TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

黒谷家プロジェクト定例会

2012-03-25 08:57:19 | *古民家再生/黒谷プロジェクト
黒谷家という新城にある古民家の改修に関わりはじめて1年が経ちました。活動が1年経つのを機に、毎月定例会を行って進めていくことになりました。
昨年末からはじめた定例会も今回で4回目となりました。
今回は4月からの次年度の活動方針について、土間空間の拡充を提案しました。


黒谷家は、現在、都会に住むこどもたちの田舎暮らし体験施設としても活用されているため、土間空間のいたみ、湿気とカビは子ども達の健康にとって、とても好ましい状態とはいえません。
そこで、土間の改修と併せて通気と採光を確保したいと考えています。

玄関から裏庭まで土間空間を広げることで、風通しがよくなり、採光と通風を確保することができます。
ただ、玄関の暗さは、古民家での田舎ぐらし体験にとって、ある程度必要な「暗さ」もあると私たちは考えているため、単に明るくするというだけではない方法を考えたいと思っています。単に便利にするだけでない、黒谷家らしい改修の方法を考えながら取組んでいく予定です。

そして、土間空間には薪ストーブを設置する予定です。
これまで暗くて寒かった場所を、あたたかく人が集まるような空間に転換できればと考えています。具体的な模型やイメージを用いて定例会で関係者の皆さんや地域の方々とも相談しながら進めていく予定です。


すがすがしい天気に恵まれ、庭の梅も咲き始めました。

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ケンチクカフェ・レクチャーシリーズ第13回/伊藤孝義さん

2012-03-25 01:44:10 | ケンチクカフェ
20:56 from web トヨタが作っている芝生tm9がいいらしいとケンチクカフェで伊藤さんに伺うなど。 toyota-roofgarden.co.jp #kenchikucafe21:00 from web  [ 1 RT ]伊藤さんが庭の舗装で最近取り入れている「ガンコマサ」。短期間で施工でき、土を少し混ぜ込むと風合いもいい。 ybk-jp.com/product/ganko/ #kenchikucafe21:14 from web きょうの伊藤さんの造園に関するお話は深い。樹木が生えていた環境や木の特性は一本一本違う。木を植える際は、植える先の環境だけでなく、植える側の木の特性も加味して現場で植える向きや角度を決める。これはコンピュータなんかじゃ計算できないし、ましてやプログラミングで補えるものでもない。21:17 from web いつまで経っても満足するものができない。そうおっしゃる伊藤さんのまなざしに、芯のつよさ、静かな自信を僕は感じた。ほんとうの自分が確立されている人ほど、フレキシブルだし、人と柔軟に交わることができる。 #kenchikucafe21:33 RT from web ランドスケープデザインというのは全体像を考えることだから、誰がそれをやるにしてもはじめのところにいなければいけない。残念ながらまだ、最後の仕上げみたいに思われているところがあるのは事実。この当たり前のことを一つずつやっていきたい。今年もあとわずかなので来年の抱負を述べてみました。(長谷川浩己さんのツイート21:38 from web  [ 1 RT ]「どうしたいか」は既にあるわけで、「どうやったらできるか」を考え、行動することが大事だ。ただ、発散するだけでは建築にはならない。あるところから身近な寸法へのフィードバックが必要。いきなりディテールから(どうつくるか)考えてもいい。21:41 RT from web 頭で作ったものは、あまりよい曲でないことが多いです。@kmkmgm: @skmt09 教授、質問です。作曲というのは「曲かきたい」という漠然とした感覚でできるものですか?こういうフレーズをこういうコンセプトで…と綿密に脳内会議を開くものですか?(skmtcommmonsさんのツイート21:44 RT from web 建築家が民主的プロセスばっかり追ってどうするのだとおもう。WSに参加する人だけが住民でもなかろう。話にも加われずに一人軒の片隅でたたずんでいる子供へ、すっと傘を差し出すようなデザインはできる。研究者や計画者の立場ではできない、インフォーマルな部分を知る民の一人としてあってほしい。(中谷礼仁NorihitoNakataniさんのツイート21:47 from web  [ 1 RT ]樹木にはひとつひとつ個性があって、育った環境によって正面とか裏がある。設計図に木の位置がプロットしてあっても、それはある縮尺の世界の話であって原寸ではないから、実際植える段階になって、その個性と地勢に合わせて現場で位置や向きを変更することはよくある。僕は現場と畑でそれを学んだ。by ttrsby on Twitter

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