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大竹復帰登板飾れず

2011年10月01日 22時20分35秒 | 試合結果
広島 100 001 000 2
巨人 001 000 23X 6
勝利投手:内海(16勝5敗0S)
敗戦投手:永川勝(1勝2敗0S)
本塁打:[広島]赤松1号、石原4号

 先発は約4か月ぶりのに1軍復帰した大竹でした。大竹は直球の球威が離脱前より落ちており、球速が140㎞も出ませんでしたが、制球を意識した丁寧な投球でした。2回は安打と四球で2死1,3塁のピンチを迎えるも、内海を打ち取り無失点で切り抜けました。

 打線は初回に赤松の本塁打で内海から先制点を奪いましたが、その後は拙攻の連続でした。3回は東出と赤松の連打と暴投で1死2,3塁とするも、バーデンが遊ゴロに倒れ、栗原は敬遠ぎみの四球で歩かされて満塁となるも、迎が中飛に倒れて無得点に終わりました。
 直後の3回に大竹が捕まり、2安打などで1死1,3塁とされ、阿部に適時打を打たれて同点とされました。続くピンチはラミレスと高橋由を打ち取り勝ち越しは許しませんでした。
 打線は追いつかれた直後の4回に丸の安打、石原と木村の連続バント安打で無死満塁の絶好機を作りました。大竹の三振は計算どおりでしたが、東出と赤松が共にニゴロに倒れてしまい、まさかの無得点で勝ち越すことができませんでした。
 この悪い流れの中、大竹は4回と5回を三者凡退に抑えて、流れを巨人に渡しませんでした。すると、6回に石原が本塁打を放って勝ち越し点を挙げて、5回で降板した大竹に勝ち投手の権利を手にしました。
 
 6回からは永川勝が登板しましたが、2イニング目の7回に捕まり、2死2塁から藤村に適時2塁打を浴びて追いつかれると、長野にも適時打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 更に8回には青木が1死2塁とされて、岸本に交代するも連続死四球で満塁としてしまい、脇谷に3点2塁打を打たれて試合が決してしまいました。
 打線も7回以降は無安打に抑えられて、昨日と全く同じような試合展開で巨人に大敗しました。


 ついに大竹が復帰登板を果たしました。球威・球速とも大竹らしくなく、調整不足は明らかでした。それでも5回を4安打1失点に抑えたことは、大きな収穫となりました。
 最初は直ぐに捕まりそうで心配しましたが、徐々に球速も上がっていき、4回と5回を三者凡退に抑えたことからも、もう少し状態が良くなってくれば、本来の大竹の投球が戻ってくると思います。
 今季は上位争いから脱落してしまいましたが、大竹が復帰登板を無事に果たしたことで、来季への展望が開けてきましたね。

 打線の拙攻は重傷ですね。3回と4回に満塁のチャンスを作りながらも無得点では勝てるはずがありません。特に4回は左前打とバント安打2本で作ったチャンスで、内海にとっても失点すれば大きなダメージになったはずですが、期待に東出と赤松が内野ゴロに打ち取られてしまいました。
 東出は最近好調で、赤松は前の2打席で安打を放っており、これ以上ない打者にまわっても点が取れないのでは、どうしたら点が取れるのか分からなくなります。
 また、3回は2死1,3塁で栗原にまわるも、巨人バッテリーは勝負を避けて、満塁にしてまでも次打者迎との勝負を選びました。これは5番打者が不在だからです。栗原の後ろを打つ打者がいないことで、栗原との勝負を避けられるのは、ここ数年の課題であり、今季も解消されなかったということですね。来季に向けての最重要補強ポイントですね。

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2 コメント

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Unknown (てつ)
2011-10-02 09:45:20
大竹復帰戦!
残念ですね…
打てなかったし
審判にも恵まれず…
Unknown (尾張きたなごやん)
2011-10-02 20:50:01
勝てなかったのは残念でしたが、5回1失点の結果は良かったので、大竹の完全復活も近いですね。

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