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キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2024スキー8日目ホワイトワールド尾瀬岩鞍 人生初のバッチテスト

2024年02月26日 20時15分26秒 | スキー


2月4日。日曜日。道の駅かたしなの朝。岩鞍で2日つづけてすべったときの2日目。



天候は曇り。スキー場へのアプローチに雪はないとのこと。



ゲレンデにつくとゴンドラの列は昨日よりは短かった。



今日は人生で初のバッチテストをうけるつもりだ。私はこれまでずっと我流ですべってきたのだが、スキーのインストラクターをやっている弟のきれいなフォームをみると、自分ひとりでできることに限界があるなとかんじるようになった。もっと上手くなるには、これまでとちがう刺激が必要だとかんじて、またスキーの楽しみかたの幅をひろげるためにも、バッチテストをうけてみることにしたのである。うけるのは2級だ。



先週、弟と高畑スキー場にいったさいにすべりをみてもらった。バッチテストの採点員もしている弟によると、左足のターンがよわく、左右差があるが、大回りと小回りは66点か67点の加点がもらえて、シュテム・ターンも十分65点がとれるのではないかとのみたてだ。2級は大回り、小回り、シュテム・ターンの3種類の実技で、65点かける3の195点以上が合格なのだ。加点がもらえるなら、多少失敗しても合格できるはずだとおもっていた。



テストの受付は9時から9時50分とのことなので、まずゴンドラにのって国体女子コースにでる。



コースは見事なシマシマに整備されている。



テストをうけるには平常心が大事だから、いつもとおなじようにチャンピオン・コースにいって大回りをする。しかし、はじめてのことをするのは実にひさしぶりだ。2級のバッチテストではたぶん私が最高齢だろう。まわりは若い人ばかりで浮くだろうなとかんがえると、気おくれをかんじる。なんだか不安にもなる。やめたくもなった。それらを飲み込んで滑走する。しかし胸が泡立って、まだ早いのにスクールにテストの申し込みにゆきそうになったりもするが、我慢してチャンピオンを4回まわした。



9時半にスキースクールで事前講習とテストの申し込みをした。事前講習は任意だが、これまで講習はほとんどうけたことがないので、参加してみたかったのだ。受付をするとゼッケンをもらった。ゼッケンをつけたのは35年ほど前に草レースにでたとき以来なので、なんだかうれしくなる。事前講習ははじめてで、緊張したが、指摘されたことは弟とおなじだった。右足のターンはよいが、左足がよわい。左右差がある。弟よりも具体的に指摘してくれて、右足ターンはくの字ができているが、左足ターンでは足がのびてしまっている、まがっていない、荷重していない、足が遠い、左だけ体がおくれていて、後斜気味。自分ではここまでわからなかったが、欠点がよくイメージできた。数年前にバイクを車からおろそうとして失敗し、落としてしまった。そのときに反射的にバイクを支えようとして、左足でがんばったのだ。これで左足と座骨神経をいためた。元々右足が利き足なのだが、怪我もあって左右差がついたものとおもわれる。ずっと我流ですべっていたので、気づかなかった。ここまでいわれてはじめてよくわかった。ただ実技としては合格点とのこと。しかし講習の後半に、シュテム・ターンのときに足元をみているから、もっと先をみるようにと指摘された。



昼はいつものように車にもどってカップ麺とおにぎりだ。



バッチテストに年は関係なかった。それはよかったのだが、グループ・レッスンははじめてだから、ほかの人を意識してしまって、自分のペースがつかめなかった。午後から実技テストがはじまった。実技試験は40年前のナナハン試験以来である。2級受験者は10代が3人、20代ひとり、40代ひとり、60代のわたし、70代ひとりで最高齢ではなかった。



1級といっしょにテストをすすめてゆく。まず小回りだ。ついでシュテム・ターン、大回りとすすむ。自分でどうすべっているのかわからないが、ふだんどおりにできた感じはした。



1級は総合滑降と不整地があるのでそれを見学してテストが終わるのをまつ。



1級の受験者は10代がひとり、4・50代が5人だった。1時間後に結果発表となった。合格したのではないかとおもっていたら、なんと不合格だ。大回り65点、小回り65点、シュテムターン64点で、合格点の195点に1点たりなかった。受かるとおもっていたからショックである。採点員にシュテムターンの1点の減点理由をきくと、スタートから足元を見ていて、後傾していたとのこと。講習ではよかったが、本番は合格点のすべりではなかったと指摘された。



