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今朝8時頃に、中央自動車道の笹子トンネルで天井部が50メートルにわたって崩落するという事故が発生。残念ながら亡くなった方も確認され、現在のところ救出作業も続いている。私も含めて、数えきれないぐらい通ったあのトンネルが走行中に落ちてくるなど想像さえしなかったが、1977年の竣工以来、35年もの走行量が蓄積した経年劣化が原因なのか、また他の理由が引き金になったのかは不明だが、この際には同種のトンネルは徹底的に緊急点検をしてほしい。 . . . 本文を読む

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昨日は、国土交通省河川局が八ッ場ダム関係自治体との検討の場「第3回幹事会」で、閣僚交代の空白をついて「八ッ場ダムの工期3年延長」「4600億円の予算の増額」を提示し、議論がされたというニュースが伝わった。御存知の通り「八ッ場ダムの中止」は、民主党が政権交代時に華々しく打ち出した「看板政策」のひとつだが、ダム中止にかわる「地域再建」の切り札としての「生活再選支援法案」の提出を怠ったために、自民党を中心とするダム推進派の圧力を受けて、立ち消え寸前にもなっているものだ。馬淵国土交通大臣は、「今後、中止に言及しない」として再検証の作業を今年11月までに進めるとしていたが、今回の内閣改造で席を外されるために後任の大臣の言動が注目されていた。ところが、この大臣交代の空白の一日を狙ったかのように、国交省河川局は「検証後、ダム本体事業に着工するとしたら3年の工期延長と予算増額が必要」との見解を6都県に示したもので、「政治主導」の言葉もすっかり色あせた事態となっている。 . . . 本文を読む

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大型公共事業に依存してきた戦後日本社会にとって、大きな転換点が「政権交代」であり、「ポスト大型公共事業」の時代に入るという流れは変わらないだろう。折しも、リーマンショックから1年、経済の低迷が続く中で、新政権は「新たな雇用の創出」を緊急の課題としている。私は、「公共事業は全否定、全部止めろ」という論者ではない。むしろ、「公共性・公益性」のある事業として質的転換をはかることが大事だと考えている。 . . . 本文を読む

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今朝の朝日新聞は「諫早、常時開門へ」「首相、上告断念固める、段階的開門から転換」と大きく一面に書いている。私は、この1週間の間「今度の福岡高裁判決で、菅総理が上告したら、その瞬間に政治生命は終わる。その後は、変節「菅」と集中砲火を浴びるだろうと断じてきた。ところが、官邸筋から聞こえてくるのは「政府は開門方針だが、地元関係者との協議が整っていない。だから、形の上では上告して話を詰める」というものだった。これは、判例を確定させずに「和解」に持ち込もうという官僚の智恵だった。     . . . 本文を読む

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 このブログの読者の皆さんは御存知のように、10月から11月にかけて八ッ場ダムの現地に何度か足を運んで、映像ドキュメントを制作した。実は、多くの職業を経験してきた私だが、80年代の一時期にテレビの仕事をしていたことがある。「いじめ」「体罰」「校則」など学校現場で起きていることをテーマに番組を企画・制作したり出版社の依頼を受けてビデオを作ったことがある。 . . . 本文を読む

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昨日は5時起きで羽田空港へ。高松空港からバスで高松港へ。そして、10時半の高速艇で11時15分、小豆島の草壁港に着いた。水源開発問題全国連絡会の遠藤保男共同代表の要請を受けて、強制収容を前にしたダム建設予定地の緊急集会に駆けつけたのだった。 . . . 本文を読む

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映像ドキュメント『八ッ場ダムはなぜ止まらないか』(43分)が完成した。9月下旬から11月上旬まで、全力投球で制作したDVDだけに、多くの人に見てもらいたい。ブログを読んでくれる人の多くが既存のメディアが提供する情報に物足りなさを感じていることだろう。制作過程で試写をしただけで、「八ッ場ダムの工事がこんなに進んでいるとは思わなかった」と単純素朴に「工事は止まっている」と思い込んでいる人が多数いることが判った。 . . . 本文を読む

