-15 08:29:02 | Weblog
先行する民主党代表者選を追う様に自民党総裁選が昨日告示され候補者
5名が名乗りをあげて早速総裁選が始まりました。

今回の自民党総裁選は、日本の次の顔となる可能性が充分にある選挙戦
でもあるので、国民としても無関心では居られません。

5氏とも全員、野田首相に早期解散を求める事で一致しています。
社会保障と税一体改革を巡る民主・自民・公明の三党合意についても
5氏とも3党合意の維持で一致を見ている。

消費税増税賛成で社会保障と税一体改革推進賛成となる。

候補者5氏とも領有権問題を最大の事項と見て居る様です。

石破氏は尖閣諸島・竹島の領有権問題は国難と捉え、もっと領海侵犯に
対し厳とした対処を。
安倍氏は日本再起を、領有権問題では毅然とした態度を。自衛隊法改正を。
町村氏自衛隊等の人員・設備強化を。
林氏も大体同じ様な主張です。
石原氏はどうも対中関係や対米関係に重きを置いた発言の様です。

ただ集団的自衛権行使については皆同じ意見の様だ。

またTPP協定参加にしても野田政権の制限なき関税撤廃には反対と云う事
で一致して居る様です。

今回の自民党5氏候補者の主張の差違は余り見られず、ただ総裁に選ばれて
國を動かしたと言う野心が見え見えの総裁選の様だ。

まあ当たり前の事ですが・・・

選挙目当てか?脱原発政府決定す

2012-09-15 07:02:21 | Weblog
政府は閣僚によるエネルギィー・環境会議を開き2030年原発稼働ゼロ
とする目標を掲げた新たなエネルギィー新戦略を決定した。

原発ゼロ目標を初めて政府方針として近く閣議決定する方針。

福島原発事故で世論に迎合する形で打ち出された方針とも言われ、来るべき
選挙対策ではと陰口を叩かれそうな決定とも言える。

福島原発事故以来、原発再稼動が問題となって関西電力の大飯原発再稼動で
野田首相は國と国民生活のため苦渋の選択をすると大飯原発再稼動を許可した。

これで原発再稼動に弾みがつくかに見えたが世の流れは脱原発で日夜国会周辺や
首相官邸に反対デモが続き、野田首相も代表者と逢う事になった。

その頃国会は一体改革案で紛糾、解散総選挙問題が出てきた。

最早解散総選挙は時間の問題と言う事になって来たようです。

世論に敏感な民主党政権です、そこで打ち出されたのが此の決定と見るのは
穿った考え方だろうか?

表向きは原発に依存しない社会に向けて、中長期的エネルギィーや環境政策の
柱として纏められたものと説明されて居ます。

政府はこの戦略で再生可能エネルギィーの拡大を図る「グリーン政策大綱」等を
年末までに纏める方針らしい。

新たな新戦略の骨子は要約すると下記の通りの様だ。

2030年後原発稼働ゼロに向けて政策や資源を投入する。
原発稼働は40年を限度とし安全性を確認した原発のみ再稼動する。
原発の新増設はしない。
核燃料サイクルは再処理事業を関連自治体と議論しながら継続する。
高速増殖炉「もんじゅ」の放射性廃棄物の減量研究を確認
再生可能エネの発電量は30年には10年の3倍以上を目指す。
原発立地自治体への支援措置は継続。

問題は原発の新設・増設は行わないと明記された事で震災前計画中の原発14基。
その内福島第1原発の7・8号機は中止され残り12基の取り扱いが焦点となる。

着工前の川内原発3号機・上関原発1・2号機をどうするか?
着工済み島根原発3号機や工事半ばの大間原発等をどうするか?

突然打ち出された原発ゼロ方針、原発新・増設の停止等々でどうするのか確とした
方針は今からの様だ。

原発ゼロで環境問題のCO2対策は?
地球資源の問題は?
再生可能エネへの切り替えでエネルギィー問題解決可能か?
國の財政は?家庭の家計簿は?
國の産業は?
核燃料等放射能物質や核廃棄物はどうするか?

何の目途も立たないでひとまず原発ゼロを目指そうと言う事です。

人はそれぞれの立場でこの新戦略をどう受け止めるか?