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キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2018地震直後にゆく北海道車旅9日目の2

2018年11月27日 20時45分21秒 | 2018北海道車旅


真駒内滝野霊園から札幌のすすき野にむかう。距離は10キロだ。昼はすみれのラーメンにしたくてコイン・パーキングに車をとめたが、そのすぐ近くにあった成田山でトイレをかりた。とても心が落ち着くお寺だった。15時にすみれにゆくと、昼休みで夜の営業は17時からだ。他の店にしようかと思ったが、家内がすみれのラーメンがたべたいと言うので、予約してあるホテルにチェック・インすることにした。



予約していたのはすすき野交差点近くの東急REIホテルである。ここは2016年のトランポ林道ツーリングの際に、仮眠をとった駐車場ジャンボ1000のとなりだった。ホテルよりもパーキングのほうが安いからジャンボ1000を利用したのだが、そのすぐ並びとは思わなかった。



ホテルの地下駐車場にハイエースをとめた。駐車場料金は宿泊費とは別に1500円かかる。ビジネス・ホテル派の私には珍しいシティ・ホテルだが、2ヶ月前にホテルの予約をしようとした時点で、ビジネス・ホテルに空室はなく、ここしか空いていなかったのである。



17時にあらためてすみれにゆく。私たちが夜の時間の口開けの客だった。



味噌ラーメン900円をふたつ注文する。ラーメンは5・6分でやってきた。ビジュアルはよいラーメンだ。



トッピングはメンマ4・5本に刻みチャーシュー、それにネギだ。ラードのはられたスープは濃厚で味はよいが900円は高い。これでは日常食にはならないから地元の人は食べないのではなかろうか。☆5点満点平均3点で2、8点。



すすき野を散策する。大通公園では札幌オータムフェストがひらかれていた。地震で開会が延期されていたのだそうだ。



北海道の様々な地域やいろいろなジャンルの料理店が出店していて、すごい人出だ。



皆さん食の祭典をたのしんでいる。



すすき野の居酒屋で飲もうと思っていたのだが、ここに出会ったのもご縁かと考えた。



昨夜ナイト・クルージングをした室蘭の焼き鳥。豚バラなのに焼き鳥を買う。



焼き鳥1本200円。



ビール550円と別海町の北海しまえび700円もゲットした。テーブルやイスはなかなか空いていなくてスペースをみつけるのに苦労した。



家内はダニーズ・レストランのガレットがたべたいと言う。ガレットってなんだ?



ガレットはそば粉を焼いたクレープのようなものだった。玉子とハムのガレット900円。ダニーズ・レストランはガレット専門店とのことだが、人気があった。



別の人気店。



平取町と鹿追町の店に行列する人々。



大盛況のテーブル席。空いてなくて座れない。



肉の十丁目で蝦夷鹿のステーキをみつけた。看板の左上のメニュー。



鹿肉とハツのステーキ1500円。これは美味しかった。鹿のステーキは癖はなくビーフのようだ。ハツはスモークしてあるようでモツ風味の牛肉みたいだった。



グランピングをモチーフにした会場。



鹿肉や尾岱沼の北海シマエビをたのしんでホテルにもどってきた。



となりにある2016年に泊まったパーキング。



ホテルにあるパン家とケーキ店で家内のおやつを買う。右はオリーブとチーズのフォカッチャ。左のふたつはプチガトー。宿泊していると割引があった。走行距離107、5キロ。
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2018地震直後にゆく北海道車旅9日目の1

2018年11月25日 09時13分05秒 | 2018北海道車旅


9日目。道の駅ウトナイ湖の朝。5時半におきた。取り急ぎ苫小牧港のマルトマ食堂にむかう。今日は土曜日なので混雑が予想されるからである。



6時5分にマルトマ食堂の前の駐車場についた。この時間から若い女の子の駐車場係りがいる。彼女の指示で車をとめて店に入ると、席は空いていてすぐに座ることができた。やはり早く来るのにかぎるのである。