結果発表後にすべりにゆく。



弟の見立てとちがって大回りも小回りも加点はされなかった。群馬と長野は採点がちがうのだろうか。全国おなじだと弟は言っていたのだが。合格できなかったのは残念だが、当初の目的だった刺激はうけられた。課題は左足のターンを改善することだ。指導員の方も、上のレベルを目指すなら、左右差を直さなければならない、とおっしゃっていた。しかし、1点差の不合格なので、頭があつくなる。来週にも再受験にこようか、それとも左足ターンの練習をしてからにするかとかんがえる。



4時半過ぎまですべって切り上げた。帰りに永井食堂のもつ煮をゲットする。店の前にある自動販売機はずっとうごいていなかったので、今シーズン初のもつ煮だ。



そして埼玉県熊谷市の国道17号バイパス沿いにあるラーメン屋の梅丸で夕食をとった。



味噌ラーメン。大盛り無料に煮卵サービス。



ミニ豚のそぼろ丼をつけて1250円である。
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芽登温泉周辺の林道 芽登川林道 芽登糠南林道 坊主山林道

2024年02月22日 18時02分41秒 | バイク・旅の話題


2023年12月10日。ポツンと一軒家というテレビ番組で、北海道にある芽登温泉がとりあげられていた。芽登温泉のまわりには林道がはしっているから、この地域は何度もおとずれている。しかしタイミングがあわなくて温泉にははいれていない。ここは長年の宿題になっている、いつかつかってみたい温泉なのだ。



上の地図は林道ツーリングガイドブックから転載した。芽登温泉周辺の林道はまよいつつ走破している。入口はみつからないし、ミスコースも連発した。スムーズに走れたことはないのだ。



2017年の北海道ツーリングではじめて芽登糠南林道にむかった。最初は上士幌から国道273号線を北上し、道道486号線にはいって芽登川林道にアクセスしようとした。しかし林道の入口がみつけられず、道道88号線の芽登温泉の入口、当初の予定の反対側から林道にはいった。上の画像がその入口だ。



道道から芽登温泉までは幅広のジャリ道だ。



温泉をすぎると道はせまくなり、路面は草が生えるようになる。通行量はほとんどないようだ。



林道ツーリングガイドブックによると、林道の出口まで12、3キロとある。入口からの走行距離が12キロになったのでそろそろ出口かとおもっていると、通行止めにでてしまった。



つきあたりは『南クマネシリ岳登山口入口』とあり、道は右にまがってつづいているが、ロープで閉鎖されていた。ここまできてルートをまちがえていたことにきづく。ヒグマのでそうな深山にひとりでいるから、すぐにもバイクで引き返したいが、冷静になれと自分に言い聞かせて、林道ツーリングガイドブックでルートを確認する。すると芽登温泉をすぎて糠南ダムで左折するのを見おとしていた。なんてことだ。凡ミスである。焦っていたのだがつとめて慎重にUターンした。



糠南ダムまで引き返してみると、丁字路があり、ルートはこちらのようだ。上の画像の奥からもどってきて、左がただしいルートである。



ここには巨岩の滝の案内もある。その入口をとおってきたが、滝は林道から笹薮の中の道をあるいた先にあるから、熊がこわくてとてもゆけないとかんじられた。この時点で時刻は16時になっており、夕刻のヒグマの活動が活発化する時間に山の中にゆくのは賢明でないから、下山することにした。



翌日。リベンジにやってきた。昨日まちがえた丁字路にはいって山をのぼってゆくと、深ジャリのものすごい激坂となった。こんな道はすすみたくないと思うが、急坂の途中でバイクをとめるわけにはいかない。斜度がおちつくまでがんばるしかないと走り続けると、左にゆく支線があり、坊主山林道と看板がでていた。



