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憲法審査会の規定を与党が動議で提出してから2カ月、明日は衆議院議院運営委員会で共産党、社民党の意見聴取が行われる。与党は、その後の11日に「数の力」で採決を強行する方針だ。まずは、4月28日に中山太郎氏が意見を述べた。「なぜ、与党の中山元憲法調査会会長だけが意見を述べるのか」と疑問を提示したのは私たち社民党だった。当然、野党第一党の民主党からも意見を聞くのが筋だろうと問題提起した。そして、5月28日に枝野幸男元憲法調査会会長代理の意見陳述が実現した。この場で私は、「こと憲法の問題については、議員数の多少に関わらずに各会派均等に意見を言い、提案が出来るように運営を心がけた」とかの中山元会長も言っているのだから、「自民・民主だけで意見を聞くのはおしまい」というのはおかしい、社民・共産にも意見を言わせるべきだと主張して実現するのが、明日の議院運営委員会なのだ。 . . . 本文を読む

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今日はNHK日曜討論に1カ月ぶりに登場、「政治とカネ」について議論を交わした。「公共事業受注企業の献金禁止」の政治資金規正法改正案を2002年に野党で出しているが(→廃案)、再び野党共同で提出し、与党側にもこの国会で成立させることにしようと呼びかけた。テレビ討論に出演した自民党の菅原一秀代議士は若手議員として前向きの姿勢を示した。ベテラン議員や派閥の領袖はウンと言わないだろうが、どのような論議が出来るのか注目だ。 . . . 本文を読む

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政治の停滞、機能マヒがいちじるしい。もはや麻生内閣で年越し出来るのかという声さえあがっている。第2次補正予算案も出さずに、「給油法案」と「金融機能強化法」に対しての「3分の2再議決」狙いの12月25日までの会期延長に対して、つい先刻、反対討論を行った。持ち時間はたった3分。まずは、本会議上で読み上げた演説草稿を掲載するので、何が「隠し味」なのか御賞味を願いたい。 . . . 本文を読む

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臨時国会を11月末で閉じるという。何というメリハリのない国会、政治の現状だろうか。「解散・総選挙」の先送りをするのなら、批判と迷走の渦中にある「第2次補正予算案」をこの臨時国会に提出すればいいと思うのだが、きちんととした審議をやれば泥沼化することを恐れて、さっさと店じまいとは情けない。今日は、久しぶりに法務委員会が開催されて森英介法務大臣に質疑をしたが、この国会で審議予定の法案は、国籍法がただ一本あるのみである。福田前総理の9月投げ出し辞任に乗じて「解散・総選挙」になだれこんだことで、政治が機能停止したままやがて3か月になる。その間、世界同時不況のあおりを受けて、日本経済も急激に収縮している。景気対策のために総選挙はやらないと言っておきながら、その景気対策も行わないというのでは、いよいよ何のための内閣か判らなくなる。 . . . 本文を読む

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昨日(10月21日)の議院運営委員会では、日銀副総裁の他に会計検査院検査員候補の山浦久司さんの所信を受けての意見聴取があった。会計学の専門家で唯一の民間出身の検査官として会計検査院はきちんと機能を果たすことが出来るのかどうか。 「税金の無駄遣い」の見張り番は内閣から独立した権能を持つ会計検査院が負うのだが、その実務・調査能力に対しては必ずしも高い評価が与えられてこなかった。 私が取り上げた「裁判員制度広報のズサンな経理」(最高裁判所)の問題では、会計検査院自らが「調査すべき」との見解を固めて、昨年12月に是正勧告を最高裁判所に対して行った。また、今年の阪神道路事務所の視察で明らかになったのは、特別会計の枠の中で道路特定財源がいったい何に使われているのかの内容のチェックはまるで出来ていないという現実だった。昨日は、この点を山浦氏に質した。 . . . 本文を読む

