石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

6月30日 本日は自由民主党国立総支部役員会に出席しました

2011年06月30日 | Weblog
 こんにちは、自由民主党国立総支部役員の石井伸之です。

 本日は午後0時30分より、矢川駅徒歩0分の距離にある自民党国立総支部事務所にて役員会が開かれました。忙しいところを松本洋平前衆議院議員も来られており、一言挨拶をいただきました。

 挨拶の中で、自民党が政権運営を任せられるに足るだけの責任あるビジョンを示し、公職にあるものがしっかりと公の立場として物事を考え、訴えて行くことが必要であると言われておりました。

 その後は、議題に入り今月下旬に自民党国立総支部としての定期総会を行うこととなり、それに伴い役員改選についても選考委員会を作って話し合われることが確認されております。

 佐藤新市長を支える意味でも、責任政党として市政発展の為に都政・国政と連携の上で努力していきたいところです。

 さて、話は変わり、立川法人会や本町地区商店街でお世話になっている方より、さくら通りの東側突き当たりにある、旧本屋の桜文堂にて東日本大震災被災者支援に向けチャリティーコンサートが行われるということを教えていただきました。

 大家さんが大変理解のある方らしく、こういった場所を提供されているそうです。お時間ありましたら、是非ご参加ください。




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6月29日 午前3時35分頃国立市富士見台二丁目で火災が発生しました

2011年06月29日 | Weblog
 おはようございます。昨日は6月議会が無事終了したこともあり、ホッと一安心して午後11時半頃に就寝し、ぐっすり寝ておりました。

 しかし、突如として午前3時35分頃出火報のサイレンが鳴り響きました。さすがに、最も深い眠りについていた時間だけあって、作業服へ着替えるのも半分寝ながらという状況でした。

 そんなこんなで家を出るまで随分と時間を費やしてしまったこともあり、消防団第一分団の分団小屋へ駆けつけても、既にポンプ車は現場へ出動した後だったことから、寂しく消防小屋で待機しておりました。

 消防小屋で無線を聞いていると、現場の状況が伝えられ、それほど大きな火災では無いことが分かり、胸を撫で下ろしました。

 午前5時前後にはポンプ車も戻り、分団長に火災状況を聞くと、富士見台二丁目のとある集合住宅から火災が発生し、その原因はエアコンからだそうです。

 何故エアコンが出火したのか、詳しいことまでは分からないそうですが、エアコンからと聞いて驚きました。インターネットで検索して見ると、エアコン本体もしくは室外機といった場所から出火しているそうです。

 もしも、エアコンを使用していて頻繁にブレーカーが落ちる、焦げくさい匂いがする、異常な音がする、といった不具合があった場合には電気店などで点検していただければと思います。

 これからは熱帯夜が続き、エアコンを一晩中稼働させる場合が多くなると思われますので、是非とも使用前にご確認いただければ消防団の一人としても非常に助かります。

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6月28日 本日は6月議会最終本会議を迎えました

2011年06月28日 | Weblog
 こんにちは、昨日は日本時間午後10時より、なでしこジャパンのドイツワールドカップ初戦を迎え、手に汗握るゲームでしたがニュージーランドを2対1で下し、初戦を勝利で飾ることが出来ました。

 同じグループのもうひと試合、イングランド対メキシコ戦が引き分けで終わったことから、7月1日午後10時に行われるメキシコ戦に勝てばグループリーグ突破となりますので、日本からなでじこジャパンへの声援を送りたいと思います。

 本日は午前10時より6月議会の最終本会議を迎えました。市役所に到着すると、各議員がスーパークールビズ用のポロシャツ(胸に絆というワンポイントが入っております)を着用しておりました。

 私の注文したサイズは最終本会議には間に合わないことから、いつものようにスーツにネクタイ姿で行くと、市長を始め大半の出席者がポロシャツ姿で、スーツ姿は数名でネクタイを締めていたのは私だけでした。

 さすがに一度ネクタイ姿で出席してからネクタイを外すのは、暑さに負けたように思われるのもシャクなので、痩せ我慢をしてネクタイを締めておりました。

 さて、本日の注目の議案は何と言っても、住基ネット接続に関する補正予算で、記者席を見ると読売新聞を始めとして数名の新聞記者と思われる方が、メモを取っております。

 補正予算には2本の修正案(一つは共産党・社民党が提出した住基ネット部分と都市計画道路3・4・10号線を削除した修正案、もう一つは生活者ネットが提出した住基ネットだけを削除した修正案です)も出ていたことから、3時間にも及ぶ長い長ーい審議の結果、結果的に自由民主党・明政会(青木議員・石塚議員・大和議員・松嶋議員・東議員・私)、公明党(鈴木議員・中川議員・小口議員)、民主党(稗田議員)、みんなの党(生方議員)、新しい風(藤江議員)の12名が賛成したことによって、無事可決しました。

 この補正予算案が可決したことによって、住基ネットや都市計画道路3・4・10号線が前進することとなります。佐藤市長の素晴らしいところは、住基ネットに対して慎重論を説く議員に対しても真摯に耳を傾け、情報漏洩の危険性を少しでも取り除こうとする姿勢です。

 余りにも重箱の隅を突くような質問に対しては正論で答弁しておりましたが、少しでも聞くべき所のある質疑に対しては丁寧に検討すると言われておりました。

 多少は時間が掛かるかもしれませんが、9年間の時を取り戻す作業は慎重に行っていただきたいと思います。私としても、様々な意見に対して「一方聞いて沙汰するな」の精神で受け止めていきたいと感じました。

