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2007年ももうすぐ暮れる。今年1年間、『どこどこ日記』に目を通していただいた皆さんに、あらためて「ありがとう」と感謝の気持ちをお届けしたい。政治家ブログとして書き続けてきた『どこどこ日記』だが、重要法案や政局の節目でアクセス数がはねあがり、「正確な情報を、速くわかりやすく」という役割を、昨年の「共謀罪」の時には果たせたと思う。(この共謀罪も「テロ等謀議罪」と名前を変えて、来年の国会には登場するかもしれないから要注意だ) もともと、ジャーナリストとして物書きで約20年を過ごしてきたので、報道ではないが日記でもなく、コラムのようなスタイルで書くことに慣れてしまっている。なかなか、その癖は抜けないとは思うが、時には「私は」という一人称に終始する事柄も書いてみたい。 . . . 本文を読む

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守屋事件と防衛省の装備品(つまり兵器)の調達をめぐる事件捜査は、越年して「政界」への波及が焦点となる。この事件の発端となったのは、山田洋行と日本ミライズの対立から発生した「刺し合い」にあった。新興防衛商社としての地歩を築いてきた山田洋行の宮崎元専務は、不動産経営の失敗から生じた負債処理をめぐってオーナー側と対立し、独立して日本ミライズをつくった。両者の対立は訴訟合戦となり、いくつもの裁判が同時並行で進んでいる。そして、平常時なら表に出ない秘密書類やアングラ情報が、双方から同時に東京地検特捜部に持ち込まれたと巷間言われている。 . . . 本文を読む

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パキスタンのブット元首相が暗殺された。銃撃音のあとで、大きな爆発が起きて、自爆テロだと伝えられている。パキスタンでは、プット元首相の支持者らが激しく抗議行動を続けていて、1月8日に予定されている総選挙の実施は相当に難しくなった。ブット元首相に弔意を表明するとともに、昨日の暗殺事件が中東情勢に大きな影響を与えることの意味について考えてみたい。 . . . 本文を読む

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昨日は、保坂展人と元気印の会の総会&パーティーが三軒茶屋で開かれた。この10年間お世話になっている海渡雄一弁護士と30分ほど「盗聴法」「刑務所問題」「共謀罪」「柏崎刈羽原発と中越沖地震」と駆け足でふりかえった。さて、今年も残すところあとわずかになってきた。総力をあげて追及してきた「年金記録問題」の「旧台帳」の行方だが、大きな問題であるにもかかわらず、メディアには登場していない。まずは、このチャートを見てほしい。 . . . 本文を読む

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さきほど、文部科学省の担当者から教科書検定調査審議会第2部会日本史小委員会の報告と、教科書会社から訂正申請のあった6社8点の高校日本史の教科書の沖縄戦・集団自決に関しての記述の一覧表を受け取った。続いて、渡海文部科学大臣の談話も発表されて、9・29沖縄県民集会以来の「沖縄戦・教科書検定」問題に政府側の結論が出たかっこうだ。報告は相当に分厚く、まだ精読していないので、詳細な指摘は出来ないが、教科書の記述の中で「軍による命令」「軍による強制」で「集団自決に追い込まれた」という表記は退けられた。一方で、「戦時下の日本軍による住民への教育・指導や訓練」(第一学習社)「敵の捕虜になるよりも死を選ぶことを説く日本軍の方針」(東京書籍)と「集団自決にいたる背景」の記述は書き込まれた。この記述内容をどう評価するのか、沖縄現地や有識者の間で、おそらく判断は分かれるかもしれない。 . . . 本文を読む

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冷えた風が吹き抜けていく総理官邸の前で、「福田総理、今からでも遅くはないから、政治決断を」との怒りの声をあげている人々の輪に加わったのが20日だった。そして、翌日に舛添厚生労働大臣を通して提示された「和解案」は薬害肝炎被害者の「全員一律救済」にほど遠いとして原告団が拒否し決裂。冷たい「福田政治」と口先だけの「舛添迷走」の印象が強く刻まれた。そして、内閣支持率の急低下が報道される。明らかに「薬害肝炎」と「年金記録」のふたつのテーマで、限りなく軽い舛添大臣を窓口にして、のらりくらりやってきた無感覚政治への「怒り」が抑えようもなく広がってきている。だから、あわてて手を打ったということではないのがミエミエだ。原告団の命がけの涙ながらの訴えで、心動かされたという決断ではない。「支持率急落」にあわてたという姿が見透かされている。 . . . 本文を読む

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昨日から今日にかけて、社民党第11回大会が開かれた。緊迫する政治状況の中で、福島みずほ党首が三選されて新たに重野安正幹事長(衆議院議員・九州比例)が就任した。新たに国対委員長に日森正尋氏(衆議院議員・北関東比例)、政策審議会長に阿部知子氏(衆議院議員・南関東比例)が留任した。私は、副幹事長・広報委員長を兼務することになった。さっそく、新執行部の記者会見の司会・進行を行った。 . . . 本文を読む

