石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

2月7日本日は自由民主党三多摩議員連絡協議会で麻生太郎元総理大臣の講演を聞きました

2011年02月07日 | Weblog
 こんにちは、国立市議会議員自由民主党新政会所属の石井伸之です。

 本日は矢川駅で朝の市政報告を行う為に完全防寒で午前7時40分頃自宅を出ると、先週の皮膚を刺すような寒さと比べると幾分和らいできました。僅かな気温の変化ですが自転車で走っている際に、涙腺が収縮して涙を流すこともありません。

 すると、本日は民主党公認で立候補する方も矢川駅に来ていることから、私達は北口、民主党の方は南口というように分かれて朝の市政報告を行いました。

 その後、日本たばこ産業の方より国立駅周辺に設置されていた喫煙スペースを撤去したことによる吸い殻のポイ捨て状況について報告を受けました。すると、予想通り吸い殻のポイ捨てが大変多くなっており、喫煙所を撤去したことによって喫煙マナーが低下してしまったようです。

 国立市としてもタバコ税として3億4000万円もの歳入があることから、喫煙マナーアップに向けて環境へ配慮した形で喫煙所を設置すべきではないでしょうか?

 昨年行われた決算特別委員会において、国立駅周辺の喫煙スペースについて質問したところ、国立駅周辺まちづくりの中で位置付けるとの答弁がありましたので、煙が迷惑ならないように配慮した形での喫煙スペースを設けていただきたいものです。

 さて、話は変わって午後3時30分からは自由民主党三多摩議員連絡協議会において、麻生太郎元総理大臣を講師に招いての講演会が行われました。


 講演の演題は「今、自民党が果たす役割」となっており、独特の口調から政治の現状を客観的に捉えておりました。

 まずは、冷静な目で見ても自民党としてヒットを打っている訳では無く、民主党がありえないようなエラーを重ねているだけのことであって、民主党に変わって自民党が何をするかが一番大切とのことです。

 政権交代によって国民は民主党が言うように埋蔵金が何十兆円も埋まっていて、それを財源にすれば不景気も社会保障も十分賄えると言い、連合や組合も相当期待していたが、結果的に全てその話は間違いで期待外れだったことによって、若者の支持が急落していると言われておりました。

 結局マニュフェストが駄目だったにも関わらず、謝ること無く反省する気配も無いことでは、成長しないと断言されました。確かに人間は間違いを犯した際に反省することから、次は失敗しないように善処することができます。それが無いということは民主党が成長できず、限界を示したことですので、これは政権交代を再度行うしかないとの結論に達したそうです。

 特に民主党政権最大の失敗は、日米同盟の軽視にあり、あれだけ自民党政権時代には丁寧に普天間基地移設問題に対して取り組んでいたにも関わらず、最低でも県外と言い、腹案があるとハッキリ言いながら最終的には自民党案へ戻るという愚行は、日米同盟と沖縄県の方々へどれだけの信用失墜行為であったか図り知れません。

 日米の関係がおかしくなっていることを知った他国は、尖閣諸島の問題や北方領土の問題で攻勢を強めて来るのは、当然のことではないでしょうか?

 特に中国漁船の衝突問題では2時間余りのビデオのうち45分程度をようやく公開しただけで、残り1時間15分は隠されたままだそうです。本来であれば、2時間全てを国際社会へオープンにして、全世界へ日本と中国のどちらに非があるのか訴えるべきだ、という言葉は心から同感です。

 素人外交の民主党政権では、ますます国が危うくなるので、まずは日米同盟の正常化こそが自民党の果たすべき役割の第一であると断言されておりました。
 
 経済の問題についても、現在はデフレで不景気だからこそ国が乗数効果(一定の補助金を出した際に、どれだけのお金であらゆる団体へ経済的に波及させることができるかどうかとのことです)の高い景気浮揚策をドンドン打ち上げることによって、経済が活性化されお金が社会で回るようにすることが必要なところを、民主党政権は自らが乗数効果の最も低いと言われる子ども手当や高校授業料無料化といった方向で予算を使うので、景気が落ち込むのは当然です。

 逆にあれだけ「バラマキだ、バラマキだ」と麻生政権を散々批判していたエコカー、エコポイント制度は景気刺激策として大変有効だったことから、今後も続けるというと民主党は言われております。

 日本の文化で世界が認めているアニメ・映画・漫画といったサブカルチャーをもっともっと他国へ売り込めば、日本の経済価値がさらに高まることは当然にも関わらず、国営漫画喫茶と批判して経済効果の芽を摘んでしまいました。

 日本の素晴らしさはトイレにもあるそうです。私は今まで一度もウオシュレットを使ったことが無いのですが、外国人観光客の方は日本のウオシュレットを大絶賛して、持ち帰りたいと言うそうですが、外国では水道から出る水が雑菌だらけで汚いこともあって、病気になってしまうことから使えないそうです。

 このように、日本は世界から見て優れた面を持つ素晴らしい国であることを念頭に置いて、あらゆる可能性から明るい未来を引き出せると、話を締めくくっておりました。

 麻生元総理の話はストレートで物事をはっきりと話すことから、大変聞きやすいものでした。是非とも麻生元総理には再び総理大臣の座に就いていただき、日本のかじ取りをしていただきたいと思いました。
 

コメント (2)
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