「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

駒木鹿子踊 県立博物館公演 参 後半

2016-11-02 20:17:37 | 遠野

 駒木鹿子踊保存会の皆さん

というより今回の公演に参加した皆さん。

集合写真、十数枚撮ったけど旗は見えないわ、子供たちは別な方を見るわでまともな写真とはならず・・・

遠野なんだりかんだりの笛吹さんに仕切ってもらうも、なんとか撮れたが本音、結局、オフィシャルの私はまともな写真(集合写真)は撮れず、タイミングもありますが力不足ですね・・・謝

 

さて・・・

前回からの続き・・・

場所を古民家、南部曲屋に移しての演目「墓踊り」

別団体で云う「位牌誉め、仏壇誉め」の演目となると思います。

 

 

「中達入れよや中入れよ 中達入れなけれや庭はしげない」

 

鹿子の両脇に太刀振りの女性ふたり・・・

駒木鹿子踊、大夫であった亡父が書き残した昭和30年代の式定には太刀振りではなく「中太鼓」(なかでご)2名が鹿子の両脇で立ち踊るなり・・・と記されている。

昭和40年代前半までは、女子は踊り参加していない現実があり、中太鼓も男子だったと推測されるも、現在では太刀振り含め女性の参加は不可欠なので、これはこれで現実を受け止めるしかないですし、流れもそのとおりで否定するものではありません。

 

・・・・・

「香の煙けれど細けれど 天に登りて邑曇となり」

 

何度か、他団体の位牌誉め等は観たことあるけど、その違いは今の小生の段階ではなんともいえませんが、古来から伝えられた演目のひとつが、そのまま近くに伝承されている印象が強いものであると印象づけられる。

それだけインパクトがあり印象に残る演舞であった、ただこれだけは言える内容でもありました。

 

昼食を挟み午後の部

いよいよこの日の公演も後半戦

午前と同じように通り踊りから一通りの流れの踊り・・・

会長さんは午前の部とは同じながらも、ちょっと違うみたいな解説ですが、何処が違うのかは地元民の小生も気が付かない・・・(;^ω^)

笛吹氏が仰せでしたが、太刀振り、中太鼓の踊りの精度が、さらに高ければ、元祖駒木鹿子踊りは、さらに高みを望める・・・小生の長男、次女が踊っていた頃に比べれば、随分と上手くなったものだと思うも、確かに他団体に比べれば生意気な表現ながら、もっと精進が必要と確かに思う場面も・・・

上手い人は上手いですが平均的にみるともう少し・・・そんな気がします。

見事な扇の舞ですが、さらに精度が必要かな?

 

門を誉め、庭を誉め・・・

 

いよいよ「女鹿狂い」

 

「女鹿訪ねて行かんとすれば 白山に霞かかりし」

 

自分の縄張りの山々、憧れの女鹿を探していた雄鹿(先鹿)、なんとかお目当ての女鹿に会い恋を育んでいるも若い雄鹿が現れ、主の雄鹿に戦いを挑む、激しい戦いの末、若い雄は主の雄鹿は敗れる。

起死回生を図る若い雄鹿は再び挑戦、遂に主の雄鹿を倒す・・・。

しかし・・・

主の雄鹿、快復を待って若い雄鹿に戦いを挑み、激闘を制して若い雄鹿を退ける。

最後は、戦った同士、雄鹿、女鹿も肩を並べて楽しく踊るという演目。

 

役踊りでは見応えもあってストーリーも解りやすい演目である「女鹿ぐるい」

駒木ならではの重厚で素晴らしい踊りでありました。

他に元祖たる駒木鹿子の奥義「案山子踊」「紅葉四つ掛かり」というあまり演じられない演目が控えている。

今回の公演での披露はありません・・・。

 

そして・・・

数十年ぶりと云われる「鹿酒盛り」

4頭の鹿子による演目

 

某団体が、やはり数十年ぶりと称して演じた内容とは、ほとんど違う・・・

盃を煽る動作もなく、会長さんが演じる前に、さもない普通の踊りで大したことは無しと言ってましたが、違和感もなく、これが正当な踊りで何かしら追加も演出もなし・・・まさしく元祖故の踊りであると実感できるものでした。

 

亡父の残した式定にも、しっかりと記されておりました。

「此の酒をいかなる御酒だと思召し 音に聞こえし加賀の菊酒

酒の肴に鯛と鯉と鮒 音に聞こえし ならのから梅」

 

笛吹山さんも自ブログで記してますが、会長さんは遠野の地酒「国華」の大吟醸がお勧めということですが、遠野の上閉伊酒造の大吟醸「国華の薫」もいいですが地元でも手に入らない、小生も見たことも飲んだこともない大吟醸「雫酒」(上閉伊酒造)、これがお勧めです。

 

聞くところによる70代の師匠の方々が盛んな頃に踊ったのが最後とか?

おそらく師匠の方々が30代の頃か?そうしますと30年~40年前と推測され、亡父も大夫として「鹿酒盛り」を演じていたことになります。

そう考えると感慨深いですね。

 

ほぼ一日、岩手県立博物館での公演、十分保存会の皆さんは演じられたと思いますし、観られた方々も満足されたものと思います。

素晴らしい公演だったとホントに思いました。

 

18時から地元で懇親会

鹿踊り談義、地元でもあるので昔の思い出話し・・・

普段、あまり地元での飲み会には参加しない私でも皆さん、親しく声を掛けていただき、たいへん嬉しかったのか、飲み過ぎ・・・(;^ω^)

結局、どうやって自宅へ帰ったのか?全く記憶がない・・・(-_-;)

気が付いたら朝で寝室で寝ていた・・・

無論、久々の辛い二日酔でありました。

大いに後半戦は反省というところです・・・(;^_^A

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2 コメント

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駒木鹿子踊 (笛吹)
2016-11-03 22:07:24
博物館での演舞、これで終了ですね~
写真もきれいだし、駒木鹿子踊の歌詞も入っていい感じです。
ちなみに、鹿酒盛りの歌詞で「十七は」の「は」の字がひらがなになっていますが、写す何冊か前の本は「十七、八」で、漢字だったものをカタカナの「ハ」と勘違いしたのではないでしょうか?(お尊父様がという意味ではありませんよ)
十七、八もの銚子や盃を携え持ちて・・・要するに沢山のお銚子や盃をという意味ではなかったのかと思っています。
まあ、どこの団体も訛った歌詞だったりして意味がわからなくなっていますが・・・笑

福泉寺の紅葉、見事です!上郷方面ではなく、松崎方面に行くべきでした。汗
間違い・・・おそらく (とらねこ)
2016-11-04 06:50:54
笛吹さん
博物館公演エントリーはラストということになります。
鹿子酒盛りの歌詞についてはご指摘、すみません。亡父が記したのは20歳そこそこの内容で清書したのが親戚筋の小父さん、当時は高校3年生だったと聞きますので多少の間違いはあったのかな?と思います。
それにしても高校生が記した文字とは思えない出来、昔の人達は凄いという思いです。
紅葉はもう少しだけ楽しめそうです。

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