注文するものは決めていた。ホッキカレー1000円と、



ホッキのバター焼き1000円である。ホッキのバター焼き定食も1000円なのでおなじ値段だった。



ホッキカレーはボリュームがすごい。男ひとりでも食べきれないほどだ。それでカレーをふたつではなく、バター焼きとひとつずつにした。ホッキカレーはホッキがゴロゴロはいったマイルド・カレー。家内はこれがたべたかった、美味しい、と言いつつ味わっている。バター焼きは塩焼きベースでほんのりバター風味だ。マカロニ風のスパゲティーとキャベツの千切りがついているのがよい。カレーは以前よりもご飯の量が少なくなって、皿も変わっていたが、それでもふつうの店の大盛り以上の量はある。味噌汁は大きなしじみが4個入った出汁のきいたもの。これをふたりでシュアしたが朝食としてちょうどよい量だった。



店をでると行列ができていた。



食後に苫小牧市場を散策する。くもりで霧のでている港だった。



つづいて25キロはなれた新千歳空港に移動する。ここは空港も駐車場も大きすぎて、どこに車をとめればよいのかわからないほどだった。



フェリーとバイクで旅をする私には空港は縁遠いところなのだが、ここに土産物店とレストランが集まっているのである。そんなことはこれまで知らなかった。



広くて方向がわからなくなる空港内をあるく。



びえいのまめぱん(美瑛の豆パン)、が買いたかったのだが、これは大人気で行列しているから諦めた。



家内は土産物店や雑貨店に吸い寄せられてうごかなくなる。でも甘いものがほしいとのことで、ルタオという店のソフトクリーム。



ミルキッシモのジェラートも。土産物もいろいろと買った。



レストランがあるはずなのだが見つからない。さがしてみるとエレベーターが閉鎖されている。



地震の影響で営業していないのだ。



消防設備の障害のためとある。空港に観光客はたくさんいて賑わっていたが、復旧はまだまだだった。



札幌市南区にある真駒内滝野霊園にゆく。新千歳空港から44キロだが、スマホ・ナビが渋滞しているからまわり道をしろと言う。それで恵庭公園線という山道を延々と走っていった。



霊園にモアイ像があるので来たいと思っていた。



入口にモアイ像がならんでいる。



なんともミス・マッチで不思議な光景だ。



説明があり、この像はモアイ地蔵、お地蔵様なのだそうだ。



しかしこれがお地蔵様だと言われても、はい、そうですか、とは受け入れがたい。



モアイ像の奥にはラベンダーでおおわれた大仏殿があり、大仏様の頭が見えている。頭大仏と命名されているそうだ。



大仏様へのアプローチ。コンクリートの打ちっぱなしで水盤がつくられている。



家内は頭大仏に興味はないと言っていたが、大仏殿が建築家の安藤忠雄の設計と知ると態度が変わる。家内は安藤氏のファンなのだ。これは時間をかけなければならないと言い出した。もう昼時をすぎているのだが。



大仏殿のラベンダー越しにモアイ像をみる。



真駒内滝野霊園ののモアイ像。一見の価値がある。
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2018地震直後にゆく北海道車旅8日目の2

2018年11月19日 18時27分31秒 | 2018北海道車旅


13時すぎに紫竹ガーデンをでて室蘭にむかう。帯広広尾道の帯広川西ICから道央道の室蘭ICまで高速道路を利用し、16時半すぎに道の駅みたら室蘭に到着した。



道の駅のすぐとなりにナイト・クルーズの受付がある。



ひとり3000円の料金を払い、万が一の事故がおきたときのための連絡先などを乗船名簿に記入して出港をまった。



日が暮れてゆく。



乗船客は少ないと思っていたら10人ほどいて、意外だった。



クルージングの船。船長は若い女性だ。



18時に出港した。船のキャビンにいても、外に出てもよいとのことで、風があたるが船首に陣取ることにした。



船溜まりをぬけてゆく。



工場の明かりが見えてきた。



ナイト・クルーズは夜の工場とライトアップされた白鳥大橋がメインなのだが、白鳥大橋は節電のためライトアップはされない。



白鳥大橋をくぐってゆく。乗客はライフ・ジャケットを着用する。冷えてくるが寒くはない。ライフ・ジャケットが風よけになった。



いちばん湾の奥にある日本製鋼所の工場。



船のキャビン越しに白鳥大橋方向をみる。



新日鉄住金の工場の岸壁で鉄鉱石をおろす船。



ライトアップされていなくとも白鳥大橋はきれいだ。



夜の湾内を船長の説明をききながらゆっくりとクルージングする。山の上に煙突のようにたっている、測量山のアンテナも、いつもはライト・アップされているそうだが、この日はなかった。



