放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

大阪駅前地下街のうどん店 うどん棒

2011年11月29日 21時09分14秒 | グルメ関西
2011年 大阪旅行 3日目の昼



大阪の友人に聞いたところ、大阪でうどんの言えば、はがくれ、だそうだ。
さっそく大阪駅前の地下街に出かけた。

迷路のような地下街を、はがくれ、を探してすすむと行列しているうどん屋がある。
ここかと思ったら違った。
はがくれ、はその先にあったが、なんと日曜定休。
がっかりである。



しかし気持ちが、うどんに染まってしまっているので、先ほど行列していたうどん屋に転進した。
それがうどん棒である。



行列しているので席につくまで15分ほどかかった。
休日は平日メニューとは違うそうで、選べるものが少なくなる。
観光客の私たちには影響はなくて、
私はおろしぶっかけ500円にちくわ天100円。
家内は名物だというタコ天うどん冷800円をえらんだ。

うどんは意外にも素早く提供された。
盛り付けが美しく、見ただけで美味しいのがわかる。
器の趣味もいい。

細めのしこしこ麺が特筆ものの美味さだ。
喉越しがよい。
つゆも程よし。

タコ天はタコのかき揚げだった。これは珍しく、レベルの高い一品。

久しぶりに美味しいうどんをいただいた。
接客、気配りもよし。



うどん棒 大阪店うどん / 東梅田駅北新地駅梅田駅(阪神)
昼総合点★★★★ 4.0


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道頓堀の串かつ店 たよし

2011年11月27日 10時10分26秒 | グルメ関西
2011年 大阪旅行 2日目の夜



昨夜に続いてまた道頓堀にやってきた。
心斎橋から道頓堀まで飲み屋がつづいていて、ついここに惹きつけられてしまったのだ。
どうも飲み屋街、繁華街に弱い。



串かつのだるまに入りたいと思っていたのだが行列している。
待つのは嫌なのでまわりの店を物色すると、ふぐのはりぼてをだしている、たよし、という店が居酒屋をやっていることに気づいた。
高価なふぐだけでは客が入らないのか、入り口をふたつの分けて、片方を大衆串かつ店にしている。
ここに入ることにした。



カウンターだけの細長い店である。
ビール300円とソフトドリンク290円、マグロの刺身300円に大根サラダ200円を注文した。



おでんがあるので、大根100円、厚揚げ100円×2、ちくわ100円、玉子100円×2、牛すじ200円なども注文する。



串かつはチーズ100円、ウインナー100円×2、アスパラ120円、キス120円、じゃがいも80円などをたのんだ。



黒糖焼酎の、ざわわ、の水割り300円を2杯とソフトドリンクをお代わりして、たこ焼き200円も追加して3600円は破格。

接客も乱暴なようでいて情の細かいのが大阪スタイルなのか、とてもよかった。



たよし 道頓堀店居酒屋 / 大阪難波駅日本橋駅近鉄日本橋駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5


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法然と親鸞 ゆかりの名宝展

2011年11月20日 12時34分53秒 | 芸術


国立博物館でひらかれている法然と親鸞 ゆかりの名宝展にでかけた。
日曜日だったのですごい人。

展示品をなかなか見ることができず、人垣の肩越しから鑑賞した。

念仏を唱えるだけで誰でも極楽往生できると説いたふたりの生涯。
布教と弾圧の日々。

親鸞は佐渡に流された後、関東で布教活動をしたそうで、栃木、茨城にゆかりの品が多いのに驚く。

名宝では巨大な仏像が迫力あった。
深みと重みがある姿で、哲学的で神秘的。

先週見た大衆的な円空像とはまるでちがっていた。
当たり前だが。



夕食は、坐・和民。
ひとりならもつ焼きの大統領か立ち飲みだが、家内が一緒なので、きれいなチェーン店だ。

ワタミ、すごくお洒落で美味しくなっている。
チェーン店の努力もまたすごい。
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鹿追の老舗ジンギスカン 大阪屋

2011年11月17日 22時52分58秒 | グルメ北海道
2011年の北海道ツーリング

平日の昼時に利用した。



店内に客はいなくて私ひとりだけ。
小上がりにすわってメニューを見る。
煮込みジンギスカンが名物とのことなので、ジンギスカン460円とライスの中200円、それに味噌汁150円を注文した。
ジンギスカンの量は150グラムとのことで、これが北海道の標準サイズのようだ。



