放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2022信州トランポ林道ツーリング2

2022年11月28日 18時32分16秒 | 2022信州トランポ林道ツーリング


雪のつもったダートを慎重にすすんでゆく。ときにバイクをとめて、歩いて先をみにいったりした。



北向きの道路に積雪はあり、日当たりのよいところの雪はきえている。雪のつもっているところをさけてすすむ。



しかし高度をあげてゆくと雪はふえてきた。



ダートになってから6キロ地点まですすむと全面積雪路になってしまった。路面にはスタッドレス・タイヤを装備した四駆がはしった跡がある。四輪はゆけるのだろうがバイクではきびしそうだ。歩いて先を見にゆくが、これ以上はすすめないと判断した。



止めてあるバイクを上からみる。



足下の状況。意外とグリップはするのだが、峠まではまだ4キロのこっている計算だ。進んでも苦労するだけだろう。ひきかえしてゆくとバイクが2台やってきた。スズキVストーム250でサイド・ボックスまでつけている車輌だ。彼らは峠までゆくと言う。この先で雪がふかくなるからUターンしてきたと伝えてわかれたが、彼らのバイクですすめるなら、私のセローでもゆけるはずだし、どうなるのか見届けたい気持ちもあって、また山をのぼることにした。



すると私がUターンしたすぐ先でVストームは横になっていた。手伝いましょうか? と声をかけたが、ふたりなので大丈夫です、この先はいけません、無理です、とのことなので山をくだることにした。



雪道をくだってゆくとホンダCRF250とスズキ・エブリィがきたが、四駆のエブリィなら峠をこせたかもしれない。



キャンプ場のある廻り目平をみてゆくことにする。



しかし入場料がかかるとのことなので断念した。



昼食をとるために川上村にあるスーパーのナナーズにゆく。気温は11℃で日差しはあるが空気はひんやりとしている。



ナナーズにはイートイン・コーナーやラウンジがあるときいていたので、ここで食事をとろうと考えていた。店内にはレストラン・コーナーもあるが、白身魚の弁当とおにぎりを645円でかってレンジであたため、2階の席でたべることにした。弁当はおにぎりがいらないほどのボリュームだ。ナナーズはポリシーがあってフレンドリーなスーパーなので大好きになった。



雪道の林道をはしって、いささかダートに食傷気味なのだが、せっかく信州まできているので、次の林道にすすむことにする。ふたたび小海駅までもどり、県道2号線から県道124号線とつないでぶどう峠方向にすすみ、茂来林道(もらいりんどう)の入口についた。



茂来林道の入口は看板があるからわかりやすい。大弛峠よりも標高がひくいから、こちらには雪はないだろうとふんだのだ。



入口から3、6キロでダートになった。



ダートにはいってすぐにオフロード・バイクが4台やってきたが、彼らはとばしてきたからあぶなかった。事故がおきたらたのしいツーリングが台無しだ。林道では対向車がくることを想定してはしってもらいたいものである。



林道は入口からのぼってゆく。



山頂付近はすすきが茂っていて見通しがわるい。



いろづいていているのは落葉松だろうか。



対向してきたバイクのタイヤの跡がのこっている。



茂来林道は全体的にはしりやすいが、拳大の石がゴロゴロしていたり、砂利がふかいところや、落葉のつもるなど、路面はバラエティーにとんでいた。



10キロほどで舗装路にでた。



出口は牛のいる牧場である。
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2022信州トランポ林道ツーリング1

2022年11月16日 17時44分08秒 | 2022信州トランポ林道ツーリング


10月28日。金曜日。長野にトランポ林道ツーリングにでかけた。



仕事をおえてから出発し、長野県の道の駅ヘルシーテラス佐久南で前泊した。トランポ林道ツーリングなので今回の相棒はセローである。



夜はサーモンの刺身とかき鍋で一杯だ。



国道254号線で群馬から長野にはいると気温は7℃で、まだ路面凍結はしていないとおもったが、念のために道路の状況に注意をした。



かき鍋がおいしい季節になった。2022年シーズン21日目の車中泊。



10月29日。土曜日。道の駅ヘルシーテラス佐久南の朝。気温は10℃くらいだ。



朝食はカップ麺である。



すいている道の駅の第3駐車場に車を移動して、セローをおろして出発した。むかうのは川上牧丘林道のダートである。



国道141号線を南下してゆく。気温は14℃、11℃と表示されている。冬用のジャケットをきて、ジーパンの上にカッパのズボンをつけていた。カッパはすぐにぬぐつもりだったのだが、そうはできない体感気温である。可愛らしい駅舎の小海駅にたちよった。