鉄鉱石運搬船。



工場は危険防止のために明りを煌々とつけているそうだ。



工場萌え、という言葉があるが、夜の工場は魅力的だ。



クレーン。



闇にしずむ白鳥大橋。ナイト・クルーズは1時間の遊覧だ。3000円はお値打ちだし、一度は乗る価値があると思う。



道の駅から200メートルの室蘭温泉ゆららで入浴する。ひとり600円。温泉ではないような無色透明の泉質だった。

明日の朝食は苫小牧港のマルトマ食堂でとりたいと思っていた。マルトマ食堂は大混雑するから早朝にゆくのにかぎる。そこで苫小牧港に近い道の駅ウトナイ湖で泊まることにするが、距離は65キロあり、到着時刻は22時17分だとナビが言う。国道をゆくとスーパーのラルフがある。その駐車場に入るが、21時までなのに停電・節電のために20時で終わってしまっていた。その先にトライアルがあり、ここで夕食の買物をしてウトナイ湖にむかった。



22時10分に道の駅ウトナイ湖に到着した。車中泊をしている車は10台ほどいる。我々も駐車場所をさだめて窓ガラスに目隠しを張り、Pキャンの準備をした。そして買ってきたカツオのたたきを包丁で切る。包丁とまな板はウェット・ティッシュでふいておき、ビールをあけた。今夜のラインナップは左下から時計回りで、カツオのたたき、枝豆、ミニ炭火焼き鳥丼、ひじき煮、キムチである。今日は耐久レースのような1日だった。釧路ージンギスカン白樺ー室蘭ー苫小牧だ。気温はあたたかく21℃、26℃、29℃、22℃と推移した。走行距離610、3キロ。
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2018地震直後にゆく北海道車旅8日目の1

2018年11月17日 09時10分25秒 | 2018北海道車旅


8日目。釧路の東横インの朝。ホテルの窓から十字街を見下ろす。交差点をわたった画像の上のほうが繁華街だ。



ホテルには朝食がついており、十分な内容で満足した。厚真で震度4の余震があったそうだ。



釧路をでて帯広のジンギスカン白樺をめざす。国道38号線をすすみ、十勝平野にはいると広大な畑がひろがった。



これぞ北海道、これが十勝平原という景色があると車をとめて写真をとる。



これも大好きな北海道の風景だが、家内はあまり興味がないようだ。



豊頃でスマホ・ナビの目的地がちがっていることに気づく。ジンギスカン白樺のはずが帯広の中心地が目的地になっていた。国道から道道にはいって軌道修正をする。



ホクレンでガスを入れた。10、8K/L。フラッグはあったが残念ながら入手済みのグリーンだった。



道道を迷走し、南からゆくはずが北から白樺にむかう。



11時すぎにジンギスカン白樺についた。



家内がまかせると言うので私がふたり分のオーダーをした。ラム・ジンギスカン750円×2とマトン・ジンギスカン500円×2、大ライス250円と小ライス180円、ウーロン茶180円×2、味噌汁140円を注文する。地震の影響かキムチはなかった。



家内は癖のないラムで私はマトンにした。家内はラムをたべて、美味しい! と言っている。ジンギスカンは旭川の大黒屋が1番でここが2番だと言うと、甲乙つけがたいが、どちらかと言えば白樺のほうが美味しいとのことだった。