 その後は、監査委員選任の人事案では小口議員が同意され、農業委員会への推薦人事では議会より私ともう一人の方が推薦されました。

 現在農業委員として活躍されている大和議員より、国立市の農業振興に向けて問題点を教えていただく中で、国立市の農業がよりよい方向に進むよう努力したいと思います。
 

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6月27日 本日は国立市役所で健康診断を受けた後、各議案に対する意見をまとめておりました

2011年06月27日 | Weblog
 こんにちは、昨日のブログで閲覧数が毎日600~900程度のところを2691(訪問者数は200強)という統一地方選挙並みの値を示しており大変驚きました。

 ブログを始めた頃は閲覧数も訪問者数も一桁行進を続けており、数年は二桁に収まっておりましたので、お仕舞いにしようかと思いましたが、毎日更新を続けるように皆様の言葉をいただいたお陰で、ここまで見ていただけるようになりました。

 これからも国立市政と国立市議会の情報を極力客観的に(これが意外と難しいのですが・・・)お伝えできるよう努力したいと思います。

 さて、本日は国立市役所で職員に対する健康診断が行われるということから、私も健康診断を受けました。

 その中でも驚いたことに体重測定では昨年70キロ弱であったものが、65キロを割っていたことからも、皆様に「随分痩せたね」と言われた理由が分かりました。

 選挙中はさらにゲッソリしていたことから、これでも多少は戻って来たと思います。それ以外には特に問題無いことからも、この体重をキープしたいところです。

 健康診断が終わったところで、市役所3階産業振興課前の廊下壁面を見ると、国立市内で採れた葉物野菜を放射能測定した数値(単位はベクレルでした)が書かれており、安全であるということが分かります。

 こうやって、情報を積極的に示す姿勢が大事であると実感しております。担当職員には今後とも定期的に調査を実施していただき、市民の方々へ伝えていただきたいと思います。

 明日は改選後初めて行われる定例議会である6月議会の最終本会議を迎えるということから、陳情や各議員が提出する意見書案について様々な角度から文面を精査しておりました。
 
 お時間ありましたら、インターネット中継もありますので、議会の様子を見ていただければ嬉しく思います。



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6月26日 本日は家族で八王子へ遊びに行きました

2011年06月26日 | Weblog
 こんにちは、統一地方選挙が終了しても毎日数百人の方々に、この日記を見ていただきありがたく思っている石井伸之です。

 この頃の長女はあらゆる言葉に興味があるらしく「この言葉の意味はなあに?」と聞いてきます。つい先日「ねえ、パパ『てんめい』ってどんな意味」と聞かれ言葉に詰まってしまいました。

 もちろん歴史の大好きな私の頭の中には、てんめい=天命となっており、いきなり難しい課題を突き付けられたと答えに困っていると「店の名前と書いている『てんめい』の意味はなあに」と、聞かされ思いっきり肩透かしに遭いました。

 簡単に「それぞれのお店に付けられている名前のことだよ」と、答えると「そっかあ」というあっさりとした答えがあり、先程のやり取りは過去のものとなりました。

 これからもいろいろな言葉を知ると思いますが、成長に合った言葉を教えるというのも親としての責任だと感じます。長女はどうしても選挙の際に大人と接する機会が多い為「おませ」になっているところがありますので、年相応に合わせて言葉を教えていきたいと思います。

 さて、本日は特に予定が入っていないこともあり、家族で八王子へ行きました。さすがに今回はスイーツパラダイスでケーキ及びパスタの食べ放題へ行くことは無く、そごうのレストラン街で昼食をいただきました。

 その後は、家内と長女が南口駅ビルの三階にある手芸店へ行っている間に、一階のくまざわ書店で様々な本を見た後に、100円ショップや北口の東急スクエアへ買い物へ行くという形であっという間に夕方となりました。

 書店を見ていて感じたのは、東日本大震災と福島原発に関する放射能に関する本とダイエットに関する本が一番目立つ場所に置かれている事です。

 特に放射能についてはまだまだ知識が浅いと感じていたので様々な本を読んでいると、ベクレルとシーベルトの違いがようやく分かりました。受け売りの知識ですが、簡単に言うと、放射性物質から発せられる放射線量の単位がベクレルで、発せられた放射能が人体に与える影響の単位がシーベルトであるということでした。

 新聞を読んでいて当たり前に接していた単語の意味が分かり、目からウロコが落ちる感じです。

 それと同時に書店を回ると、地方議会に関する書籍の少なさにも愕然とします。河村市長や橋下知事といったマスコミに取り上げられる首長の本はあったものの、地方議会に関する本はありません。

 総選挙では悪くとも5分の3から4分の3といった投票率があるものの、三多摩26市では殆どの自治体で投票率が40%台(国立市は54%)に留まったことがわかります。

 地方議会に携わる地方議員として、国立市議会を少しでも注目していただけるように情報発信をするということが必要であると実感しました。

 折角の休みでも本屋でこういったことを考えてしまうのは貧乏性なのかもしれません。たまには議会の事を完全に切り離して、リラックスするということも必要ではないかと感じてしまいます。

 選挙前は全くと言っていいほど家族で出掛ける時間が無かったので、予定の無い休日は出来るだけ家族の時間を大切にしたいと感じる今日の休日でした。



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6月25日 本日は国立市消防団第一分団で操法訓練を行いました

2011年06月25日 | Weblog
 こんにちは、2カ月前に行われた国立市議会議員選挙で3期目の当選をさせていただいた石井伸之です。

 時の流れは早いもので、選挙から2か月も経過すると遠い昔のように感じてしまいます。それでも、国立市政が住基ネット接続を始め、前向きな話題で読売新聞多摩版に取り上げられているのは嬉しい限りです。

 8年半という住基ネットを切断していた時計の針を戻すには、大変な苦労があることを実感しております。住基ネット担当課長には様々な苦労があると思いますが、接続に向けて頑張っていただきたいと思います。

