9日(木)、朝のテレビで、加東市蔵谷で播州鯉のぼりを製造している柴崎彰孝さんが紹介されました。5月5日のこどもの日が近づくと、播州鯉のぼりづくりの作業場で一人黙々と鯉のぼりづくりを続ける柴崎さんの姿が紹介されます。
今日は赤い金太郎が描かれた鯉のぼりが紹介され、柴崎さんは、金太郎が邪気を払う、すなわちコロナウイルスを退散させるとの祈り、願いを込めて作っていると話していました。こどもの健やかな成長を祈って五月の空高く揚げられる鯉のぼり。今年は約3000のキャンセルが出て、損失も約100万円相当にのぼっているということでしたが、柴崎さんはそれでも鯉のぼりをつくり続けていくと笑顔で語っていました。その明るい笑顔に見ている側が力づけられた気がします。
鯉のぼりはこどもの健やかな成長を願って揚げられますが、世界各国で平和のシンボルとして揚げられるようになっています。中村哲先生(元兵庫教育大学教授)らが、和文化教育研究とともに鯉のぼりを世界に広げる取り組みを続けてこられています。
播州鯉のぼりでコロナ退散!