来場保護者の人数制限のない全校生徒による体育祭。
昨年よりさらに一歩前に進んだ行事となりました。
会場はおなじみ綾瀬の東京武道館。
コロナ禍前にやっていたパワードスピーカを増強した音響工夫をしていたスタイルで臨みました。
毎年毎年放送部が事前準備をしっかりしていても、体育祭実行委員会がちょっと弱々しいという構図は何ともなぁとは思います。
しかしそのことで部員が学び、さらに翌年備えるということにもなっているので仕方ありません。
スピーカを繋ぐという基本的な部分で準備不足があったり、音源の用意にあまり工夫がなかったことなどありましたが、進行はしっかりできていました。
予定時間より30分ほど押して終盤を迎えましたが、大きな混乱なく終えたことは良しとしましょう。
生徒主体の大前提は、生徒のやる気とコミュニケーション能力。多くの生徒をその意欲で巻き込んで、これが足りているこれが足りていないと意見を交わして行動していくことが大切です。
体育祭実行委員会と上手に連絡を取り合って、根本的な大きい動きに変える作業を副部長のU君が担っておりました。部としては、それを2年生がなぞらえ動いたのが何より成果だったと思います。
次年度に向けて、放送部として何ができるのか、そして何をすべきなのかをもっと増やしていけたらいいですね。
館内のモニュメント。きっと気づいている人は少ないのでしょうね。
パワードスピーカーの威力がすごいので、近隣の方から少々ご指摘をいただいたようです。
次年度はタイミングも含め、メリハリが必要なのかもしれません。
来年さらに魅力的な演出を目指したいところです。
本日3年ぶりの全校そろっての体育祭がありました。
思い起こせば2年前は中止、昨年は学年別の縮小実施。ちょっと体育祭とは何ぞや(大袈裟?)ということを忘れかけていたところに今日がやってきました。
場所はここ何年も使わせていただいている綾瀬の東京武道館。ここ最近の自然環境を考えると室内実施はとてもありがたい。屋外の良さは十分理解できますが、天候に左右されず、なおかつ熱中症のリスクも少ない環境はなかなか手放せない条件ではあります。
とは言っても、コロナ禍が終焉を迎えているわけではありませんので最少メンバーで司会進行を行いました。数年前から出来上がっている体育祭実行委員会との実況など進行の住み分けなど、個人的にはむむむということがなくもないのですが、今のメンバーはすでにその辺りのイメージはないようなので蒸し返すこともないのかなと思いました。
できる中で新しいこと、古いことと色々交わりながら進化していけばいいのでしょう。iPadが復活したり、ラジカセが出戻ったりなど見ると、身軽にやることも1つの手なのだなと実感しました。
来年の予算は新しいミキサー(壊れたわけではありません)かなと思ったり。
そういえばここで傘を差さなかったことは珍しいなと思ったり。
3年生にとっては最初で最後の全校生徒での体育祭。それは万全なものではありませんでしたが、来年、後輩たちが進化したアイデアでまた体育祭に関わっていくはずです。
今日は卒業式。高校第74回、鉄道学校通算第170回。
毎年のことですが今月は部員が3分の2。学年末は色々淋しくなります。
明日から試験ということもありますが、一段と寂しさを感じる佇まい。
2年生になってすぐにコロナ禍。最終学年も大きく影響を受けた今年の代。その中で私が根負けするくらいよく話し合いをしておりました。そこは誉めなければいけないですね。
肝心な式。答辞のKさんの言葉には感動しました。高校生活で何ができて何ができなかったのか。最後の最後で色々な言葉で示すことができるのは幸せなことです。
卒業生を見送って、また1つ年を取ったこともしみじみ実感しました。