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鉱物の部屋へのいざない

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「石」に関係する名前のお酒

2024-05-06 13:31:24 | 日記・エッセイ・コラム

今朝、「石の華」の店内で五十数年ぶりに再会した中学生時代の同級生と懐かしい会話をしていると、同じく妻の中学生時代の同級生が訪ねて来て、うれしいお酒を頂きました。

上の写真がそれです。

このお酒は農口尚彦研究所の「観音下(かながそ)」です。

観音下は小松の採石場があった場所の地名で、観音下と書いて「かながそ」と読みます。

小松出身の私にとっては身近な「石」に関係するスポットの一つの名前です。観音下で採れた観音下石(かながそいし)は、別名「日華石」と呼ばれている黄色ががかった褐色の凝灰岩の石材で、国会議事堂や武庫川女子大学甲子園会館(旧甲子園ホテル)や旧大林組本店(大阪市中央区)にも使用されています。

その観音下石(かながそいし)石切り場は日本遺産「小松の石文化」の重要なスポットの一つでしたが、確か、現在は稼働していないと思います。

そのような「石」に関係する名前のお酒を飲む事ができそうで、嬉しい限りです。

実は、一昨日、現代の名工でもある農口尚彦さんのお弟子さんの杜氏のお一人が、「石の華」にご来店され、今年の生原酒を持って来て下さりました。その一部をおすそ分けしたのですが、その返礼としてこの「観音下(かながそ)」を頂いた次第です。

何か?世の中、石を中心にして、みんなつながっており、巡りまわっている、ような気がしております。

 

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