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今日は、名古屋からの新幹線の帰りに『どこどこ日記』を書いている。「第9条の会名古屋設立17周年記念」の講演会で「普天間基地問題」を中心に話をした。「九条の会」が出来るはるか以前から活動している人たちが中心で、連立政権と基地問題・憲法などがテーマだった。会場からは熱心な質問も続いた。はたして、「与党3党協議会」がどんな結論を出すのか。平野官房長官はなぜ「(名護市長選挙の結果を)斟酌する」ことを否定したのかなど話題は尽きなかった。 . . . 本文を読む

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昨夜、『凍りついた「検察官適格審査会」秘話』を書いたら、各方面から予想外の反響をいただいた。これまでは、法務委員会でいくら質問しても記事にした記者はゼロで、国政報告などで語っても「保坂さん、少しお話の内容がマニアックじゃないでしょうか」とご忠告を受けたりして、「これは制度不全だよな」と熱く怒る私の感覚はなかなか共有されなかった。国会議員(衆議院4人+参議院2人)が構成メンバーでありながら、「検察官適格審査会」の名を関係者以外の国会議員自身がほとんど知らない。私も、7年前に与謝野馨さんが「さて、検察官適格審査会に行ってくるか」と独り言をつぶやいたので、「また自民党でそんな機関を勝手に作ったんですか」と真顔で聞いてしまったぐらいだ。裁判官訴追委員会・裁判官弾劾裁判所の存在を知らない国会議員はほとんどいないのは、衆議院議員会館の一角に訴追委員会も弾劾裁判所は、相当額の予算と事務局員を置いて、それなりのスペースで置かれているからだ。(このふたつも自民党政権下でほとんど機能しなかった……) . . . 本文を読む

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さらに、裁判官・弁護士ともに不祥事を起こしたとか、告発を受けた場合は、これまでより厳しい内部処分をする制度に改められた。しかし、どんなに強引な捜査やでっち上げをやっても検察官が処分されることはない。「検察官適格審査会」という噴飯ものの審査機関があるのを読者は御存知だろうか。日弁連会長や法曹界の有識者、4人の衆議院議員、2人の参議院議員らで構成される。前出の「検察審査会」とよく似た名称で間違える人も多いが、「検察官の適格性」を審査する場である。国会に設置されている裁判官訴追委員会・弾劾裁判所の「検察官版」ということになるが、橋本内閣の省庁再編のどさくさに紛れて事務局設置の場が総務庁から法務省に移動した。 . . . 本文を読む

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「冬来りなば、春遠からじ」で厳しい寒さの中にも、少しづつ春の気配がする季節だ。苦手なスギ花粉が飛び始める季節でもある。今書店で発売中の『通販生活』(カタログハウス 180円)に6頁、溝口敦さんが「保坂展人インタビュー」を書いている。 さすが、読者が100万人いる雑誌だけあって、電車の中で会う近所の人からも「読みましたよ」と言われ、昨日は生活者ネットワークの新年会に出れば、3~4人の人が「面白く読みました」と言われるなど大反響。『週刊朝日』で続けている公共事業ルポもそこそこの反響だが、多くの人が「政治家 保坂展人」の背景や素顔に興味を持ってくれたことは嬉しい。 . . . 本文を読む

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鳩山総理も平野官房長官も、名護市長選挙で示される「民意」に注目してきたはずである。そして、基地受け入れ反対の主張を鮮明にして支持を集めた稲嶺新市長の勝利をふまえて、「辺野古新基地建設」という現行案は幻となったはずだ。しかし、普天間基地の移設先を検討する上で「必ずしも斟酌(しんしゃく)する理由はない」と発言した官房長官発言は、「地元の合意が必ずしも必要でない」とエスカレート。さらには、地元合意なしに「法律的にやれる場合がある」と「特別措置法」などの法的措置もチラつかせている。 . . . 本文を読む

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八ッ場ダムの上流、品木ダムの「ヒ素集積」の問題について、『週刊朝日』でレポートした。こうした時間と労力をさいた取材成果を、大手紙はなかなか追えない。ようやく今日、夕刊紙『日刊ゲンダイ』が、この取材に注目してくれた。早速、ネットでひろったので紹介しておく。 . . . 本文を読む

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昨日、終了した第12回社民党大会で、2年間続けた副幹事長・広報委員長を退任しました。在任中は内外各方面の皆様のお力添えをいただいたことに、改めて感謝をいたします。社民党の役員は大会から大会までが任期で、副幹事長には中島隆利衆議院議員(九州ブロック選出・元八代市長)が就任することになりました。なにとぞよろしくお願いします。 . . . 本文を読む