料理はすぐに提供された。
鉄の皿の上に正油のタレのついたジンギスカンとタマネギがのっている。
これを自分で焼いて食べるスタイルだ。



ジンギスカン鍋を使うと肉の脂がながれてサッパリするが、
肉汁ごと煮込むのは昔ながらの調理法なのだろうか。
タマネギが脂を吸ってよい味をだすから、これはこれで美味しいと思う。

肉はごくふつうのジンギスカンのものなので羊の香りがするが、
神経質な人意外は問題ないだろう。

ところでライダーのあいだでは、足寄の大阪屋食堂のジンギスカンは有名だが、
鹿追のこのお店は知られていない。
ただ同じ屋号なので親戚なのかと思ったら、まったく関係がないそうだ。
屋号が一緒なのは偶然で、創業もたまたま同じ50年ほど前とのこと。

足寄は味噌味でこちらは正油味。
野菜もこちらはタマネギで足寄は白菜だ。

ただ肉質も味も同じレベルだと思う。

ちなみに足寄のお店の方に大阪屋の屋号の由来を聞いたところ、前の経営者から居ぬきで買い取ったそうで、
自分でつけたわけではないそうだ。

鹿追に昔からあるジンギスカン。
ホルモンなどもあるから、飲むのもよさそうだ。




大阪屋 ジンギスカン / 鹿追町その他)
昼総合点★★★☆☆ 3.0


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有名な駅そば 音威子府の常盤軒

2011年11月13日 11時04分16秒 | グルメ北海道
2011年の北海道ツーリング

13時前に道北の音威子府駅についた。



この駅の立ち食いそばが旅人のあいだで美味しいと評判なのだ。
テレビの旅番組でも取り上げられている。
とくに鉄道マニアの方に人気のようだ。

何度もここに来ているのだが、営業時間が16時までということもこともあって、これまで試すことができなかった。
何年か越しでここのそばを食べることができた。

メニューを見て天ぷらそば450円を注文するが、立ち食いにしては高いなと思う。
都内の相場では350円ほどだから、北海道の北部という場所を考えてもかなり割高だと思う。

待つほどもなくそばがでてきた。
見た目はシンプルで、やはり割高な感じ。

そして食べてみると、最近食べた立ち食いそばの中で、よろしくないポジションだ。
食感もそばの風味も面白くなく、首を傾げつつ箸を動かした。

天ぷらはかき揚げではなく、てんかすを固めたものなので、少したつとバラバラになり、たぬきそばのような状態になる。
それもまた割高感をそそるのだった。

そばの評判は、道北のここまでやってきたという達成感と旅のエッセンスが多分にきいているのだろう。
私にはここのそばのよさはわからなかった。



常盤軒 そば(蕎麦) / 音威子府駅
昼総合点★★☆☆☆ 2.0


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余市の海鮮料理店 柿崎食堂

2011年11月06日 18時35分52秒 | グルメ北海道
2011年の北海道ツーリング



余市の柿崎食堂に平日の12時40分についた。
2階の店に続く階段の入り口には、海鮮丼などが売り切れているとの貼り紙がしてある。
人気のメニューは早い時間でなくなると聞いていたが、その通りのようだ。

店内に入るとメニューがあり何にするか迷う。
カニの鉄砲汁780円はお得だと評判なのではずせない。
それとサービス・メニューのイクラ丼680円にすることにした。
イクラ丼はご飯が酢飯と白米を選べるとのことなので、酢飯にしてもらった。

店内は混んでいる。
テーブル席は埋まっているので相席をさせてもらったが、私の前にもひとりやってきた。

料理ができると呼ばれるシステムだが、10分ほどで順番がきた。
受け取った鉄砲汁のボリュームがすごい。
こんなにカニの入った鉄砲汁を見たことがないほどだ。

さっそく鉄砲汁からいただく。
味は平凡なものだが、この値段なら文句なしだ。
イクラ丼も素朴な味。
この店は新鮮な素材を手をかけずに安価に提供するのがウリだ。

カニは身離れが悪くて食べづらい。
ハサミとカニ・フォークがついているが、手で食べてしまうから手がベタベタだ。
しかしカニはたくさん入っている。
こんなに豪勢な鉄砲汁が780円で賞味できるなんて柿崎食堂はすごい。