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「政権交代」は、日本における「ベルリンの壁の崩壊」で長らくこの国を支配してきた自民党一党支配(後半は連立政治だったとはいえ)が終焉し、新しい時代が始まるという期待感がわずか1年前には強くあった。臨時国会では補正予算審議が行なわれているが、かつての野党の気迫が自民党にないのは当然だとしても、議会全体の「地盤沈下」が起きていないだろうか。 . . . 本文を読む

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「普天間県外移設」に続いて「八ッ場ダム建設中止」も事実上、撤回された。八ッ場ダム建設の続く長野原町を訪れていた馬淵国土交通大臣は、前原前大臣が就任直後に語った「八ッ場ダム建設中止」方針に反発を強めていた群馬県大沢知事に対して、「『中止』という言葉には言及しない。今後は予断を持たずに再検証していく」と語った。1年前の「政権交代」のシンボルとまで言われた「八ッ場ダム建設中止」が崩れ去るのは時間の問題ではあったが、改めて私たち自身も参加した「政権交代」の終焉の一幕を見るようなニュースだ。 . . . 本文を読む

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今日まで4日間、自主制作映像ドキュメント『八ッ場ダムはなぜ止まらないのか』のために現地ロケをしていたために、ブログの更新が滞りました。9月29日~30日にも訪れているが、まずは工事が急ピッチで進んでいることに驚く。この情景を見て、ダム工事が止まったと思う人は誰もいない。 . . . 本文を読む

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1年前には、「八ッ場ダム」は集中豪雨的に語られた。政権交代後の「公共事業見直し」のマニフェストのシンボルとして扱われ、危機感を持った旧与党(自民・公明)の推進側も、下流の都県知事を巻き込んで、「断固推進すべし」との大合唱をした。そして今、1年前の喧騒がウソのように忘れ去られ、ダム関連工事が進んでいる。「政権交代から1年」を検証するには、八ッ場ダムこそ避けては通れないテーマである。   . . . 本文を読む

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 八ッ場ダムがつくられようとしてきた水没予定地。昨年、歩いた時に比べるとはるかに人家は少なくなってきている。代替地に移転をすませた家屋は取り壊され、つい先頃までの集落は敷地の石垣や基礎を残すのみという「もっとも新しい遺跡」のような様相を呈している。かつて畑だった草地に、イノシシが草をはんでいた。よく見ると、2頭いる。このあたりにイノシシが出ているというニュースを見たことを思い出した。 . . . 本文を読む

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猛暑の勢いはなかなか弱まらない。特に今年は、高齢者をはじめとした生活弱者が「熱中症」で多く亡くなっていることが気にかかる。かく言う私も、今日の朝は強い直射日光にさらされて頭がボーッとかすみような軽い目眩に見舞われた。猛暑というより「激暑」と言った方がいいほどの気温の上昇は、このへんで打ち止めとしてもらいたいのだが。 . . . 本文を読む

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午前、11時過ぎに降り立った佐世保駅は激しい雨だった。早めの昼食を「ハンバーガーカレー」ですませ、100億円以上かけて建設されて維持費が年間4億円かかるという複合文化施設アルカスの会議室に向かった。交差点のところで車の中から声をかけられた。半年前に、諫早湾干拓の取材をコーディネートしてくれたTさんだった。今日は、諫早からも参加者があるという。 . . . 本文を読む

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普天間基地問題の影であまり語られなくなった八ッ場ダム問題だが、深刻な事態に陥っている。八ッ場ダムの工事がどんどん進んでいることだ。「コンクリートから人へ」のシンボルとなった感のある「本体事業中止」の前原大臣の方針は土台から揺さぶられている。内閣改造がもしあったら、八ッ場ダム建設再開に舵を切る危険性がないとは限らない。私が年末年始を返上して取り組んだ『ヒ素汚染問題』も、朝日新聞が報道したものの一般的には知られていない。そんな時、八ッ場あしたの会の渡辺洋子さんからメールがきた。ネット署名を始めるという呼びかけを「拡散」させてほしいとのことだ。 . . . 本文を読む

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