はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

夏の信州紀行(大糸線と青鬼集落)

2023-09-02 15:39:39 | 知らない街をぶらり
この日の宿は白馬村でした。
安曇野での観光(といってもちひろ美術館だけですが)を終えて、白馬村へと向かいます。

何の写真かよくわかりませんが、よ〜く見ると電車が走っているのがわかるでしょうか。(車の助手席からの撮影です)



国道147号線を白馬に向かって走っていると、安曇沓掛駅を過ぎたあたりで大糸線の電車を見つけました。(上の写真です)
そして、しばらく並走して走ることになりました。

大町が近づいてきた高瀬川の橋梁です。晴れていれば、後ろに北アルプスが見えるのですが。



稲尾駅に停車する普通電車です。信濃大町駅でお別れかと思っていたら、直通の南小谷行きでした。



向こうに見える湖は木崎湖です。ここは車から降りて撮影しました。



何年か前にも、ここで撮り鉄をしたことがあります。



木崎湖を過ぎたら、線路も道路も勾配がきつくなります。南小谷まで追いかけたかったのですが、大糸線ともここでお別れです。



白馬村に到着しましたが、宿に行く前に立ち寄りたい所がありました。
やって来たのは、青鬼(あおに)集落です。



ここは「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている集落です。



白馬紫米といって貴重なお米のようです。



「この木なんの木気になる木♪」です。



晴れていれば後立山連峰の高峰が見えるのですが、残念ながら雲の中でした。



何も無い所ですが(失礼)、それがまた良いのです。



「日本の棚田百選」にも選ばれた棚田の一本道を登って行きます。



お目当は、この石仏です。



優しいお顔で集落を見守っておられます。



青鬼集落は2度目の訪問でしたが、「長閑」という言葉がぴったりの集落です。
今回も後立山連峰の勇姿を見ることができませんでしたが、いつの日か写真に収めたいと思います。

※訪問日 2023.8.28