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2018車旅・箱根ユネッサンから落語の舞台のかじかざわ1

2018年07月29日 13時59分58秒 | 車中泊の旅


7月の雨予報の週末。車でPキャンの旅にでることにした。むかったのは箱根ユネッサンと山梨にある落語の舞台となった鰍沢(かじかざわ)である。いずれも家内の希望だ。まず箱根をめざし、小田原厚木道路の平塚PAで休憩した。雨はまだ降らず、日がでたり曇ったりしていた。



国道で箱根の山をのぼり小涌園前にやってきた。先日バイクでたずねた岡田美術館のすぐ近くである。その美術館のむかいがユネッサンだ。駐車場に車をとめてあるくと、豪壮な建物がたっている。これは蕎麦の迎賓館というお店で、むかいには鉄板焼きの貴賓館という店舗もあった。



雨が降りだした。迎賓館と貴賓館の奥にあるユネッサンの入口に駆け込む。受付にいって入場手続きをするが、これが複雑だ。ユネッサンには水着をきて、温泉プールでたのしむアミューズメント・エリアと、裸ではいる和風の露天風呂・内風呂エリアがある。それに食事などのオプションがつくから、ここで何をしたいのか整理しておかないとまごつくことになるのだ。じっさいの受付も時間がかかっていて、ここで10分以上またされることになった。

家内の希望を聞くと、よい年をした夫婦は水着ゾーンにいっても浮いてしまうから、アミューズメントは不要とのこと。そこで森の湯という風呂ゾーンとバイキングがセットになった、お得なひとり3500円のクーポン、優雅なランチバイキング・森の湯を利用することにした。クーポンはユネッサンのHPからスマホで提示である。



昼前についたのでまずバイキングにゆくことにした。場所は5階にある箱根小涌園大文字テラスというレストランである。席に案内されると、ドリンクバーが別料金だが利用するかと聞かれる。300円とのことで、それもふたり分お願いした。



バイキングは和洋中の料理が豊富にあり、90分の食べ放題である。まず1回目のラインナップをとってきた。右上のニシンの南蛮漬け、その下にあるナスの味噌炒め、マカロニ・サラダに見えるグラタンが美味しい。



こちらは家内の一皿目。枝豆が多い。



家内は同時にもう一皿もって来た。奥はライチである。



窓の下には大きな屋根が見えたが、これが森の湯の建物だった。



二皿目。これでかなり満腹である。家内は自分でつくるビビンパが気に入ったと言っていた。



12時半から提供開始の限定品の牛ステーキ。これは平凡。



デザートとコーヒーで〆にかかる。



でもやっぱりもう少しと蕎麦をとってきて、これで終わりにした。



森の湯のむこうには、使われなくなった小涌園の建物が見えていた。





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北海道行きフェリーの運賃比較と裏技

2018年07月22日 14時41分27秒 | バイク・旅の話題
今年も北海道ツーリングにゆけることになった。去年と同じくトランポ・ツーリングである。ところで関東から渡道しようとすると、大洗~苫小牧便か、新潟~小樽便をえらぶことになる。新潟便のほうがお得だと記憶するが、実際にどのくらいの差があるのか検証してみた。

比較するのは2017年9月の利用である。

トランポ・ハイエースは乗用車扱い。5メートル以内。客室はいちばんリーズナブルなものとし、食事はなしである。

新潟便(新日本海フェリー)  ツーリストC 行き21500円 帰り 19350円(往復割引10パーセント)合計40850円
大洗便(商船三井フェリー)  ツーリスト・エコノミー 行き・帰り 27075円(ネット割引5パーセント) 合計54150円。

新潟便のほうが片道6650円、合計で13300円も安い。


バイクではどうか。例として750cc以下で検証する。

新潟便(新日本海フェリー)行き 13370円 帰り 12033円(往復割引10パーセント)合計25403円 船室はツーリストC 
大洗便(商船三井フェリー)片道25365円(5パーセント・ネット割引) 合計50730円 深夜便カジュアル利用 深夜便以外でエコノミーなら片道3290円安くなる。

新潟便のほうが25327円も安いという驚くべき差となった。新潟便は大洗便の半額で利用できるのである。バイクなら問答無用で新潟便だろう。商船三井フェリーはバイクを嫌っているのかな。


ちょっと視点をかえて、いつかは家内とハイエースで北海道にゆきたいと思っているから、その検証も。部屋はいちばん安い個室とする。

新潟便 車5メートル以下・ドライバー料金込みで21500円+ステートルームAツイン差額7330円+同乗者ステートルームAツイン14960円で43790円。帰りは往復割引10パーセントで39411円。合計83201円。
大洗便 車5メートル以下・ドライバー料金込みで28800円+スタンダード・ルームの差額6890円+同乗者スタンダード15940円で51430円。ネット5パーセント引きで48858円。往復で97776円。

