岩倉高等学校 放送部

東京都台東区上野にある岩倉高等学校・放送部のブログです(創部1958年)

卒業証書授与式

2024年03月03日 | 行事
昨日は卒業証書授与式。
明治30年に創立した本校の高等学校として76回目、鉄道学校通算では172回目の式でした。



一昨日から比べるとぐんと気温が下がった朝。気分も身体も引き締まります。

今から3年前に10数年ぶりに担任に復帰し、そのまま持ち上がった生徒たちを見送りました。なかなか勘が戻らない日々に迷惑をかけたことが多々あったのですが、何より生徒や保護者の皆さんに助けられました。
運輸科なので大半が就職希望。37名中33名が鉄道関係に内定し、残り4名も無事大学に現役合格しました。


最後の教室の黒板の姿。じっくり見ると彼らの(女子はいないクラスです)住まいもこれからの勤務地も壮観。


今年から卒業式後はクラス別に適宜会を催すという流れ。運輸科は全体でやりましょうということで、実に「鉄分」多めの会を実施しました。



昼食はご当地ならではの特製弁当。




生徒(卒業生)がアンテナショップをたくさん回り調達した品々。

クラス別に制作した(放送部みたい…)映像の全編80分!や、ちょっとした味比べ企画や、絶妙なトークなどあり結局3時間にもなりました。



保護者の皆さん含め、クラスから花束や自画像(!?)などお品をいただき、あと数年はあるのですが気分は定年という感じになりました。


やたら「お身体大事にしてくださいね」と声をかけられました。きっとくたびれているように見えるのでしょうね。確かにさすがに年が年なので色々燃え尽き気味。
でも恐ろしいことに教員業は自分の年齢が分からなくなる職業なんです。もう少し頑張ってみます。




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岩倉祭

2023年09月25日 | 行事
今年の4年ぶりのフルリアル開催。
お陰様で無事終了しました。一応開催責任者(大責任者は校長先生ですが…)なので、もう最後はヨレヨレでした。

思い返せば5月に生徒実行委員会が立ち上がり、そこから4か月。
正直毎年毎年きついです。怒られてしまいますが、早く終われみたいな感覚に陥ることもあります。
しかし、終わってみるとそこそこの達成感はありますし多少なりとも寂しさも感じます。それは放送部の活動と同じですね。

実行委員長のYさんが悩んで悩んで最後の最後に決断したスローガン。「青春は遅れてやってくる」というフレーズ。
ここ数年、四字熟語や英語が主流だった中、自分に向き合って結局出てきた言葉は楽曲のタイトルみたいなものでした。その本音に基づいたものをどうやるとみんなが具現化できるか、そんなことに時間をかければかけるほど色々足りなくなるという状況に、大人のとりまとめ係としては正直不安しかありませんでした。


でも結局彼ら彼女らの「青春は遅れてやってきた」のかなと今は思います。

さて、放送部。
青春テーマにイワクラジオ。人形焼きを卒業して「はちみつ」の青春の始まり。色々取り混ぜながらバタバタしてもごちゃごちゃしても、結局それが青春というものなのだから、その名の通りのものになったのかもしれません。





姿かたちは大切。テンションも上がります。


はちみつはめでたく完売。少々値の張る商品も、物語があると売る側も購入してくださる方々も「ならば」というエネルギーにつながることを感じました。


今日は後片付け日。恒例の部室リフォーム。
岩倉祭のために前に出ていたあらゆるものをいったん空にして模様替え。半日以上の時間がかかりましたが、何とか終了。


今年も大勢のOBOG(もちろん保護者の皆様も)に来てもらい、後輩部員たちは幸せ者だと思います。「掃除機」や「無線機」などを寄付してもらうなんてあまり聞きません。


たくさんいただいたお菓子を食べながら、この岩倉祭を振り返る時間を持ちました。中には泣きそうになりながら話す部員もいて、大変でも何かを成し遂げようとすることには大きな意味があるということを感じました。