 議会側としては、住基ネット接続に関する予算が速やかに通過するように、与党議員の一人として努力していきます。

 さて、本日は午後より日本会議国立国分寺支部定例会へ、松本洋平前衆議院議員、国分寺市議である田中議員、楠井議員と共に出席しました。

 松本洋平前衆議院議員の挨拶を聞くたびに「国会の場へ押し上げたい」という思いは出席者全員が感じており、地域の会合へ小まめに出席して、地域が抱えている様々な諸課題を受け止め、市議会での課題、都議会での課題、国レベルの課題を解決する為に関係する議員と協力して解決されている姿を知っていただければ嬉しく思います。

 国分寺市では国分寺駅北口再開発の問題と並んで、小金井市と共同処理していたゴミ処理の問題がクローズアップされているようです。

 ちなみに、国立市は清化園でのゴミ焼却組合が平成15年3月31日に解散した後に、稲城市にある多摩川衛生組合に加入しており、そちらでゴミ焼却をしております。

 ゴミ問題は自区内処理という前提ですが、各市それぞれが焼却施設を維持するのは難しく、数市が共同して処理するというのが通例となっているところです。

 イタリアのローマでは一時期ゴミ処理が出来ず、ゴミが住宅地に溢れたという報道がされておりましたが、ごみ処理はどこの地域でも大きな問題となっております。

 困った時はお互い様と言う言葉があるように、国分寺のゴミ処理問題が解決するよう自民党所属議員としても声を上げていきたいと感じました。

 夜には国立市消防団第一分団として、消防操法訓練を行いました。前回はまともな準備運動をしなかったこともあり、見事な筋肉痛となりましたので、今回は入念にストレッチをしました。

 可搬ポンプを使う小型ポンプ操法は、まだまだ細かい部分について微妙な部分がありますが、訓練を重ねる中でマスターしていきたいと思います。




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6月24日 本日は最終本会議に向けた議会運営委員会が開かれました

2011年06月24日 | Weblog
 こんにちは、議会運営委員会所属の石井伸之です。

 本日は午前10時より議会運営委員会が開かれ、28日に行われる最終本会議に向けた議事日程や議案の確認がされました。

 注目の補正予算についてですが、結果的に住基ネットに関する補正予算と都市計画道路3・4・10号線に関する予算を削除した修正案が共産党議員を中心に提出され、住基ネットに関する補正予算を削除した修正案が生活者ネットに所属する議員を中心に提出されました。

 補正予算の審議では、佐藤市長の提出する原案の他に2件の修正案が審議されることとなりました。

 住基ネット接続に反対する議員は半数近くに上ることから、今後も接続に向けて険しい道のりが続くと思われますが、都市計画道路3・4・10号線や国立駅周辺まちづくりに関しては全議員の約3分の2以上の賛同を得られたように思います。

 私達も関口前市長に対して野党の立場でしたが、国立駅周辺まちづくりを進めたいという思いは相違無く(細かな部分では異論もあり、総論賛成・各論反対という状況でした)とにかく前に進ませたいという形で、議会対応をしておりました。

 ただし、共産党議員が言うように、153億円もの巨費をそっくりそのまま国立駅周辺まちづくりに投じることは考えものです。

 特に南口駐車場駐輪場部分を国立市が独自に事業展開することは、将来に向けて大きな負担を背負い込む可能性から考えて危険だと感じております。今後JRとの交渉事になりますが、まずは信頼関係を築いてJRも国立市も一番良いと思える手法を具体的な計画として作り上げていただくように、議会や委員会の場所で発言していきたいと思います。

 議会運営委員会はお昼の時間を大きく回ったものの無事終了しました。改選後初めての定例議会である6月議会は6月28日の最終本会議をもって閉会となります。是非とも多くの皆様に関心を持っていただければ嬉しいところです。


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6月23日 本日は日本会議国立国分寺支部役員会に出席しました

2011年06月23日 | Weblog
 こんにちは、日本会議国立国分寺支部副支部長を務めさせていただいている石井伸之です。

 本日は午前中に自由民主党明政会会派で会議を行い、その後は明日の議会運営委員会へ提出する懸案事項をまとめておりました。

 夜に国立国分寺支部役員会へ出席する為に、一旦帰宅すると家内が付近にある野菜スタンドでもぎたてのとうもろこしを買って来てくれました。

 早速茹でていただくと、とうもろこしが艶々に輝いており、抜群の糖度を誇っておりました。長女も熱々を美味しそうに食べていると、突如として口が血だらけになったので何事かと家内が驚いていたところ「ママー、下の歯が抜けた」という一言で家内の驚きも腰砕けになったのではないでしょうか?

 洗面所で血を洗っていると、嬉しそうな顔をして「パパ、見て見て、歯が抜けたよ」と、言いながらこちらを振り向くので、その様子をみると、下の中央の歯から一本ずれた歯ということもあり、何とも言えず笑ってしまいました

 この夏に、とうもろこしには何本か長女の歯を抜いてもらえるのではないかと感じます。是非是非、国立市内の野菜スタンドでとうもろこしが並んでいた際には、購入していただきたいと思います。

 日本会議国立国分寺支部での役員会では7月23日に行う総会での役割分担などを行った後に、学校教育について様々な意見交換をしました。


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6月22日 本日は自分の所属する福祉保険委員会に子どもの権利条例に対する慎重意見を述べました

2011年06月22日 | Weblog
 こんにちは、福祉保険委員会に所属している石井伸之です。

 本日は自分の所属している福祉保険委員会が午前10時より行われ、補正予算や報告事項について慎重審議しました。

 補正予算について福祉保険委員会が所管する事項は民生費の2項目だけでした。採決になると「福祉保険委員会が所管する事項には問題無いが、他の委員会が所管する事項(おそらく、住基ネット接続に関する予算と都市計画道路3・4・10号線に関する予算だと推測されます)において問題がある為、最終本会議に修正案の提案を予定しているので本案については否決する」といったトーンで、阿部委員、藤田委員、尾張委員から反対の意見表明がされました。

