シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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なぜ中国は嫌われる

2022年12月18日 | 歴史をひも解いて
11月 インドネシアでの習主席とバイデン大統領の首脳会談の背景に、ボクシング写真を重ね 合成しています。
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日々 ネット報道を読んでいると、“中国人非難 中国企業排斥 中国人締め出し“ などのニュースを多々読みますから、中国にとってネガティヴな見方が増えているといえます。 中国人・中国企業が世界中に進出してきたから、そうなのかというと __

実は 以前から 世界中に中国人は進出していましたが、中国人街という狭い地域で中国料理を提供する店があるだけで、殆どの人は関わりがありませんでした。

最近は 中国人・中国企業・中国そのものが世界中から好かれてない雰囲気を強く感じます。 それはいつ頃からかというと、約30年前からだろうと思います。 中国が世界市場に参入し始めた時からですね (それ以前 貿易等で中国と関わる事は、非常に稀でした)。
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『中国 EV 半導体、欧州で排除の波 買収拒否で戦略見直しも』(12月12日 日経 ※1)
『米国による半導体輸出規制の打撃重く、中国の電気自動車は険しい道のり』(12月10日 Record China ※2)
『中国の技術革新は少なくとも5年は止まる “半導体戦争” アメリカ輸出規制の衝撃』(11月24日 FNN ※3)
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それだけ 世界中で、中国・中国人と関わる事が増えてきた証拠だともいえます。 中国が世界市場に参入したのは、ローエンド製品からでした。 低価格・低級クラスの製品です。 高度な技術を持っておらず、また高度な製造装置も持っていなかったので、人海戦術でローエンドの手工業製品を中国国内で作り、安値で世界に輸出したのです。

安価な製品を求める世界の消費者は、中国製品を購入します。 中国以外に低価格製品を作る国はあまりないのです。 低級製品で財力を付けた中国企業は、製造装置を導入して 次に中級製品を作ります。 更に 次には 技術力を高めて、高度製品・高級製品を作り、世界中に輸出しますが、高価格で売れるかというと そうではありません。

„中国製品は中低級ものというイメージ“ が世界中で出来上がっているので、高級製品を高価格で売り出しても、買う人がいないのです。 それでサーバーや監視カメラ、ドローンなどの高度製品も低価格です。 この低価格というのは他国では実現不可能です。

台湾企業の中国工場で ハイテク製品の iPhone なども製造していますが、パーツを殆ど輸入し、安価な労働力で作るだけの „技術のいらない単純組み立て作業“ で、中国人の人件費が上がってくれば いずれ中国外の工場 (例えば インド) へ移転していくでしょう。

縫製業のユニクロなどは、すでに少しずつ中国外へ移転しています (私の履いているユニクロのGパンはバングラ製です) __『アップルの中国製造拠点、縮小鮮明に 高まるリスク』(12月1日 ロイター ※4)・『大企業が次々に中国からベトナムに乗り換え』(9月2日 Record China ※5)
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また 中国人の行動様式も、世界の一般行動様式とは異なります。 中国人の多くは、世界でも 中国国内と同じ行動様式を取るので、摩擦が生じる・ヒンシュクを買うのです。 想像するに 中国人は世界のルールに合わせるのではなく、“世界が中国のルールに合わせるべきだ“ と考えているのでしょう。

なぜ そうなのか? それは歴史的に何千年も東アジアで覇権を唱える大国だったことと、世界人口 80億人中 14億人が中国人という数の多さからきているのでしょう。
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日本の尖閣諸島付近に度々中国船が押し寄せ、いつなんどき上陸して中国領だと宣言しないとも限りません。 常に警戒し、抗議を続ける事が重要です。 後述 (※7) のフィリピン海軍への仕打ちは、中国のフィリピンへの舐め切った態度そのものです。
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『日本の商品を転売目的で „爆買い“ した上、消費税を踏み倒す中国人たち』(11月22日 Record China ※6)
『フィリピン海軍 “中国海警局に浮遊物奪われる” ロケット残骸か』(11月21日 NHK ※7)
『自民党議員が警視庁マークの „中国人女性“ に溺れて首相に紹介』(11月9日 デイリー新潮 ※8)
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ハニトラを平気で行う中国女性の例 (※8) は、何と論じたらいいのか … この辺りの感覚は、もう国民性の違いとしかいえません。 そんなスパイ行為をして、報酬はどこから出るのでしょうか。 中国へ渡航する男性は、よほど気を引き締めて行かないと危ないです (私は中国へ行った事はありませんが、香港へは観光旅行で夫婦で行きました)。
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『ドイツ政府、半導体工場の売却差し止め 中国企業向け』(11月9日 日経 ※9)
『ドイツ人の 58% „経済にマイナスでも中国により強硬に対応すべき“』(11月5日 Record China ※10)
『中国製スマホの利用者、スパイ被害のリスクとベルギー警戒』(2月14日 Bloomberg ※11)
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最後に怖い話しです。 中国製のスマホ・監視カメラ類は危険です。 格安だからといって …


中国・上海の街頭に設置されている監視カメラ(2021年1月 ロイター)
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『逮捕の決め手は „中国ならではの恐ろしさ“ 美人殺人犯に死刑判決』(12月8日 rkb ※12) __ ショッピングセンターには AI 搭載の監視カメラが多数、設置をされている。 AI が一人ひとり異なる眼の瞳孔を読み取り、瞬時に逃亡犯と同一人物かどうか判断 …

『格安の中国製 „防犯カメラ“ にバックドア 検査なくネット通販で世界に輸出』(18年8月9日 FISCO ※13) __ 中国のアンドロイド携帯のユーザーは内蔵カメラがユーザの許可なく自動的に起動すると報告した。

『“全世界の国民を監視“ ハイテク監視の手を広げる中国共産党』(18年6月26日 大紀元 ※14) __ 購入した中国製ネットワークカメラは操作していないのに勝手に …
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今日はここまでです。

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