放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

バイク駐車場 日本橋兜町パーキング

2018年06月29日 18時30分30秒 | バイク・旅の話題


日本橋の三井記念美術館にバイクで出かけることにした。



昔だったらーー2・30年前ーーオートバイをそこらの歩道に停めたものだが、今はそうはいかない。そこで駐車場をさがしてみた。



すると首都高速道路サービス会社の運営する格安パーキングをみつけた。コレド日本橋の近くである。料金は1時間100円だ。



入口。首都高の下がパーキングになっている。



パーキングのようす。



日本橋に用があれば便利だ。

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2018箱根ツーリング

2018年06月24日 09時47分31秒 | ツーリング関東


6月の梅雨の晴れ間に箱根ツーリングにでかけた。小田原厚木道路の平塚PAで休憩をする。日差しが強く暑い日だった。

小田原で高速をおりて国道1号線で箱根の山をのぼってゆく。湯元をすぎると気温は下がった。この先の道は狭くて険しい。そこを自転車のロードバイクやランニングでのぼっている競技者がいた。ここは箱根駅伝の舞台となるところだ。



山をのぼって到着したのは小涌谷にある岡田美術館だ。



田中一村という画家の絵を見にきたのである。その記事は、岡田美術館 田中一村展、をどうぞ。別ブログの、放浪のページ巡礼編の記事だ。



風神・雷神図の前には足湯があった。



館内を見た後で入らせてもらった。源泉掛け流しである。



強羅公園に行ってみたが有料なので立ち寄るのをやめた。昼時となったので強羅から下ったところにある穴場の洋食店にいってみた。



オリーブというレストランだが臨時休業だった。



そこで来た道をもどり、彫刻の森駅の前にあった中華料理店に入ることにした。香華というお店だ。



メニューのいちばん上にあった牛肉とピーマンの細切り炒め定食のご飯大盛りを注文する。1350円+大盛り100円の1450円。



牛肉とヒーマン、タケノコの炒め物は手堅い味つけ。玉子スープはやさしい。



サラダと杏仁豆腐もついていた。☆5点満点平均3点で3、2点。ちょっと高いね。



強羅の駅前をとおり、箱根通の人がゆくという温泉にゆく。



宮城野温泉会館という650円の格安の共同湯だが、ついてみたら先程来たオリーブの前だった。



しかも温泉も休業中。だからオリーブも休んでいるのだろうか。すぐ近くに勘太郎の湯1000円もあるが、夕方から雨がふる予報なので、湯につかるのはやめて、芦ノ湖にゆくことにした。



仙石原にすすみガラスの森美術館の角をまがって県道75号線で箱根関所跡方向にむかう。



県道75号線から国道1号線に入って芦ノ湖の湖畔をゆくが混んでいる。バイクをとめられるところも見つからなかったが、箱根駅伝ミュージアムの近くに駐車場があった。



バイクをとめて芦ノ湖をながめる。



箱根駅伝ミュージアム。



箱根駅伝は大好きだが、ミュージアムには入らなかった。



ミュージアムの横に箱根駅伝の復路スタート地点がある。



ここは往路のゴールでもある。

来た道をもどり、国道1号線で箱根湯本に下ってゆくがマラソン・クラブのランナーがたくさんいた。箱根駅伝の山登りのコースにチャレンジしているのだが、60代、70代の年配の人もいて、流行っているのかなと感じられる。去年もここを通っているが、そのときはアマチュア・ランナーはいなくて、ロードバイクしかいなかったのだ。



小田原厚木道路に入り大磯PAで休憩する。



珍しいバイクがやってきた。スズキGT250だ。



GT氏に、DRは珍しいバイクですね、と話しかけられたが、GTも相当希少ですよ、と答えた。いやいや、DR650を見たのははじめてですよ、と氏は言うが、スズキのバイクに乗る者同士だし、年がほとんどいっしょだったので話があった。GТは10代で手に入れたバイクで、それ以来40年乗り続けているそうだ。私はDRに25年乗っているが、40年にはかなわない。部品はでるのですか? とたずねると、すぐに出るし、ストックパーツも予備のエンジンまで用意されているそうだ。フレーム以外はあるとのこと。すごい。それに2型のナナハン刀をノーマルのアップハンドルで乗っており、足代わりにグラストラッカーも所有されているそうだから、熱烈なスズキ・ファンだ。氏はエンジンの左にあるキックで2サイクル・エンジンをかけて、音を聞かせてくれた後に、先発された。