 逆に、青木議員、小口議員、私の3名が賛成の討論を行い、奇しくも3委員会共に補正予算は可否同数となり、委員長裁決となりました。結果的に委員長の上村委員より反対の意見表明があり、福祉保険委員会で補正予算は否決となりました。

 補正予算は最終本会議で可決されるか否決されるか、一人の議員による差で翻るかもしれないという微妙な状況となっております。こういった状況を見ると、一人の議員の重みを肌で感じさせられます。

 報告事項では、第二次子ども総合計画を作ったことにおける報告がされました。本文を見ると重点事項の第一に「子どもの権利条例の制定」という項目があり、関口前市長のまえがきにも、子どもの権利条例制定を強く推進する言葉ありました。
 皆様もご存じのように、日本が子どもの権利条約を批准しているからといって、革新市長の元で制定が進められている子ども権利条例ですが、最も最初に提案したアメリカでも条約自体を批准していない点をご理解いただければと思います。

 アメリカでは1960年代から1970年代において、子どもの権利や自由を拡大させた結果、校内暴力や家庭内暴力が蔓延し、子どもたちが親や教師の声に耳を傾けなくなった時期がありました。

 そういった不幸な時期を乗り越える為、アメリカにおいて何が必要であるか考えた結果、家庭における親のしつけや学校における規範意識や道徳力の醸成に向けて努力する必要があるとの結果に辿り着きました。

 確かに発展途上国では、まだまだ子どもの基本的な人権を守られていない国や地域は数多くあることから、国レベルでの批准は必要かもしれませんが、区市町村といった次元で条例制定が必要であるかどうかという点については多くの疑問があります。

 子どもの権利条約には子どもの意見表明権や子どもの遊ぶ権利などがありますが、勉強もせずに遊んでばかりいる子どもに対して、親がしつけをするという意味で「勉強をしなさい」と言っても、子どもの意見表明権や子どもの遊ぶ権利などを盾に取られては、親としてのしつけが阻害されるかもしれません。

 もちろんこれは極端な例かも知れませんが、子どもの権利条約には相反する言葉が多く盛り込まれており、条例として制定するには大きな問題があります。

 子どもたちにとって、本当に必要な条例は子どもたちを不審者から守る「安全安心まちづくり条例」であったり「青少年健全育成条例」や「いじめ防止条例」というように、子どもたちも親や教師にとっても必要で誰もが必要と思える、矛盾の無い条例が好ましいと感じているところです。

 子どもというのは、幼い子どもから高校生までの成長過程において、徐々に権利が得られ、それと共に責任や義務が増して来るということからも、一括りに「子ども」という定義で「子どもの権利条例」を短絡的に制定することが無いように、しっかりと国立市政と国立市議会の動きを見守りたいと思います。

 第二次子ども総合計画には、国立市の子育てに重要な施策が盛り込まれておりますが、各委員からは子どもの権利条例に対する質疑・意見が集中しておりました。

 委員会終了後には、福祉保険委員会としての委員会視察について打ち合わせをした後に、福祉保険委員会として保育園などへ見学に行き、現状の子育てを把握したいとの話がありました。

 私としてもそういった話は大賛成で、何と言っても現場の声に耳を傾けてこそ、議会における質疑の幅も広がると思います。視察した際の状況も石井伸之の議員日記でお伝えしたいと考えております。

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6月21日 本日は国立市体育協会事業部としてくにたちウオーキングにおけるコースの下見をしました

2011年06月21日 | Weblog
 こんにちは、平成14年より国立市体育協会事業部に所属している石井伸之です。

 本日は私達自由民主党・明政会より石塚議員が委員長を務め、大和議員が委員として所属している建設環境委員会が行われておりましたが、私は体育協会事業部の一人としてくにたちウオーキングの下見を行いました。

 午前9時にくにたち総合体育館に集合し、短いコースと長いコースへ分かれて(もちろん私は長いコースへ行きました)くにたちウオーキングの下見へ出発です。

 今年の10月10日に行う「くにたちウオーキング」において長いコースであるBコースは、前回と同様に府中方面へ行きました。

 一時期は高幡不動へ行くコースを最も長いコースとして採用しておりましたが、16キロ~17キロという長いコースは高齢者も参加するウオーキングとしてはであるということから、今回も12キロ~13キロ程度となっております。

 さて、どのような方面を下見したかと言うと、いつものように谷保第三公園を出発してから、国立一小~古民家~下水処理場~多摩川沿い~府中市住吉小学校~南町小学校~NEC前~西府駅~大山道~谷保天満宮~エコール辻~谷保第三公園というルートです。もちろんこれは決定ではありませんので、当日変更される可能性があります。

 西府駅からすぐにあるハケ上の道からの眺めは素晴らしく、多摩川の先にある多摩丘陵の稜線が所々雲に隠れているのは、幻想的な風景でした。是非とも10月10日のくにたちウオーキングに参加していただければ嬉しく思います。

 話は変わって、本日の建設環境委員会では注目の補正予算案に対して、大和議員、鈴木議員、藤江議員の3名が賛成し、長内議員、小川議員、重松議員の3名が反対したことにより可否同数となり、委員長である石塚議員が賛成の意思表示をしたことによって、どうにか建設環境委員会でも可決となりました。

 これから4年間は、薄氷を踏むかのような慎重な議会が続くかと思うと、市長の胃が痛くなってくるのはないかと心配するところです。逆に言うと、野党議員にも賛成できるように条件面で折り合いをつけることが、全市的な賛同得る為に大切なことになるのではないでしょうか?

