草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

猫組長が言うように百田氏にエンタメを求めてはならない

2024年04月06日 | 日本保守党
 虎ノ門ニュースを見ていたせいで、一時は朝八のファンでもあったが、いつしか心が離れてしまった。日本保守党に期待したこともあった。しかし、今では首を傾げざるを得なくなった。
 そんな僕の思いを代弁してくれたのが、猫組長の昨日のユーチューブ動画であった。日本保守党擁護でありながらも、百田氏や有本氏に注文を付けたからだ。日本保守党を支持しているのではなく『信者』と化してしまってる人たちとは大違いである。
 猫組長は「7万3000票とか現実的に厳しいんじゃないですか」と語り、「百田さんがさーもっと広く浅く受け入れられるようにやらないと、コアのファンばっかり増やしても駄目だと思う」とアドバイスしている。
 そして、保守党党員に向って「百田さんに二つを求めちゃダメなんですよ」と苦言を呈する。「エンタメを求めるのか、政党の党首を求めるのか迫ってあげる」ということを提案する。
 猫組長は百田氏のエンタメ精神を一応は評価しつつも、政治に集中するかどっちかにすべきだというのだ。それを求めているお客さんだけでは、支持者が広がらないことを心配している。
 やっぱり「裏社会」で生き抜いてきた人は本質を見ている。「裏社会」と政治の世界は共通性があるからだろう。資金を有効に使い、人を動員して、多数派を形成することが大事なのである。「選挙に勝とうと思うならば我慢しなきゃいけないし」と述べるのも、日本保守党を育てたいからだろう。
 百田氏のエンタメ精神では党は運営できないのであり、それを猫組長はストレートに口にしたのだ。誰も百田氏や有本氏には物が言えないから、黙っておれなかったのだろう。
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