走っているとメーターが99999、9キロになった。



とまってメーターを撮影する。



そして10万キロに到達。



車やバイクで10万キロまで乗ったのははじめてだ。10万キロを目標にDRに乗り続けていたので、達成感をあじわう。メーターが0になって生まれ変わった感じである。バイクも私も疲れているが、まだしばらくは走れそうだ。















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デコンプ・ワイヤーの交換

2018年06月18日 20時27分31秒 | スズキDR650RS


2018米沢・福島ツーリングの帰りにデコンプ・ワイヤーが切れてしまった。デコンプとは、デ・コンプレッションの略で減圧という意味である。大口径・単気筒エンジンのDRは圧縮がたかく、デコンプで減圧しないとキックがふめないのだ。このときはエンジンが暖まっていたので、デコンプ無しでキックして始動でき、辛くも帰ることができた。しかし冷関時にはデコンプ無しでエンジンはかけられないから、ワイヤーを交換して修理をした。



ストック・パーツを点検すると、デコンプ・ワイヤーは2本あった。以前このワイヤーが切れたのはDRを買ったばかりの25年前だ。始動のコツがつかめずに、何度もデコンプ・レバーを握ったり離したりして、キックを繰り返していると、ワイヤーが切れてしまった。そのときも予備のワイヤーを持っていたのでそれと交換し、また切れたときに備えてワイヤーを1本買っておいた。それを忘れて2・3年前にアクセル・ワイヤーやスピード・メーター・ケーブルを購入した際に、いっしょにもう1本買ったのである。今回は古いワイヤーをつかうことにした。



デコンプ・ワイヤーはクラッチ・レバーの上にあるデコンプ・レバーとエンジンの上部に接続されている。切れたワイヤーをはずしてみると、下のエンジンにつながる部分の太鼓がちぎれていた。



切れたワイヤーの全体像。ワイヤーを保護するカバーがレバー側にあるが、交換パーツにはなかった。



新しいワイヤーは下側、エンジン・サイドの太鼓からとりつける。そしてアウターをステーにのせるのだ。



デコンプはシリンダーの上にある。



この後でデコンプ・レバーにワイヤの太鼓を取り付けようとするが、長さが足りなくて、どうしてもつながらない。いろいろと試行錯誤をくりかえしたが、まずアウターをレバーにさしこみ、ワイヤをひきだして、レバーの切り込みにそってひっぱり、太鼓を押し込むと、やっと接続することができた。25年前はこんなに苦労した記憶はなかったのだが、大汗をかいてしまった。



ワイヤーのカバーは取り外すことができた。あらためて取り付けようとしたが、ワイヤーの長さがギリギリなので、はずすことができず、予備パーツに装着して次回につかうことにしたが、それはまた25年後だろうか。

因みにクラッチ・ワイヤーは2回は切れている。アクセル・ワイヤーは切れたことがないので、買ったときのものをそのまま使用している。スズキのバイクの信頼性は、非常にたかい。走行距離ほぼ10万キロ。
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2018米沢・福島ツーリング4

2018年06月15日 18時10分46秒 | ツーリング東北


富岡の町の中心部、マミーマートの前で国道6号線にはいることができた。むかったのはキャンプ仲間と何度も夜宴をした天神岬だ。北海道仲間のやまちゃんから、天神岬のキャンプ場が再開されていることを聞いていたのである。国道から天神岬に折れるところは何もなかったはずが、今はコメリができ、避難住宅も建ち並んでいた。風景があまりにも変わったので、わからなくて一度通り過ぎてしまった。



駐車場からキャンプ場を見る。



バーベキューをしているグループやファミキャンの人がいた。



場内はきれいに整備されている。



太平洋が見えて気持ちがよい。しかし獣が多くなっているので、イノシシに注意という看板もでていた。



温泉とレストランのあるしおかぜ荘にゆく。



風呂につかることにする。料金は700円だ。湯は関東に多い黒い色のもので、ヌルヌルとしたとてもよい泉質だ。以前はなかった露天風呂がつくられていて、さらに好ましい施設になっていた。体が冷えていたので最初は熱く感じたが湯の温度はたかくない。特に露天風呂は38℃なのでゆっくりとつかっていられた。



