TOP PAGE BLOG ENGLISH CONTACT




 私は、この『どこどこ日記』をほぼ毎日更新し発信している。原稿を書いて一度読み直し、また長く書いてしまった時や微妙なテーマに触れる時には、複数のスタッフに読んでもらってからupする。基本的にテーマは自分で選んでいるが、大きな事件が起きたりすれば、そのことを書く場合も多い。私は、20年ほど週刊誌・月刊誌を中心として「教育・若者」をテーマとして記事を書いてきた。その際には、ベテランの編集者とも共同作業したことも数多くあり、メディア=公共空間で言論により表現する際の注意すべきことや、必要な手続き、またルールを書きながら身につけていった。ブログで相当量の情報発信をしている今も、その経験は生かされていると思う。かつて、編集者に企画を提案したり、逆にテーマをもらって書いていた時期に比べると、ゴーサインを出した瞬間にネット上にupされる速報性と、世界中どこからでも見ることが出来るアクセスの良さは「活字」で仕事をしてきた者としては画期的だと思った。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 梅雨のさなか、今朝も雨足が強い。今日は、6年前に死去した父の墓参に出かけてくる。父の時代には、定年退職は55歳だった。その年齢まであと3年、足元をみつめて静かに考えてみる時間がほしい。国会が閉会すると、いくらかの時間がみつかるかと思っていたら、先週は、志布志事件調査団、山鳥坂(やまとざか)ダム・内海ダム視察団と3日間の強行日程の後は、国会でのヒアリングや各メディアのインタビューなどに応じて、なお地元での街頭演説や集会開催などでアッという間に1週間がすぎた。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




死刑執行が半年で13人もあり、G8洞爺湖サミットを前に国際社会も「日本の死刑制度」について注目が集まっている。国会閉会前に提出した質問主意書の答弁書が閣議決定をへて送られてきたので、ここに質問&答弁の形でここに掲載する。鳩山大臣の入った裁判員広報用の「サイバンインコ」は「国民の裁判員制度に対する関心を高め、また参加意欲を高めた」と答弁している。この福岡高等検察局発注の「サイバンインコ」は45万円(税22500円)で472500円だったという。先日の死刑執行については、一切の答弁を拒否した無回答の姿勢が際立った答弁書だ。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




福田内閣は、6月24日に私が提出していた日体大「日本体育大学『宮嶋武広選手死亡事故』に関する質問主意書」への答弁書を閣議決定した。相当に分量があるが、質問と答弁を合わせて掲載したい。四月十八日の法務委員会で鳩山法務大臣は「保険金であるべきものを見舞金と称したり、あるいは場合によっては悲しい事件ですけれども、御本人、保険契約者が亡くなっていれば、その御遺族ということになりますが、当然そこでは交渉があり、保険金の判定がなされていく。間にいろいろなものが入ってそれがねじ曲げられていくのであれば、言語道断と言わざるを得ないというのが私の気持ちですね」と見解に「法務省として付け加えることはない」と閣議決定した事実は重い。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




社民党では「廃止しよう、後期高齢者医療制度」(社民党機関紙局・200円)で16頁のリーフレットをまとめたところ、わずか数日で4万部を超える注文があり5万部に迫る勢いだという。12年前に社会党から社民党に変わって以来、最高部数を記録しているようだ。また、このブログでも紹介している『どうなる? 高齢者の医療制度』(阿部知子・保坂展人著・ジャパンマシニスト・定価777円)も本日、全国の書店に並んだがようだが、注文が次々と来ているので昨日には増刷が決まった。与党の制度見直しが、微温的なものに止まっていることもあって、制度廃止を求める国民の声は高まるばかりだ。(このブログは6月12日の記事の再掲示です) . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨日の鹿児島志布志事件の調査に続いて、超党派の国会議員で構成する「公共事業チェック議員の会」で、愛媛県大洲市にやってきた。ここには、2000年に「与党3党の公共事業の見直し」でいったん停止したはずの山鳥坂(やまとざか)ダム我ある。象徴的に言えば、亀井静香が中止して小泉純一郎が再開した巨大ダムということになる。昨日は、松野信夫・大河原雅子(民主党・参)、仁比聡平(共産党・参)、 田中康夫(新党日本・参)に私を加えた5人の国会議員と、150人の市民が集まってダム建設をめぐる議論を行った。長野県知事の経験を生かして、ヤッシーが「ダムに頼らず、治水効果を発揮する公共事業は、護岸・浚渫・遊水池確保・放水路などがある」と熱弁をふるった。松野議員は、熊本県川辺川ダム、仁比議員は諫早干拓、大河原議員八ッ場ダムと向き合ってきた。今日はこれから、バスでダムサイト予定地などを視察。午後には香川県にまわって内海(うちのみ)ダムの現況についてヒアリングを行う。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




鳩山法相が「冤罪と呼べない」と言って、予算委員会でその発言を撤回したのは、2月14日だった。それから、4ヶ月が経過して地元の県警本部長は「でっちあげではない」と断言することに、心底驚いた。松本サリン事件で犯人扱いされた河野さんに、野中広務国家公安委員長が謝罪した時には、「違法な捜査だった」からなのだろうかと反問した。「それについては、よく把握していない」としたが、 志布志事件の教訓と言っても、「人権蹂躙」「見込み捜査」「長時間の威圧的捜査」などの核心は、虚構の事件を組み立てる「捜査の暴走」を抑えることが出来なかった点にあるのではないか。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