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体育祭

2023年06月27日 | 行事

来場保護者の人数制限のない全校生徒による体育祭。
昨年よりさらに一歩前に進んだ行事となりました。

会場はおなじみ綾瀬の東京武道館。
コロナ禍前にやっていたパワードスピーカを増強した音響工夫をしていたスタイルで臨みました。


毎年毎年放送部が事前準備をしっかりしていても、体育祭実行委員会がちょっと弱々しいという構図は何ともなぁとは思います。
しかしそのことで部員が学び、さらに翌年備えるということにもなっているので仕方ありません。


スピーカを繋ぐという基本的な部分で準備不足があったり、音源の用意にあまり工夫がなかったことなどありましたが、進行はしっかりできていました。
予定時間より30分ほど押して終盤を迎えましたが、大きな混乱なく終えたことは良しとしましょう。


生徒主体の大前提は、生徒のやる気とコミュニケーション能力。多くの生徒をその意欲で巻き込んで、これが足りているこれが足りていないと意見を交わして行動していくことが大切です。

体育祭実行委員会と上手に連絡を取り合って、根本的な大きい動きに変える作業を副部長のU君が担っておりました。部としては、それを2年生がなぞらえ動いたのが何より成果だったと思います。
次年度に向けて、放送部として何ができるのか、そして何をすべきなのかをもっと増やしていけたらいいですね。


館内のモニュメント。きっと気づいている人は少ないのでしょうね。


パワードスピーカーの威力がすごいので、近隣の方から少々ご指摘をいただいたようです。
次年度はタイミングも含め、メリハリが必要なのかもしれません。


来年さらに魅力的な演出を目指したいところです。

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体育祭

2022年06月24日 | 行事

本日3年ぶりの全校そろっての体育祭がありました。
思い起こせば2年前は中止、昨年は学年別の縮小実施。ちょっと体育祭とは何ぞや(大袈裟?)ということを忘れかけていたところに今日がやってきました。


場所はここ何年も使わせていただいている綾瀬の東京武道館。ここ最近の自然環境を考えると室内実施はとてもありがたい。屋外の良さは十分理解できますが、天候に左右されず、なおかつ熱中症のリスクも少ない環境はなかなか手放せない条件ではあります。

とは言っても、コロナ禍が終焉を迎えているわけではありませんので最少メンバーで司会進行を行いました。数年前から出来上がっている体育祭実行委員会との実況など進行の住み分けなど、個人的にはむむむということがなくもないのですが、今のメンバーはすでにその辺りのイメージはないようなので蒸し返すこともないのかなと思いました。


できる中で新しいこと、古いことと色々交わりながら進化していけばいいのでしょう。iPadが復活したり、ラジカセが出戻ったりなど見ると、身軽にやることも1つの手なのだなと実感しました。


来年の予算は新しいミキサー(壊れたわけではありません)かなと思ったり。


そういえばここで傘を差さなかったことは珍しいなと思ったり。


3年生にとっては最初で最後の全校生徒での体育祭。それは万全なものではありませんでしたが、来年、後輩たちが進化したアイデアでまた体育祭に関わっていくはずです。

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卒業証書授与式

2022年03月01日 | 行事

今日は卒業式。高校第74回、鉄道学校通算第170回。
毎年のことですが今月は部員が3分の2。学年末は色々淋しくなります。


明日から試験ということもありますが、一段と寂しさを感じる佇まい。

2年生になってすぐにコロナ禍。最終学年も大きく影響を受けた今年の代。その中で私が根負けするくらいよく話し合いをしておりました。そこは誉めなければいけないですね。


肝心な式。答辞のKさんの言葉には感動しました。高校生活で何ができて何ができなかったのか。最後の最後で色々な言葉で示すことができるのは幸せなことです。


卒業生を見送って、また1つ年を取ったこともしみじみ実感しました。

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