風呂の後はレストラン岬にいって昼食にする。メニューは豊富で、店内は8分の入りとままずまずのにぎわい。地元の人が多いようだ。海産物がたべたかったのでいちばん高い岬膳2080円を注文した。



豪華な料理がやってきた。しかも品数を考えたらお値打ちだ。



刺身のイカの鮮度がよく、ブリもしっかりしているから天然物か。天ぷらには海老天が2本もあった。



具沢山の茶碗蒸しにサラダとデザート。次に来てもこれをたのむと思う。☆5点満点平均3点で3、4点。窓からはキャンプ場と海が見えた。



天神岬からいわきに南下する。いわきの街は大きい。ベンツの正規販売店もある。いわきにある国宝の白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)にやってきた。



福島にこんな国宝があるのは最近まで知らなかった。地図をみていて気づいたのである。



阿弥陀堂の前には浄土をあらわす池がつくられている。



茅葺屋根の上品な阿弥陀堂だ。ここは奥州平泉の藤原清衡の娘で、岩城の国主に嫁いだ徳姫が建立した寺だそうだ。堂の中には阿弥陀如来と観世音菩薩、勢至菩薩などが安置されていて、お坊さんが丁寧に説明をしてくれた。



阿弥陀堂のおまいりがすむと池を一周してみる。しずかに、ゆっくりとあるく。



この木の奥に阿弥陀堂がたっている。



池にはいろいろな花がさいていた。



時間がおしてきたので湯本ICから常磐道にのって南下する。東海PAで休憩した。

水戸で高速をおり、ここからは一般道で自宅にむかう。茨城の田んぼは早くも青々としている。そしてヒメジョオンは少なかった。



帰宅前にコンビニによった。買物を終え、エンジンをかけようとしてデコンプ・レバーをにぎると、ワイヤーが切れてしまった。あと数キロで家に着くというのに最後に山場がまっていたのだ。予備のワイヤーは持っているが、できればこのまま帰りたい。650ccの大きなピストンをもつDRは、デコンプで圧縮をぬかないとキックが踏めないのだ。ためしにやってみるも、びくともしない。しかし以前、ヤマハSRにのる友人が、デコンプなしでDRのキックをしたことがあった。それを思い出して、右足に全体重をのせると、ゆっくりとキックがおりる。そうしてさぐると、踏めるポイントがあることがわかった。そのポイントでキックをすると、3回目でエンジンはかかってくれた。エンジンがあたたまっていたからかかったのだ。そうでなければ、デコンプ無しに始動することは不可能だった。これで自宅に帰り着くことができた。(デコンプ・ワイヤーの交換記事はこちら

走行距離 900キロ

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2018米沢・福島ツーリング3

2018年06月11日 18時49分32秒 | ツーリング東北


2日目。5時に目が覚めた。二度寝して5時半に起床する。よく眠った。昨夜は冷え込まず、10℃以下にはならなかったようだ。



湯をわかしてコーヒーを飲み、カップ麺の朝食をとる。



食べていたら椅子がこわれてしまった。



場内を散歩する。カッコウが鳴いている。ホーホケキョ、と言っているが、たまに、ホー、ダメジャン、とも聞こえる。ダメジャン? 笑ってしまった。



バイクは駐車場にとめておいた。他にいたオートバイはスズキ・Vストーム、トライアンフ・タイガーとアメリカン・バイクでアドベンチャー系が目立った。



霧がでてきたがすぐに晴れた。



こんな車で来ていたキャンパーもいた。まんまレーシングカーだ。



フライシートが朝露で濡れていたので撤収に手間取り7時20分に出発する。バイクの奥には線量計があって、原発事故のことを考えると心が重くなった。

山を下ってゆくと気温が丁度よく、風を切ってバイクで走るのが爽快だ。オートバイって最高だと思う瞬間である。二本松に入ると気温は14℃、19℃と上がってゆく。郡山から国道288号線で太平洋にむかうが、交通量のすくない快走路だ。山道でカーブがつづくので自分のペースで気分よくすすんでいった。