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今日、衆議院本会議を新テロ特別措置法が通過していった。昨年、参議院選挙の与野党逆転を受けて「徹底抗戦」をした法案が、たった二日間の委員会審議で通過する……。社民党のヒアリングでは、警戒心が緩んだのか外務官僚たちが海上自衛隊が給油した艦船が、そもそもの「海上阻止活動」に加えて「アフガニスタン空爆」などの任務も兼ねていた場合に、「我が国は、あくまでも海上阻止活動に携わる艦船への給油をしているが、大方の場合は複数の任務を兼ねている艦船が多く、海上阻止活動以外の他の任務を制約することは出来ないのです。油は混じってしまいますし」と、日本の海上自衛隊が給油した艦船がアフガニスタン空爆の任務を持って動いている可能性を否定しなかった。まさに、憲法違反そのものである。去年よりアフガニスタン情勢は悪化している。「軍事的アプローチ」が逆効果を生んで新タリバン勢力を増長させているという指摘もあり、ペシャワール会の伊藤和也さんが殺された事件からほんのわずかしか経過していないのに、国会における海上自衛隊の給油活動に対する監視・事実確認がおざなりになっていることに危惧を覚える。こんなことでは、シルビアン・コントロールは有名無実となってしまう。 . . . 本文を読む

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戦後初めて、参議院本会議で福田内閣問責決議案が可決された。民主党・社民党が共同提出したもので、賛成131票・反対105票であった。衆議院本会議で内閣不信任案が可決されれば、「内閣総辞職」か「解散・総選挙」を行わなければならない。憲法66条には「行政権の行使にあって、内閣は国会と連帯して責任を負う」とあり、「国会」とは衆議院と参議院のことである。少なくとも一院が福田総理を信認せずと問責を可決したのだから、「法的拘束力がないから、衆議院で信任決議案を可決して対抗する」と与党は言っているが、衆議院の「信任決議案」が可決すれば「参議院の問責決議」が打ち消しになるわけではない。そして、今日の問責決議案可決は、昨年の参議院選挙から10カ月、与野党逆転の議席差が維持されていることを満天下に示したことになる。 . . . 本文を読む

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山の天気以上に激しく変わる国会の空気だが、与野党の呉越同舟的な議員立法のラッシュ状態から見て、「これは問責決議など出せる状態ではない」と嘆いたのが先週だったが、一転して来週にも「問責決議案提出へ」という空気になってきた。 民主党の小沢代表が「対決姿勢」をこめて通常国会を終わらせた方がいいと判断したためとも伝えられいる。福田政権が支持率低迷にあえぐ中で、シャンシャンムードで国会を終了させ、あとは洞爺湖サミットで空気を入れ替えて内閣改造、新生・福田内閣で北京オリンピックで今年前半のことは皆忘れて、臨時国会という展開では、もはや野党不在と言わなければならない。だから、「問責決議案」は当然提出するべきだと考える。野党が対決姿勢を持たなければ、国会や政治への不信は膨れ上がり、その発露すべき出口を失う。 . . . 本文を読む

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私は奇妙だと思う。少年法・修正案の裁決にはたったひとり反対したが、民主党はどうしちゃったのか。5月冒頭「ガソリン国会」だ「問責だ」とワイワイ騒いでいたのが、嘘のようだ。「公務員制度改革基本法」をはじめ、「少年法」「オウム被害者救済法」と自民・公明・民主の密室の協議で、次々と法案が成立していく。審議拒否どころか、審議加速役を率先して担っているのはなぜだろうか。私の経験から言うと、これだけ協力野党化するのは「話し合い解散」で裏で話がついている時だが、福田内閣で「解散・総選挙」という空気はない。まず、野党第一党の民主党に「解散・総選挙に追い込む」という気迫が蒸発し、ゆるい部分連立のパートナーのようなスタンスに液状化してきている。 . . . 本文を読む

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「道路国会」の与野党対決が「一段落」すると、国会は妙に「仲良しクラブ」的な凪の状態となっている。何しろ、1カ月間を「問責」「審議拒否」で空転する予定を与党側も予想していたので、重要法案の審議はほぼ終わっていて会期も1カ月を切ったので「終盤国会」の残務処理というムードが漂っている。だから、私も党内に設置した道路特定財源調査会の国土交通省に対してのヒアリングや、死刑廃止議員連盟として温めてきた「死刑判決全員一致・終身刑創設法案」についてのシンポジウム(星陵会館)を昨日は行い、また今日は「量刑制度を考える超党派の会」の会合で「無期懲役受刑者」の仮釈放の現状や、恩赦の実態について法務省や日弁連から報告を受けて議論を続けている。ところが、約1カ月ぶりに法務委員会で質問する機会がまわってきて、しかも厚生労働委員会でも児童福祉法改正案に対して続けて2本の質問をすることになった。 . . . 本文を読む

