TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

地域最優秀賞受賞!

2020-04-08 15:56:00 | Prize
市村工務店さんとのコラボ案件が、LIXILメンバーズコンテスト2019にて地域最優秀賞を受賞いたしました。
全国的なコンテストでリフォーム部門では東北で唯一の受賞となりました。
このような機会をいただき、ありがとうございます。

受賞ページ


Before
After
詳細

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山形エクセレントデザイン賞

2019-12-02 19:45:00 | Prize
私たちが設計で関わった山形市旅篭町のgura yamagata (グラ)が、「山形エクセレントデザイン コミュニティデザイン賞」を受賞いたしました。

生みの苦労(笑)を共にした旅篭町開発の後藤社長、デザイナーの土屋さん、須藤さんと一緒に授賞式に参加してきました。
授賞式は、なんだか芸工大のOB会みたいで、アットホームな雰囲気でした。
芸工大ができて20数年、OBだけでなく、地元企業の皆さまにも認知され、さまざまなコラボレーションや、活躍の機会をいただけているのだ、ということを実感し、改めて、ありがたいなぁ、と思いました。

地方で設計やデザインを生業とする者のひとりとして、外からの評価を意識しないわけではありません。これまでグッドデザイン賞ベスト100をはじめ、幸運にも結果を出してきた方だと思っています。しかしながら、今回は、内からの評価の大切さを感じました。

ホームである山形で仕事をいただけること。そして、クライアントをはじめ、さまざま方々と協働させていただけること。建築は形にしてナンボの世界ですが、形になるまでの時間は、なかなか伝えづらいのですが、今回の受賞は、それを評価いただけたような気がします。
guraも、そこにあることが当たり前であるかのように、風景に馴染む建物になっていくと良いなと思います。














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西根の家が第37回東北建築賞 作品賞を受賞いたしました

2017-06-18 18:03:16 | Prize
このたび「西根の家(山形県長井市)」が日本建築学会の第37回東北建築賞作品賞を受賞いたしました。
白鷹の家につづき2回目の受賞となりました。



西根の家は一見すると平屋寄棟のシンプルな住まいですが、隅木が実は45度じゃないので、つくるのにはとても技術がいります。それを実現できたのは、地方の職人さんたちの優れた技術力があったから。
雪のこと、断熱のこと、窓のこと、木のこと、クライアントのライフスタイルのこと、ひとつひとつを丁寧に紐解き設計させていただきました。
現地審査をふまえ、一貫して取組んでいる雪国の建築のあり方について、その本質的なところを評価いただけたことが嬉しかったです。
クライアントとの素敵な出会いや、施工いただいた優れた技術をもった職人さん達とのご縁に感謝いたします。
ありがとうございました。

http://tohoku.aij.or.jp

審査講評
この住宅は、現代における雪国の農村集落における住宅のあり方をシンプルに体現して いることが評価されました。除雪の負担となっている長い引込み道(序口)を短くし、前面道路と平行に建物を構えることで、伸びやかな屋根の姿が強調されています。外装には 杉板が貼られ、杉材の縁側も軒下の心地よい風景を作り出しています。前面道路からの視界は、盛土によってほどよく遮断されていますが、垂木が表しになった室内からの空間的 な広がりは十分に確保されています。建具の納まりがディテールまでよく検討されている ことも評価されたポイントの 1 つです。加えて、この住宅にはペレットストーブや地元メ ーカーの木製サッシが採用されていますが、冬季の温熱環境やコスト、夏季の風の抜けや開け放たれた窓辺の風景など、適切に考慮されていることも好感が持てました。ストーブ、 木製サッシ、散水消雪システムは、設計者が過去の数々の住宅設計でも試行錯誤しながら採用してきた経緯もありますが、西根の家はその集大成のような位置付けであるようにも感じました。

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西根の家がJIA東北住宅大賞にて奨励賞を受賞いたしました

2017-05-30 23:13:04 | Prize
このたび「西根の家」が第10回JIA東北住宅大賞の奨励賞を受賞いたしました。
5月23日に仙台で行われた表彰式に出席して参りました。

http://www.jia-tohoku.org/award/10th/entry-700.html


自らの山の木を使って家を建てるという、とてもロマンあるプロジェクトに関われたことに感謝しております。
このような機会を頂き、誠にありがとうございました。

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西根の家(山形県長井市)が第37回東北建築賞作品賞に内定いたしました

2017-03-16 19:23:50 | Prize


このたび、「西根の家(山形県長井市)」が第37回東北建築賞作品賞に内定いたしました。
自分の山の木を使って家を建てるという現在では稀有なご縁を頂いた建て主さま、施工いただいたマルニ建工さま、設計協力いただいた大類真光さま、このプロジェクトにかかわった多くの方々に感謝申し上げます。自分の生まれ故郷で取組んだプロジェクトがこのような名誉ある賞を頂けたことは、嬉しさと同時に身が引き締まる思いです。今後の励みにしつつ、「風景が生きる建築づくり」に引き続き取組んで参ります。

https://www.kensetsunews.com/archives/28845

西根の家
【 所 在 地 】山形県長井市
【設計監理】渋谷達郎+アーキテクチュアランドスケープ一級建築士事務所
設計協力:大類真光建築設計事務所
構造:鈴木啓/ASA
【施 工】㈱マル二建工
製材:㈲渡部製作所
電気:㈲手塚電気
機械:㈱遠藤設備
建具:㈲齋藤木工
木製サッシ:アルス㈱
暖房:渡辺ヒーティング㈱
左官:原田左官工業所
内装:㈱尚古堂

東北建築賞作品賞は、東北地方においてその建築文化や環境形成の向上に貢献し、地球環境時代に相応しい優れた建築作品を顕彰することにより、東北地方における建築水準の発展に寄与し、学会と地域社会との交流を図ることを目的とされております。