三春駅にたちよった。きれいな駅舎だ。



三春にはデコ屋敷というところがあるが、デコとは木彫りの人形で、三春は木彫りや張子の人形が名産で、駅に展示してあった。



見ていて楽しい。



国道288号線の都路街道をゆく。山ツツジが咲いている。耕作放棄地が増えてきた。



手入れのしてある田んぼの畦には山形と同じようにヒメジョオンが咲いている。そして獣避けに電気柵が設置されていた。



きれいな花が咲いているのでバイクをとめた。



よいところだと単純に思ったのだが、これも耕作放棄地なのかもしれない。作物を育てられないから花を植えたのだろうか。しかし地元の方は生活をしているし、豊かな印象をうける。とてもよい田舎だ。



国道288号線をすすむと原発近くにでる。さすがにそこは通れないだろうと思い、国道399号線に折れて南下し、川内村で休憩するとここにも線量計があった。村役場には、お帰り川内村、と大きく掲げられていた。

県道36号線で夜ノ森を通って国道6号線ににアクセスすることにする。山の中を走っていると寒い。21℃とあるがトンネルに入ると辛いほどだ。富岡町に入ると畑と田んぼはすべて放置されている。それどころか耕作を諦めて太陽光発電のパネルを敷きつめている畑も目立った。原子力発電所の事故で作物がつくれなくなった耕作地なのに、そこで太陽光発電をして、売電事業をしているこの皮肉な現実に、喉の奥に異物がつまったような感覚を味わった。よいところなのに、よい田舎なのに、無念だ。



県道35号線との分岐をすぎると、スクリーニングと表示された検問所のようなものがあり、看板がたっていた。



バイクや歩行者は通行できないとある。車の通行はできるようになったと聞いていたが、まだまだ高線量なのだ。スクリーニングとは被爆量の継続検査をしているようだ。ここの方に道を聞いて、県道35号線に引き返して南下し、富岡にでることにした。












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2018米沢・福島ツーリング2

2018年06月07日 20時13分31秒 | ツーリング東北


米沢から赤湯に北上した。距離は18キロほどだ。高校一年生のときに自転車で東北一周の旅にでたのだが、そのときに野宿しようとして断られたのが赤湯駅なのだ。若い駅員さんには許可をもらったのだが、その後で駅長風の人にダメだと言われ、近くの公園のベンチで野宿をした。それを偲ぼうとしたのだが、駅舎はモダンなものに建て替えられていて、当時の面影はない。今では山形新幹線もとまるようだ。田舎の小さな駅だったが40年もたてば変わるよね。公園は近くにふたつあり、烏帽子公園にいってみたが、泊まったのはここではなかった。

ふたたび米沢にむかう。道路の横には田んぼがひろがるが、畦にヒメジョオンが咲いているのが印象的だ。畦はきれいに草刈りをするイメージがあるが、こちらでは野の花はのこすのだろうか。畦だけでなく、路傍や空地にもヒメジョオンはたくさん生えていて、タンポポも残っていた。



米沢にある茅葺屋根の笹野観音堂にゆきたかったが時間がおしてきた。今回はパスすることにして国道121号線で福島県の喜多方にむかう。県境をこえて道の駅喜多の郷で休憩した。ここには蔵の湯が併設されているが、よい風呂だった印象がのこっている。



道の駅の横には池があり、右の森の中にキャンプ場があるので、いつか利用してみたいと思っている。



喜多方のスーパーで夕食の材料を買い、国道459号線で裏磐梯の桧原湖を通過してゆく。



国道115号線にはいって土湯にむかう。今日の宿泊地はあだたら高原キャンプ場だ。何度も利用している、お気に入りの無料の野営場である。高度を上げてゆくと冷えてきた。土湯トンネルでは寒いほどだ。トンネルをぬけて下ってゆくと気温は上昇してくれた。



18時20分にキャンプ場についた。明るいうちに到着したいと思っていたから希望どおりである。



車・バイクの乗り入れは禁止になっていた。



他のキャンパーから距離をとって場所を決め、テントを設営する。



帰ってから確認すると前回とほぼ同じところだった。



キャンプ場の前にあるスカイピアの空の湯にゆく。料金は510円だがJAFの割引があり410円になった。空の湯は露天風呂はなく、景色も見えない温泉だ。☆5点満点平均3点で2、9点。