やがて上りはゆるやかになった。そのまますすむと丁字路にでた。



上の画像の奥からやってきた。丁字は左にゆくのである。



丁字路を左におれてゆくと5キロほどで鹿よけゲートがあり、そこをぬけると道道486号線にでた。



2019年は道道486号線からアクセスし、温泉にはいろうとした。



芽登川林道の案内がたっている。距離は約10キロだ。



林道にはいってゆくとすぐに鹿よけゲートがある。



この時は路面に砂利がはいっていた。



林道は芽登川にそってゆく。



なんだかおかしな感じになった。5キロほどで丁字にでるはずなのに8キロほど走ったのにみつからないし、山が深くなってきた。これはおかしいと引き返す。



分岐はひとつあったが工事現場にむかう道だ。



もどってみると丁字路を見落としていた。



丁字には芽登糠南林道の看板がたつ。



林道脇にたっていたこの看板に気をとられて丁字を見のがしたのだ。



芽登糠南林道にはいってゆくとかなりの急坂だ。砂利も深い。前回反対方向から来たときにはかんじなかったが、きつい上りだった。



そしてこの先に激坂の下りがあるぞとみがまえてゆくが、たいしたことはない。



どうやら上りは急に感じられやすく、下りは逆にゆるやかに見えるようだ。



ミスコースをしつつ芽登温泉に到着したが営業時間の前だった。



風呂は10時半からでこのとき9時前だったと記憶する。



気のみじかい私はそんなにまっていられず、また来ればいいさと走りだしたのだ。



あれから5年がたってしまった。



いつか芽登温泉につかりたいとおもっている。勝手知ったる林道をとおって。
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2024スキー7日目ホワイトワールド尾瀬岩鞍 今期初ナイター

2024年02月13日 23時38分04秒 | スキー
2024年シーズン7日目のスキーにホームグラウンドのホワイトワールド尾瀬岩鞍にでかけた。今回は2日つづけてすべる予定である。



2月2日の金曜日にでて道の駅かたしなで前泊した。夜はしょう油味の豚ちゃんこ鍋で一杯である。2024年シーズン4日目の車中泊。



2月3日。土曜日。道の駅かたしなの朝。車内の温度は3℃。天候は小雪。雪が路面にうっすらとつもっていた。



岩鞍のHPをみるとゲレンデは冷えている。ベースで-5℃。山頂は-9℃だ。路上には雪があるとのことなので、雪道によわい私のハイエースは、チェーンをまかねばならないなとおもった。



岩鞍にむかうと最後の上り坂に雪がつもっていたが、ごくすくなかったのでチェーンは不要だった。ゲレンデに行くとゴンドラの待機列が長い。



この日はナイターが予定されているので、シニアのスーパー1日券6000円+デポジット料500円を購入する。となりの窓口にいた夫婦は5時間券を買っていたから、あまり長居しないんだなとおもう。私は朝いちばんからナイターまで滑る気まんまんなのだ。



ゴンドラをおりて国体女子コースにゆくと圧雪の上に新雪が10センチほどのっている。



雪質良好だ。わくわくする。



国体女子西山コースのリフトがまだうごいていないので、沢コースをくだってチャンピオンにゆく。



チャンピオンも圧雪の上にすこし新雪がのっていた。ほとんどの人はミルキーウェイにゆくので、朝のチャンピオンはすいている。ここで大回りをたのしんだ。



チャンピオンが荒れてきたので移動することにする。ロマンスコースには新雪がのっていない。



ロマンス・コースの下においておいた小回り用の板にはきかえて、大回り用の板は、チャンピオンが再整備される昼にそなえて、レストラン・オクタの前に移動しておいた。



非圧雪のみずならコースには新雪がのこっているのではないかと考えてゆく。西山のリフト待ちがながくなっていた。



みずならにはまだパウダーがのこっていた。



深いところは膝ほどの雪がつもっている。



パウダーののこっているところをえらんでふわふわとすべる。



リフト待ちが長いのだが、たのしくて2回もみずならを滑走した。



昼は車にもどってカップ麺とセブンイレブンのおにぎりだ。



第二駐車場には昨年もきていた月夜野の焼き芋屋さんがいた。



この焼き芋は家内のお気に入りなので大500円を2本ゲットした。包み紙の『ありがとう』がいい。



午後は再整備されたチャンピオンで大回りをする。



チャンピオン・コースからは日光白根山がきれいにみえていた。



午後は西山と国体女子コースをまわした。



ナイターがはじまるとエキスパート・コースの再整備がされる。



ゲレンデがととのうのをコーヒーをのみつつまつ。



整備がおわったところでエキスパート・コースにでた。



コースはすばらしいシマシマの仕上がりだ。



腕前があがったと錯覚しそうな、エッジのくいこむゲレンデを疾走する。



大回り用の板で小回りだ。コースが荒れてきたので5本できりあげた。18時だった。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車25回、滑走22本、滑走距離28、7キロ、最高速67、8キロ、と記録されている。こんなにすくないはずはない。もっと滑ったとおもうんだけど。



スキー場をでて花咲の湯にゆく。料金はJAFの割引で770円である。



風呂からあがると道の駅かたしなにもどって晩酌だ。



スーパーいのうえで買ってきた、味つき牛バラ肉とセブンイレブンのキムチキュウリで一杯である。2024年シーズン5日目の車中泊。
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2024スキー6日目高畑スキー場 今シーズン初の粉雪のゲレンデ