鉄砲汁と格闘しつつイクラ丼をかきこんでいると、ライダーが隣りの席にやってきた。
その人を見てみると、なんと京都の友人ではないか。
ここは人気店なのでこんな偶然もおこる。

彼はホッケ定食とイクラ丼という健啖家ぶりを発揮。
ホッケが大きい。
友人はここの常連でウニ丼を食べるのを楽しみにしているとのこと。
しかしこの日は台風の影響かウニ丼はなかった。

旅人にも地元の人にも大人気の店。
近くに行ったらまた必ず利用すると思う。



柿崎商店 海鮮工房 魚介・海鮮料理 / 余市駅
昼総合点★★★★ 4.0


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奥多摩サイクル・キャンプ 2011

2011年11月03日 11時27分29秒 | サイクリング
10月29・30日と奥多摩にサイクル・キャンプに出かけた。



目的地は奥多摩駅近くの氷川キャンプ場だ。
日帰りできる場所だが、キャンプ道具を積んでいくためと、キャンプを楽しむためにここに決めた。

朝ゆっくりと出発して昼過ぎに青梅の町に入った。
青梅駅の近くに行くと、めぼしい店がなくなってしまうとわかっていて、そこに着いてしまった。

この先は登りになるので食べておかねばならない。
食物がサイクリストのガソリンなのだ



駅の近くのラーメン屋に入り、カレーライスとラーメンを注文。
しかし失敗。
ここは高くて・・・。
この付近は私の鬼門だ。

青梅から登りとなるが思うように走れない。
しばらく自転車に乗っていなかったから体がなまっているし、キャンプ道具も重いからだ。

バテバテとなって、14時に奥多摩駅近くの氷川キャンプ場に到着した。
まだ時間があるから、体力さえあればこの先の奥多摩湖まで登るのだが、もうギブ・アップだ。

キャンプ場にチェックインする。
テント持ち込み1泊は700円。
自転車の駐車場代は無料だ。



キャンプ場は川原だが高台にテントを張るように指示される。
雨は降りそうもないが、ダムが放水することもあるのだろう。
テントが並んでいるいちばん左の赤いテントが私のもの。
キャンプ場は上部が高台となっており、川に近づくにしたがって低くなっている。

テントは自転車用に新調した。
プロモンテの山岳用軽量テントだ。
1.3キロと軽量なのがサイクリングにはなによりである。

テントを設営していると、隣りに4人の若者が入ってきた。
奥にもカップルがテントをたてる。
隣りが近すぎるのが気になるが、奥多摩だから仕方がないだろう。

近くにある温泉、もえぎの湯にいく。
ここも混んでいる。
男は入場制限をしていて、入っても洗い場が順番待ちだ。
料金は750円だがキャンプ場にあるサービス券で600円になった。



奥多摩駅入り口にある商店まで歩いて、食材と酒を買ってきた。
サイクリングだと腹が減るのでスパゲティー300グラムと、それで足りないといけないから豆腐と豚バラも買ってきた。
酒も多めに入手したが、いずれも買いすぎてしまったようだ。



冷えてきた。
冷奴ではなく湯豆腐を食べたい気温だ。
豆腐と豚バラでビールを飲みはじめ、奥多摩の地酒、沢の井をやる。

さらに冷えてきたのでヒートテックの上下を着込み、まさかにために持ってきたヘビーデューティーなフリースを着て、その上にカッパも羽織った。
これでちょうど良いが、くるぶしまでしかない靴下を履いている足が冷えて困った。

豆腐と豚バラだけで満腹となってしまった。
テントに入って横になり、焼酎の水割りを飲みすすめていると、ラジオを聴いているうちに寝てしまった。

夜中の1時半にトイレに起きると隣りの若者はまだ飲んでいる。
焚き火をしている人も点々といた。
ここは混んでいるが直火で焚き火ができることが魅力だろう。
しかしこう人が多くては、立ち・・・もできないから、不自由だ。




5時20分。
まだ暗いが起床し、出発の準備を開始する。
朝食のインスタントラーメンを作るが、ガスストーブの火力が弱い。
ガスの残量がないのかと思ったが、帰ってみると正常に燃焼したから、寒さのためだった。
気温は10℃以下と思われる。