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「二度あることは三度ある」とも「三度目の正直」とも言うが、福田内閣は財務省と組んで日銀人事案で「武藤総裁」「田波総裁」「渡辺副総裁」で三回失敗した。 今日の党首討論で、福田総理は愚痴とも愁訴ともつかない言い方で政府の提示した4人について野党が多数を占める参議院で「不同意」となったことに「権力の濫用」だと放言した。そして「今回はベストの提案だった。なぜ不同意なのか。天下りなのか。かつて官僚だった人はダメなのか」と困り果てているという姿を見せた。ならば、「財務省選出枠なのか」を問わなければならない。 . . . 本文を読む

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今日は議院運営委員会で、日銀総裁人事が再び議題となった。昼過ぎに一度は提示されるはずだったのが、結局は夕方にもつれこんで待機。結局、5時半に出てきたのは「白川総裁・渡辺副総裁」というマスコミの事前報道通りの人選だった。参議院予算委員会を30分早めて総理と官房長官が相談するというドタバタぶり。社民党は独自の基準から、なかなか同意するのが困難だが、民主党の対応を官邸ははかりかねているようだ。明日、11時より議院運営委員会で両氏の意見聴取(聴聞)が行われる。財務省OBの渡辺氏も、4月1日に一橋大学の教授になったばかりで、逡巡しているのではないかと想像する。今日は、速報のみ。 . . . 本文を読む

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昨日は、政府による第2次「日銀総裁候補・副総裁候補」の人事案の提出を待っていたが、ついに提出されないままに終わった。実は、自民党の大島国対委員長が民主党の山岡国対委員長に提示した案とは、「福井総裁・武藤副総裁の続投」という「名案」だったようだが、正気の沙汰とは思えない。それで賛成出来るのなら、 「武藤総裁候補」に不同意はしないだろう。そして、総裁任期の時間切れは明日へと迫ってくる今日、あわただしく議院運営委員会理事会が召集されて、11時に政府から第2次人事案の提示があった。「田波耕治総裁候補(国際協力銀行総裁)・西村清彦(日本銀行政策委員会委員)」のふたりだった。そして、午後3時から議院運営委員会で両候補の「意見聴取」が行われた。 . . . 本文を読む

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今日は議院運営委員会で政府提案の「日銀総裁・副総裁」候補の意見聴取と各党委員とのやりとりがあった。社民党は阿部知子さんに登板してもらったのだが、いったい政府・与党が何を考えているのかが不可思議な事態となっている。日銀総裁の任期は3月19日までであり、そもそも3月7日に至るまで政府側が「候補者」を提示してこなかったことが「読み違い」の始まりだ。しかも、先週の金曜日に提案した人事は「武藤総裁」「白川・伊藤副総裁」で、とうてい野党が飲める人事案ではない。「武藤・伊藤」は同意せずという反応が出てくるのも、与党側は予想してきたはずだ。今朝の議院運営委員会で野党側は、明日の衆参本会議で同意人事を扱うべしとの提案をしたが、与党はこれを拒否。「14日」を逆提案してきた。 . . . 本文を読む

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本当なら昨日の段階で、「ガソリン国会」と民主党が名付けた攻防劇の意外な結末を記しておくべきだった。与党が「つなぎ法案」と奇策に打って出たことで、ガチンコ対決の緊張が一気に高まった。1月29日、昨日アップした衆議院予算委員会の審議が終わり、本会議で補正予算が通過した後で、与党側が「つなぎ法案」を提出した。この瞬間(午後8時58分)から風雲急を告げた。9時45分から議院運営委員会が開かれ、与党側から「つなぎ法案」が提出されたので、総務委員会、財政金融委員会に付託してほしい。「60日間のみなし否決と衆議院で再議決」を考慮すると、 明日30日までに成立させる必要があるので、議院運営委員会・本会議をセットしたいとの提案をした。与野党は厳しく対決、私たち野党は委員長が職権で与党側の要求通り決めようとしたことに反発、退席した。 . . . 本文を読む

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