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 来週にも海老沢会長が辞任するというニュースが流れている。「NHK不信」が高まって、受信料拒否者が増加しているということから――というが、今に始まったことではない。「史上最高の紅白歌合戦」(海老沢会長)が視聴率最低に終わったのも年頭にもそのチャンスがあった。この時期の辞任は、「自民党幹部からの圧力で番組が放送直前で改竄(かいざん)された」と内部告発したプロデューサーの証言によってクローズアップされ . . . 本文を読む

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「社保庁解体しかない」と新聞各紙が先週金曜(1月14日)の厚生労働省の調査報告を報じて論調をそろえた。なんて、表面的な見方なのだろう。社保庁のデタラメぶりに怒りを持続している私だが、見事なほどにアンバランスな議論に傾いていることに異を唱えたい。  だいたい厚生労働省年金局が政策立案をし、社会保険庁が実施実務を行うという関係にあることは御存知の通り。今回の「監修料インチキ報告」(10月22日)の調査 . . . 本文を読む

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 日比谷公会堂で開かれた『学校に自由の風を』と題した集会に参加してきた。 「日の丸・君が代」をめぐって東京都教育委員会は、教師に対して大量の処分を出した。一九九九年の八月、盗聴法を無理やり強行採決した国会で、「教育現場には影響を与えない。強制はしない」とくどいぐらいの答弁を衆議院本会議の議場で聞いていた私としては、法律は一度つくってしまえば容易に止められなくなることを身を持って実感している。「生徒 . . . 本文を読む

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 年末、街がざわついて特に急いでいなくても先を争うような気分にさせられる日だった。渋滞し始めたかな、と思って前の車をなにげなく見ていた。すると、前の前の車から、20代半ばの若者が降りてきて、笑いながら前の車のドライバーに話しかけている。前の車のハンドルを握っているのは白髪のオジサンで、親子でこれから行く道順の相談でもしているのかなと思って見ていた。  すると、前の車の白髪のオジサンが車から降りて、 . . . 本文を読む

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 新年あけましておめでとうございます。  正月3が日は晴天に恵まれ、年末の悪天候が嘘のように関東地方は晴れている。原稿執筆と読書の日々を過ごした。ふだんは、あまり見ないテレビもつい見てしまう。2日は、テレビ朝日『ビートたけしの陰謀のシナリオ 戦後を震撼させた戦後7大事件はアメリカの陰謀?』は面白かった。「帝銀事件と731部隊、そして、部隊出身者が創業したミドリ十字と薬害エイズ」「田中角栄の自主エネ . . . 本文を読む

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