(審査講評)
この住宅は、現代における雪国の農村集落における住宅のあり方をシンプルに体現していることが評価されました。除雪の負担となっている長い引込み道(序口)を短くし、前面道路と平行に建物を構えることで、伸びやかな屋根の姿が強調されています。外装には杉板が貼られ、杉材の縁側も軒下の心地よい風景を作り出していす。前面道路からの視界は、盛土によってほどよく遮断されていまが、垂木が表しになった室内からの空間的な広がりは十分に確保されています。建具の納まりがディテールまでよく検討されていることも評価されたポイントの1 つです。加えて、この住宅にはペレットストーブや地元メーカーの木製サッシが採用されていますが、冬季の温熱環境やコスト、夏季の風の抜けや開け放たれた窓辺の風景など、適切に考慮されていることも好感が持てました。ストーブ、木製サッシ、散水消雪システムは、設計者が過去の数々の住宅設計でも試行錯誤しながら採用してきた経緯もありますが、西根の家はその集大成のような位置付けであるようにも感じました。
http://news-sv.aij.or.jp/tohoku/kentikushouhtm.htm

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文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞いたしました

2015-04-15 18:33:55 | Prize

平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞いたしました。

The Commendation for Science and Technology by the Minister of Education,
Culture, Sports, Science and Technology
The Young Scientists’ Prize

このたび、高度な研究開発能力を有する若手研究者を対象とした文部科学大臣表彰“若手科学者賞”に選ばれました。
若手科学者賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者を対象としています。

関連:文部科学省HP

平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定について
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/04/__icsFiles/afieldfile/2015/04/08/1356509_02_1.pdf

渋谷達郎
業績名「建築設計の実践に基づく持続可能な建築デザインに関する研究」
建築や都市において、人に愛され、長く使い続けられる良質な住宅・町並みの形成は喫緊の課題です。
そこで、持続可能な建築を実現するための方策として、環境や構造を含めた要素技術を統合的に扱うデザイン手法に着目、人の知覚や感性、質的評価など、人間の側からアプローチすることで、地域・規模・用途ごとの特性、気候風土・景観などの周辺環境と建築との応答関係を分析しています。また、経年変化によって魅力が増すようなエイジング建築やワークショップ・セルフビルドといった参加型の建築手法に着目し、SNSを介した情報共有や合意形成のプロセスについて実践的な取り組みを行っています。
本研究成果は、建築設計の実践を通じて、持続可能な建築や都市を実現すると共に、広く社会に寄与すると期待されます。

こういった形でこれまでの地道な取組みを評価頂けたことは、とても励みになります!
引き続き、地味な建築都市の設計に取組んで参ります。




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「ナカドマ」コンセプトのアオーレ長岡が2014年建築学会賞(業績)受賞

2014-08-19 01:54:46 | Prize

コンペ時の「ナカドマ」のコンセプトが最後まで貫徹され、それが評価された。嬉しい!あの時の隈研は最強だったといまでも思う。 pic.twitter.com/a4VWWXYInL



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日比科学技術振興財団の研究助成に採択されました

2011-05-27 23:52:08 | Prize
このたび財団法人日比科学技術振興財団の研究助成に採択されました。ありがとうございます。

名古屋市内で助成金の交付式があり、出席してきました。
国公立大学の場合は、若手教員に配分される研究費が極端に少ないため、自分の研究費は自分で獲得する必要があります。
国や企業などの様々な研究助成に応募するのですが、実は応募書類を作る時間も意外と掛かるので、その分自分の研究時間が削られてしまいます。
今回の交付が決まったことで、より研究に集中して取組めるので、とてもありがたいです。


花束を頂いたのは久しぶりです。


日比科学技術振興財団はサンゲツが母体となっている財団です。
建築の実務に携わっている人なら馴染み深い企業だけに、この助成を受けて少しでも社会に貢献できればと存じます。

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丸昇彦坂建設株式会社リニューアル設計コンペ2010 3等受賞/「Como-Re びる」

2010-07-29 23:23:42 | Prize
このたび、建設会社の社屋リニューアル実施コンペにて、3等受賞いたしました。
コチラに詳しいイメージがあります。

劣化した外壁のファサード改修のコンペですが、私たちは、それに加えて「環境負荷の低減」と「企業のブランド力向上」を目指した、木と緑にあふれた働きがいのある会社「Como-reびる」をコンセプトに改修案を提案しました。

「Como-reびる」とは、
Commodity:社会に必要とされる
Renewal:環境に配慮した改修
Building:人から愛される社屋 の略で、「木漏れ日」をモチーフにした造語です。

「Como-reびる」は、①自社製品であるMHCランバーを用いた「木の壁」、②植物を活用し た「緑のカーテン」、③再生木材やプランター植物、ガラス、太陽光発電など様々なエコパネルを用いた「エコルーフ」の3つから構成しています。


現況(Before):社屋エントランス外観
微妙なカラーリングのALC外壁と3角形のトップライトが載ったエントランスキャノピー。



改修案(After):木と緑にあふれた建物外観
日射を遮る緑のカーテンと再生木材や植物プランター、そしてソーラーパネルなどが載った階段状のキャノピー「エコルーフ」の提案。


予算や構造上の制約があり外壁の大幅な改変が難しいため、現状の躯体を活かしながら、いかに社屋全体のイメージを刷新(リニューアル)できるかが課題でした。

私たちは、南面ファサードの凹部と既存のエントランスキャノピーに着目することで、社屋全体しいては会社のブランドイメージを向上させるような提案を行いました。
実施コンペですので、詳細図(ディテール)も併せて検討し、実現可能な提案を行いました。
上記イメージはフォトショレタッチしていますが、模型写真です。。

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