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先週の土曜日に、ブログに書いた『裁判員制度の知られざる罠』には多くの反響を頂いた。驚きの声が大半だったが、中には「もともと弁護側にも、検察側にも最大4人まで対等に忌避出来る権利があるのだから問題はない。大騒ぎすることではないだろう」という反論もいくつか来ている。国会では、法務委員会はスピードのみにとらわれて、じっくりした議論が難しくなっているので、超党派の議員で「裁判員制度を考え直す」議論を始めようと準備を始めている。 . . . 本文を読む

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国会では議院運営委員会委員長の解任決議案が提出された。社保庁改組「日本年金機構」法案、ドタバタ版「年金記録喪失対策」の特例法案と連続強行採決した与党側の苦し紛れの「強気」路線に対して、野党は桜田厚生労働委員長の解任決議案、さらには柳沢厚生労働大臣の不信任決議案と徹底抗戦を予定している。今日は長い夜になりそうだ。ただ、民主党が途中で「軟化」して腰砕けになる事態だけは避けるように、社民党・国民新党ともに求めているところである。 . . . 本文を読む

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5月18日(金)厚生労働委員会、そして先週の23日(水)の予算委員会と続けて「グリーンピア南紀」問題での厚生労働省年金局と柳沢大臣の無責任ぶりを追及した。国会審議は、時間が限られていることもあって、すべてを言い尽くすことが出来ずに、どうしても荒削りの議論となる。そこで、野党合同で構成している「公共事業チェック議員の会」(鳩山由紀夫会長・保坂展人事務局長)で、厚生労働省を国会内に呼んでヒアリングを行った。 . . . 本文を読む

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衝撃のニュースが流れてから一晩が明けた。自らの政治資金について、国会で答弁を拒み続けていた松岡農水大臣が自殺をはかったという第一報が聞いたのは、午後1時頃だった。昨日は、国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑で「拝礼式」があった。毎年、世界各地の戦跡から収集される第2次世界大戦の軍人・軍属の遺骨を厚生労働大臣が納骨するという儀式である。安倍総理や遺族代表、各国大使、各党代表も参列した。私も社民党代表としてそこにいた。厳粛な儀式の中、鳥が二羽さえずり、やがて羽ばたいていった。そんな静かなひとときを破るように上空でヘリコプターの音がした。さらに、マナーモードにしていた携帯電話が何度か震えた。儀式が終わると、「松岡農水大臣が自殺をはかり重体」とのメールが入っていた。やがて、「心肺停止状態」と伝えられ、その後には「亡くなった」との報道が続く。とても驚くとともに、突然の訃報に故人のご冥福をお祈りしたい。 . . . 本文を読む

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昨日のブログには大変な数の反響を頂いた。土・日にも関わらず、弁護士会内部でも賛否両論の議論が起きているようだ。「裁判員制度」の導入が全国民を対象にしているだけに、誰もが「警察官の捜査を信用出来ますか」と裁判官から尋問を受けて、「NO」と答えた人たちはこの質問を要求した検察官から「理由を示さずに忌避」されて不選任となるという事態に正直言って私は驚いた。ところが、裁判員制度に関わってきた関係者からは、「何、今ごろゴタゴタ言ってるの。アメリカの陪審制でも同様の制度があるし、04年の立法当時にもそう議論にならなかったじゃないか」と、「驚いている人たちが出てきたことに驚く」という反応があるらしい。「アメリカでも陪審制…」と言う人たちに聞いてみたい。アメリカの捜査と日本の捜査は透明度は同一なのだろうか、と。陪審員が全員一致で判断するかどうかで有罪・無罪を決める陪審制と、多数決に従う日本の裁判員制度は同一の制度ではない。さらに、そのアメリカでも冤罪事件が後を絶たないことも忘れてはならない。 ここで、「面接・質問」と「忌避」「不選任」の条文を見ておこう。 . . . 本文を読む

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昨日は、衆議院法務委員会で「犯罪被害者の訴訟参加」を制度化する刑事訴訟法改正案の質疑を40分行った。この最高裁と法務省とのやりとりの中で、裁判員制度の「くじで選ばれる国民の幅広い意見」という根底から揺らぐような事態が明らかになった。検察側が「警察官」を証人として出廷される時に、裁判所に対して裁判員候補に対して「あなたは警察官の捜査を信用していますか」と質問させることが出来る。「いや、信用ならないですね」と答えると「公平な裁判が保障されない」と検察官が判断して最大4人まで理由を示さずに「忌避」の手続きを行うことが出来るというものだ。「市民の代表」として出てくる6人の裁判員たちは、検察側のフィルタリングにかけられた「警察を疑わない善意の市民」ばかりとなり、「自白の任意性」をめぐって弁護側と激しく争う事件について、大きな影響を与えるのは間違いない。「くじ」で選ばれた裁判員候補を、捜査権力が「警察の捜査への信頼度」「死刑についての考え方」などに対して「思想チェック」をして、理由を述べずに4人まで「忌避」という排除手続きを取るという仕組みが隠れていたことに愕然とする。「官」にとって、都合のいい「官を疑うことなき善良な市民」が国民全体から「くじ」で選ばれたとすれば、これは「市民の司法参加・偽装」そのものである。法曹三者で国民の思想信条の自由を侵すような「許しがたい設問」をつくりあげていたとすれば、看過出来ない。 . . . 本文を読む

