日々好日

さて今日のニュースは

菅内閣発足

2010-06-09 07:29:40 | Weblog
今朝の新聞は菅内閣が発足した事を一面に堂々と報じています。

クリーンな内閣誕生と世間の評判は比較的好意を持って迎えられて居る様です。

しかし政治とカネの問題は解決したわけではなく、むしろ小沢氏国会喚問問題にどう
対処するか早速新しい菅内閣に突け付けられています。

又普天間基地問題では日米合意を尊重し、沖縄負担軽減に努めると言って居るが相反する
この二つをどう決着付ける積もりなのか?

地元に了解もなく日米で合意した事項とても実現出来る事は不可能でまして沖縄や徳之島
では絶対ダメと言われては交渉と言う言い逃れでズルズル先延ばしにされる事は明白です。

今回「脱小沢」を余りにも鮮明にしすぎたため、菅総理の周辺では挙党一致を強調して
来だした。

最後まで決まらなかった農水大臣人事は山田副大臣が親小沢派である事が起因して居た
との噂もあったが、反小沢の急先鋒が小沢先生に学ぶところが多いと持ち上げたりして、 
この処融和ムードに努めて居る模様です。

処で菅総理は就任に当たり妙な事を言い出しました。

まずこの内閣は「騎兵隊内閣」だそうです。
自分の様に草の根運動から始めた者或いは労組上がりの闘士や種々雑多の人が集まり作った
小回りのきく内閣と言いたいのでしょう。

次に最小の不幸の社会を作るのが政治の役割と全く我々浅学の士には判らない言葉を言い出しました。

これて何を意味するの?全く意味不明です。

次に強い経済と財政再建と充実した社会保障は本来一体化すべきものと、矛楯する発言を
しました。

経済活性化優先するなら財政再建は後回し。財政再建優先なら社会保障は後回しが今までの
常識でした。

菅総理は現在バラマキの社会補償費を雇用促進や新しい産業の開発に繋いで、経済活性化に
持って行き、財政を再建しょうと言う構想の様です。

「言うは易し行うは難し」とはこの事でもある。
要は消費税を上げてその使い道を社会福祉の雇用や新しい産業に投資したいらしい。

確実に毎年1兆円ずつ増え続ける社会補償費は今や国家予算の3分の1を占めて居ます。
世界に類を見ない毎年の財政赤字。本年度で44兆円すでに税収を超えて居ます。

日本国は収入以上の借金生活を続けて居る事になります。
何れは破綻する可能性が出てきました。

財政再建と消費税問題はもはや避けて通れない問題です。

この問題を超党派的視野で検討すると言う提案には賛成です。

消費税問題や財政再建に反対する党は国民を納得させる理由なり政策を示して貰いたい
ものです。




  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする