広島 000 000 000 0
阪神 000 010 00X 1
勝利投手:村上1勝1敗
敗戦投手:床田1敗
セーブ:岩崎1勝3S
先発の床田は、初回に2死1,3塁のピンチを招くも、ノイジーを三振に斬ると、4回2死1,2塁も坂本を三振に斬って無失点で凌ぎました。
しかし、5回に安打と犠打で1死2塁とされて、近本に適時打を浴びて先制を許してしまいました。
7回にも2安打を浴びながら、牽制で走者を刺してピンチの芽を摘み取り、7回を投げて8安打2四球1失点でマウンドを降りました。
8回は塹江が1安打無失点に抑えて、投手陣は最少失点で凌ぎました。
打線は、2回に四球と安打で1死1,2塁の先制機をつくるも、坂倉が併殺に倒れて好機を逸すると、5回には2死から2塁打で得点圏に走者を進めながら、菊池が三振に倒れてしまいました。
6回から8回は三者凡退に抑えられ、9回2死後に代打會澤が安打を放つも、最後は小園が二ゴロに倒れて、36イニング連続無得点となり、リーグワーストタイ記録となる4試合連続零封負けを喫しました。
打線が深刻な貧打に陥ってしまいました。最近状態の良い矢野を2番に抜擢しましたが、無安打と不発に終わり、まさかの4試合連続零封負けという惨状で、浮上の糸口が全く見当たりません。
連続無得点イニングが続いていることが、野手陣へのプレッシャーになっているように感じられ、最大の好機であった2回の1死1,2塁の場面でも、2-0と打者有利のカウントでありながら、坂倉がカットボールをひっかけて二ゴロ併殺に倒れてしまいました。
好機で得点を挙げなければという思いが強すぎて、力みに繋がっていると思われます。
どんな形であれ、1点取ることができれば、重苦しい空気を払拭して、チームの雰囲気も良くなるはずです。そのためにも、大胆な選手起用で野手陣を刺激して、悪い流れを断ち切る必要があると思います。
明日こそは、新井監督の驚きの選手起用により、この負の連鎖を終わらせてほしいですね。