差額は14575円もあるという結果となった。


商船三井フェリーは首都圏に近いから、値段を高く設定しているのだろうか。それとも名門だからこのくらいの差額はなんとも感じていないのか。消費者としては比較にならないほどの格差があると思う。当然新潟便の新日本海フェリーをつかうことにする。大洗までゆくのにくらべると、新潟までは少し時間がかかるが、浮いた金で美味しいものでも食べるほうがよほど価値があると思う。


2018年のじっさいのフェリー料金。

2018年は家内とハイエースで北海道をまわることにした。比較するまでもなく、お得な新潟便を選択する。ひとりならばいちばん安いツーリストCでよいのだが、家内がいっしょなので個室をとることにした。いちばん安い部屋はステートルームAである。となるとステートルームAのふたり部屋をとることになるのだが、ここである人の教えてくれた情報を思い出した。たぶん北海道仲間のマックさんか、まぁさんにお聞きしたのだと思うが、4人部屋をふたりでつかっても、ふたり分の料金で利用できるという裏技である。しらべてみると、定員の半分以上の人数ならば、利用人数分で部屋がとれるのだ(混雑時をのぞく)。つまり4人部屋をふたりの料金でつかえることができる。そこでステートルームAの4人部屋を予約した。

往き。
ハイエース5メートル未満乗用車21900円。ドライバーのステートルーム差額8480円。同乗者ステートルーム15160円。合計45540円。
帰り。往復割引10パーセント。
ハイエース5メートル未満乗用車19710円。ドライバーのステートルーム差額7630円。同乗者ステートルーム13650円。合計40990円。
往復で86530円となった。
料金は昨年の検証では83201円だったから値上げされている。しかし昨今の燃料、人件費の上昇を考えれば無理のないところだろう。

2019年のフェリー料金。

2019年はひとりでトランポ・ツーリングにでかけた。車はいつものハイエース。長さ5メートル未満。ベットはいちばん安いツーリストCである。
往き。ハイエース5メートル未満乗用車21900円。帰り。往復割引10パーセントで19710円。合計41610円。
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2018年の北海道旅行

2018年07月20日 19時17分42秒 | 2018北海道車旅


2018年の北海道旅行は家内と車でまわることにした。車中泊の旅で、バイク・ツーリングはなしである。ガイドブックも普通のものを買ってみた。



ゆくところも家内の希望をいれたので、これまでとは様変わりの予定である。それもたまにはよいだろう。

9月に新潟ー小樽便をつかって渡道する。今年はいつもとはちがう北海道に会えそうだ。

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2018万沢林道ツーリング

2018年07月17日 17時50分25秒 | ツーリング関東


昨年の11月に群馬県にある秋鹿大影林道と万沢林道を走りにいった。秋鹿大影林道は走破することができたのだが、万沢林道は残念ながら通行止めだった。それが心のこりだったので、6月の末日に万沢林道に再チャレンジしにゆくことにした。

群馬県に入り給油をする。当日は猛暑日でひどく暑かった。30℃を軽くこえていて、給油をしていて汗が止まらないほどだ。それでも山にゆけば気温は下がってくれるだろうと考えていた。



これから林道にゆくのだが、タイヤはスリップ・サインが出そうになるほど減っている。少々不安だが、それよりも心配だったのは、万沢林道の道路状態だ。深山では5月いっぱいは雪の影響がのこるから、路面の整備がしてあるのかわからない。それが気がかりだった。



四万温泉手前の甌穴(おうけつ)に立ち寄った。



甌穴は川底の岩盤が流れで侵食されて大きな穴があいているところだ。ここは子供たちの水遊び場になっていたが、この辺りまで暑かった。

甌穴のすぐ上に秋鹿橋があった。ここが昨年走破した、秋鹿大影林道の四万温泉側の入口である。



秋鹿橋を通りすぎて四万温泉方向にすすむと、高田山林道3、4キロがある。まずここを走るつもりだったが入口がわからず、万沢林道の入口についてしまった。




入口には看板がでている。



15キロ先で通行止めだ。



通行止め地点は林道の最終地点にちかい。草津側に通りぬけて、以前利用した蕎麦屋にゆきたいと思っていたが、かなわなくなくなってしまった。しかし通行止め地点までいって、往復すれば、万沢林道をほぼ制覇したことになるだろうと考えて林道にはいることにした。



