今年最後の日は静かには暮れなかった。
朝から二人で外出したままです。
今日はおせちの配達があります。絶対に留守になることはないから配達時間も指定していないけれど、二人でいないでは配達員も困ってしまうでしょうから、仕方がないから「配達員様急用で出かけますので玄関の中へ品物を入れておいてください」と大きく書いてインターフォンの下にはっておいて出かけます。
今日も新しい当番医を訪ねて遠いところまで走ります。
結局安静が第一ということで入院先を紹介していただく。その場でこちらの希望先に連絡してくださってOKが出た。
また金沢を大横断して希望の病院へ。
またまたラッキーなことには今日の日直は専門医でした。
こんなことでラッキーひとつだけ。
ベッドに落ち着いて必要品を取りに帰ってやっと家に到着。朝昼夕食兼用お弁当を食べながら誰かさんみたいだなとおかしかった。
帰ったらお節とオードブル二つがちゃんと廊下で待っていた。
病院の必需品は≪手ぶらで入院できる≫セットをお願いしてきた。タオルは使い放題(そんなにいらんけれど)コップや歯ブラシスリッパまで付いてくる。
ゴミ出しの当番もある。いつも夫が出しているけれどしばらくはお隣の奥さんにお願いする。
玄関のしめ飾りが私の背は届かないので、隣の新聞屋さんを覗いて所長さんを呼んできてひっかけていただいた。
連絡先の書いたものや読み物・携帯にラジオと小さいけれど性能の良いポータブルテレビを持ってもう一度病院へ。g水分のみで栄養分は≪点滴でとる≫ので何も持ち込むはできない。せめてお茶でもと水○○茶3種類の差し入れです。
せめて明日は祝箸に”鶴”と書いたのを持ち込もうかな?
そういえば私も2011年の大みそかは大学病院で過ごしたのでした。思い出しました。
12時40分に郵便を集めに来ると教えてもらったので、買ってきてもらった筆ペンで、たった5枚書いた年賀状をポストに入れたくて、初めて一人で一階に行ってきました。
その年には夫は”正月はない”とお鏡も飾らない年だったなと思いだして何だか感慨にふける。