2024年02月05日 22時00分15秒 | スキー


2024シーズン6日目のスキーに福島県の高畑スキー場にいってきた。



今回はスキーのインストラクターをしている弟といっしょである。私のハイエースではとてもこんなところまでゆく気になれないが、弟の四駆はなんなく会津までいってしまった。ただ道はけわしかった。栃木と福島の県境の山王トンネル手前では何台もの車がスタックしていたし、その先の中山峠も過酷だった。



高畑ははじめてで、弟のすすめでやってきた。駐車場は無料で、シニア1日券は3900円と格安だ。弟はふるさと納税をしてリフト券を割安に購入していた。



天候は小雪。気温は-2℃。まず非圧雪のスーパーブラックコースからスタートする。



雪質は圧雪の上に新雪。スタート地点はかかとパフだが、下ってゆくとどんどん深くなって膝パフだ。真ん中に段があって、そこで弟がころぶと、フカフカの雪で立ち上がれなくなってしまった。救出にゆくが手をひいてもなかなかたてない。かなりもがいてしまった。しかしインストラクターもころぶんだね。



その後レッドコースや、



ブルーコースをすべる。高畑は奥がふかくてコースもたくさんある。なかなか全貌がつかめない。



小雪の舞うなかをいろいろなコースを滑走する。雪質は良好だ。今シーズンではじめてのハイシーズンのやわらかくてエッジのくいこむ雪だった。



高畑はバーンがひろい。このだけ幅のあるスキー場はなかなかないとおもう。これがほとんど造成していない自然の地形をいかしたつくりなのだそうだ。



ワックストンネルというサービスがあった。スキーのワックスマシーンだ。無料のようだ。



空は晴れそうで雲がきれない。



オレンジコースのリフトがうごきだしたので山頂にゆく。日光まで35キロ、東京まで168キロとある。おらが山・高畑山は1294メートルだそうだ。



仕事をリタイヤしたら、スキー場のリフト係のアルバイトをしようかとかんがえている。それにはスキー検定の2級をもっていると役にたつのかなと弟にきくと、まったく関係ないとのこと。そうなんだ。ただ最近検定に興味がある。



私はゲレンデを飛ばすのがたのしくてずっと我流ですべってきた。還暦をすぎても、すべりが毎年進歩しているのはかんじている。でもスキー・スクールで何年もみがかれている弟のきれいなすべりをみると、ひとりではできないこともあるなとかんじるようになったのだ。それには検定がよい刺激になるような気がする。その弟にすべりのアドバイスをもらうと、ターンで棒立ちになっているから座る(膝をおる、加重する)とまず言われた。座ると板が角づけされて自然にまがる、と。たしかにすわるとよくまがる。ターンしていくにしたがって進行方向に膝をおくる、ともいわれた。これは意識するとむずかしい。そしてこのごろ悩んでいる谷スキーのつくりかたをたずねると、なにもしない、という。何もしないでいると、自然と山スキーのタイミングかくるから、なにもしないで待つ、とうものだった。わかったような、わからないようなアドバイスだ。弟の言うことは、何年かたってそういうことか、とわかることがこれまでもあった。だからそのうち合点がゆくだろう。



昼はセンターハウスにもどって昼食だ。



私はカツカレーの大盛り。1300円。ご飯の大盛りは無料サービスだ。弟は唐揚げ定食1300円にアップルパイ。このパイがおいしくてファンなのだそうだ。



レストランの風景。



窓からはゲレンデを滑るスキーヤーがみえる。



午後から今シーズン初のコブをすべる。スクールコブのようだ。



弟に右足はいいが、左足のターンはよわい、と指摘される。自分ではわからなかった。そしてすべりのアドバイスをうけるが、なかなかできないんだよね。



コースは午後になって荒れてきたが、そこに新雪がつもりだした。パウダーがいい感じだ。



この日もリフト終了までたのしんだ。



スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車30回、滑走27本、滑走距離38、3キロ、最高速47、8キロ、と記録されている。いつも林道ツーリングにきているエリアに、こんなによいスキー場があるなんて、知らなかった。



帰りに弟のおすすめのラーメン屋によった。埼玉県の久喜ICをでた先にある『モチモチの木』だ。



中華そばの中1010円にこれまた弟おすすめのネギトッピング150円。ものすごくスープが熱いが、かつお節の風味がきいていてとてもおいしい。信じられないくらいスープが高温だが、ハイレベルなラーメンで、再訪必至であった。
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