ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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サビサビの・・・・他

2008年05月27日 09時17分31秒 | Weblog

5月27日(火)

梅雨入り後、気温と湿度は鰻登り。

昨夕、電波時計の温度と湿度を見たら、温度は30,9度、湿度は65%。

2,3日前は湿度が80%以上もあった。

ばばの家は鉄筋コンクリート造りで、築後30数年。

床暖房とか断熱機能なんてない。

冬は寒いし、夏は昼間は窓を開け放っておくと風が良く通り涼しいが

夜、戸を閉めると中はサウナ状態。

だから、ばばは夕べ扇風機を出した。

この扇風機が問題児だ。

買って1年使っただけで、羽のガード部分がサビサビ錆びてしまった。

何で?こんなの見たこと無い!

外見があまりに見苦しくなったので去年から買い替えようと思っていたのに、

扇風機としての機能は問題なしだから、困ったものだ。

でも、来客時に出すのはとても恥ずかしい。

ばばは去年の夏は毎夜クーラーを16度に設定して、

羽毛布団をかけてネックウォーマーをして寝るという相矛盾したことをしていた。

友達に話すと、みんなびっくりして、呆れていた。

だって、昼間40度近くまで上がった温度で温められたコンクリートは

夜になってもなかなか冷えず、とても眠れたものではない。

扇風機をかけて寝ても良いのだが、ばばはグルグル回るものが苦手で、

ブランコが揺れるのを見ても、CD時代の前、使っていたレコードがグルグル回るのを見てもダメ、

扇風機の羽根が回っているのをみてもダメ。頭が変になりそうになる。

ただ、回っているのを見なければいいのだが、

考えただけでもパニックになることがあって扇風機をつけっぱなしにして寝るより

クーラーをつけた方が良いのだ。(変人だろうな、確かに)

じじは、北極みたいな所に眠れないと扇風機さえつけずに寝ていた。

夕べ、倉庫から引っ張り出した扇風機はやはりサビサビだ。

もしかして、メイドイン○△×だったのか?

サビサビだけど、微風・涼風・強風と3段階に調節して使う分には申し分ない。

廃棄したいけど、ちょっともったいない気もする。

そう言えば、先週、ある電気屋さんがクーラーの無料点検を

○月○日しますと連絡はあったのに、期日はとっくに過ぎてもその後の連絡無し。

まあ、クーラーも壊れた訳じゃないので大丈夫か?

 

昔、扇風機もクーラーも無かった時代は団扇で充分だったのに、

なんて贅沢になったのだろう。

団扇も家族の人数分は無い時もあったっけ・・・

遊ぶ時はフクギの葉を「団扇」だと言ってすまして顔を扇いだりしていた。

 

 

考えてみたら、ばばが子どもの時は各家庭に水道はなく、

集落の何カ所かにある泉にいって水は汲んでいた。

天秤棒みたいなのの両端にバケツを下げて何回も泉と家を往復した。

ある場所から泉までは急な坂で、行きは下り坂だが、

帰りは大きいバケツ2個分の水を天秤棒で担いで

坂を登るので相当きつかった。

ある季節になると松の木から薄気味悪い毛虫のような虫が

足の踏み場もないほど無数に落ちてきて道を覆った。。

虫嫌いのばばは死ぬ思いで虫をなるべく踏みつけないように通ったものだ。

10人家族だった頃の飲料水、風呂水・・・

何十回家と泉を往復しても水瓶と風呂桶のいっぱいにならず悲しかった。

ばばは、背があまり伸びなかったのは、

きっと水の担ぎすぎで、バケツを下げた天秤棒で両肩を押さえすぎたせいだと

今でも本気で信じているくらいである。(ばば姉も全く同じことを言っている)

あの時、大事に大事に使っていた水も

今は蛇口をひねればジャーッといくらでも出てくる。

その水を金で買う時代になった。

 

数年前まではペットボトルのお茶を買うのに抵抗があったばばだが、

今は平気で買う自分が怖い。

 

他にも各家庭で作っていた物、自然からいただいていたものを

金で買う時代になった。

人間、安き方へ安き方へと流れていくのか・・・・・・

反省しつつも大きな波に飲み込まれていく自分が怖い・・・・・


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