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キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2010福島オフ会ツーリング3

2010年05月29日 12時36分19秒 | ツーリング東北


木戸川林道の入口についたのは9時だった。
県道35号線沿いで、自然昔話キャンプ場、の看板が立っているのが目印である。

木戸川林道はフラットダートで走りやすい。
5キロほどいくとログハウスとキャンプ場らしき施設があるが、これが昔話キャンプ場だろうか。
しかし利用者はいないし、林道のこんなに奥まで利用者が来るのだろうかと考えてしまった。


木戸川林道のフラットダート。

この先は上り下りがきつくなり、路面も荒れてくる。
山も深い。
霧もでていて、小雨が降っているかのようにシールドが濡れる。
昨日走行した茨城の山は深い、と感じだが、福島の山は、険しい。
バイクでダートを走っていると、バイクのフレームがしなっているのを感じる。
それだけ斜度があるのだと思う。

やがてピークを越えて山を下っていくとT字路にでた。
どちらに行くのかわからないが、出口はダムだから下る方向、右にすすむ。
ここからは道が整備されている。
砂利道だがノリ面が作られていて、ガードレールもあるから、ダムは近いのだろうと思われた。
果たしてダムに続く林道出口に着いたがゲートがある。
鍵が開いていたので出られたが、いつもは閉まっているようだ。
ゲートを出られなければ戻ることになるので、ここを走る方はそのつもりでどうぞ。
林道は約12キロである。

すぐ北にある乙次郎林道は昨年走破しているので、その更に北にある井出川林道にむかう。
県道250号線の分岐で地図を確認しようとすると、看板がでている。



柿ノ木平地区にはいけないとあるが、私の進むのは井出川林道であって、支線、ではない。
TM(ツーリング・マップル)にそう載っているし、もしも通行止めなら戻ればよいと考えて、先に進んだ。

井出川に沿って舗装林道をいく。
釣人の車が2・3台停まっていたが、ここは岩魚が釣れるようだ。


井出川林道柿平支線の分岐に立つ看板。

山の奥深くに入っていくと、井出川林道柿平支線との分岐にでた。
右に行くのが井出川林道だが、支線の方が道がよい。
でもTMに井出川林道と書いてあるからそのとおりに進んだ。

井出川林道は3.6キロと表示されているが2キロも行くと荒れてくる。
しかもただの荒れではなくて、廃道のような雰囲気なのだ。
それが霧の立ち込めるトップの画像である。
このルートで良いのだろうかと、不安と疑問をおぼえつつ進むと、倒木で道がふさがれている地点に出た。
軽トラが倒木をよけて行った跡があるが、このルートはおかしいと判断して、引き返すことにした。


倒木で引き返した地点。

井出川林道を進むと、昨年走破した乙次郎林道に合流するようになっている。
そちらに抜けたかったのだが、井出川林道は次の課題としてとっておくこととし、いわき方向に転進することにした。
ところで帰ってから調べてみると、井出川林道ではなく、支線を行くのが正しいようだ。
TMの表記ミスである。

山を下って県道35号線で南下し、いわきに向かう。
TMに、活力屋、という蕎麦屋の紹介がでているので、
ここで食事をしようと思ったのだが、一本道なのに見つけることができなかった。


塩屋崎灯台の手前の海。

昼時で店を物色しつつ南下していくと、塩屋崎灯台の案内がでている。
ここには行ったことがないので寄っていくことにしたが、海は大荒れで、そして寒かった。
灯台も霧で煙っている。


沼の内弁才天の賢沼。

大うなぎがいると案内の出ている、沼の内弁財天にも寄ってみた。
池にいる鯉にエサをやると、大うなぎが出てくることがあるとのことだが、
200円のエサを買ってまで試す気にはなれない。
沼を一周する遊歩道があったのでつい足を進めると、ここはハイキングのような道で、
空腹なのに大層なアルバイトとなってしまいーーこの言葉の使い方も死語だーー、
メロメロになってしまった。


基(もとい)ーー四季庵。

空腹なのにこれはと思える店が無い。
小名浜港まで行かねばならないかと思っていると、立派な構えの店があった。
料亭のような店だが、ここは高そうだ。
それでも入口にメニューがあったので見てみると、私でも利用できる価格なのでここにお邪魔することにした。

基、と書いて、もとい、と読ませる。
良い名前だ。
4人用の個室に案内されてメニューを見た。
刺身定食やうなぎなどに惹かれたが、どんなものなのか想像がつくものよりも、
何が供されるのかわからない、季節のおまかせご膳2520円を注文することにした。


季節のおまかせご膳。

おまかせの一品は鯛のおかしらの煮付け。
丁寧で誠実な味だった。
そして料理も器も造園された庭も美しく、基は雰囲気のよい店だった。

常磐道にむけて走り出す。
ガスを満タンにして、いわき湯元から高速に入った。
順調に南下していくが、福島を出て茨城に入った途端に雨が降ってきた。
覚悟していたが気持ちが沈む。


雨の佐野SA。

カッパを着込んで雨の高速を延々と走り、帰宅した。
寒かった。






コメント (4)
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2010福島オフ会ツーリング2

2010年05月26日 19時53分21秒 | ツーリング東北

オフ会で飲む酒と、酒にあう食材をいわき泉のヨークベニマルで手に入れ、17時に会場の楢葉町の天神岬キャンプ場に到着した。

すでに参加者の方はほとんど先着されていた。
主催者のキタノさん、料理名人の高橋さん、酒豪のいちさん、これまた料理上手のNagaさん、
名古屋から参加のミッキくん、そしてスタッフドチキンのくっしーさんは素敵な女性といっしょだった。

はじめましての方は、ひとまわり上のおとう(おとうさん、とすると不自然になるので失礼ながら敬称を略させていただきます)、
少し年上のサトさん、ひとまわり下のたむりんさん。

そしてhirokiさんご夫妻が私のすぐ後に到着された。


Nagaさんのフランスパンを使った凝った料理。

EОCはキャンプ・ツーリング好きの集まりなのだが、
酒好き、料理好き、食べることも好きな集まりとなっている。
それでみなさん思い思いのものを調理しているのだが、
私はまず天神岬の温泉に入りたいと思っていた。
いつも飲んでしまって、せっかくの温泉に入らずじまいになっているので。
しかし、今回も野菜スティックなどを作っているうちにビールを飲んでしまい、
またしても入浴できなかった。


おとうのマリネ。

サトさん、たむりんさん、hirokiさんご夫婦と話しながら飲む。
サトさんは天ぷらを揚げておられた。
見事な手際である。
キャンプ場で天ぷらを揚げる方を見たのは二人目だ。
もうひとりは高橋さんの奥さんのユウコさんだが、今回は残念ながら参加されていない。


サトさんの揚げるイカの天ぷら。

たむりんさんはBMW1200GSに乗り、毎週のようにキャンプされている方だ。
遊びまわっているようだが、きつい仕事をしているし、人生の陰影を知る苦労人。
そして酒の後でカルビ・カレーをかきこみ、プリンを食べて、コーヒーを飲む怪人だった。


hirokiさんの奥様のローストピーフ。

hirokiさんご夫婦は、雨が予想されるため車で参加だった。
その車がただの車ではなく、1987年製のジムニーで、ポロンポロンという排気音の2サイクル車だった。
今年のGWはこの車で四国にある日本一長い林道の剣山林道を走破されたそうだ。

ミッキくんには焼き鳥と特製の酒をいただいた。
この濁り酒が酸っぱくて美味しい。


高橋さんのポークビーンズ。

高橋さんには、私は参加できなかった花見の会のことなどをうかがった。
そしてシェフ高橋さんのポークビーンズが、ぶっちぎりでいちばん美味しかった。


くっしーさんのスタッフド・チキン。

くっしーさんは都合により、泊まらずに帰られた。
素敵な方といっしょに。
素敵な方のバイクはBMWのアメリカンでびっくりマニアック。

Nagaさんといちさん、キタノさんは高橋家の花見と金沢ツーリングでいっしょだったから、
その話をうかがう。
楽しい時間だったようだが、キタノさんは毎晩いちさんと同じ布団で寝ていたとか。
いちさんはたいへんだったでしょう。


私の焼いた、カシラとタン。

キタノさんがこちらのグループにやってきて、サトさんやたむりんさん、hirokiさんご夫妻と語りだす。
盛り上がって会話が弾んだが、話題に区切りがつくと、キタノさんが私に、キスしましょう、と言う。
男とは絶対にキスしない、と断るのだが、
しばらくするとまた、キスしましょう、と言うのだ。
キタノさんだいぶ酔っていた。
もちろんキスはしませんでしたよ、念のため。

Nagaさんが撃沈し、キタノさんは撃沈しなかった。
これは初めてのことかもしれない。
記憶にないくらい画期的なことだった。

おとうと昔のキャンプの話をする。
30年前のことで、ドームテントやガス・ストーブなどが無かったころの話である。
そのころのストーブは、マナスルとか、ラジウスなどというもので、
燃料を入れた本体をポンピングし、
火皿と呼ばれるバーナーのまわりの皿に、チューブ状の固形燃料をだして火をつけ、
バーナーをプレヒートしてーーこれはもう死語だろうーー、
しかる後に火をつけないと着火しないという代物だった。
こんなことを話し合える相手もなかなかいなくなった現在だ。

昔のキャンプで食事と言えば、米を焚くぐらいのもので、料理などしなかった。
おかずは缶詰を開けるくらいで、ただ腹を満たしただけだったのだ。
キャンプは登山者とサイクリスト、ライダーくらいしかしなかった時代だ。
食事を楽しむような余裕も無かった。

当時、ICI石井スポーツの登山カタログを見て、
コールマンの2バーナーという製品があることを知り、
アメリカではキャンプでクッキングもするのかと、
カルチャーショックをおぼえ、そしてその豊かさに眼もくらむような思いをしたが、
いまではコールマンはスーパーの特売品になってしまっている。
そんな話をしたりした。

宴会は盛り上がって続いたが、私は11時にテントに入った。
宴は12時にお開きになったそうだ。


キタノさんのカニ汁。

翌朝7時に起床した。
皆さんほとんど先に起きておられた。
おとうのコーヒーをいただき、Nagaさんにフランス・パンをご馳走になった。
そしてキタノさんのカニ汁をいただいたが、これが焼酎のカニ風味汁のような味。
酔って気持ちよくなったりして。

こうして書いていると能天気に飲んで、食べて、遊んでいるようだが、
社会人の集団だから、皆さん世の中の酸いも甘いも味わい尽くしている。
きつい話、悲しい話題、やりきれないこと、決して解決できないもの、などの話題もあることを付け加えておく。


参加の皆さんのバイク。

今日は雨の予報となっている。
天神岬は霧がでているがまだ雨は落ちてこない。
雨の来る前に近くの林道を走りたいので撤収を開始する。



おとうのXR600と私のDR。

おとうのバイクはXR600だった。
今は650になっているモデルだが、600ははじめて見た。
マニアックで希少なモデルだ。
年式は1997年製なのだそうだ。
軽くてパワフル、ダートでの走破性が高そうだが、最近林道は走らないのだとか。

ミッキくんは二日酔いで苦しそうにしている。
皆さんは天神岬の温泉に入ってから帰るそうだ。
私は温泉はまたしても断念して、すぐ近くある、木戸川林道に向かうことにする。

いちばんに出発する。
皆さんお世話になりました。
またお会いするのを楽しみにしています。
それでは





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2010福島オフ会ツーリング1 

2010年05月24日 18時33分50秒 | ツーリング東北

福島県でキャンプ・ツーリング好きのオフ会が開かれたので参加した。

主催者のキタノさんは、永久ライダーの軌跡、というHPを運営されている方だ。
これまでも永久ライダー・オフ・キャンプ、略してEОCには何度も参加させていただいている。
飲み会であるオフ会とあわせて、茨城と福島の林道ツーリングも楽しむことにした。

東北道から北関東道、常磐道と乗り継いで、北茨城ICで高速をおりた。
先日のいわき・勿来IC周辺の林道探訪ツーリングでは、この北側の林道を走りつぶした。
今回は花園神社の西に多数存在する林道群を走破するつもりだ。

山の中にある花園神社は想像以上に立派で荘厳だった。
巨木も林立していて歴史と格式を感じさせる。
この花園神社の奥の駐車場から2本の林道がのびているのだ。

まず北にある、七ッ滝柳沢林道に入る。
七ッ滝の入口まで1.3キロで、ハイキングの人も歩いている林道をすすむ。
七ッ滝まで5分歩くとのことなので、行かずに通過する。
この先は急坂のなるがすぐに落ち着く。
岩ツツジの咲いているフラット・ダートを進むと、廃屋のあるY字路にでた。
左の道には草が生えているので、右に行くと釣堀の横を通って県道にいたる。
七ッ滝から7.3キロだった。

県道を南下して次の林道に向かう。
ここは県道沿いでも山深いところだ。
茨城でもこんなに山が深いのかと思いつつ渓流沿いの深い森を行く。
釣人がいるが山女をねらっているようだ。

3・4キロで大金田林道の入口に出た。
出だしが急坂で高度をかせぐがやがて落ち着く。
道の横に岩ツツジが咲いていたのでバイクを止めて写真をとった。

ピークを越えるとやや荒れた下りとなる。
ジープに追いついたので抜いて行くと分岐にでた。

左に行くと花園神社方向だが、直進方向にすすむとY字状に林道が伸びている。
林道の走りつぶしが目的なので、まっすぐに進んだ。

すぐに舗装路となってT字路にぶつかる。
T字の左右両方に林道があると地図にあるから、まず右の持山方向にすすんだ。

ずっと舗装路である。
しかし道の真ん中にコケが生えている舗装林道で、路面が濡れていたり、
簡易橋がかけてあったりして、沢に落ちそうだから、ダートよりも緊張感があった。
その上、持山につくと道は行き止まりで、Uターンするほかなかった。
T字にもどるも左も舗装路なので、花園神社方向に引き返すことにした。
 
花園林道を花園神社方向にすすむところがトップの画像である。
そしてまた分岐がある。
神社の南の山に入っていく林道が、右に伸びているのでそちらに向かった。
しかしゲートが閉じている。

やまなく花園神社にもどり、この地域の林道探訪は中止半端に終了した。

時刻は昼時で食事をとりたい。
山の中には山女、岩魚、山菜料理の店があるが、海がそこにあるのだから海の魚が食べたい。
そこで山を下って海辺に行ってみることにした。

山を下ると、五浦の近くの大津港に出た。
漁港では魚が水揚げされていて、女の子もカッコよくルアー釣りをしている。
その港のすぐ前に、寿司・割烹の高砂屋という店があったのでここに入った。
地魚おまかせ寿司、1890円を頼む。
寿司は大ぶりの素朴なものだが、漁港の前だけあって鮮度抜群だった。
接客もハートがこもっていてグッド。

高砂屋をでると時刻は14時。
そろそろオフ会の開かれる天神岬に向かうことにした。

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田舎暮らしに殺されない法

2010年05月21日 20時59分54秒 | 読書
丸山健二のエッセイを読んだ。

タイトルは、田舎暮らしに殺されない法。
私は田舎暮らしはしたいと思っていない。
この作家の小説が好きなので、内容は想像できたが、読んでみたのである。

自然が豊かで、そこに住んでいる住民も人情味豊かで、素朴なイメージがある田舎。
でも、そんな楽園のような田舎などない、というのが作者の言葉だ。

作者は長年長野県に住んでいる。

田舎の人間は視野が狭く、嫉妬深く意地悪で、排他的でもあって、
都会からの移住者など絶対に仲間に入れないと言うのである。

他にも田舎の住民のことや、移住希望者を罵倒するような記述が続くが、
正しいところもあるのだろう。

小説は素晴らしいのだが、エッセイはいつもとても癖のある作者。
私はファンなのだが、人間性を疑ってしまったりもする。

田舎に住みたいなどど夢を見ているのは、現実がわかっていない、
自立していない子供大人なのではないか、などと書いてある。
詳しくはHPの読書日記をどうぞ。
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ぶらり新宿 思い出横丁 第二宝来家

2010年05月15日 20時36分16秒 | グルメ東京
予定のない土曜日。

家人は出かけて私ひとり。
書きかけのレポートを書いてみたり、
パソコンに書き込んでみたりしていたが、
あまり書いたりキーボードを打ったりだけでは頭が痛くなる。
そこで気になっていた用件を足すために、新宿に行くことにした。

14時すぎに家をでる。
ほどなく新宿について、西新宿で目的を達した。
後はぶらぶら街歩き。

後で来たいなと、飲み屋街の『思いで横丁』の気になる店をチェック。
もう飲んでいる人がいるが、まだガラガラだ。
そしてビクトリアのやっているL-BREATHというアウトドア・ショップを見て、
キャンプ用具を物色。
ここは自転車・ショップもあり。
自転車は今ブームみたいだ。

入ったことのなかった高島屋にも入る。
話題になっていた、ユニクロとユザワヤが入っているのを見て、ぶらぶらする。
ここに限らず中国人が多い。
札びら切ってますなぁ。

そして歌舞伎町に行ってみる。
別に変な目的はなし。
ただの街歩きですぞ。
男ひとりで歩いていると、客引きがすごい
特にDVDの売り込み多し。
裏の3枚組みでお得なんだそうです。
もちろん買ってなんかいませんよ。

歩き疲れて喉も渇いたので思いで横丁に移動。
目的の店に行くと、なんと満席
どうしようかと思ったら、呼び込みをしている店があり、ここに入店。

宝来家という店だった。
モツ煮とモツ焼きで一杯。
なかなか美味しかった。

満足して新宿駅から電車に乗ると、ピンクのフリフリドレスを着てぬいぐるみを背負った女の子がいる。
最近こういうロマンチックというのか、お目出度い格好をしている若い女の子が多い。
それかと思ったら、なんとおっさんでした
着け睫毛と厚化粧の男、勘弁して欲しい。
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大分県豊後大野市

2010年05月11日 21時51分30秒 | バイク・旅の話題
2008年の四国・九州ツーリングを読んでくださった、大分県豊後大野市の方からメールをいただいた。

大野市には原尻の滝という有名な滝がある。

上の写真は大野にあるもうひとつのナイアガラ、沈堕の滝。
私はこちらのほうが好みだった。

さて、原尻の滝を見物しようとしていて、
たまたま道の駅にキャンプ場の案内が出ていたので、大野市に宿泊したのである。

そしてキャンプ場に大野市の観光案内があって、古い石橋や磨崖仏、
古墳に埋葬されていた石棺のふたなどを見てまわることになった。

大分県は臼杵大仏に代表されるように石の文化の国。
石の国だ。

有名なものだけでなく、味わい深い鳥居や石碑も多かった。
私がたまたま見た、名もなき鳥居と石碑がどこにあったのかというのが、
いただいたメールの趣旨だった。

もしも原尻の滝に行くことがあったら、同じ大野にある石橋や磨崖仏、沈下橋などもどうぞ。
詳しくはHPの2008年四国・九州ツーリングにあります。
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福生へサイクリング

2010年05月09日 18時20分30秒 | サイクリング
横田基地のある福生。
国道16号線沿いにお店がたくさん並び、いつも賑わっている。
前からどんなお店があるのか気になっていたので、自転車ででかけてみた。

今日はロードレーサーではなく、ランドナー(小旅行車)で行くことに。
この自転車は33年物。
北海道や能登、京都にも出かけた長年の相棒だ。
しかしさすがに古くなって、リヤのギヤの変速が渋い。
トップギヤには入らず、全体に動きが悪いのだが、太いタイヤの乗り味はやわらかく、
ロードレーサーのようにとんがっていないので、楽に走ることができるのだ。

横田基地に到着。
鉄道の人みたいに、カメラを抱えて基地を見ている人がたくさんいて、びっくり。
この人たちはさしずめ、基地な人か。

基地には興味はないので、さっそくお店を見てまわる。
アンティーク家具の店や雑貨屋、ミリタリー・ショップ、洋服店などなど。
忌野清志郎が舞台衣装を作っていたテーラーなどもあった。

私の自転車よりも古い、フランス製のメルシェがいたので記念撮影。
お洒落なレストランやオープンカフェなどもあるが性に合わないので入らない。
福生駅のほうにも行ってみる。

福生は村上龍のデビュー作、限りなく透明に近いブルー、の舞台になった町。
当時、限りなく透明に近いブルーを読んで、この人は天才だと思ったものだ。
その感性と詩のような文章の空間処理で。

夏のような日差しで顔が真っ赤に焼けてしまう。
桐の花が咲いていた。
自転車で走ると水が美味しい。
がぶがぶ飲めてしまうのが、心地よい。
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やんばダム

2010年05月08日 09時33分36秒 | 日記
GWに草津に出かけた折、昨年話題になった、やんばダムの建設予定地を通った。

テレビで何度も放映された、巨大橋の橋脚だけが建っていた部分は、
写真のように工事が再開されて、橋の形になっていた。

橋の下にはダム建設の意義と歴史を展示する施設、やんば館があり、
観光客の人気スポットになっている。

ここは吾妻渓谷沿いで元々谷が深い。
そこにダムを作ろうとしているので、渓谷の両側にある山の頂上付近に道を付け替えようとしている。
道路だけでなく線路も水没するから、それも付け替える計画だったし、
テレビで映された建設中の橋げただけでなく、とてつもない巨大な橋が2本、
渓谷を渡ってもいた。
そして移転が決まっていた川原湯温泉に住み続けている人がいて、
山の上に移転した住民もおり、両方のインフラの整備が中途半端になっていた。

住民の方の痛みはわかるが、このあまりに巨大なプロジェクトが中止になってよかったと思う。
これではこの先いくらの金がかかったのか、わからないほどの規模だから。

山をくずして道路をひらき、橋をかけて景観を破壊して税金を地方や業者に分配する時代は、
もう終わったと思う。

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2010年いわき・勿来IC周辺の林道探訪ツーリング

2010年05月05日 20時42分54秒 | ツーリング東北

常磐道のいわき・勿来ICの近くにはたくさんの林道がある。
昨年仏具山をこえる横川仏具林道を走ったのだが、
他の林道が気になるので、GWの1日、日帰りで出かけてみた。

いわき・勿来は遠い。
みちのくの入口だもの、考えてみれば当然だ。
高速を利用したが、思ったよりも時間がかかり、ICを下りたのは11時だった。
まず昨年走った横川仏具林道を制覇することにして、
林道入口にある、TMにも紹介されている、おやじがんこそばにむかう。
そば屋の横が林道入口だ。

林道は出だしは舗装されているが物凄い急坂だ。
たぶん、舗装していないと、雨後など車で登れないからだろう。
仏具山の頂上まで5キロほどだが3キロは簡易舗装されていた。
それを過ぎるとダートとなるが、今年は砂利が入っていて走りづらい。
画像は頂上に近いダート部分でこの辺りはフラットである。

仏具山からの下りも急坂。
ガレもある急坂を下り、分岐を、くの字の様に横川目兼林道で来た方向に戻っていく。

横川目兼林道も出だしは急坂の登りだが、すぐに落ち着く。
フラットな林道を約7キロ走り、里にでた。

おやじがんこそばにもどり昼食。
天ぷらおやじがんこそばの1260円、それの大盛り150円で1410円を注文。
味は普通かな。
ただしここは喫煙可で、広い店内のいたるところでタバコを吸っている人がいるのが致命的だ。

食後は、くの字でもどった先に行くため、四時川渓谷から弥太郎林道にむかう。
くの字でUターンした先に行き、弥太郎林道に入る。
ここは誠にフラット。
今回が今年初めての林道走行でダートで、なかなか砂利道がしっくりこなかったが、このころから感覚がもどった。

気持ちよく3キロほどダートをすすむと桜が咲いている広場がある。
思わずバイクを止めると、ここは藤ノ木沢林道との分岐点で、
都内ナンバーのライダーふたりも休んでいた。
彼らは藤ノ木林道沢にすすみ、写真をとった後で私もつづく。

藤ノ木林道はTMにはゆるやかな峠越えと書いてあるが、急坂の上り下り。
しかも下りは泥の道だった。
泥の道は滑りそうなので、ちょっと構えてしまう。

2.9キロの藤ノ木林道を走りぬけると、四時川上流部をいく四時川林道7.3キロにはいる。
ここはフラットだが湧き水が多くて路面がぬかっている。
ヌタヌタは嫌いなので慎重にすすんだ。
四時川はとても美しい渓流だ。
釣人も多いが、山菜取りの人もいる。
そして個人所有の山には、入山禁止、立ち入り罰金10万円、などの看板があったりもする
トップの画像は四時川林道のもの。

国道をまわり、弥太郎林道にもどって、藤ノ木林道に曲がった先を走破しにいく。
さっき走ったばかりだから様子のわかっている、フラット・ダートを飛ばす。
すぐに藤ノ木林道の分岐をすぎて、合計6.6キロの弥太郎林道を制覇した。
上の画像は林道出口のものである。
ここについたのは14時45分。
帰宅には時間がかかるため、南にある花園林道群はまた次回に走ることにした。

北茨城ICから常磐道にのり帰還する。
走行距離は500キロ。
鯉のぼりが泳ぎ、初夏のような陽気の1日。
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小江戸・川越

2010年05月02日 10時43分15秒 | 芸術

先週出かけた、静岡県立美術館に印象的なポスターが貼ってあった。
埼玉県の川越市立美術館の彫刻展、佐藤忠良ーさとうちゅうりょうー展である。
このポスターにノックアウトされてバイクで行ってみた。
作品は女性の裸像がおおい。
物凄く美しいので、長い時間、あらゆる角度から見たいのだが、
女性の裸像なので、意識してしまって、満足するまで見られなかった。
無念なり。
ポスターになっている帽子の女がいちばんだった。

折角川越に来ているので、駄菓子屋さんが集まっていたという、
人気スポットの菓子屋横丁をのぞくと、すごい人。
GWだけに観光客が集まっているようだ。

続いて蔵作りの街並みへ。
こちらもすごい人出。
観光客といっしょに散策する。
川越は昨年のNHKドラマ、つばさ、の舞台となった街。
それだけ人気も高いようだ。
雑貨やみやげ物店が多いが、呉服店があったので入って物色。
男用の角帯は3万から4万でセンスの良い品がある。
和服専用のハンガーがあったので1050円でゲットして家路へ。

川越のシンボル、時の鐘。

佐藤忠良展は6月6日まで。
佐藤忠良は宮城県立美術館に特別展示室があるとのこと。
いつか行ってみたい。
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