はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

千本のしだれ桜が咲く高見の郷へ(第1章)

2024-04-12 18:15:25 | 桜の旅
高見の郷のことは以前から気になっていたのですが、やっと行くことが出来ました。
高見の郷は大自然の中にしだれ桜の庭園をつくりたいという想いから誕生したそうです。
個人でせっせとしだれ桜の木を植え続け、20年かけてつくられたそうです。

高見の郷について調べていると、奈良県でも1、2を争う人気のスポットであり、大変な混雑が予想されました。
平日でも8時ごろに到着すれば、近くの駐車場が満車になりどんどん遠くの駐車場に停めることになります。
この前の土日には入られなかった人もたくさんいたそうです。
ということで、この日は家を6時前に出発し、現地には7時30分に着いて第1駐車場に停めることが出来ました。

第1駐車場に停められたのは良かったのですが、天空の庭に行くバスの時間まで1時間半もありました。
ということで、山道を歩いて行くことにしました。結果的にこれが正解でした。

第1駐車場から歩き始めました。駐車場のあたりはまだ日がさしていませんが、見上げれば青空が広がっていました。


そして、これから登って行く方には、素晴らしい景色が待っていました。


まだ日がさす前の桜の園です。


バスなら5分もかからないところですが、歩けば30分ほどの道です。


それでも、この景色を見ながらなので、全く辛さは感じません。


山道にも日が当たり始めました。


桜の園も輝きはじめました。なんとも美しい景色です。


いちいち立ち止まっては写真を撮るので、なかなか進みません(笑)


青空にしだれ桜のピンクがよく映えます。


この景色だけでも十分満足ですが、まだここは序の口です。


この辺りはまだ日が当たっていませんが、それでも美しいです。


全ての桜がしだれ桜というのもいさぎよしです。


見えてきた山は高見山です。2022年1月に登って、霧氷に感動したことが忘れられません。


白っぽいものからピンクの濃いものまで、様々なしだれ桜が植えられています。


思い出の山と桜のコラボが嬉しい限りです。


早起きしてやって来た甲斐がありました。


手前から奥の方までしだれ桜です。


天空の庭まで登って来ました。ここまで写真を撮りながらゆっくりと歩いて50分でした。


今回は連れ合いさんも一緒でしたが、天空の庭まで頑張って歩きました。桜のパワーをいただいたのでしょう。
天空の庭で美しいしだれ桜を撮影したあと、千年の丘といわれる展望台をめざしました。

<つづきます>

※撮影日 2024.4.10