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激戦の名護市長選挙で、稲嶺進候補(社民・民主・共産・社大・そうぞう推薦)が、島袋吉和候補(現)を1600票差でうち破った。SACO最終合意(96年12月)から13年、名護市民を二分して引き裂いた「新基地問題」の決着はついたと言っていい。鳩山総理も、「ブッシュ追随米国提灯持ち」や、外務省に色濃い米国絶対主義や防衛省の主張する「辺野古以外にない」という圧力に屈しなくてよかった。12月半ばに踏みとどまって考えるという政治決断は正しかった。 . . . 本文を読む

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 昨日は社民党大会1日目だった。大会冒頭に、福島党首から次のような挨拶があった。沖縄・普天間問題に触れた部分を紹介しよう。挨拶の場面には、鳩山由紀夫総理(民主党代表)、亀井静香金融・郵政担当大臣(国民新党代表)、古賀伸明連合会長、佐高信氏などが来賓席に並んでいる。 . . . 本文を読む

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 日本社会を覆っている困難な課題はいくつもあるが、根が深く今後に大きな影響を与えるテーマは「教育」「子育て」環境の問題だろう。政治が教育を弄んで教育現場を攪乱し、より悪化させてきた実例は、1999年から始まった石原慎太郎東京都知事の10年間と、2006年からの安倍内閣の1年間に尽きるだろう。 . . . 本文を読む

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本日、官邸で与党3党の協議会が開かれた。1月末にも各党が「移設先」の案を持ち込むという話になっている。今日、明日と社民党の照屋寛徳衆議院議員、山内徳信参議院議員が自衛隊のヘリで硫黄島を視察している。また、来週からはグァムの米軍基地を4人の国会議員で視察する予定だったが、外務省を通じて「お断りしたい」という返事がきた。1月7日~8日と沖縄を阿部とも子政策審議会長と普天間基地を視察したいと要望したが、「もう少し予告期間が欲しかった」などという理由で米側からは基地視察を拒否された。 . . . 本文を読む

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今週発売の『週刊朝日』の記事が波紋を拡げている。八ッ場ダムの現地に前原国土交通大臣が24日に出向くこともあって、「それ以前に前原大臣にこのことを説明してはどうか」という提案を民主党筋からいただいた。ただし、今週はタイトなので現地から帰ってからということになりそうとの連絡もあり、じっくり話せる機会があれば取材上知り得たことをお話するつもりだ。 . . . 本文を読む

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民主党が「検察リーク」を対象に調査・検討を始めるという。与党・自民党からは「とんでもない」と批判の声があがっているが、野党ボケ半年間で、はや健忘症になったのか。かつての自民党こそ「検察リーク」のひとつひとつに怒り、感情をあらわにして、対応していた歴史を知らないのか。(1998年「検察の情報管理のあり方に関する調査会」与謝野馨本部長)自民党の「検察リーク」批判を調査し、紹介したのは昨年の西松建設事件の渦中だった。国会の会議録からは、故新井将敬議員の質問に対して、高辻法務大臣は「検察リークは指揮権発動もありえる」とまで断言している。現在、千葉景子法務大臣が同じ発言をしたら、勉強不足のメディアは「前代未聞の暴言」と批判することだろう。 . . . 本文を読む

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 明日、発売の『週刊朝日』(首都圏では18日発売)でこの1カ月、年末年始を返上で総力取材した「八ッ場ダム最大のタブー 国交省はヒ素汚染調査を隠蔽していた」というレポートが掲載されている。たくさんの関係者、協力者の力を得てこの記事が出来上がった。そして、読んでもらえば従来の「八ッ場ダム」の論議を根底からやり直すことになるだろう。「政治とカネ」で五里霧中の国会だが、しっかりと取り組んでほしいテーマだし、前原大臣はじめ国交省も早急な対策を打ってほしい。 . . . 本文を読む

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明日から通常国会が始まる。自民党が「政治とカネ」の集中審議を求めて冒頭から対決姿勢を取ろうとしている。最大与党の幹事長の元秘書が、現職国会議員を含めて続々と「逮捕」されるという異常事態で国会が始まるという前代未聞の展開になってきた。一方で、小沢幹事長は「私は到底、このようなやり方を容認することはできない。断固として戦う」と対決姿勢を鮮明にし、鳩山総理も「戦って下さい」と発言。「政権中枢VS 検察」の対決劇で、2010年がスタートした。 . . . 本文を読む

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