風呂上りに260円と観光地価格の発泡酒を飲みつつメモをつける。



夕食は牛バラ肉と豚カシラ肉とモヤシである。それに焼酎の水割りだ。



牛バラ肉の第一ロット。ジンギスカン鍋で焼いてゆく。味つけは焼肉のタレだ。



豚カシラで第二ロット。ロット、と言うのは北海道仲間のマックさんの口癖だった。カシラの味つけは塩コショーだ。



牛バラの第三ロット。モヤシもうまい。



豚カシラで第四ロット。焼酎がすすむ。



同じく第四ロット。モヤシを追加。



モヤシが終わり残った肉で第五ロット。



肉祭りはこれで終了。ひとり焼肉もよしである。食後は食器を洗い、冷えてきたのでテントにはいり酒をのんだ。福島市の明朝の最低気温は11℃の予想である。それよりも高地のここは10℃を切るだろうから冬用のシュラフを用意している。寝袋にはいって飲んでいるとすぐに眠ってしまった。












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2018米沢・福島ツーリング1

2018年06月03日 09時13分11秒 | ツーリング東北


2018年の5月。米沢と福島をめぐるキャンプ・ツーリングにでた。まず東北道で米沢にむかう。栃木県の矢板北PAで休むが、このときは福島西ICで高速をでて、国道13号線で栗子峠をこえて米沢に入るつもりだった。以前米沢や山寺にいったときはこのルートだったし、私の地図が2007年版だったからである。



福島県にはいり北上してゆく。福島はひろい。なかなか県北にある福島市につかない。ようやく福島松川PAに到達して一息いれると、私の地図では工事中になっている東北中央道が、福島から米沢まで開通していることを知った。この自動車道を利用すれば1時間以上の短縮は確実なので、このルートをえらんだが、福島・米沢間は無料だったから、この道路に気づいてよかった。



米沢にはいりまず米沢城址にある上杉神社にむかう。神社の周辺は渋滞し、混雑していたが、たくさんいるバイクは都内・埼玉ナンバーだった。ライダーの年齢層はは50代、60代である。彼らと会釈をかわしてオートバイをとめ、参道をあるいた。



藩の財政を立て直した上杉鷹山(ようざん)候の像があった。



神社の入口には毘沙門天の毘と龍の旗がある。勇壮だ。



唐門。



本殿。



上杉謙信候の亡骸が安置されていたという本丸跡から堀越しに城址公園をみる。昼時となった。いろいろとゆきたいお店はあるのだが、土地勘がないし、バイクにスマホ・ホルダーを装備していないからナビまかせにもできない。時間をかければ目的のレストランにゆけるが、旅先で時をロスするのはもったいないので、一期一会でここだと感じた店舗に入ることにした。



上杉家歴代の藩主の墓である上杉家霊廟にむかうと地元の車でにぎわっている蕎麦屋があった。



可祝屋支店という食堂だ。ここに入ることにした。



山形では蕎麦屋でラーメンをたべると聞く。店内の客もほとんどが中華そばか冷し中華なので、中華そば600円の大盛りプラス100円の700円をオーダーした。



ラーメンの第一印象はあっさり、さっぱりで毎日たべられる味だ。薄口だが肉の出汁がきいている。たくあんがついているのが珍しい。ネギがきいていて、メンマはやさしい。しかし単調なのでたべすすむと飽きてくるのが難。☆5点満点平均3点で2、9点。



上杉家霊廟にすすむ。厳粛な雰囲気だ。



入場料は350円。



謙信候の墓所が中央にある、



謙信候の亡骸は米沢城から霊廟の中央にうつされている。



左右には歴代の藩主の墓所がならび、鷹山候のものもあった。



町にもどると米沢織りのお店があった。



米織会館だ。米沢織りは有名なので立ち寄ってみた。



男着物のコート。とんびと呼ばれるもの。8万くらいだったか。



店内のディスプレイ。



男用の角帯や反物など。帯は2・3万のものが多かった。米沢は紬が有名だが、名産と言えば、はかまの生地なのだそうだ。はかまと言えば仙台平が有名だが、全国シュアでは米沢がナンバーワンとのこと。知らなかった。米沢弁のお店のお姉さんに教えてもらった。



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