アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド 岩井俊憲です。

昨日(1月10日)のメルマガで ヒューマン・ギルド の 永藤かおる取締役研修部長が巻頭言で「本場の、今の、『アドラー心理学』をガツンと学べるチャンス ~揺るぎなさと、『動き』と~」を書いたことが好影響を与えたのか、

東京1日コース「アドラー心理学の歴史的流れ:時を超えて存在する理論とその応用」

が満員御礼、キャンセル待ち状態になりました。

なお、「アドラー心理学(困難を乗り越える心理学)のエッセンス」は、

大阪開催(1月26・27日、土日)

東京開催(2月2・3日、土日)

とも受け入れ可能です。

さて、『「勇気づけ」でやる気を引き出す! アドラー流 リーダーの伝え方』(岩井俊憲著、秀和システム、1,500円+税)が来週の17日に発売となります。

「勇気づけ」でやる気を引き出す!
アドラー流リーダーの伝え方
岩井俊憲
秀和システム

Amazonでも予約受付中です。

秀和システムの新刊案内では、その全貌が明らかになっています。

この本の内容

結果を出すチームは、リーダーが部下のやる気を引き出し、自主性を発揮させるチームです。
反対にリーダーだけが頑張るチームは、部下が自主性を発揮しないため結果がでません。
本書は、アドラー心理学に基づいて、部下のやる気を引き出す「勇気づけ」のリーダーになる方法や、周囲の人とのコミュニケーションのとり方を具体的に解説します。
年上の部下、ミスが多い部下、不満が多い部下など困った部下へのタイプ別アプローチ法も満載です。

目次

勇気づけのリーダー度チェックリスト
はじめに

第1章 「人を動かす」にはまず自分を変えよう
 人は、3週間あれば変わることができる
 自分を勇気づける生活を心がける
 理想の未来を逆算する
 ミッションを掲げる
 ビジョンを持つ
 断言・断想・断行する
 自分以外のさまざまな見方・考え方を認める
 怒りやイライラとうまく付き合う
 ときには部下からのフィードバックを受け容れる
 教えすぎない

第2章 なぜ、あなたのチームはうまくいかないのか?
  恐怖で人を動かす組織はうまくいかない
 目的を見失うと、組織は崩れていく
 高すぎる目標はやる気を失わせる
 ダメ出しばかりの職場は、メンバーの士気を下げる
 罵倒が常習化する組織では、人が定着しない
 残業なしにするだけでは、本当の問題は解決しない
 「ねば」「べき」を多用する組織は自滅する
 リーダーがマイナス思考では、組織は下降線をたどっていく
 成果ばかりにこだわると、組織は内部から崩れる

第3章 アドラー流リーダーシップで最強のチームをつくる
 組織の型は4つある
 これからは「支援型組織」が発展する
 「共同体感覚」を持っている組織は成果も上がる
 「モノ」「コト」については結果を重視する
 「ヒト」の育成には、結果が出るまで時間をかける
 はじめに全体像を把握する
 いい組織には「尊敬」「信頼」「共感」「協力」が欠かせない
 「ほめる」より「勇気づける」ことを徹底する
 競争心をあおるより、個々のセルフモチベーションを上げる
 「頑張れ」より「◯◯ができていたね」「ありがとう」と言葉をかける
 「なぜ」より「どうしたら?」の問いかけをする

第4章 メンバーのやる気を引き出すリーダーの「伝え方」
  問題に焦点を当てるのではなく、解決に焦点を当てる
 困った人の行動の「目的」に目を向ける
 失敗を悪にせず、経験を共有する
 「モノ」「コト」には「なぜ」を、「ヒト」には「どうしたら」を使う
 目標や指示はグ・タ・イ・テ・キに
 モチベーションを高めるには6つのステップをまわし続ける
 改善点があるときは、ポジ→ネガ→ポジのサンドイッチ形式で伝える
 叱るときは、1対1の場で伝え、中間チェックを設けてフォローする
 集団の場で注意してもいいケースと、効果的な言い方
  罰を設けるのは逆効果
  3分間手を止めて部下の話を〝聴く〟
  共感的態度で接する
 意見は「私」を主語にして伝える
 決めつけ・誇張・全否定をしない

第5章 困った部下がみるみる変わる! タイプ別アプローチ
 ●ミスが多い人
   ⇒ダメ出しよりヨイ出しに徹する
 ●「すみません」と言うだけでいつまでも進歩がない人
   ⇒目的・目標を一緒に確認する
 ●人の助言を聞かず自分流にやって失敗する人
   ⇒日頃から3つのやり方を考えるようにさせる
 ●協調性のない人
   ⇒業務のゴールを確認しつつ、本人の持ち味を発揮させる
 ●すぐ「できません」とあきらめる人
   ⇒相手に共感しながら、スモールステップを踏んでもらう
 ●反抗的な人
   ⇒手に余る場合は、ワン・オン・ワンで要望を具体的に伝える
 ●不平不満の多い人
   ⇒まわりにも悪影響を与える場合は、はっきりNOを伝える
 ●人の考えを否定する人
   ⇒相手を認めながら要望を伝え、応じてくれたら感謝の意を添える
 ●愚痴の多い人
   ⇒意見を聞いて、本人にチャレンジさせる
 ●すぐふてくされる人
   ⇒悪い態度のときには反応しない
 ●メンツにこだわる人
   ⇒放っておく
 ●自分で考えようとしない人
   ⇒動くきっかけをつくってあげる
 ●人を陥れようとする人
   ⇒策謀者の味方を、一人ひとり懐柔する
 ●言い訳ばかりする人
   ⇒責めない第三者を立てて話をする

巻末資料 リーダー力を高めるアドラー心理学の基礎知識
  アドラー心理学とは?
  「勇気づけ」とは?
  自己決定論
  目的論
  全体論
  認知論
  対人関係論
  共同体感覚

特に、この本で私が印象に残っているのは、第5章「困った部下がみるみる変わる! タイプ別アプローチ」です。

自画自賛になりますが、ここまで書ける著者はなかなかいないと思っています。

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