林道はまず山にのぼってゆく。



急坂があり、粒の大きな石がちらばっている。



落石が多く、その石を路面に敷いてある。



路面は荒れていて難度のたかい林道だ。



7キロゆくと舗装路にでた。



道はまだのぼってゆく。



すすんでゆくと緑のトンネルの直線路があった。



とても気持ちのよいところだが、誰も走っていない。私だけの貸し切りだった。



峠の頂上部が3キロほど舗装してあり、ピークを越えて下ってゆくととまたダートになった。



深ジャリや粒の大きな石の散らばるヘアピン・コーナーがつづく。ここは急坂だが、下りなので写真がとれた。上りではこんな急坂にはとまってはいられない。ここで鹿一頭と出会った。健康的で立派な個体だった。



12キロくらいで道はまたアスファルトになった。



舗装路をゆくと15キロで通行止め地点にでた。



バイクをとめて先を見てみる。



立入り禁止のゲートの手前からようすをうかがうが、カープの先は見えない。バイクなら通れそうな気もしたが、工事中の道路に無理にはいるのはやめておいた。路面は舗装前の整備が終わったように見えた。これからアスファルトを敷けば完成だろう。



引き返すと地元ナンバーのフォレスターとすれちがった。岩肌がむきだしの落石の多い地点をぬけてゆく。



ヤマハTT250Rなどのバイク2台ともすれちがった。



往きは写真をとりながら走ったので55分かかり、帰りは45分で林道の入口までもどってきた。ここで休んでいると、地元の年配の方が3人ほど単独で林道に入って行ったが、キノコか山菜でもあるのだろうか。



国道353号線で中之条に下ってゆくと四万湖があったので立ち寄った。この辺りでもう暑くなってしまう。湖にはカヌーをうかべて楽しんでいる人たちがいた。



原町で食事処をさがした。すると群馬名物の鳥めしの登利平があるが、ここは持ち帰り専門店だ。32℃と表示のある炎天下に弁当を外でたべたくはない。その先にこれまた群馬の人気焼肉店のあおぞらがあったので、ここに入ることにした。



昨年上州定食というランチ・メニューを食べて気に入ったので、それにしようとすると、さらにお得な赤城定食があると言う。上州定食は上州牛のカルビだが、赤城定食は外国産の牛カルビになるようだ。さらにお値打ちとなっている赤城定食のご飯大盛りをチョイスした。



まずおぼろ豆腐と漬物の小鉢、タレやニンニクなどがやってきた。



つづいて牛と豚肉の盛り合わせとご飯にワカメスープ、サラダがきた。



サラダもたっぷりとある。



これらをガツガツと豪快に平らげた。



お会計は1720円。レジを担当していた青年が、DRのことを、昔のVT250ですか? と聞く。VT250Fの2型はカウルが大きくなったから、似ていなくもない。しかしまるでちがうバイクだ。VTはオンロード・バイクなのだから。若い人だから、VTも写真でしか見たことはないのではなかろうか。私のバイクはスズキのDR650だと説明したら、彼は最新のアフリカ・ツインに乗っているそうだ。ビック・オフを所有していても、30年前のDR650は知らないのである。20代の人だから無理もないか。

走りだそうとしてエンジンをかけるとメーターがおかしい。止まっているのにメーターの針がピンピンとはねあがっている。そしてスタートすると20キロほどしか出ていないのにメーターを振り切るありさまだ。県道28号線に入り、榛名湖にのぼってゆくが、バイクを修理できる日陰の場所があればとまりたいと思う。メーター・ケーブルを持参しているので、交換すれば直るだろうと考えたのだ。



しかし適当な広場がなくて榛名湖についてしまった。ここまで来ると涼しい。気温は26℃だ。



20年ぶりくらいで榛名湖に来たがきれいな湖だ。これでメーターがおかしくなければ気分は良いのだが、メーターの針が右に左に行ったり来たりし、振り切ったままになったりしているから気分はさえない。高崎に下ってゆくが、修理ができるスペースをさがしながら走った。



新幹線の高架下に日陰の場所をみつけた。自宅のバイク置き場は狭いし、通りに面していて人通りが多いから、そこで修理をしたくないのである。それで出先で直してしまおうと考えていた。



メーター・ケーブルはスピード・メーターと前輪のハブ部分に接続されている。フォークについているプラスティック製のカバーを外してみると、フロント・タイヤをとりはずさないと、ケーブルの交換ができないことがわかった。



ケーブルを接続しているボルトが、フロント・ホイールをはずさないとゆるめられないのである。DRにはセンター・スタンドはついていない。ジャッキも持参していないからお手上げだ。どうしようもないので、メーターが壊れたまま帰ることにした。

国道で群馬から埼玉に入る。



キャンピングカーの専門店があったのでのぞいてみた。



外車から国産車までならんでいる。



外車は1000万以上で、国産車でもこのくらいする。



その後、こわれたメーターをにらみながら帰宅した。




コメント (8)
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