岩倉高等学校 放送部

東京都台東区上野にある岩倉高等学校・放送部のブログです(創部1958年)

ポジティブなこととネガティブなこと

2018年10月30日 | 活動

計画していたことはもちろん、そうでなく漫然と考えていたことでも、上手くいかないことが見え始めると大抵ネガティブな気持ちになります。その気持ちは、程度の差こそあれ大抵の人が持ち合わせる立派な感情です。

多分その感情は、ポジティブかネガティブかのどちらかで、どっちでもないということのない不思議な感情だと思うのです。だから、言葉で励まされてネガティブが一気にポジティブになることも、また発散される何らかの行動で同様になることも、根本的には難しいのかなと感じます。

そんなことを書くと、「方法など何もないではないか」と考えるでしょう。実際、その悩みを根本的に解決することが最もすべきこと。ただ、そもそもそれがうまくいかないことが見え始めているからこそのジレンマの感情です。


以前も掲載しましたが、空気が抜けながらもかろうじて浮いているこんなオブジェを見ていて、ふと思います。

満タンで浮かび上がる意気揚々としたオブジェでなくても、一先ず浮いているオブジェという手もあると考えることです。まどろっこしいことを書きましたが、ネガティブをポジティブに変える道は、考え方の選択肢を増やすことです。これがダメならあれ、あれがダメならそれ。不必要なこだわりは、本質的な前進を妨げる厄介者です。

そんな考え方の選択肢を増やすために、日々人は学習しなくてはならないのだと思います。

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来週の今日

2018年10月27日 | 活動

来週の土曜日、東京都高等学校総合文化祭・放送部門の予選。

やっとなのか、いよいよなのか、はたまた「もう」なのか。ここまでの逆算が逆算になっていてもいなくても、時間はどんな人にも平等の「来週の今日」。できることにしがみつくのか手放すかのどちらか。何となく持っているという程度なら、いっそ手放して気を楽にするのもいい。

中途半端はよくない。何事も緩急が大切と思っている。並々ならない集中力で取り組み、それ以外は休養する。少し妙なことを書きますが、自分を超越する何かを得ようと思うなら、それしか方法は見当たらない。

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進むべき道

2018年10月21日 | 活動

高文祭東京都予選まで2週間を切りました。先月からほぼ休日なしで活動してきましたが、さすがにそろそろガス欠気味(顧問だけ?)。

やるべきことをあげるとまだ色々あるわけですが、定められた時間を考えると、さすがに相当優先順位を付けざるを得ません。あれもこれもと取り込みすぎると消化不良ということになるわけです。ここで大事になるのが何を最も大切にし、欠くことなく進めていくのかということです。どんなに時間がなくても、何とか作り出して整える意地が求められます。


色々と記録してきたものも、済めば消しを繰り返してきました。




番組(作品)の収録も、校内の「音」と格闘しながら進めてきました。

あと少しの時間を丁寧に使いながら、進むべき道をたどっていきましょう。進めべき道のよりどころは、ぼんやりした未来予測ではなく、論理的な確信が照らしてくれるものです。

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刻む

2018年10月13日 | 活動

一昨日、「決断」と題して掲載した文章。思わせぶりな拙文だったため、幾人かの方々から大丈夫?とご心配の連絡をいただきましたが、大丈夫です。次に進むための段取り作りにすぎませんのでご心配なく。

さて、相変わらず大会準備で部員たちは右往左往しておりますが、毎週木曜日に実施している部会をスキップしたこともあり、今日それに類することをしました。と言っても、連絡事項や何かの決定相談というわけではなく、私のトーク。今年のNコン報告号が送られてきましたので早速そのことについて話をしたかったのでしました。

結局、「伝える者」が目指し、行きつくべきところは受け取る人の「共感」だということを言いました。とにかくとことんそれを目指すことだと思います。そのためには、日々目を輝かせ夢や目標を好み、「くそまじめ」に生きることです。青臭い言葉ですが、青春はやり直せないし挫折は癖になります。真っすぐ苦労していくことです。

青春はいつでもあるという人がいますが、そうなのかな?と思います。心に刻まれた最初のインパクトは一生残ると思っています。放送部としてのこの活動は恐らく今まで経験したことがないものばかりの部員たち。だからこそ、今この瞬間の苦労を「くそまじめ」に刻んでほしいと本気で考えています。

サッカーのカズが、先日とある新聞でこのようなことを言っていました。
小学生で鎌倉の大仏を見た。初めて見上げた大仏は『うわあ』とのけぞるほどだった。中学生で訪れた奈良の大仏。鎌倉のときほどピンとこない。より巨大で〝すごい〟はずなのに。

この記事を読んで、これだよこれ!と思わずのけぞりました。もし、部員たちが将来そんな気持ちを味わう瞬間があるとしたら、してやったり本望です。


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決断

2018年10月11日 | 活動

私たちは日々色々な事を選択しています。朝起きる時間、乗車する電車の時刻、仕事の順番等々。選択という行為そのものが、きっと人生というものなのでしょう。

In the end, we are our choices.」かのアマゾン創業者の言葉。

結局、人は選択したことの総体である、といったところでしょうか。つまり、良い選択(自分の意志で決めたこと)の積み重ねがより良い自分を創っていくという考えです。

今日2年の部員が、とある決断を下しました。考え抜いた選択であれば、単なる決断ではなく英断でしょう。ただ、下した後が一段と重要です。情熱を保ち、準備を続けましょう。

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