マトンはすこし硬くてにおいがあるがそこがいい。白樺のジンギスカンできび入りご飯をガンガンとたべた。



家内は木の皿もいいと感心している。



お会計は3410円。大満足して白樺をでた。



つづいてすぐ近くにある紫竹ガーデンにむかう。



広大な畑の中の道をゆく。



十勝平原の中に紫竹ガーデンはあった。



帽子をかぶった紫竹おばあちゃんの後姿がトレード・マークだ。じつは以前ひとりでここの入口まできたことがある。ガーデンが観光地として認知されていなかったころのことだ。ジンギスカン白樺に来たあとで、ガーデンとはどんなところだろうかとのぞいたのだが、花が咲いているとあり、男がひとりで入るところではないなと考えて引き返したのだ。



入場料は800円だがJAFの割引で700円になった。紫竹ガーデンはひろい。池のあるエリア。



ピクニック・エリアだろうか。



北海道の野の花たちを自由に咲かせたいと思ってこのガーデンをはじめたのだそうだ。



宿根草のボーダー花壇。



旭川の上野ファームもよかったがここもとてもよいところだ。



ガーデンが女性だけのものと思ってゆかないのはもったいない。男性も楽しめるとおもう。



ここに半日くらいいたいのだが、ナイト・クルーズの予約をしているから、17時半までに室蘭にゆかなければならない。



室蘭まで265キロで3時間半かかるとナビが言う。



そこで誠に残念だが、紫竹ガーデンの滞在時間は1時間とした。それだけ! と家内は絶句しているが、ナイト・クルージングにゆきたいと希望しているのは家内なのである。



ここはあらためてじっくりとすごしたいところだ。



ショップではたくさんの帽子やエプロンなどが売られている。



レストラン。



スコーンなどのお菓子。気持ちをのこしながら紫竹ガーデンをでた。



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2018地震直後にゆく北海道車旅7日目の2

2018年11月11日 14時56分43秒 | 2018北海道車旅


11時すぎに釧路市丹頂鶴自然公園をでた。つづいて阿寒国際鶴センター・グルスにむかうがその前に昼食をとることにする。途中にあったのは釧路の老舗そば店、東家の暖簾わけらしいそば店とセイコマ、セブンイレブンだ。セイコマは地震の直後でも、自家発電や車のバッテリーをつかって営業をつづけていたから道内で賞賛されていた。店内調理のできる利点を生かしてあたたかい料理を提供したのだ。そこでセイコマを利用することにした。

しかしここのセイコマは店員のスキルがまるでなかった。対応がスローだし、カタログ注文をしようとする客の対応ができずに、1台しかないレジが立ち往生してしまう。もう1台が動いたと思ったら、客は順番をまもらずに早い者勝ちでならぶし、2台目のレジの店員も何もいわない。そしてこの店員もレジ打ちが遅いから、よほどセブンイレブンにうつろうかと思ったが、ゴミを捨てさせてもらったので我慢した。セイコマは店員の対応力の差があまりにも大きくて、順番を守るためのフォーク並びもさせないから、幻滅した。

セイコマで買ったものは、左下からキムチ、山菜のきんぴら、なめこ汁、ミルミル、カゴメトマトジュース、ヘルシア緑茶、カツ丼、パウンドチョコレート、ピリ辛ザンギ焼きそば、ハムタマゴサンド。ホットシェフの商品がレンジであたためられないのも不満だ。生あたたかい商品よりも、熱い弁当のほうが美味しいとおもう。



道の駅阿寒丹頂の里についた。ここにグルスがあるのかと思ったら、道路をはさんだむかいだった。それでも道の駅の中をあるくと立ち寄り湯や宿泊施設がある。その受付にゆくと北海道新聞があって、停電について興味深いことが書かれていた。

地震発生で道内の電力供給ができなくなると、北海道電力はまず道東と道北への送電を停止した。地方を切り捨てて大都市の札幌と原発を守ろうとしたのだ。しかしそれもできなくなり、札幌も放棄することになった。それでも原発の冷却だけは死守しようとするも、これもできずにブラックアウトにいたったとのこと(その後の調査で報道機関によって停電の細部についての説明に違いがある。ここではこの時に読んだ北海道新聞の記事に基づいて書いている)。納沙布岬でカニ屋の武内商店のご主人が、停電でカニはすべて死んでしまった、と話していたが、これを読んだらなんだか割り切れない気持ちになった。札幌と原発を守るために、道北と道東は見捨てられたのだから。結局は全道ブラックアウトになってしまったのだから結果はおなじだが、大都会優先の原則が、はからずも白日の下にさらされてしまったのだ。