 水面下の交渉を「密室政治」だと批判される方もいるかと思いますが、全て表の場所で議論することで交渉が決裂しては元も子もありません。JRや国、東京都とあらゆる場面で交渉することは山積しておりますので、交渉がまとまった段階で、交渉のプロセスを公表し、お互いの一致点を見出すことの方が重要であると感じております。
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6月20日本日は国立市議会6月議会において総務文教委員会が行われました

2011年06月20日 | Weblog
 こんにちは、福祉保険委員会に所属している石井伸之です。

 本日は午前10時より国立市議会6月議会において総務文教委員会が行われ、私たち自由民主党・明政会からは新人の東議員が委員長、同期(3期目)の松嶋議員が委員として出席しております。

 様々な議案があった中で、第28号議案では市長・副市長・教育長の給与・期末手当・退職金の削減に関する条例案が審議され、全員異議無く可決されました。

 これは、佐藤一夫市長が市長選挙における公約として掲げていたもので、市長本人は退職金を全額カット、副市長・教育長は半額とし、給与や期末手当は国立市と規模の同じ類似市の最低ラインに合わせたそうです。

 今回の削減による効果額は4100万円余りとの答弁がありました。

 財政健全化に向けて、国立市議会でも2名の議員削減を行ったように、市長としても痛みを伴う改革を実施されたことは、職員に対する覚悟を示したように思います。これからも議会として、財政健全化に対する様々な提案をしていきたいと感じました。

 それから32号議案では、国立市消防団に関する条例の一部を改正する条例案について審議されました。

 これは、消防団員において日中市内から遠く離れて市外へ働きに出ている方が増えたことを考え、日中の消火活動を行うために、市内在住だけであった消防団団員の規定を市内在勤へと幅を広げたものです。

 もちろん市内在住者が消火活動の中心となる事は間違いなく、消防団団員が全て市内在勤者となる訳ではありません。

 ちなみに26市のうち約半数の市が市内在住者だけで構成され、約半数は市内在住もしくは在勤となっております。

 次の第33号議案には、住基ネット接続に関する予算3800万円余りが計上されていたこともあり、大変長い時間審議されました。

 今後の住基ネット接続に関するスケジュールは、補正予算が可決することを前提に7月より機器を購入し、8月より機械への情報読み込み作業が始まり、早ければ平成24年1月、遅くても2月には稼動させたいとのことでした

 しかし、平成14年に離脱してから9年近くにも及ぶ切断期間があったことにより、接続時に読み込む情報は50万件を超えることから、どれだけの困難があるのか分からないといった答弁には実感がこもっておりました。

 結果的に採決として賛成したのは、松嶋議員、中川議員、稗田議員の3名、反対し最終本会議に補正予算案の修正案を提案するのは高原議員、前田議員、望月議員の3名、生方議員は最終本会議まで態度表明を留保したいということから退席しました。

 賛成3名、反対3名の可否同数ということから、委員長採決となり委員長である東議員は賛成し、総務文教委員会としては可決となりました。

 補正予算案には都市計画道路3・4・10号線に関する予算が計上されていることもあり、6月28日の最終本会議での可否によって、佐藤市政が順調に進むのか?それとも一度後戻りをすることになるのか?大きな分かれ道になりそうです。
 

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6月19日 本日は父の日と言うことで長女がクッキーを焼く為にイオンモール武蔵村山ミューへ行きました

2011年06月19日 | Weblog
 こんにちは、昨日の消防操法訓練で太ももからふくらはぎにかけて筋肉が悲鳴を上げている石井伸之です。

 本日は父の日ということから、家族で武蔵村山市にあるイオンモール武蔵村山ミューへ行きました。ミューへ行く前に文明堂と天乃屋の工場併設店があることからそちらへ行くと、文明堂では丁度カステラの焼き上がり時間と重なったことから、焼き立てのカステラをいただくと、何とも言えない優しい味が口の中に広がります。

 その後は、すぐ前にある天乃屋へ向かうと、お馴染の歌舞伎揚げを始めとしてせんべいやあられ等が所狭しと並んでおり、商品の脇には味見できるようになっており、少しずつあらゆる味を楽しみました。

 いろいろ食べても、やっぱりいつも食べている歌舞伎揚げが美味しいと感じるのは不思議です。歌舞伎揚げがそれだけ幼い頃からの味覚に刷り込まれているのか知れません。

 さて、そこから数百mも離れていないミューに入ると、あれだけ広い広ーーーい駐車場が満車なのには驚きです。

 何度かグルグルグルグル回るうちに何とか開いている場所を見つけ、今日の目的であるクッキースタジオへ行くと、既に予約が続いており、2時間後ということでした。

 それまであらゆるところで時間をつぶして、長女はクッキースタジオへ向かいました。

 父親としては、長女が父の日に私の為に何かをしてあげたいと思ってくれるのは嬉しいものです。長女が一生懸命作ってくれただけあって、クッキーの味は格別だったことは言うまでもありません。




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6月18日 本日は国立市商工会青年部に所属する仲間の結婚式及び披露宴が立川グランドで行われました

2011年06月18日 | Weblog
 こんにちは、昨日は一般質問を行ってから想像以上にくたびれておりましたが、どうも神経が高ぶってしまい、なかなか寝付けませんでした。

 そんなこんなで、目が覚めると既に午前9時を過ぎており、平日であったら「あ゛---」と言って慌てるところでした。午前中はゆっくりと子どもの権利条例に対する慎重意見のサイトを開いて状況を確認しておりました。

 私も子どもの権利条例に対しては、慎重な立場を取る1人として、子どもの権利条例などで定められている「子どもの意見表明権」などは親の躾や先生による教育的指導と相対する危険性があると思います。

 未成年者に対する権利ばかりを声高に叫んでも、未成年者に対する義務や責任が無い中では、釣り合いが取れないのではないでしょうか?

