ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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講演会に・・・・、他

2014年10月25日 19時28分21秒 | 日常生活
10月25日(土)曇

今日は、町立図書館のオープン10周年記念行事として

じじの同級生で、埼玉在住の方を招いて講演会があったので行って来た。

講師のお名前は、藤田和子さん。

島で高校まで出て、島で就職し、その後、結婚を機に

埼玉県に出られたという。

高卒で就職した時、「これで良いのだろうか?」と

自問自答されたそうだ。

特に、大学へ進学した友達が、夏休みなど出帰省した折には

色々な事を考えたそうだ。

昭和40年代、都会と比べ、島は情報量が少なかった。

そこで、色々な事を学ぶために「読書」に励んだ。

そのうちに、自分でも色々書きたくなり

女性誌や、新聞等に詩を投稿し始めた。

作品が、新聞や雑誌に掲載されるようになり、

詩よりも長い小説に興味が湧いてきた。

書き続けて数十年。

遂に、去年は「南日本文学賞」「埼玉文学賞」をダブル受賞するという

快挙を成し遂げた。

演題が「やり続けること」だったが、正に継続することが

快挙に繋がったんだね。

色々な事をやっていて、「苦しい・つらい、もうやめようか?」と思った時

そこで諦めるか、もう一踏ん張りするか・・・

一踏ん張りしたからと言って、

必ず良い結果が出るとは限らないけれど

やはり、続けることは大切だと思うと講話を結んだ。

誰も認め、褒めてくれなくても、頑張るか~

いつも、じじに「褒めてオーラ」出しまくりのばばはダメなんだなぁ~



話の中で、ご自分のお母さんを題材にした「詩」も

2つほど紹介した。

詩の内容は「母親の子どもに対する思い」。

家が貧しくて、子どもが必要な物を買ってあげられない母・・・

買って貰えない子どもも悲しい行けれど、

子ども以上に母親は悲しんでいると・・・・。

この件では、ばば自分の幼少時代の経験と重なって、胸が熱くなった。

藤田さんのお母さんは、藤田さんが結婚した時、

「もし、赤ちゃんが生まれたら、大きな人形も買ってあげるね。

ピアノも買ってあげるね・・」と言われたそうだ。

そして、お孫さんが誕生すると、

大きな人形を小包で送ってきてくれたそうだ。

藤田さんには買ってあげられなかった大きな人形を、お孫さんに・・・・

・・こういう、お母さんとのエピソードや、島の風習、行事等を

ちりばめた小説が、文学賞という栄冠に輝いたのだ。

ばばは、まだ藤田さんの小説を読んでいないけれど

図書館へ行って、借りて読んでみよう・・・・・



そう、そう、藤田さんの講演の前に、

「徳之島町指定民族文化財芸能発表」もあり、

井之川集落の「夏目踊り」、亀津の「浜踊り」・「田植え踊り」もあったよ。

歌詞は分からないし、意味も全く分からなかったけれど

力一杯太鼓を叩く人、踊る人・・・・

ほとんどが60歳代以上の出演者だったけど、大熱演だった。

徳之島の伝統芸能を、子ども達にどう引き継ぐか・・・・・

大きな課題だなぁ・・と思った。

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昨日はブログでクイズを出した。

じじ、昨日お昼のお茶時に、見事正解したよ。

「九」を、何と読むか?・・答は「イチジク」。

ばば、これ、大分前、小学生から問題を出されたことがあって・・・・・

又、日本の古典文学の中で、娘さんが、お父さんに出した手紙に

「2つ線?」

「牛の角」

「真っ直ぐ」

「ゆがんでいる」と書いたらしいけど

筆文字を書いていたこの時代、答は4つの文字の言葉らしい。

何て書いたのかな?と、出題したけど答は・・・

「2つ線」は「こ」

「牛の角」は「い」

「まっすぐ」は「し」

「ゆがんでいる」は「く」で「こいしく」となるらしい。

娘さんは、お父さんに「こいしくて、会いたい」って、

手紙をしたためたんだって。



ばばは、「難解な漢字の読み方」とかいう本は2,3冊読んだけれど

今、読み返したら、上手く読めるかなぁ・・・

自信は無い。

読めないなら、読めないで良いから、解説と共に又勉強したいな~。