鹿児島空港から約3時間、志布志事件の現場となった鹿児島県志布志市四浦の懐集落に向かった。途中の車の中で、昨夜遅く事件の被害者・国賠訴訟の原告であった 永利忠義さん(76歳)が亡くなったことを知る。実は、この永利さんのお宅で昼食をいただく予定になっていた。昨夜10時ぐらいまで、私たちの迎い入れの段取りも含めて近所の人たちと話していて、12時頃に気分が悪くなり、午前2時30分には息を引き取ったという。まずは、御遺体の安置されているお宅に伺って焼香し、たった今、志布志市内の斎場で行われたお通夜に参列してきた。心からお悔やみ申し上げたい。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




数々の不適切発言を繰り返してきた鳩山法務大臣だが、「志布志事件は冤罪とは呼ばない」という発言も記憶の片隅に残っているだろうか。私は、衆議院予算委員会で追及した。鳩山大臣の発言と「私の個人的な見解ではありますが、(富山の)氷見事件の方はこれは人違いですから冤罪ということでありましょう。志布志事件は『冤罪』と呼ぶべきではないと私は考えております」というものだった。『「冤罪じゃない」鳩山法務大臣発言に謝罪を迫る』(2月14日『どこどこ日記』)「志布志国賠訴訟原告団、鳩山大臣に抗議声明」(同日『どこどこ日記』)詳しくは、2月14日のブログにゆずるが、予算委員会で鳩山大臣を追及すると彼はこう謝罪した。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつの頃からか「勝ち組」「負け組」などという言葉が使われるようになって、「一億総中流社会」という言葉は死語となって、否定するにせよ、肯定するにせよ「格差社会」という言葉が定着した。1999年に労働者派遣法の「大規制緩和」があり、これまで技能職などに例外的に認められていた派遣労働が製造業など幅広く認められるようになった。この派遣法は、みるみる間に工場労働者の賃金水準を切り崩していった。かって期間工が自動車産業の最底辺にいたが、今や派遣労働者がもっとも賃金が低く、雇用が不安定だが、仕事と責任は正社員と同等に負うという社会になってしまった。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




一昨日、『日本は346年間、事実上の死刑廃止国だった』という記事を書いたら、たくさんの反響を頂いた。アクセスも集中して、この記事を5000人以上の人が読んでくれた。その中には「朝臣などの特権階級に限って死刑にならなかったのではないか」「もっと、根拠を示してほしい」「本当だとしたら凄い」などの意見もあって、もう少し掘り下げて今後この点を書こうと思っている。ここまで書いていたら、鳩山法務大臣のもの凄い形相の閣議後の記者会見の映像が飛び込んできた。朝日新聞の「素粒子」に「死に神」に例えられたことについて、語気荒く反論をしているニュースだった。目には、うっすらと涙が光っていたようにも見えた。今日は、この点も考えてみたい。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨日の死刑執行について、各種メディアから取材が相次いでいる。鳩山大臣が、死刑執行のペースをあげて半年間で13人という大量処刑の道をひらいたことが、この国の刑事司法のあり方を大きく変化させたことは、間違いのないことだ。今後、裁判所で確定する死刑囚の数も増加していく。そして、私たちが何もしなければ、裁判員裁判でたった3日間のスピード審理の結果、死刑判決も増えるのではないか。つい先刻終わった取材は、「鳩山法相支持」「鳩山法相ガンバレ」の声がテレビ局にたくさんきたことについてどう考えるかというインタビューだった。私たちのこの国は、21世紀の初頭に世界の趨勢に逆行して「死刑の積極的推進」に舵を切っていいのだろうか。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




サイバンインコを激賞した鳩山法相だが、「死刑執行」の4回目の記者会見では「正義の実現のため、法の支配する国をしっかり守っていくために、粛々と死刑を執行した」と胸を張った。昨年12月から6カ月で13人、私が何度も書いてきたように「大量処刑時代」の幕があいて、ハト印のベルトコンベアは今日も3人を刑場の地下へと運んだ。鳩山大臣の支えは「死刑執行への国民世論の支持」である。内閣府の調査で81・4%が「場合によっては死刑もやむをえない」と答えているから、今後とも死刑執行を続けていくというのだ。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今朝から電話が鳴りっぱなし。どうやら、鳩山大臣が4度目の死刑執行を行ったらしい。未確認だが、東京拘置所での執行が行われた模様で、他の場所での執行が行われたかどうかは判らない。12月、2月、4月と執行を続けてきた鳩山大臣は、国会閉会直後となるはずだった今日、定期的な執行のサインをするのではないかと十分よ予想されていたことではあるが、日本が国連総会での「死刑執行停止決議」と相反して執行ペースと執行数を増していることは間違いない。さっそく亀井静香議員連盟会長と連絡を取り、今日の3時から衆議院第2議員会館第1会議室で抗議の記者会見をすることを内定している。法務省からの発表は、11時すぎになる模様。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




1週間延長された国会で、せっせと質問主意書を作成している。今日は、文部科学委員会と法務委員会で計4回質問した「日本体育大学・宮嶋選手」に関わる疑問を集約した主意書を作成した。まもなく北京オリンピック、水泳選手の活躍を願って、青春の入口で短い生命を終えた宮嶋選手の冥福を祈りながら、真相解明と再発防止に一歩でも近づけるために、あえて提出をする。 . . . 本文を読む

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