道の駅のむかいにあるグルスにゆくと、今いる鶴は四羽とのことだから入場しなかった。冬には隣りにある観察センターで丹頂鶴に給餌をするため、たくさんの鶴が見られるそうだ。



釧路市湿原展望台にゆく。



料金はひとり470円だ。しかしこの建物は湿原側にエレベーターがあり釧路湿原が見にくい。展望室が釧路市街をむいているのだが、どうしてこういう設計になったのか理解できなかった。市街地も見えるようにしたかったのだろうか。ここで予約してある室蘭のナイト・クルーズの会社から連絡がきた。現在節電の影響で、白鳥大橋などのライトアップがないが、それでもよいかという確認だ。もちろんそれでも乗船すると答えたが、きちんとした対応をしてもらって気持ちがよくなった。



展望台からサテライト展望台をとおる2、5キロの散策路がある。サテライト展望台にはゆきたいが、なるべく楽に歩きたいので、ボランティア・ガイドの方に聞いて、左まわりでいって、同じルートをもどることにする。こちらだと高低差がなく、片道1100メーターだから、一周するよりも短くなるのである。



木道を30分あるいてサテライト展望台についた。



広大な湿原がひろがっている。有料の展望台よりもここのほうが湿原がよく見えた。しかし湿原の向こう側にある、細岡展望台のほうが川が近くにあって、風景に変化があるから好みだった。

釧路湿原をでて釧路市街にむかう。16時に予約しておいた釧路の東横インにチェック・インし、部屋に荷物をおくと町にでた。



釧路駅にむかうと電力会社の作業車がとまっている。



東北電力の応援部隊だ。電力会社にかぎらず、道内にはいろいろな協力チームがやってきていた。駅から和商市場方向にむかうと、2011年に泊まった、駅前のビジネスホテル・オーシャンがつぶれている。駅のすぐ前で建物が廃墟のようになっているが、釧路市街には廃業したホテルが何件もあって、さびれた印象だった。



17時に和商市場につくが空いていてガラガラだ。営業は18時までだが勝手丼をたべている客はひとりいたかどうか。我々も目的の店があるので何も買わなかった。和商市場はカニや魚は安いが勝手丼は割高だとおもう。



ホテルにもどり車から自転車をだして、歩きと自転車で食事にゆく。釧路は炉端焼き発祥の地だ。その元祖が、炉ばた、という店だが、ここは高いので、煉瓦、という店にいった。フィッシャーマンズ・ワーフのむかいである。



サッポロ・クラシックの生580円と黒ウーロン茶430円でスタートする。お通しはひとり分だけで360円だ。



ネタ・ケース。ホッケがたべたいが、ものすごく大きいし1500円以上するのでやめた。



代わりに750円の柳カレイをえらぶ。家内はサンマ600円だ。ここは客が自分で焼くシステムだった。



じゃがいも焼き560円もチョイス。自分で焼くのは面白いが、面倒でもあり、なんだかキャンプをしているみたいだった。



旬のサンマが焼けた。大根おろし70円をお供とする。



柳カレイも美味い。



ビールと黒ウーロン茶をお替わり。カレイは大きくてたべきれないので家内に手伝ってもらった。



ジャガバター。



ソーセージの盛り合わせ830円も追加。



鍛高譚の水割り540円で〆た。これでお会計は5730円だ。☆5点満点平均3点で3、2点。走行距離126、6キロ。
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2018地震着後にゆく北海道車旅7日目の1

