TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

生物と無生物のあいだ

2007-07-24 17:01:10 | サステナブル建築


福岡伸一さんの本をいくつか読み始めています。

サステナブルな建築のあり方を考える上で、「生命化」という概念はとても大切な切り口のひとつです。
例えば、生物的なものの形態を模倣したアールヌーボー。
生命の新陳代謝を建築システムとして取り入れようとしたメタボリズム。

いずれも、生命的な形態やシステムを建築に取り込もうとしたわけですが、その時代の技術が未成熟だったせいもあって、その結果として、何か新しいことが生まれたかというと、どうも消化不良気味なところに帰着してしまっているのかもしれません。。

今、サステナブルな建築に必要なのは、「形態」、「建築システム」といったように要素に切り分けて捉えるのではなく、それら全体を包括するようなネットワークモデルだったり、自己複製システムだったりするのかもしれません。。
そうなると、建築も建築単体の要素で切り分けるのではなく、ランドスケープ的なことや環境を対象として考えていく必要性が出てきて、実は、これからは建築の設計と環境のデザインの境目がどんどんなくなっていくように思います。

そんな意味でも、とってもおもしろい本に出会いました。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レジ袋

2007-07-13 03:17:30 | サステナブル建築
日本人は平均で年間240枚のレジ袋を一人当たり消費しているらしい。。
そのために費やされているコストは、なんと7200億円!!
以外と知らない、身近なところの環境負荷って、数字にするとすごくリアルに感じられる。

ほんとかどうか、わからないけど(たぶん数字は本当なのかもしれませんが。。)
こんな首相もありかも。と思う今日この頃。

http://www.youtube.com/watch?v=ggVt97Q7_jA
Comments (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする