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キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2024スキー16日目高峰マウンテンパークで試乗会

2024年03月31日 21時07分29秒 | スキー


3月24日。日曜日。2024年シーズン16日目のスキーに長野県の高峰マウンテンパークにでかけた。早朝に家をでてやってきたが、チェリーパークラインは峠の手前4キロの地点から積雪があり、チェーンをまいた。私のハイエースはFRで、スタッドレス・タイヤを装着していても、登坂は常にスタックの危険をともなうのだ。したがって早めに、安全な場所でチェーンを装着することにしている。



峠道はものすごい急坂、ヘアピンカーブの連続で緊張した。眼下に雲海がひろがっていたが、眺める余裕はまったくなかった。高峰マウンテンパークはとても気に入っているのだが、このアプローチはあまりにもきびしい。



高峰マウンテンパークは先週のバッチテストから2週連続で、今回はアルペンの試乗会があるとのことでやってきた。岩鞍でも試乗会はあったのだが、フィッシャーやオガサカ、サロモンのメーカー個別のもので、いろいろな板にはのれないし、そもそも希望者がおおくてフィッシャーしか試乗したことはない。それでフィッシャーの板を愛用してるのだが、今回は多数のメーカーの板があるし、1日に100人と参加者が限定されているからきてみたのだ。狙いは小回り用のモデルである。いまつかっているアトミックが古くなってきたので更新をかんがえているのだ。



当日は高峰マウンテンパークの技術戦の日で、多数の選手やデモンストレーターの方がいらしていた。



試乗会は9時からで、リフトは8時半スタートだから、まずダイビングコースをまわすことにする。



昨日雪が降ったため雪質は良好だ。



技術戦の出場選手たちとセパレートされたダイビングコースを滑走する。みなさんとても上手いし気合がはいっているので、当方は気おされ気味だ。



やがて大会がはじまり、前走のデモンストレーターの方3人が滑走したが、その桁外れなすべりにおどろかされた。私は知らないが有名なデモの方たちだそうで、全日本クラスは達人の域をこえた、規格外の異人の世界だとかんじられた。



試乗会でまずためしたのはオガサカのТCーSである。165センチ、ラジウス12、9。173800円税込みでビンディングは別売り。技術戦小回りモデルとのこと。私には完全にオーバースペックだ。



このモデルは軽くターンするが、エッジがひっかかる感じでフィーリングがあわなかった。技術戦に出場する選手で、この板をはいている人が何人もいたから、エキスパートにはフィットするのだろう。



技術戦のスタートをまつ選手たち。



つづいて試乗したのは乗ってみたかったフォルクルのレースタイガーSC。165センチ、ラディウス12、1。税込み165000円。これはビンディングつき。



テールに13とはいっているモデルだ。とても軽快でスピードをだしてもブレず、好みの1台だった。ただ黄色はどうかなとおもう。それにこの上のモデルがあるそうだが、試乗にでているとのことで、そちらもためしてみたいとおもった。



そして現在愛用しているアトミックのS9iのニューモデル。165センチ、ラディウス12、5。税込み188210円でビンディング付き。



とてもターンしやすい板で、軽い乗り味。そして速度を上げても安定感は抜群だ。今の板とおなじくフィーリングがとてもあうし、デザインもカッコいい。



昼はレストランが混みそうなので10時すぎに昼食とした。この時間はすいていて、メニューはカツカレーのサラダ付きをチョイスする。1600円。アンテロープカレーとコースの名がつけられていて、すごいボリュームだった。たべきれないかとおもった。



午前中はダイビングコースとアンテロープコースで試乗していたが、午後からパノラマコースとセントラルコースにうつった。こちらのほうが滑りごたえがあってよい。



あらたに試したのはハートの大回りレーシング用のインフィニティーG。180cmでラジウスは20。価格は税込み143000円。大回り入門に適したモデルとある。ハートはまだ作っていたのね。製造中止になったとおもっていた。アルペンが製造しているようだ。ハートの担当の方にすすめられてためしてみた。180センチでラジウス20、おいしいところをねらってつくってあります、とのこと。



これが長さをかんじさせなくて、やさしい乗り味でとてもよかった。板がやわらかいからなのだとおもう。思うままにふりまわすことができる大回り用の板だ。今つかっているフィッシャーの175センチの板のほうが、よほど硬くて直進性がたかく、言うことをきかない。かなり気に入ったが、今回は小回り用の板が対象なのでパスした。しかしこの素っ気ないほどシンプルなデザインはどうだろう。それで値段がおさえられているのかもしれないが、所有するよろこびがえられないとおもうのだが。でもこれがハート愛好家の心をつかむのかな。ハートの板は上越ではいている人はみかけない(この次の週末に群馬県の川場スキー場にいったが、モーグルの大会をやっていて、選手の中にハートのモーグル・モデルをはいている人がいた。群馬ではじめてハートをみた)。先月八方でふたりみて、ここ高峰でもひとりいたくらいだ。それだけ少数派だから好きな人は熱狂的に支持しているのだろう。それがなんとなくわかった。



つづいてアトミックの担当の方が、小回り用の板をさがしているなら、ブルーモーリスをためしたほうがよいとアドバイスをしてくれたので、のってみることにする。この板はデザインがいい。この見た目だけで買ってしまいそうな魅力がある。板の説明をきくと、技術戦にでるようなレベルの人を対象につくってあるとのこと。それでは到底わたしにはあわない。それでも160センチの板があるとのことで、ためしてみることにした。Sポーション。デモ。160cm。ラジウス11、9。税込み179300円。ビンディング付き。



これは思うままにターンできる板で、とても反応がはやい。板がはしり、かえりもつよいので、体がおいてゆかれそうな感覚をもった。フィット感もあったので165センチの板にのりたかったが、試乗にでているとのこと。



フォルクルの板もかえってきていないし、フィッシャーは大回り用でつかっているから、小回りもおなじメーカーにしたくないから対象外だ。ストックリーは30万もするから買えないものは試乗しない。そこでかなり感触のよかったアトミックをもう一度ためしてみることにする。するとやはりこれはとてもフィットするので次の板はこれだと結論がでた。



技術戦はコースが荒れたので、選手全員で横滑りのデラがけでコース整備をしていた。



試乗をおえるとアンケートにこたえることになっている。ここでセールスされるのかなとおもったが、ほしい板があったらメールをください、とあっさりとした対応で、拍子抜けした。当日は靴やウェアーなどの展示・試着もあった。



自分の板でコースをまわす。ここはパノラマコース。



アンテロープコース。



4時から技術戦の表彰式がはじまるとのことで、みんながかえりだして混む前に引き上げることにする。なにしろ私の車はチェーをまいたままだから、どこかではずさなければならない。車がすくないうちにそれをすませたかったのだ。じっさいに峠にむかって上ってゆくとほとんど雪はとけていて、峠から先もチェーンは必要なかった。峠のすぐ下にある路肩のスペースで安全にチェーンをはずすこともできた。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによるとリフト乗車33回、滑走33本、滑走距離31、5キロ、最高速54、9キロ、と記録されている。



帰路に妙義のふもと、北山にある喜多山食堂にたちよった。映画のセットのような昭和な店構えをみて、入ってみたいとおもっていたのだ。ホルモンとラーメンのセットがあるとグーグルでみたのだが、メニューにないので、とりあえずホルモン定食660円をたのんで、あとで追加しようとおもった。

店内では相撲中継をながしていた。後から野良着をきたふたりの客が店にはいってきて、私に「タケルフジはでましたか?」ときく。相撲に興味のない私は、わからないです、と答えたが、家に帰ってニュースをみて、尊富士の快挙をしった。

店は厨房がご主人、ホールが奥さんとなっている。対応はとてもスローだ。ものすごくマイペース。でも人気はあって後から客がはいってきた。客はおとなしくまっている。



だいぶ時間がかかってホルモンがやってきた。



自分で焼いて食べるスタイル。



ホルモンはすこし豚のにおいがある。でもそれが好みだ。これで660円はお値打ち。でもあまりにスローだから、追加注文はやめておいた。空いていたらまた利用するが、何人かはいっていたらパスだね。



たべたりないので、ゆで太郎にはいって蕎麦を腹におさめてからかえった。後日アルペンの担当者にメールをおくり、アトミックの板を試乗会の特別価格で発注した。
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2024スキー15日目高峰マウンテンパークで合格

2024年03月28日 17時43分39秒 | スキー



長野県の高峰マウンテンパークに今シーズン15日目のスキーにでかけた。前日の金曜日にでて高速道のPAで車中泊をした。夜はケンタッキーのオリジナル・チキンで一杯である。2024年シーズン9日目の車中泊。



ハイエースの中ではこんなかんじでくつろいでいる。



ハイエースの荷台に折りたたみベッドをいれ、その下にスキーをおいている。ピンクのシートは板についた雪がとけてフロアを濡らさないようにするためのもの。



ベットには毛布を4枚とシュラフなどをかさねている。これで-10℃まで安眠できた。私は車中泊の夜は酒を飲んで寝る。すると夜中にトイレにゆくことになる。車にもどってきて、ふとんや毛布ならすぐにもぐりこめるが、シュラフだと入れなかったことがあるのだ。寒い中でシュラフに入らずにただかぶってねたら、それは体をこわす。私は自分でそうなるとわかっているから毛布にしている。



車中泊ではこの空間で寝泊まりしたり、煮炊きをしたりしている。



3月16日。土曜日。



佐久平の朝。天候は晴れ。気温はそれほど冷えていない。高峰マウンテンパークは山の上にあり、アプローチの峠道がきびしいのだが、路上に雪はほとんどないだろうと予想して出発した。



高峰マウンテンパークにゆくチェリーパークラインはものすごい急坂、急カーブの連続だった。峠までに雪道はなかったのだが、ピークをこえて下ってゆくと300メートルほど路面が凍結していた。下りなのでそのまま通過したが、帰りは溶けているだろうと判断した。この日はバッチテストがあると知ってやってきた。バッチテストは2度失敗しているから、しばらく受験するつもりはなかったのだが、練習してきたことを無駄にしたくないので、また受けてみることにしたのだ。



高峰マウンテンパークにつくと強風がふいていた。そのために営業開始がおくれていると放送がはいる。



リフトをうごかすかどうかの最終判断は11時とのことなので、レストランや売店をのぞいたりする。



10時をすぎてもリフトはうごかないのでカップ麺をたべることにした。



10時半ころからリフトがうごきだし、バッチテストもおこなわれるとのことでテストの申し込みをして、リフト券も購入した。リフト券は営業開始がおくれたことと、第1ペアリフトと第4ペアリフトしか稼働していないので、破格の2000円となった。あまりに良心的でびっくりである。人がよすぎるほどだとかんじてしまった。



11時から事前講習がはじまったがここのスクールはとてもフレンドリーである。そして礼儀正しい。これが当り前だが、岩鞍はものすごく上から目線だったから、とても気分がよかった。



事前講習では左外足のターンがよわい、とまた指摘された。左肩を下げるとよいと。



また立ち上がる方向を前にしよう、とも指導された。



雪質はよい。事前講習は13時までみっちりとおこなわれた。テストは13時半からとなったので食事をとることはできなかったから、カップ麺をたべておいてよかった。水分だけとってコースにもどる。



テストはダイビングコースでおこなわれた。シュテムターンからはじまる。いつものとおりにすべれた。



つづいて大回り。これはうまくいった。小回りはちょっと板がひっかかった。



バッチテストは終了した。結果がでるまでのあいだにダイビングコースをかっ飛ばすことにする。



大回りのスピードをたのしんだ。



そして結果は合格。コーチの総評も率直でわかりやすく、まったくえらぶらないものだった。ここのスクールはいい。私個人の評価は、合格点にたっしているが、板なりにすべってしまっている、もっと板にはたらきかけるようにしたい、というものだった。これからの参考にしよう。



帰りに妙義山のふもとにある焼き肉店、喜多山食堂を利用したいとおもっていたのだが、道をまちがえてしまった。そこで富岡のかっぱ寿司にはいる。マグロにビンナガ、サーモンにハマチでスタートする。



寿司のおともにあさり汁はかかせない。



タイにイワシ。かっぱ寿司は前回たべて気に入らなかったので、しばらく利用していなかった。



でも今回たべてみるとなかなかである。



アジがおいしい。



馬鹿者がいたずらするために、ガリも注文制になっていた。



アジにイワシ、いなりで〆た。お会計は2046円。インフレでだいぶ高くなった。私はアトムの株主なので全額株主カードのポイントでしはらった。

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2024スキー14日目川場スキー場でフリー滑走

2024年03月25日 20時06分38秒 | スキー


3月10日。日曜日。2024年シーズン14日目のスキーに群馬県の川場スキー場にでかけた。川場は今シーズン4回目である。



早朝に家をでてスキー場にむかうと渋川から雪になった。スキー場への峠道には積雪があるとのことで、道の駅かわば田園プラザから無料のシャトルバスにのせてもらった。このバスはまことによいサービスだとおもう。ほかのスキー場もマネをすればよいのに。関越道はチェーン規制がされて渋滞しているそうだ。降雪はつよく、スキー場への登坂でスタックしている車がいる。シャトルバスはチェーンをまいているので順調に運航した。天候は午後から晴れる予報である。



私は日本スキー場開発という会社の株主なのでリフト代が1500円引きとなった。



白鳥ダウンヒルからスタートする。



ゲレンデは圧雪の上に新雪がのっている状況だ。



山頂にゆくクリスタルエキスプレスは混雑するので、空いている朝のうちに一度のることにした。川場にきたら一度は山頂にいってみたいから。しかし山頂駅についても視界はきかず、天候がわるいため登山者もいなかった。



長いだけでおもしろくない、林間コースのようなクリスタルコースをくだる。ところによりふきだまりがあった。



無名峰ダウンヒルにむかう。時々強風がふいて寒い。雪が横にふっていた。



無名峰ダウンヒルの中段から下のコブ斜面には新雪がつもっていた。



パウダーのなかをふわふわとすべる。



深いところは膝まで新雪があった。



パウダーがたのしくて3回も無名峰ダウンヒルをまわすと、足にきてしまった。



高手スカイラインに移動する。ここでも残っているパウダーをふんでいった。



大雪になってきた。かなり積もっている。雪質はよくハイシーズンのようにさらさらだ。今日は当たりの日だ。



昼はパノラマハウスのパウパウでカツカレーにした。1600円だ。



混雑するのが嫌で11時にいったのだが、パウパウは空いていた。



レストランをでると空は明るくなってきた。前回きたときはリフトの下に土がでていたが、また雪がつもってきた。これで営業期間が大分のびたのではなかろうか。



午後はシャミンダウンヒルでスタートする。バッチテストでアドバイスをうけた、左足が弱いということや、上下動がおおすぎるということに気をつけてすべった。



無名峰ダウンヒルに移動するとコブが深くなっていた。無名峰トライアルもいってみたいが、モーグルの人ばかりがいるので、気おくれして入れない。スクールか選手の人ばかりに見えるからだ。



高手スカイラインにゆく。ここが好きだ。



高手スカイラインには浅いコブのラインができていてすべりやすい。ここを力まかせにすべる。フォームも荷重もなにもかんがえずにスピードと遠心力によいしれる。雑にすべっているなと自分でかんじるが、これがスキーの醍醐味だとおもう。



雪がやんで晴れてきた。前回も首がピンクの小鳥、ウソがいたのだが、この日も高手スカイラインのリフト横に三羽いた。あたたかい昼にだけ見かけるが、ほかの時間はどこにいるのだろう。



つかれたので休憩する。カワバシティのレストラン、ティンバーラインは半分ほどの入りだった。



練習ではなく、気のおもむくままにすべるのがたのしい。かなりつかれてきたが、まだまだすべる。



午前中は見えなかった左の高手スカイラインと右の無名峰のコースがのぞめるようになった。真ん中がクリスタルコースだ。



また高手スカイラインをまわし、シャミンダウヒルで〆た。



帰りは小型のマイクロバスでおくってもらった。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車29回、滑走24本、滑走距離44、2キロ、最高速51、4キロ、と記録されている。帰りに永井食堂の自動販売機でもつ煮をゲットした。



そして埼玉県鴻巣市にある、六厘舎系の人気ラーメン店の次念序で夕食をとった。評判がよいのでいってみたかったのだ。20時前についたが満席で、しばらくまってから席に案内された。まず餃子がくる。もちもちで餡がぎっしりとつまった一品。340円とお安い。



つけめんの大盛り。1040円。



ものすごく歯ごたえのある太麺。うどんのような太さのねじれ麺で、コシがつよいというよりも硬いほどだ。



鰹節のかおる濃厚なつけじるは、熱々でチャーシューが2枚あり、ネギがアクセントになっている。人気店なのが納得できるレベルの高いつけめんだが、大盛りにしたのは失敗だった。ものすごい量なのだ。しかも餃子までたのんでしまっている。がんばって完食したが、並みにするべきだった。次は特性つけめんの並か味玉つけめんの並のする。餃子もいらない。
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2024スキー13日目ホワイトワールド尾瀬岩鞍バッチテスト

2024年03月21日 18時40分55秒 | スキー
 

2月25日。日曜日。道の駅かたしなの朝。天候はくもり。今日は岩鞍で2級のバッチテストをうけるつもりだ。前回シュテム・ターンだけ64点で合格をのがしているから、今日は合格証をゲットしたい。



岩鞍のHPをみると道に雪はないとのこと。気温はベースで-3、3℃、山頂で-6、4℃と冷えている。



岩鞍に移動してゲレンデにでた。この日はゴンドラがうごかないとのことで第3クワッドリフトにのる。



バッチテストのおこなわれる国体女子沢コースにいって、コースのチェックと最後の練習をする。前回のバッチテストでは何の準備もしなかったので、今回は悔いがのこらないよう、失敗しないように、できることはすべてやるつもりなのだ。



沢コースはアイスバーンの上にうっすらと雪がのっている状態だった。



前日雪がとけてそれが夜の冷え込みで凍ったのだろう。エッジがきかなくて、ものすごくむずかしい。



沢コースを試走していると、スクールのコーチも下見をしている。当然のことだが、バッチテストの前は、毎回バーンを確認しているのだろう。



アイスバーンにのると板のとまらないコースで練習する。いつものようにすべれない。これはかなりきびしい。どうしようかとおもったが、受験しなければ合格もしないのだから、テストをうけることにした。



9時すぎにスキースクールにいって事前講習とバッチテストの申し込みをした。2級は7000円である。



スクールのとなりでは、今夕開催される、岩鞍の50周年記念の広瀬香美コンサートの準備がおこなわれていた。事前講習は10時からなので、またアイスバーンのコースをすべりにゆく。なんだか練習ばかりでおもしろくない。それでもやれることはやりきることにした。



事前講習は沢コースではなく、エキスパートコースの下部でおこなわれた。沢コースがアイスバーンなのでこちらになったのだ。テストもここでおこなわれるとのこと。こちらの雪のコンディションのほうがよいのでホッとした。しかし事前講習がはじまると、前回とはまるでちがう評価なので面食らった。前回はターンの左右差はあるが、3種目とも合格点にいっている、という判定だった。それが今回はダメ出しのオンパレードなのだ。フォームが棒立ち、上下動が大きすぎる、立ち上がらない、膝をもっとまげる、荷重がたりない、直滑降の姿勢のままですべる、低い姿勢をたもつ、など。大回りも、小回りも、シュテムも、すべてダメ出しだ。前回はシュテムターンをすると、ほかの受講者に、このようにすべってください、とまで言われたのにである(それなのにテストでは64点だった)。それに前回はなかったターンの質をあげるというのが今回はくわわっていた。小回りでも谷スキーをつくるというのだ。前回はそんなことはもとめられなかった。数週間前と指導があまりにちがうから、戸惑う。別のスクールにはいったかのようだ。ただ前回指摘されたターンの左右差は言われなかったから、それは改善されたのだとおもう。



上下動が大きすぎるとのことなので、スキーを踏んで立ち上がり、抜重して板をまわすのではないか、とコーチにきいてみた。私がスキーをはじめた40年以上前は、スキーの教科書にそう書かれていたのだ。するとカービング・スキーは抜重しないとのこと。私がスキーをはじめたころはカービング・スキーはなかったのだ。コーチもそれをわかっていて話してくれた。左右の足をふみかえるくらいで、板をきりかえすとのこと。それでつとめて上下動をしないようにした。



12時前に事前講習はおわった。テストは13時すぎからで時間がないからおにぎりを用意していた。食事の時間をみじかくして最後の練習をするつもりもあったのだ。



昼食はスクールのとなりにある無料の休憩所でたべた。そしてテストまでの時間をつかって最後の練習をする。エキスパートコースにいって小回り、シュテムターン、大回り、とすべりこむ。しかしこんなことばかりしているとほんとうのおもしろくない。ただすべりにきたのなら、スピードをたのしんだり、コブ斜面でチャレンジしたりできる。それがおなじことのくりかえしだ。もちろんスキーが上達したい、刺激をうけてみたいとおもって、自分ではじめたことなのはわかっている。でもあまりにもテストにとらわれるので、今回受かっても合格できなくとも、しばらくバッチテストから遠ざかることにした。



13時15分からバッチテストははじまった。受験者は1級が30人、2級が19人とおおい。雪がふりだして板のひっかかるコンディションとなった。



1級の小回り、2級の小回り、とすすむ。いつものようにすべれた。



1級の大回り、2級の大回りだ。上下動しないようにしてすべる。



最後はシュテムターンだ。前回は後傾していたと64点がついて不合格になった種目だ。ポジションに気をつけ、遠くをみて、絶対に後傾しないようにしてすべった。



その後は1級の総合滑走と、不整地が利用できないため、コブをみたてて不連続小回りをするテストを見守った。



バッチテストは終了した。結果がでるまでの間に広瀬香美のスペシャル・ライブをたのしむ。4・5曲のミニ・コンサートだったがたのしめた。そして結果発表である。結果は不合格。しかも得点は小回り64、大回り64、シュテム64、と前回よりも悪くなっている。前回は小回り65、大回り65、シュテム64、だったのだ。ターンの左右差をなくして、前回よりもよくなっているはずなのに、この差はなんなのだろう。前回よりも合格の基準が上がったとしかおもえない。たったの3週間でだ。ちなみに1級の合格者は30人中で3人、2級は19人中で5人、とすくない。

バッチテストはペーパーテストのようにわかりやすいものではないのはわかる。しかし判定者や日によって基準がかわるのは納得できない。スクールには自分たちの理屈があるのだろうが、こんなに指導者の意見と判定がぶれるのでは、到底つきあうことはできない。たぶんスクールに声の大きな人がいて、その人物の意向で運営が左右される、風通しのよくない組織になっているのではなかろうか。

後日、スキースクールのコーチをしている弟に不合格のことを言うと、さすがに岩鞍はきびしいね、と感想をのべていた。合格基準が変わるのは納得できないと言うと、合格不合格のボーダーライン上にいると、そういうことがおこるとのこと。またコーチが言っていた抜重に関しては、抜重はする、と。物理的に抜重はスキーに不可欠だと。コーチはいろいろな場面で、適切だとおもう言葉をつかって指導するから、私の上下動をなくすためには、そう言ったほうがよいとおもったのだろうと。ただ聞いたほうはコーチの言葉にとらわれるから、弟もそれでずいぶんと悩まされたそうだ。でもコーチの言っていることはみな同じ、スキーの上達に資するためのアドバイスだ、と語っていた。



駐車場に佐々木商店さんがきていたので焼き芋をかった。家内がこの焼き芋のファンなのだ。



帰りにステーキの宮によってひとり残念会をする。



宮ロースステーキ180グラムに、



サラダバー、スープバーつきだ。



ステーキで傷心と怒りをいやす。



私はアトムの株主なので、支払いは全額株主カードでしはらった。バッチテストはしばらくやすむことにした。単純にスキーをたのしみたい。そしてもしバッチテストやスクールを受講するなら、他を利用することにした。
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2024スキー12日目川場スキー場でトレーニング

2024年03月14日 16時35分58秒 | スキー


2月24日。土曜日。2024シーズン12日目のスキーに群馬県の川場スキー場にでかけた。川場は今シーズン3回目だ。



早朝におきて7時45分にスキー場についた。アクセス路に雪はないとのことなので、駐車料金の1500円をしはらって立体駐車場に車をとめた。カワバシティはにぎわっている。



シニアのリフト1日券は5200円+デポジット料500円だが、私は日本スキー場開発という会社の株主なので、株主優待でリフト券が1500円引きとなった。



明日ホワイトワールド尾瀬岩鞍で2級のバッチテストをうけるつもりだ。今日はその練習をするためにきたのである。ターンに左右差があると言われているので、左足のターンを意識して練習する。白鳥ダウンヒルから桜川コースと、



白鳥スカイラインからシャミンダウンヒルを交互にすべった。リフトにのっているとさむい。手がいたくなるほどだ。気温は-5℃くらいだろうか。それだけ冷えているのに首がピンクの小鳥がいた。帰ってからしらべてみるとウソのようだ。ウソは二羽いた。



練習ばかりしているとおもしろくない。トレーニングは8本できりあげた。じつは朝のうちは大回り用の板でたのしもうかとおもったのだ。しかし明日のバッチテストのことをかんがえて、ショート板に徹することにした。バッチテストにとらわれて、純粋にスキーをたのしめなくなっているのが、胸にひっかかる。



クリスタルエキスプレスで最高地点にゆく。ここから登山の人たちが山頂にむけてあるいていた。



最高地点からは正面に赤城山がみえ、遠く富士山までのぞめた。赤城のふもとの畑の雪は前回よりもかなりとけていた。



クリスタルコースをくだりパノラマハウスでトイレをかりると、レストランのパウパウが清掃のために休業していた。掃除ってなんだろうと思ったら、食中毒がでたと帰ってから知った。ティンバーラインでもだしたそうだ。おきてしまったことは残念だが、がんばってたてなおしてほしいものである。



高手スカイラインに移動する。雪はガリガリでジャガイモだらけ。さらに土がでてしまっているから空いている。しかしこのコースがすきだ。斜度がつよすぎずコブも浅いからすべりやすいのである。



昼食は車にもどってカップ麺とセブンイレブンのおにぎりだ。



立体駐車場のようす。



ティンバーラインをのぞいてみると、パウパウがやすんでいるせいか混んでいた。食事を用意してきてよかった。ほかのレストランも行列しているからランチ難民になるところだった。



レストランのそとでは、昼時なのにレンタルする人たちが行列をつくっていて、おどろいてしまった。



カワバシティの前はこのにぎわいである。シャミンダウンヒルにむかうがリフトが混雑している。



そこで無名峰ダウンヒルににげた。



無名峰ダウンヒルの下のほうはコブをつくっているところだった。モーグル・コースのある無名峰トライアルは雪がとけてしまって閉鎖されている。無残にブッシュや岩がでていた。



気温があがってきた。高手スカイラインのブッシュがひろがってきた。



リフト下の雪もとけてしまっている。これではいつまですべれるのだろうかとかんじてしまう。



ブッシュのひろがる高手スカイラインをまわす。



雪はザクザクだ。



雪がゆるんだせいで、コブ斜面は板がとまってやさしくなった。



最後は白鳥スカイラインからシャミンダウンヒルをまわした。緩斜面ではシュテムターンの練習をして、急斜面で小回りと大回りをする。雪はゆるんで板にひっかかる悪雪だがリフト終了まですべりこんだ。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車36回、滑走29本、滑走距離50、7キロ、最高速46、5キロ、と記録されている。道の駅かわば田園プラザに隣接する楽々の湯や、道の駅しらさわの望郷の湯は大混雑しているだろうとかんがえた。そこて久屋原温泉にいってみた。ケーズデンキのちかくである。ところがここも混雑していて入場制限をしていた。時間をずらすためにベイシアで買物をして、笹の湯に移動する。しかしなんと笹の湯は臨時休業だった。これで入浴は断念することにした。



道の駅かたしなで車中泊をすることとし、ひとり宴会を開始する。つまみは金目鯛の刺身にきんぴらごぼうだ。



刺身のあとは豚ホルモンである。



体をうごかした後は肉がうまい。酒もすすむ。2024年シーズン8日目の車中泊。


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2024スキー11日目白馬八方尾根スキー場2 1年に一度はゆきたい八方

2024年03月12日 16時27分48秒 | スキー


午後は林間コースで咲花ゲレンデにくだった。



咲花北尾根クワッドで上にあがると超上級の北尾根コースがある。



北尾根のコブ斜面をくだり、



林間コースからはいれる急斜面をたのしんだりした。



兎平の上にむかう。



カフェレストランのビラールをのぞいてみた。外の風景をみながらワインやコーヒーをたのしんでいる人たちがいる。



裏黒にいってみた。黒菱の奥にある非圧雪コースである。



黒菱の奥へトラバースしてゆく。



雪はガチガチに凍っているが景色は見事である。



裏黒は急斜面、コブ斜面で林間コースのおもむきだ。



尾根筋を北尾根方向にくだってゆく。



スカイラインコースが見下ろせる。



スカイライン第2ペアリフトにでた。



最後は兎平をまわす。



白馬にくるのは今シーズンの第一の目標だった。年に一度はここにきたかったのだ。



どうせくるなら2日間はすべりたいから、天候をよんでチャンスをまっていた。八方は風によわい。烈風が吹き荒れるとゴンドラがうごかなくなってしまう。強風がふかず、しばらく晴天がつづき、路上に雪がないタイミングを、今回うまくつかむことができた。八方の広大なスキー場をあちこちまわり、難コースをすべってたのしい時間をすごした。そして課題になっている左右差をなくすために、左足のターンも意識して練習したから、かなりよくなった実感がある。路上は往復ともドライだった。



名木山ゲレンデにくだった。



スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによるとリフト乗車26回、滑走24本、滑走距離35、8キロ、最高速69キロ、と記録されている。シャトルバスをまっていると昨日につづいて臨時便がきた。第3駐車場にゆくかたずねると、よってくれた。臨時便は便宜をはかってくれるようだ。このシャトル・バスの運転のかたもたくさんいるから、スキー場で仕事がまわっている。
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2024スキー11日目白馬八方尾根スキー場1 若者が働いている八方

2024年03月09日 08時37分43秒 | スキー


2月18日。日曜日。サンサンパーク白馬の朝。2日間白馬ですべった2日目。天候は晴れ。朝の車内の温度は4℃とあたたかかった。



7時すぎに昨日とおなじ白馬第3駐車場に到着した。無料の駐車場は今日も混んでいる。気温はあたたかくて2℃だ。



駐車場にはバイクできている人がいた。たしかに天候をよめば路面に雪はないとわかるが、大胆だなとおもう。神奈川ナンバーの方だが登山のようだった。じつはこの次の週には群馬県の川場スキー場にいったのだが、ここにもおなじバイクがきていた。ナンバーまで見なかったが、おなじことをする人が何人もいるとはおもえない。昼にはいなくなっていたから、川場も登山のようだった。



駐車場から見えるまわりの山は白銀。朝日をあびている。



今日も無料のシャトルバスで名木山ゲレンデにゆく。昨日の帰りはゴンドラ駅からバスにのったのだが、それだと遠回りになるので、今日は名木山からにしようとおもい、バスの時間を確認しておいた。15時57分のバスを利用することにする。



今日も株主優待で1500円引きでリフト券を購入した。この日は名木山ゲレンデはとばしてリーゼンスラロームコースからスタートする。八方のリフト係りは若い方がおおい。20代の男女だ。私がふだんよくゆく群馬のスキー場のリフトのかたは、若くて60代、ほとんどが70代だとおもうので、白馬のわかさがきわだっている。



リーゼンスラロームコースはガスがでており、雪はかたくてジャガイモがたくさんあった。朝いちばんからここを飛ばすひとたちがおおぜいいるから荒れている。大回りをしてゆくとギャップでとばされたり、アイスバーンでながされたりした。



リーゼンスラロームが荒れ気味なので、バーンがきれいなうちに兎平をすべりにゆく。



兎平の上からはガスが雲海のように見えていた。



兎平のフラットな部分をすべろうとしたが、すでにデコボコだ。暑くなったのでフリースをぬいでザックに入れ、ふさぎ平テラスの通路におかせてもらった。



グラートクワッドで山頂にゆく。1日に1回は標高1800メートルの絶景をたのしみたい。



山頂から第一ケルンと八方に対面する山肌をながめた。



リーゼングラートコースをくだり、兎平を2・3回まわす。八方はスクールを受講している方がたくさんいる。個人指導がおおいようでゲレンデ中にコーチと受講者がちらばっていた。そのコーチたちも若いから、八方では若者たちがかせげる環境がととのっているのだろう。



パノラマコースに移動した。ここは練習によいバーンで、ものすごく上手い人が何人もいた。ここで中国系の若い男性とリフトでいっしょになった。その人はリフトにのると音をだしてスマホでユーチューブを見だす。私が横にいてもおかまいなしである。日本人ならイヤホンをつけるが感覚がちがっている。ちなみにスマホからながれていた言語は英語だった。



パノラマコースの端では地元のジュニアがポール練習をしていた。この練習コースは斜度がつよくて距離がながい。私のホームグラウンドのホワイトワールド尾瀬岩鞍でも子供たちがポール練習をしているが、距離は八方の3分の1か。八方はスタート地点からゴールが見えないから、コーチと選手は無線でやりとりしている。これでは実力に差がついちゃう気がした。



北尾根にゆこうとしたが白樺にくだってしまった。下のほうのゲレンデの雪はゆるんでいる。



ゴンドラ・アダムで兎平にもどってゆく。ゴンドラは10分まちだった。



ゴンドラの係員は20代の白人の青年だった。



うさぎ平テラスで昼食にする。メニューはこんな感じで高すぎることはない。



カツカレー1550円にしたが、料理をもりつけてくれるのは20代の白人女性たちだ。カレー・コーナーだけでも4・5人いる。冬だけ仕事をしにきているのだろうか。そして席のまわりの客も外人さんが半分だ。外人さんは白人が8割、中国人が1割、その他の方々が1割というかんじである。カツカレーはボリューム十分で味もよかった。
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2024スキー10日目白馬八方尾根スキー場2 外国のような八方

2024年03月07日 16時58分33秒 | スキー


午後は咲花北尾根クワッドで北尾根にあがった。



クワッドをおりると超上級コースと看板がある。北尾根コースだ。このこぶ斜面をくだるが、兎平のほうがずっときびしい。



このコースはほとんど滑走者がいないので、コースわきにすわって持参のおにぎりをたべた。ボルシチはおいしかったが量がたりなかったのだ。おにぎりをもっていてよかった。



北尾根にはパークがあった。ここは練習によい斜面だがスキーでは浮いてしまうので移動する。



スカイライン第2ペアで黒菱ゲレンデにむかう。



レストハウス黒菱ビアーズカフェによってみた。



メニューはこんな感じだ。外人さんがおおいためか若干高めだが許容範囲である。



中央部をくだってみた。



セントラルコースだろうか。



ゴンドラ駅のある白樺ゲレンデにおりてきた。中間のゲレンデもおもしろい斜面だが、あまりにもスキー場がひろいから大事にされていないかんじだ。国際第1ペアリフトがとまっているから、セントラルコースやオリンピックコース1を、繰り返してすべることができなかった。



ゴンドラ駅で帰りのシャトルバスの時間を確認する。第3駐車場にむかうのは16時32分だ。ゴンドラにのろうとすると前後を外人さんのグループにかこまれた。外人さんは目があうとにっこりと微笑むので、わたしも笑顔をかえす。そしてジェスチャーでお先にどうぞと進路をゆずってくれたりするから、わたしもセンキューと言ったり、手で先をしめして道をゆずったりした。なんだか外国旅行をしているようだ。リフトや場内の案内も、日本語の後にかならず英語のアナウンスがはいる。日本人の下手な英語だが、まわりは外人さんだらけだからそれが絶対に必要だ。



ゴンドラとリフトをのりついで兎平の上にもどってきた。



兎平のこぶ斜面を滑走する。



みんなが滑り込んでいるので、こぶはかなり深く掘れていた。



午前につづいてグラートクワッドで山頂にいってみた。また絶景を見たくなったのだ。



リーゼングラートコースをくだり、黒菱ゲレンデの上にある長野オリンピックのダウンヒル・スタート地点にやってきた。



昨年右膝をこの黒菱ゲレンデでいためた。それで昨シーズンのスキーは強制終了になったのだ。そのリベンジもあって黒菱をくだる。



昨年の黒菱は凍っていてきびしかったが、今年はやさしかった。



スキー場をあちこちとまわるのはたのしい。時間がまたたく間にすぎてゆく。



リフトの終了まで兎平をまわす。そのあとでくだってゆくと、オークレーテラスにたくさんの外人さんがあつまって写真をとっていた。



白樺ゲレンデ、ゴンドラ駅にくだる。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車30回、滑走27本、滑走距離37、7キロ、最高速52、9キロ、と記録されている。シャトル・バスをまっていると臨時便がやってきた。たずねると第3駐車場にいってくれるというのでおくってもらう。



駐車場で道具をかたづけた後で3キロほどはなれた岩岳の湯にゆく。ここも日本スキー場開発の株主優待で700円が半額の350円になった。ここの入浴者も半分は外人さんだ。私の横で風呂につかるのはヨーロッパ系の4人で、左は中国人のグループ5人だった。



道の駅白馬で車中泊をしようとおもっていたら、道をまちがえてサンサンパーク白馬についた。トイレのある駐車場である。今夜はここで泊まることにする。ここまで走ってくる道すがら、白馬のスキージャンプ台や白馬47スキー場がライトアップされていてきれいだった。車中泊の準備をして、コープでかってきたマグロぶつで日本酒をやる。



さらに長野といえばジンギスカンで、豚肉ジンギスカンの豚ジンである。



豚ジンがうまい。酒もすすむ。



ハイエースのなかでストーブをつけ、ひとり宴会である。2024年シーズン7日目の車中泊。
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2024スキー10日目白馬八方尾根スキー場1 雨の降る前に

2024年03月04日 17時27分54秒 | スキー


2024年シーズン、10日目・11日目のスキーに長野県の白馬八方尾根スキーにでかけた。2月16日の金曜日にでかけてオリンピック道路沿いにある道の駅おがわで前泊した。八方は遠い。高速をとばしてここにたどりついたのは22時半である。ここ数日は気温がたかく晴天がつづいている。道路に雪はないと予想したがそのとおりだった。来週になるとさらに気温があがって雨も降る予報がでているので、今シーズンでは最後のチャンスかもしれないとおもい、八方にゆくことにしたのだ。夜は海鮮鍋で一杯である。2024年シーズン6日目の車中泊。



2月17日。土曜日。道の駅おがわの朝。天候は晴れ。朝の車内の温度は2℃であたたかくねむれた。



道の駅から23キロはなれた、白馬八方尾根スキー場の第3駐車場に7時半に到着した。無料の駐車場はこんでいる。



ここから無料のシャトル・バスにのって名木山ゲレンデにゆく。徒歩だと15分でつくそうだが、板をかついであるくつもりはまったくない。八方は外人客がおおいときいていたがそのとおりだ。町をたくさんあるいているし、シャトル・バスにも多数乗車している。ドライバーは名木山ゲレンデにつくと、ディス・イズ・ナキヤマゲレンデ、と英語で案内をしていた。