 どうしても幼い子供達や小学生が楽しい方、楽な方へと流れるのは、長女の子育てをしていても実感するところです。親としては、心を鬼にして(なかなか難しいところですが)子どもが立派な社会人となれるように社会的な常識を身に付けるような躾をしなければなりません。

 さて、午後2時30分からは国立市商工会青年部の仲間が立川グランドホテルで結婚式と披露宴を挙げることから、私も案内をいただき出席しました。

 結婚式や披露宴を見ていると、どうしても自分が結婚式と披露宴を立川パレスホテルで挙げたことを思い出します。議員となってからは毎年1回~2回のペースで式に呼ばれますが、いつ出席してもお祝いの席は良いものです。

 その中で最も感動したのは、出席者の名前をテーブルに置いてありますが、それを手作りされてのはもちろんのこと、名前の裏に手書きで出席者それぞれに対する感謝の言葉が手書きで書かれておりました。
 同じテーブルに座っていた大和議員が教えてくれなければ、まさかそのような所に何か書かれているとは思わず、そのまま引き出物の中へ仕舞われたかもしれません。

 新郎新婦は国立第二中学校での同級生ということから、何をするにしても息がピッタリと合っており、必ず温かい家庭を築くことができると確信しました。末永くお幸せに。

 夜には国立市消防団第一分団で操法訓練を行いました。今回は小型ポンプ操法といって、今までのポンプ車を使って放水する操法とは違い、可搬ポンプを使って送水することから、初めてのこともあり、なかなかスムーズな動きができません。


可搬ポンプには様々なタイプがあります。

 何度か基本的な動作をしていると、準備運動もそこそだったこともあり、足が太ももからふくらはぎにかけて悲鳴を上げ始めました。操法の動作を覚えることも大事ですが、基礎的な体力作りも必要であると感じさせられる今日の訓練でした。



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6月17日 午前11時15分より3期目初めての一般質問を行いました

2011年06月17日 | Weblog
 こんにちは、平成5年4月に株式会社小川建設に入社し、現場監督として働いていた石井伸之です。

 本日は午前11時15分より3期目となって初めての一般質問を行いました。今回の一般質問では、3月11日2時46分に発生した東日本大震災における市民の皆様の防災意識の高まりを中心に取り上げました。

 それに引き続いて、国立駅周辺まちづくりと庁内改革の3つの視点から質問しました。
 
 防災行政の改善点で市民の皆様から最も多くの要望をいただいたのは、聞き取りにくい防災行政無線の改善です。

 話すほうは普通に話していても、聞き取る市民側としては早口で聞こえないという話やゆっくりゆっくり話しても、これはこれで何を言いたいのか分からない。という多くの声をいただきました。

 総務部長の答弁としては、まずはそれぞれの地域状況もあることから、早急に調査を始め、現状把握をしたいと言われておりました。

 新設すると一機300万円から掛かると言う機材ですが、平成2年から平成13年にかけて設置されていることから、老朽化は明らかではないでしょうか?

 市民の皆様からの苦情が極力出ないように、改善してほしいと思います。

 次に、大規模災害時支援協定締結市の拡大ですが、現在国立市では兵庫県芦屋市、山梨県山梨市、甲府市、大月市、韮崎市、長野県茅野市、諏訪市と締結をしております。

 しかし、これらの市は中央高速や甲州街道が八王子から大月までの山間部で崩落した際に迅速な対応ができるのかどうかという不安があります。

 総務部長の答弁によると、茨城県などの市とも協定締結を模索したそうですが、締結には至らなかったそうです。それでも、前向きに検討していただけるという答弁が市長からもあり、是非とも既に締結している西部地域だけではなく、南部、北部、東部の自治体とも締結して欲しいと思います。

 続いて、市内水源からの給水方法ですが、防災市教本によると阪神淡路大震災での断水率は震災3日後で80%、5日後で60%、10日後に50%、20日後には35%、30日後でも25%とあり完全復旧には2ヶ月余りが必要だったそうです。

 そこで災害時に市民の方々へ給水する方法として、市内の道路に100m~200m置きに設置されている消火栓にL字管を設置して取水する応急給水という方法を提案したところ、総務部長からもその給水方法が最も現実的との答弁がありました。

 私は消防団として、火災発生時に消火栓を水利として放水している場面を何度も見る中で、いざ災害時でも復旧した水道管に設置されている消火栓から、市民の皆様へ水を配るということができるように努力します。

 また、立川断層については、政府の地震調査委員会より今後30年以内にマグニチュード7.4クラスの地震が発生する確率を0.5%~2%と試算しておりましたが、その可能性が高まったとの発表がありました。

 今回の一般質問ではそれを受けて、都や国への調査を要望したところ、他市とも連携した上で検討するとの答弁がありました。

 また、要望として市職員が防災リーダーとなる為にも、防災士の資格取得。国立市に2ヶ所ある消防出張所の消防署への格上げ。防災訓練における自衛隊との連携。国立市では災害時要配慮者と言っていますが、国や都は災害時要援護者という名称を使っておりますので、使用名称の変更といったことを要望しました。

 次に大きな項目谷保駅エレベーター設置については、平成22年度までの補助金が変わったこともあり、新市長としてJRと新たな信頼関係構築に向けて努力して行く必要があると感じました。

 そして、永見副市長は矢川駅エレベーター設置に向けて福祉部長時代に尽力されたこともありますので、谷保駅エレベーター設置に向けてその手腕を発揮していただければと思います。

 逆に今度は私たち議員としても、どうすれば谷保駅にエレベーターを設置して、跨線橋の耐震改修工事などを実施できるのか?そういった意味で尽力しなければなりません。

 続いて国立駅周辺まちづくりについて、3・4・10号線や南口ロータリー、駅舎復元の問題については他の議員より取り上げられておりましたが、肝心の国立駅南口駐車場・駐輪場として土地開発公社が保有している4900㎡の活用方法こそが重要だと思っております。

 結論から先に話しますと、私は平成27年に土地開発公社から28億4000万円で買い戻すためにも、その返済計画として清化園跡地のようにプロポーザル方式で民間企業へ貸して、30年もしくは40年という単位で返済するべきだと思います。

 安く土地を貸す代わりに、国立市でもフロアの一部を貸していただくと共に、その建物から直接国立駅ホームへと入れる国立駅西口改札口(立川駅グランディオ口のような小さな改札です)を設置していただくといった交渉も出来るのではないでしょうか?