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しばらくお休みしていた社民党・憲法学校のスペシャル版を開催する。ちょうど来週の金曜日となるが、安倍内閣の強権的な政治の暴走に危機感を抱く皆さんに、こぞって御参加いただきたい。6月1日、新宿区牛込箪笥ホールで19時より21時までの予定だ。 たった今、年金に関わる重大法案の強行採決が厚生労働委員会であった。その直後に、今度は労働3法を趣旨説明するというムチャクチャなやり方で強引に突破しようとしている。強く抗議したい。 . . . 本文を読む

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あと2年で裁判員制度が始まる。衆議院選挙の有権者で、国民からくじで選ばれるた裁判員候補者は、「70歳以上」 「地方自治体の議員(会期中に限る)」 「学生や生徒(通信制の場合等は除く) 」「過去5年間に裁判員を経験」「重い病気」 「親族の介護・養育」「その他政令(未制定)で定める上記に準ずる事由」以外は、辞退が認められない。昨日から衆議院法務委員会では「犯罪被害者の法廷参加」のための刑訴法改正案の審議が始まる。法廷で犯罪被害者は被害者蚕参加人として検察官席の裁判官に近い席に座り、従来認められていた意見陳述に加えて、証人尋問や被告人質問が出来き、論告求刑も行うという制度だ。 . . . 本文を読む

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今日は、衆議院予算委員会で『政治とカネ』に関する集中質疑が行われた。私も質疑に立ち、この1カ月の間総力をあげて調査してきた「グリーンピア南紀」問題を安倍総理、ならびに柳沢厚生労働大臣に聞いた。このテーマに入る前に、「ナントカ還元水」の松岡大臣が、この春に提出したの政治資金収支報告書で事務所費のうち問題となった「光熱水費」をいくら計上していたのかの一点に絞って問い質すことにした。まずは、その迷答弁ぶりを紹介しておこう。 . . . 本文を読む

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昨日のブログがわかりにくいとのご批判があった。揺れる列車の中で書いたので、お許しいただきたい。順序が逆になったが先週18日の厚生労働委員会で質疑をした議事録(仮記録)を保坂展人事務所で作成した。これを読んでもらうと、昨日のブログもいくらかわかりやすくなるかもしれない。明日は、9時~午後1時まで衆議院予算委員会で「政治とカネ」に関わる安倍内閣の姿勢を正す集中質疑がある。私は、「ナントカ還元水」に始まって、「グリーンピア」問題まで関係大臣に15分間(12時35分~50分)質問する。質疑の様子は、生中継ではなく午後1時からNHKテレビで録画放送される予定だ。(夕方4時半過ぎの放映になると予想される) . . . 本文を読む

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少々くたびれてきている後半国会の週末を利用して、「グリーンピア南紀」の調査を思い立った。というのは、金曜日の夕方に厚生労働委員会で約30分にわたって柳沢厚生労働大臣と渡邉年金局長を質したからだ。渡邉年金局長からは、私の質問に対して、「太地町にまたがる部分について5月14日付で、賃貸借契約の締結が終わっておりまして、そうした宿泊施設部門についての計画の進行についてもこれからスタートすると承っております」(5月18日衆議院厚生労働委員会)という答弁が飛び出したからだ。 . . . 本文を読む

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社民党は参議員選挙の全国比例区で17日に予定候補に、前国立市長の上原ひろ子さんを公認決定した。上原さんの経歴と政策をここに掲載する。憲法の危機の時代だからこそ、参議院に上原さんを送り出したい。 . . . 本文を読む

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『共謀罪とは何か』(岩波ブックレット)を共著で書いた海渡雄一さんから、『悪法量産の安倍内閣への警告』が届いた。小泉政権が終焉し、安倍政権は「強気一本」の「戦後レジーム」と突破でダッシュし始めた。海渡雄一さんらしい鋭角の分析と呼びかけを今日は、皆さんにお届けすることにしたい。 . . . 本文を読む

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衆議院本会議で教育3法の反対討論に立った。ところが、出来上がってみると、どのように読んでも7~8分はかかる。仕方がないので、赤ペンを直前まで入れて5分の持ち時間に合わせた。ここでは割愛した部分も含めて、元原稿をアップしておく。今日は、法務委員会で裁判員制度に関わる法案、厚生労働委員会で「グリーンピア南紀事業頓挫」に関わる質問をした。詳細は後ほど。 . . . 本文を読む

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今日は、日本の教育が窒息へ向けて転がりだした日である。安倍総理と「親学」の議論をしようと見解を問うたが、「まだ発表していない仮の議論に答えろと言っても無理」という具合に逃げ続けた。都合がいい時には、再生会議の看板を使い、風向きが悪くなると「今、議論しているんですから待って下さい」と情報公開も拒む。「親学」の提言を出すのを延ばしたのは事実だろう。その理由を問うても、のらりくらりと答えない。そんなに「親学」がいいなら堂々と答えればいい。 . . . 本文を読む

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