名木山ゲレンデでリフト1日券を購入する。料金は7200円だが、私は日本スキー場開発という会社の株主なので、1500円引きの5700円になった。  



名木山第三トリプルにのる。



八方は2回目で、昨年の1回目は春スキーで黒菱と兎平、パノラマコースしかすべれなかった。そこで今回はすべてのゲレンデをめぐってみるつもりだ。



名木山ゲレンデからスタートする。雪は硬い圧雪だ。名木山ゲレンデは一部急斜面があるがみじかいコースで人気はなかった。



つづいて八方リーゼンクワッドにのる。このリフトは朝からこんでいた。



リーゼンクワッドをおりると兎平の下にでる。



兎平は後にとっておいてリーゼンスラロームコースをゆく。ここは長いコースだ。中斜面と急斜面が連続する、滑りごたえのあるコースで、もうコブができている。上はアイスバーンで下にゆくと雪はやわらかくなる。ハードなコースなので2本すべったら足にきてしまった。



昨年もそうしたのだが、うさぎ平テラスの通路にザックをおかせてもらった。



兎平はとばしてグラートクワッドで山頂駅にゆく。ここから登山の人が目の前に見えている頂上にあるいている。



クワッド山頂駅の風景。



周囲の山塊がすごい。標高は1800メートル。



風景にみとれてしまう。



これだけダイナミックな絶景を見ることができるスキー場はなかなかないだろう。



第一ケルン。まわりにいるのは半分は外人さんだ。日本ではないみたいだ。



リーゼングラートコースをくだる。



リーゼングラートコースは急なこぶ斜面でコースとしてはおもしろくない。



雪質は良好だ。非圧雪の裏黒とおむすびがオープンしているが今日はゆかない。



兎平を2本すべってパノラマコースをゆく。左足のターンを意識してすべる。左足がよわいと指摘されているからだが、ようやく力が入るようになってきた。このあたりも外人さんがおおい。外人さんはフォームですぐにわかる。棒立ちの後斜であまりターンしない。気持ちよく滑走できれば良いのだという、少し前の私とおなじスタイルだ。日本人はフォームがきれいで上級者がおおい。とんでもなく上手い人も何人もいた。



オリンピックコース2をくだる。



手ごわいこぶ斜面があった。



北尾根にゆきたかったのだが咲花ゲレンデにくだってしまった。時刻は11時だ。昼時でスノープラザ咲花はにぎわっているが、となりにある咲花ロッジが空いていたので、ここにはいることにする。



咲花ロッジは昔ながらの宿兼食堂だ。メニューをみるとボルシチがあったのでこれを注文した。1600円。



ボルシチは具沢山で味もよかった。
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2024スキー9日目川場スキー場で課題練習

2024年03月02日 15時53分00秒 | スキー


2月12日。祝日の月曜日。2024年シーズン9日目のスキーに群馬県の川場スキー場にいってきた。川場スキー場は今シーズン2回目である。



当日の朝にでかけて、山道には積雪があるとのことで、無料のシャトル・バスにのせてもらった。前回はマイクロバスだったが、今回は大型の観光バスである。



シニアの1日券は5200円だが、私は日本スキー場開発という会社の株主なので、株主優待で1500円引きとなった。



今回は明確な目的があった。ターンに左右差があると言われているので、その欠点をなおすためにやってきたのである。右足のターンはよいが、左足がよわい、足がのびてしまっている、荷重できていない、ブーツが遠い、左だけ体がおくれて後傾気味、と指摘されているので、それを矯正しにやってきたのだ。白鳥エキスプレスに乗り、白鳥ダウンヒルから桜川コースと、白鳥スカイラインからシャミンダウンヒルの2コースを交互にすべる。



雪質は硬い圧雪だ。



右足の使い方と左足をくらべてみると、右は角付けしているが、左は角付けしていないことに気がついた。ただ雪面を足裏で押していたのである。これではいかん。左足で意識して角付けし、フォームをつくって練習した。



リフト待ちはほとんどない。ただ風がつよくて寒かった。



基礎練習を8本やると飽きてしまい高手スカイラインに移動した。1日中おなじ練習をしつづけることはできない。それができる人を尊敬する。



高手スカイラインの浅いこぶ斜面をたのしむ。ここが川場でいちばんすきだ。



高手スカイラインの裏側の高手ダウンヒルにもいってみたが、こちらはおもしろくなかった。



昼食はカワバシティ8階のレストラン、ティンバーラインでとった。味噌カルビ丼1600円である。



ご飯の上にきざみキャベツをしき、その上に豚肉をどっさりのせたどんぶりだ。味がこくてご飯のすすむ、運動をしたあとに最適な一品だった。ニンニクがきいていてネギがアクセントになっている。ボリューム満点で大満足した。



午後はクリスタルエクスプレスにのって山頂にいってみた。ここから登山の人たちが雪山にのぼっている。



山頂駅からの風景は絶景だ。浅間山や日光白根山がみえ、正面には赤城山とそのふもとにひろがる広大な農地がのぞめる。この畑は何百年にもわたって営々とひらかれ、たがやかされてきたものなのだろう。私は農業のことはわからないがその営為の困難さは想像できた。



無名峰ダウンヒルにもいってみた。



中腹からこぶがつづき、いちばん下はモーグル・コースのようになっている。



左足は力がはいりにくい。だからよわかったのだろう。練習をつづけるがいつもつかっていない筋肉をつかうからつかれてしまった。



こんなに練習したのははじめてである。



新雪がつもったらいってみたいオフ・ピステの入口もチェックしておいた。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車34回、滑走26本、滑走距離48、1キロ、最高速55、4キロ、と記録されている。



帰りは4時半のバスにのせてもらった。シャトルバスを利用すると駐車料金もかからないからお得である。



埼玉県熊谷市の国道17号線バイパス沿いにあるラーメン店梅丸に2週連続でたちよった。この日はあっさりしょうゆラーメンの大盛り無料にメンマ・トッピングのサービス。820円。



ミニごま味噌丼。420円。



角切りチャーシューの上にごま味噌のかかったネギをたっぷりとかけたどんぶりだ。
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