 ちなみに資料によると、周辺地価は坪単価240万円~280万円ということから、1482坪(4900㎡)を掛けると、35億5600万円~41億4900万円となり、28億4000万円を引いても、7億1600万円~13億900万円が手元に残る計算です。

 それでも、これはあくまで試算ですから、その通り売却できるかと言えば、難しいというのが現実です。

 だからといって、基本計画にA案、B案という形で試案されているように、国立市自体が4900㎡に再開発ビルを建設するという事は、途方もないリスクを背負い込むことなりますので、これは絶対に止めてほしいということを伝えました。

 以前は私も国立市が民間企業と共に建物を建設してもフロアの売却によって、財政計画的には可能だと思っておりましたが、しかし、清化園跡地活用の成功を目の当たりにすると、全て民間にお任せする方が国立市にとってリスクも無く、より良い事業展開をしていただけるように思えます。

 佐藤市長からは、さすがに今ここで、国立市の将来を占うような重大事項に対する明確な答弁をすることはできず(それは仕方ないと思います)まずはJRとの信頼関係を構築した上で、あらゆる関係機関とよくよく相談した中で決めていきたい。という答弁でした。

 私は民間企業が主導する中で、高架下と4900㎡で一体的な建物を作っていただき、その中に市民の皆様の願いである市役所出張所、図書館、公民館機能、認証保育所、高齢者の憩いの場所に続いて、新しく起業する方を支援するブースを用意して、新規起業家を応援する場所の確保も行政として重要な役割であると思います。

 起業された会社が軌道に乗り、国立市内でテナントに入っていただき、税収や雇用確保に繋がれば、これほど嬉しい事はありません。

 このように、市民の皆様の夢を実現することの出来る公共施設を設置するためにも、国立市が4900㎡の用地をどのようにするかによって、先の展望は大きく違ってきます。

 まずは、JRとの信頼関係構築こそが、何をする上においても基本ですから、新市長として佐藤市長には頑張っていただきたいと共に、陰日向無く支援していきたいと思いました。

 最後に庁内改革については時間が無くなってしまいましたが、現在職員課長が改革に向けて大変努力をされている、職員給与計算システムの構築について質問したところ、文書管理システムの新規構築を含め、様々な改善点もあるらしく、どこまでをどういった規模でシステム化すべきか検討したいそうです。

 システム化することができれば、職員課の事務効率化は勿論のこと、市役所全体の事業効率が格段に上がる事は間違いありませんので、目先の数千万円という支出に怯えることなく、将来的な人件費の軽減に向けて努力して欲しいと思います。

 なかなか、改革のスピードが遅いといわれている市役所が、少しずつ動き出すような気配を感じさせてくれる今日の一般質問でした。

 ここ数日長文が続いており、難しい言葉が並んでしまい、とっつき難いかもしれませんが、これからも石井伸之の議員日記を読んでいただければ嬉しく思います。

 

 

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6月16日 一般質問4日目を迎え、職員残業代の計算方法や国立駅通行証の質問がありました

2011年06月16日 | Weblog
 こんにちは、自由民主党明政会会派所属の石井伸之です。

 昨夜は府中西高校を平成3年に3年7組で卒業したクラスの同窓会へ新宿に行きました。卒業して20年も過ぎると、それぞれの人生があるものの、盛り上がるのが高校時代のことです。

 全ての同級生から、私は高校時代と変わっていないらしく、姿形や性格もそのまんまだと言われました。こうやって、同級生と楽しいひと時を過ごすことは、ストレス解消には最高で、あっという間に午後11時前となっていました。 

 さて、本日は一般質問4日目を迎え、中川議員からは国立駅を南北に抜ける際に使用するはずの通行書の使用状況について質問すると、無賃乗車に使われ茅ヶ崎駅など遠方の駅で発見されたというような答弁がありました。

 JR東日本の好意によって通行証を作っていただき、東側ガード下道路を通過せずとも南北交通を可能にしていただいたことは心から感謝したいと思いますが、心無い人によって好意が踏みにじられたことは悲しく思います。

 今後は、駅の中ではなく現在の工事ヤード内を南北に抜けられる道を通行することになりますので、詳しいことが分かり次第皆様へご報告させていただきます。

 さらに、残業時間の月の集計カウント方法について国立市だけが残業時間を1時間1分したとすると、その1分を1時間として繰り上げて計算しているそうです。ちなみに他市では30分未満は切り捨て、30分以上は繰り上げていると言われておりました。

 それでも、職員課長に後から事情を聞くと、既に国立市も残業を行った実時間で支払うように改善するため、組合との交渉も妥結しており8月には正式に変更されるそうです。

 これによって、概算ではありますが500万円ほどの効果が見込まれると言われております。

 さらに、職員が通勤する際にJR国立駅からバスを利用する場合とJR谷保駅から歩く場合でも定期代が違いますので、職員の方々には是非とも谷保駅を利用していただければ助かります。