2018年11月09日 18時01分08秒 | 2018北海道車旅


7日目。道の駅厚岸グルメパークの朝。6時におきた。寒くはないがそれでも気温は15℃くらいだろうか。昨夜はハイエースが3台ならんで車中泊をした。上の画像の手前から2台目が私の車で、3台目が黒ハイエースである。道の駅に泊まっている自動車はほぼ首都圏ナンバーだった。



道の駅からの風景がよい。



厚岸湾を見下ろす。



道の駅の建物。



ここはレストランが21時まで営業しているから、車中泊の旅人にとっては絶好の施設である。カキをたべて一杯やり、そのまま泊まれるのだから。



コーヒーをゆっくりと飲んでからカップめんの朝食をとる。車内の整理をしたりメモをつけたりして8時前に出発した。目的地は釧路市丹頂鶴自然公園だ。

釧路は市街地をぬけるのに、市内をグルグルまわらされて、時間がかかった記憶がある。またそうなるのかとかまえていたのだが、釧路外環状道路という自動車専用道路ができていて、市街地の北をストレスなくゆくことができた。気温は16℃と表示されていた。



9時すぎに釧路市丹頂鶴自然公園についた。9時から開園だが客は私たちだけだ。公園に入ろうとしていると、地元ナンバーの老人がやってきて先に園内に入っていった。



ひとり470円の料金を払って入園した。公園は奥にむかって細長い作りになっている。区画された柵の中でつがいの丹頂鶴が何組も飼育されていた。



昨日野性の鶴にあったばかりだが、それでも丹頂鶴を見るとうれしくなる。



ここには二十羽ほどの鶴が飼育されている。9時45分からエサの時間で、あたえるのはホッケとコーンだと飼育員の方がおしえてくれた。



幼鳥が二羽いた。それを見ていると、子供の鶴はトビやカラス、ミンクにおそわれてしまうことが多いと、地元ナンバーの老人がおしえてくれる。昨年は3個の玉子が生まれたがすべてたべられてしまったそうだ。老人は毎日ここに来ているようだ。



観光客は鶴をざっと見るとすぐに出ていってしまう。みなさんあまり時間をかけないのだ。我々は熟年の余裕のある旅をしているから長居をする。ここは家内の希望できたから、家内は夢中で鶴をみていたが、いつの間にか老人と話し込んでいる。私もそこに加わった。



親は羽が切ってあるから飛べないが(鳥インフルエンザ予防のため)、子供は切らないから、いつか巣立ってゆくとのこと。もどってくる子供もいるが、そうすると縄張り意識の強い親鳥に追い払われて、二度と来なくなるそうだ。老人は施設ガイドができるほどの知識があると思うが、ボランティアをしているわけではなく、ただ好きで来ていて、時間のある観光客に鶴のことを教えてくれているようだった。



子供の鶴は湿原や原野にゆき、そこで野生の仲間といっしょになるとのこと。ただ丹頂鶴は増えすぎてこまるほどになっているそうだ。住むところがないほど過密になっているとのこと。



老人はスマホに保存してある雛が生まれたばかりのときの画像や、親の背中に乗っているシーン、雪の中での動画などを見せてくれた。



そして拾った鶴の羽とハマナスの実を手渡してくれる。ハマナスの実は昔は食べたものだが、最近はそうしなくなったとのこと。でもこれが北海道のシンボルなのでと。老人と別れた後で家内がハマナスを味わってみると、種が大きくて味がしないとのことだった。






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2018地震直後にゆく北海道車旅6日目の3

2018年11月05日 18時12分19秒 | 2018北海道車旅


鶴とわかれて海岸線の北太平洋シーサイドラインをゆく。



こういう景色が見たいのだ。



バイクならもっと爽快だが車でも大満足である。



霧多布岬にゆこうとすると市街地に鹿がいた。



蝦夷鹿は珍しくないが家内は大興奮していた。

霧のない霧多布岬を見にゆく。



冷えてきて寒い。



灯台の先の道のつきるところまで歩いた。



空が焼けてきた。



寂寥感と最果て感がある。



シェパードとキャンプをしている男性と会った。55くらいの人だ。犬は人懐っこくて可愛い。犬が大好きな家内が頭をなでるとよろこんでいる。男性は空いている時期をみはからって、愛犬とキャンプにくるのだそうだ。



