9月6日(水)、太陽で大きなフレアが発生しました。
フレアとは太陽の磁力のエネルギーが溜まっていたものが解放された
ものだと考えられており、同じく磁力の影響で作られている黒点の
近くで発生することがよくあります。
放たれるX線の強度によってクラスが分類されており、今回起きた
太陽フレアはXクラスと呼ばれる最も強いものでした。
また、この太陽フレアに伴い、太陽表面のプラズマの塊が宇宙に
放出され、地球の方へ向かっている可能性が高いと思われます。
多くのプラズマ粒子が地球へと到達すると、磁気嵐が発生したり、
オーロラが活発になったりします。人間活動への影響では、停電
や衛星機器の故障・不具合、通信障害がは発生する可能性があり
ます。
今回起きたXクラス太陽フレア(画像:NASA/GSFC/SDO)
今回のフレアと地球の大きさとの比較(画像:NASA/GSFC/SDO)
太陽活動による影響を観測・把握し、地球への影響を事前に情報
提供することを宇宙天気予報と呼んでいます。
興味がある方は、こちらをご覧ください。