 小さなところからコツコツと財政改善をすることは非常に大切だと思いますので、議会で取り上げられる前に職員自らが襟を正す雰囲気作りが大切であると感じました。

 さて、明日17日11時15分に一般質問を行います。そこで、昨日の続きである一般質問登壇時の文章後半部分を記させていただきます。

 昨日に引き続き、長文となっておりますが御一読いただければ嬉しく思います。

 まちづくりについて
 大きな二つ目まちづくりについてのカッコ1、谷保駅エレベーター設置についてお聞きします。
 何と言っても矢川駅エレベーター設置の道筋を福祉部長時代に付けていただいた永見副市長には、絶大なる尽力をいただきこの4年間で道筋を付けていただきたく思います。

 以前の一般質問で昭和49年に谷保駅跨線橋設置時に当時の国鉄と取り交わしたと言われている協定書が確認できていないというところから、JRと交渉のスタートラインに立てないのではないかと危惧するところですが、現状の交渉状況をお聞かせ下さい。

 カッコ2国立駅周辺まちづくりについての①高架下と一体的な南口公共施設等用地の活用方法ですが、いくらまちづくり会議を行ったところで、国立市が南口駐車場と駐輪場をどうしたいのか、明確な答えが無ければJRはまちづくり会議に参加しません。

 基本計画を策定したところで、国立市が4900㎡の用地をどのように活用するのか、この部分を市長が決断しない限り、国立駅周辺まちづくりは一向に進まず、いくらまちづくり会議で丁寧な議論を繰り返しても小田原評定が続くだけであるということを行政当局には重く受け止めてほしいところです。

 そこで、私なりに考えた中で、この部分をどのようにすべきかお伝えしたく思います。

 まずは、国立市としても28億円4000万円余りで買い戻す為に、将来的な返済計画を立てなければ、平成27年度買い戻しということも難しいことは間違いありません。

 だからと言って、基本計画で試算しているように、国立市自らが建物を建設するとなれば、用地取得で28億4000万円、建設費19億円、施設内整備5億6000万円の合計53億円が必要となり、その内訳は補助金19億6000万円、起債22億円、一財から11億4000万円という巨額な負担を背負い込むこととなります。

 国立市が自ら南口駐車場駐輪場の土地を使って収益を上げる為の事業が出来るかと言えば、不可能とは言いませんがこのように、大きなリスクが立ちはだかることは間違いありません。

 そこで、私は4900㎡の土地を例えば30年もしくは40年という期間、清化園のようにプロポーザル方式を用いて格安で企業へ貸し出すことによって、JRもしくは民間企業が高架下と一体的なまちづくりを行っていただき、28億4000万円の償還額に充てるということも一つの手法ではないか、と思います。

 そして、その企業提案を議会や当局で精査した後に、市民の皆様へ公表し、アンケートをいただいた中で市民合意を図ることによって最短距離で基本設計を作ることができると考えております。

 もちろんその前に、清化園とは違い国立駅周辺全てが国立市の土地ではないのでJRから理解を得ることが前提条件となります。

 また、建築物はどこまでの高さが可能なのか?高架下との整合性をどうやって図るのか?地元商店街との融合をどうやって図るのか?国立市として建物の一部を無償で貸してほしいというような条件面の検討も必要となりますが、清化園跡地と同様に民間企業の力を借りて、高架下と一体的なまちづくりを行うという最も根本的な部分を固めてから、南口公共施設等用地の活用に向け、JRとの交渉を行うべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか?

 ②として、北口ロータリーのオレンジポールの撤去についてですが、5月10日午後、国立学園に通う6年生が北口ロータリー内で自動車にはねられ、亡くなるという痛ましい事故が発生しました。心よりご冥福をお祈り致します。

 選挙中に市民の方より、北口ロータリーが安全地帯のオレンジポールによって、狭くなっており大変危険という声を聞きました。是非ともポールの撤去を含めた安全なロータリー作りに向けて努力して欲しいと思いますが、いかがお考えでしょうか?


3、庁内改革について
1タイムカードを必要としない職員給与計算システムの構築
 大きな三つ目、庁内改革についてのカッコ1、タイムカードを必要としない職員給与計算システムの構築についてお聞きします。

 国分寺市役所では各職員が出勤時間と退勤時間を管理する出退勤カードを持っており、それを端末に通すことによって、職員の勤務時間がシステムに集計され、残業時間を含めた給与額を計算しているそうです。

 国分寺市役所職員課係長に話を聞いたところ、国分寺市では平成16年にこのシステムを導入し、職員課の時間外手当が大幅に削減されたと聞きました。

 それよりも何よりも、私はゴールデンウイーク中の5月5日に行われるファミリーフェスティバルの手伝いで前日準備から何度も市役所を往復すると職員課の職員が総出で給与支払いに向けての事務作業をされており、その姿を見るたびに心を痛めております。

 是非とも職員課の方々が一般職員と同様に家族でゴールデンウイークを楽しむことができるように、給与計算システムの構築をすべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか?



②IT改革に向けた外部委員会の立ち上げについて

 カッコ1のように、国立市のコンピューターシステムについて様々な改善点があると思われます。そこで、カッコ2として国立市IT改革外部委員会を立ち上げ、市内事業者や大手企業、学識経験者や公募市民といった方々にメンバーとなっていただき、国立市のシステム改善に向けて客観的な評価を受けるべきではないでしょうか?

 もちろんその中にはすぐにできること、できないこと、ということはあるかと思いますが、もしかすると素晴らしい提案をいただくことができるかもしれません。

 担当部署として、国立市役所のIT改革に向けた外部委員会の立ち上げについていかがお考えでしょうか?
 質問は以上です。答弁は大きな項目ごとに頂き、必要に応じて自席で再質問を行います。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。



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