6時半には準備が整いキャンプ地を後にするが、テントが立ち並んでいてすすむのに苦労するほど。
シーズンオフにこれだけ混んでいては、もうここには来ないであろう。
このあたりに空いているキャンプ場はないものか、知っていたら誰か教えてください。

私のよりもずっと新しいトーエイ・ランドナーを所有しているという茨城の青年と話をする。
彼のトーエイのロゴはもっと立体的で、そして私の30年前のランドナーがクラシカルなのに目を見張っていた。
彼はバイクのカブにも乗っているそうだ。



昨日とは逆に青梅にむかって下ってゆく。
自転車はやはり良い。
じっくりとペダルを踏んで自力ですすんでいく感触と、ゆっくりと流れる風景。
思索しながらスポーツできる特質が。

交通量のない時間を使うためだろう、走り屋風の車とバイクが山をのぼってくる。
また、ツーリングを楽しみにきたバイクも多いが、古いモデルが眼につく。
ZⅡ、GS750、CB750F、Z1300、Z1000R、S30フェアレディーZ。
たぶん同世代の人たちだろう。

埼玉県の飯能に行きたいので青梅から山越えのルートをとる。
分岐で地図を見ているとサイクリストのグループに挨拶された。
10代から60代までのロードバイクの男女だ。
彼らは奥多摩の山にのぼっていった。

青梅街道から折れると、出だしからすごい坂。
死にそうになってその急坂を登ると、下りとなり、しばらくは穏やかな山間地を行く。



柿がなっている。
紅葉は奥多摩駅付近がはじまりで、この辺りはまだだ。

飯能に入る手前にまた急坂があり、死に物狂いで越えていく。
やっと飯能の町に入ると、久しぶりに来たので町は大きく変貌していた。
発展していて驚いてしまう。

東飯能にいって、目的の『あけぼの子供の森公園』をさがす。
ここにムーミン屋敷があるのだ。
駅前の地図を見ると公園はあったが、なんとずっと里にあり、
わざわざ山越えなどしないほうが良かったことを知って、ショックを受けてしまった。
死に物狂いで坂を登ったのに、その必要がなかったなんて。



公園のムーミン屋敷に到着。
ここは小さな子供が喜びそうなところだが、大人も童心に帰れる。
ムーミン屋敷の内部は、子供の秘密の部屋や小さなテントやベットなどがあって楽しい。



あけぼの公園を出て自宅にむかう。
昼時となったところでガストがあったので、サービス・キャンペーン中のチーズ・イン・ハンバーグ390円ライス大盛りをオーダーする。
これはお得だ。



これだけでは足りないので、ふだんはまず食べないグラタンを追加。
こういうところでないと食べられないから。



そして最後の水分補給。
これまた日常ではまず手をださないコーヒー牛乳で水分と糖分をとる。
それだけ体を酷使しているのだ。

無事に帰宅したがサイクル・キャンプ、サイコーだ。
また行ってしまいそう。















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シャルロット・ペリアンと日本展

2011年11月02日 17時42分08秒 | 芸術
日経新聞の文化欄を読んでいると、『シャルロット・ペリアンと日本』展の記事がでていた。

シャルロット・ペリアンはモダニズム建築で著名な、フランスのル・コルビュジェの事務所でインテリア・デザイナーをしていた人物だ。
戦前と戦後に何度も日本に来ていて、日本の建築家なとどとも親交を深めている。

じつは彼女の伝記、シャルロット・ペリアン自伝ーーみすず書房ーー、を今読んでいるところなのだ。

昨年のNHK・BSの週間ブックレビューを見ていて、気になる本としてこの自伝の書名をメモしておいたのを、
内容は忘れてしまっているのに図書館で検索したところ、蔵書にあったので借りて読み進めているところだった。

週間ブックレビューで紹介されると、しばらくは借りたい人が図書館に殺到するから、一年ほど時間をおくとスムースに借りることができる。
ただ前記のように、何が書かれているのか失念してしまっているというおまけがつくのだ。

伝統的な家や家具から、鉄などの新素材を使って、美しくて、合理的な、建築や家具を追及した彼女の伝記はとても興味深い。
フランス人らしく、冗長で、羅列的で、論理的でなく、時間が前後し、訳も悪いが、魅力的な本だ。

展示会では、彼女のデザインした椅子や飾り棚、写真や手帳などが展示されるようだ。

目黒区美術館にまわってきたときに見に行こうと思う。



コメント (2)
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