ハイエースがもう1台きた。黒の車だ。35くらいの夫婦でとくに会話はしなかったが、この人たちとはしばらくいっしょに行動することになった。車中泊の旅人の行く先はだいたいおなじなのである。



霧多布岬キャンプ場をのぞいてみた。シェパードをつれた男性の姿は見えないから、どこかのテントに入っているのだろう。



ここは無料の野営場でいつか利用してみたいとおもっている。管理棟では管理人さんとキャンパーたちがなごやかな雰囲気ですごしていた。



浜中温泉ゆうゆに立ち寄る。料金はひとり500円で黒ハイエースもやってきた。露天風呂にサウナとジャグジーもあって、露天風呂から暮れてゆく霧多布の海をながめた。



道の駅厚岸グルメパークにやってきた。漁協の直売所でたべられなかったカキの夕食をとるためにきたのだ。



カキや他の食材をえらんで会計し、レストランにゆくシステムだ。



ここも空いている。



先客が1組いたがそのほかは黒ハイエースの人たちだけだった。炭火で焼くが使用料がひとり300円かかる。



まずは生ガキ。1800円。



大ビール1000円とともにたべると問答無用の美味しさだ。カキにかけるしょう油ダレもよくあっている。カキはかむとクリーミーで、のみ込むと磯の香りが鼻にぬけていった。



えらんだ食材。家内は昼が花咲ガニだったので肉がたべたいとのこと。牛肉480円、豚肉310円、ジャガバターひとつ110円、塩キャベツ300円、バラエティー串190円、スープ・ドリンクバー200円。



私は肉ではなく海鮮にした。カキは焼くと風味がかわる。うまみが濃縮される感じだ。250円。



海老。300円。



ホタテ小。70円。



お会計は5730円のところJAFの割引があり190円くらい安くなった。その後は道の駅で黒ハイエースとならんで車中泊をした。走行距離341、5キロ





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2018地震直後にゆく北海道車旅6日目の2

2018年11月02日 17時46分59秒 | 2018北海道車旅


武内商店をでて納沙布岬をあるく。



納沙布岬灯台をみる。肉眼では北方領土がよく見えるが画像ではわかりにくい。



北方四島の配置図。択捉島と国後島の面積が大きいから、歯舞と色丹の二島返還では納得できないよね。



北方領土の歴史を展示している施設に入り、目の前にある北方四島をながめると無念さがこみあげてきた。



納沙布岬にくるときは根室半島の南側の道できた。帰りは北側をたどることにする。こちらは民家は少なく原野や牧場がつづく。



こういう風景が好きだ。



こういう道をはしりにきた。牧場にしかつかえない原野なのだろう。



北方原生花園があったので立ち寄る。家内は原野に興味はないそうだ。



ひとりで木道をあるいてゆく。



名も知らぬ花がさいている。



リンドウに似ている。



控え目な黄色の花。



ハマナス。ポニーはいなかった。



来るときにフラッグありますの看板をチェックしておいた根室のホクレンで給油をする。11、6K/Lと高燃費をマークし、グリーン・フラッグをゲットした。

夕食は厚岸漁協の直売所でカキをたべたいと思っていた。イートインがあり、セルフでカキを開けて、レンジでチンしてたべるから格安なのだそうだ。国道44号線でいそぐが、何時まで営業しているのか気になる。車をとめて確認すると17時までだ。ナビをみると到着予定時間は17時3分となっているから、漁協はあきらめた。道の駅厚岸のレストランは21時までなのでここにすることにするが、そうなると国道をゆくのはおもしろくない。海岸線の北太平洋シーサイドラインにでようとして道道をゆくと、景色は一変して牧場と牧草地がひろがった。




そこに丹頂鶴がいた。



野性の鶴だ。明日釧路で、飼育されている丹頂鶴をみる予定なのだが、この出会いには感激した。家内も大騒ぎをしている。鶴は3羽いてもう1羽の鳴き声がしていた。3羽は父と母と子供のようだった。

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