北朝鮮の弾道ミサイルに小型化した核が搭載されていれば、何百万人の日本人の命が失われる。前防衛相の稲田朋美をさらし者にしている暇など、今の日本人にはないのである。南スーダンに派遣された陸自の部隊の日記に「戦闘」の文字が書かれていたかどうかなど、どたいした問題ではない。日本がPKOを派遣する上で「戦闘」地域には出さない、といった建前があった。軍隊として認められていない自衛隊の、そこが悲劇なのである▼そんなくだらないことで、安倍内閣を批判している余裕などないのである。今日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮は中距離弾道弾4発をグアムに向けて発射するのだという。準備は8月末までに完了し、金正恩の命令で発射されるという。そんなことは以前から予想されていた。自分たちのすごさを日本やアメリカに思い知らせ、手出しができないようにするのだ。北朝鮮当局は「島根、広島、高知の各県上空を通過する」とまで公言している▼これで多くの日本人が目を覚ましたのではないだろうか。何をやらかすか見当がつかないのが北朝鮮である。本来であれば、戦争望まない者たちは、北朝鮮に戦争を思いとどまらせるために、デモをすべきではないだろうか。戦争が起きてからでは遅いのである。アメリカも堪忍袋の緒か切れつつある。日本がどのようにコミットするかも議論しておくべきだろう。平和は簡単に壊れてしまうのだから。
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