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昨日の新聞各紙で会計検査院が最高裁判所の「裁判員制度に係わる広報業務の実施状況について」という報告をもとめて、国会と内閣に提出したと報じられている。このニュースを見て、国会質問の当事者である私は、最高裁の経理と契約の実態について、検査員が調査しその問題点を報告したということがわかるが、多くの人は総額27億円にのぼった裁判員制度広報費の使い道について、会計検査院の定期検査で判明したかのような印象を与えるが、今年の衆議院厚生労働委員会で連続5回の追及で次々と明らかになった会計法違反のずさん経理の実態が報道されたことは、本ブログの読者の皆さんならよく御存知の通りだ。 . . . 本文を読む

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2005年9月11日の「郵政解散・総選挙」で自民党が圧勝する中、2年ぶりの議席を得てから2年3カ月が経過した。小泉内閣から安倍内閣、そして福田内閣と政権は変わり、「共謀罪」をめぐって激しい議論をした法務委員会、「教育基本法」「教育3法」をめぐる1年間の集中的な特別委員会質疑など、あっという間に国会質問は160回を超えて、1期目と2期目(96年~03年)までの質問と加算すると、トータルで470回となった。いったい、この2年間、国会でどんな活動をしてきたのかをまとめるためにも、『ザ・質問』シリーズを制作した。本ブログも、2年間熱心な読者に支えられてきたが、紙媒体として冊子化した『ザ・質問4』も興味のある方に是非手にとってみてほしい。 . . . 本文を読む

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福田内閣の「安定感」も「低姿勢」も見せかけのものであることが露呈しつつある。今朝の内閣支持率の急落(共同通信「支持35・3%」「不支持47・6%」)を受けて、大急ぎで年金記録に関しての「公約違反」を認め、陳謝する方針に転換した。 「公約違反というほど大げさなものかどうか」とシラを切っていた福田総理と、 「言い切ったつもりはない」などとケムに巻いていた舛添大臣だったが、ここに来てゴメンナサイというわけだ。「耐えがたい軽さ」を見せつけられて、安倍政権を居抜きで継承しただけのことはあると妙に納得する。 . . . 本文を読む

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今朝のテレビ報道番組を一通り見たが、どの番組でも「年金記録問題」が大きく取り上げられていた。「来年の3月末までに」と参議院選挙で繰り返した「公約」をめぐって、与野党の議論が戦わされていた。政府・与党としては、「解散・総選挙」の足音が聞こえてくる来年の春にこの失態を明らかにするよりも、国会を延長して政治がエアポケットに入った年末に、公表する方が得策だと考えたに違いない。衆議院議員は皆地元を駆け回り、国会審議は事実上休会状態で委員会などさっとぱり開かれない。自民党の伊吹幹事長が「こうなったら与野党もなく、一緒に智恵を出しましょうよ」と放言していたが、どうせ越年したのなら毎日でも年金記録問題特別委員会を設置して議論・検証をしたらいい。 . . . 本文を読む

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今日は、先週受け取った質問主意書の答弁書を紹介しよう。年金記録問題の検証作業の政府の方針、中間報告を見ると「住基ネット」の使用が当然のように出てくる。「住民基本台帳ネットワーク」をめぐる国会での議論は、その用途を厳しく制限し、なし崩し的な使用を戒めていたはずだが、その実態はどうなっているのだろうか。週末提供の資料編として今日、お届けすることにする。 . . . 本文を読む

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不思議なことに、昨日の衆議院厚生労働委員会の年金・旧台帳の倉庫視察について、17人の与野党衆議院議員が1時間余りにわたって視察をしたことについて、見渡したところ今朝の新聞各紙はまったく触れていない。倉庫前にテレビの中継車まで出動して物々しい空気が流れていたし、事実テレビのニュースでは触れていた。 しかし、昨日の時点では『どこどこ日記』の読者以外は倉庫視察で何が明らかになったのかを知ることが出来ないということになる。 . . . 本文を読む

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衆議院厚生労働委員会は、朝8時に国会を出発して雨の中を「旧台帳」が保管されている年金倉庫、ワンビシ・アーカイブズへと向った。6月に「門前払い」をされてから5カ月余り、執念深く社会保険庁に資料請求をして、先月二度にわたって厚生労働委員会で追及してきた。社民党は阿部知子政審会長のひとりだけが委員なのだが、民主党からひとり分の枠を譲ってもらい、私も何とか視察団に登録させてもらった。(関係者の御厚意に感謝です) 東京から1時間半、のどかな田園風景の中にマイクロバス2台が近づいていくと、テレビ局の中継車やミスコミの車両で入口付近は混雑している。ようやく、この倉庫にやってきた。まるで、サンダーバードに出てきた秘密基地のように、電動シャッターが開くと「旧台帳」が保管されている80坪の倉庫に向うことになる。 . . . 本文を読む

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公共事業チェック議員の会では昨日朝、国会を出発して午前11時40分に八ッ場ダムのダムサイト建設予定地に到着し、川原湯温泉での昼食をはさんで夕刻4時30分まで視察と国土交通省のヒアリングを行った。午後8時に国会に到着するまで12時間、バスの中の説明や議論も含めて濃密な視察だった。参加したのは、近藤正道副会長・参議院議員(社民)、大河原雅子参議院議員(民主・都議時代から八ッ場ダム問題に取り組んでいる)、塩川鉄也幹事・衆議院議員(共産)と事務局長の保坂展人(衆・社民)の4人。さらに、議員秘書やNGO・民間団体、同行記者など約20名で行動した。写真を中心としたレポートをお届けする。 . . . 本文を読む

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