小海から県道2号線で川上村にむかう。途中にある立岩湖の景色にひかれてバイクをとめた。



立岩湖の下流の渓流と岩山、色づいた木々が目にここちよい。



みずうみでは釣りをしている人がいたがヘラブナ釣りだろうか。湖畔の建物は釣り宿のようだった。



狭い舗装林道のような県道2号線で馬越峠をこえてゆく。気温は9℃にさがった。



峠をくだると川上村だ。川上村は山の中にあるがひろい農場がつづく。大型の農機もたくさんいて農業が機械化、大規模化されていた。



川上牧丘林道にはいり廻り目平との分岐につくと警報音がなっている。



音をだしていたのはロボットのオオカミ?で、首をふって赤い目をひからせていた。獣よけのようだ。



林道で長野と山梨の県境である大弛峠(おおだるみとうげ)にむかう。



荒れた舗装路をすすむとダートになった。



川上牧丘林道は数年前にもDR650ではしっているが、拳大の石がゴロゴロとしていて、とても苦労したのをおぼえている『2010年のツーリング』。セローならもっと楽にゆけるだろうし、前回から時間がたったので、またここをたずねたくなってやってきたのだ。



のぼってゆくと雪がのこっていた。



カチカチに氷ってはいないから最近ふったようだ。昨夜か、数日前だろうか。しかし10月に雪がつもっているとは想定していなかった。
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2022北茨城・いわきキャンプツーリング3

2022年11月10日 17時06分41秒 | ツーリング東北


10月16日。日曜日。5時半に起床した。



今日もはれだ。ダム湖のさきに朝焼けがみえている。



冷えているが思ったほどではない。10℃以下になると想定していたがそこまで気温はさがらなかった。まずコーヒーをいれてのむ。



朝食はカップ麺だ。



ゆっくりと荷物をまとめた。



DRはキック7回で始動した。7時に出発する。冬用ジャケットの下にダウンセーターを着込み、グローブはスリー・シーズンのもので、オーバー・パンツはつけなかった。



こだま湖のおくにすすみ、小玉川をさかのぼってゆく。



途中にハッシュ村というキャンプ場があり、3キロで県道66号線にでた。



エンジンのオイル量が気になるがバイクの調子は上々だ。国道49号線から国道349号線といわきの山間部をゆく。



手がかじかんできのでグローブを冬用にかえる。この付近は10℃ないようなかんじだった。



道の駅ふるどのについた。古殿は街並みに歴史をかんじる町だ。



道の駅のベンチには人形たちがいた。



町の人の力作なのだろう。



ここでは70すぎのライダーと話をした。長くバイクにのっていて、全国あちこちにいっているそうだが、自分のことばかり話す人で、会話のキャッチボールが成立しない方だった。しかもおしゃべりがとまらないから、最後は話の腰をおってきりあげた。悪い人ではないんだけどね。



茨城、福島にはこのホワホワした赤い植物がおおい。私は見たことがないものだった。



帰ってから家内にきくと、コキアという花とのこと。はじめは緑だが冷えてくると赤くなるそうだ。最近人気があるみたいだが私はどこがいいのかわからなかった。



矢祭で国道118号線にはいるのだが、南ではなく北にいってしまった。道の駅はなわでUターンする。ついでに気温があがって暑くなって来たので、グローブをスリー・シーズンにしてセーターもぬいだ。



福島から栃木にはいり、国道4号線沿いのラーメン屋にはいった。宇都宮の高なべという店だ。



おすすめの味玉味噌ラーメンと半チャーハンを注文する。



麺は太めんと細めんがあり、おすすめの太めんにした。味噌ラーメンは濃厚でこくがあっておいしい。



チャーハンは平凡。料金は1375円。



その後栃木県を南下していると気温はあがり25℃になった。冬用ジャケットをきているから暑い。でもぬげない。愛機をいたわるために速度をおとしてはしると、燃費は27K/Lと最近では最高の高燃費を記録した。
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2022北茨城・いわきキャンプツーリング2

2022年11月03日 14時25分21秒 | ツーリング東北


増渕魚園で食事をおえるとすぐさきにある花園神社にむかった。



神社は深山の渓流沿いにたっている。



楼門の前で神様に一礼する。



楼門の左右には仁王様がいらっしゃる。



ユーモラスなお姿だ。



拝殿と奥に神楽殿。



拝殿から階段をあがったところに本殿があった。



神域はおごそかな雰囲気だ。



花園神社のおくには林道群がある。GWにきたときには通行止めだったので、通行できるのか確認したくてやってきた。神社の奥の院方向にゆく七ツ滝柳沢林道は閉鎖されたままだ。



花園林道にはゲートはなかったが、キャンプ道具を満載しているから、先にはゆかなかった。去年は3キロ先で通行止めだったがいまはどうだろうか。



県道をつないで北茨城から福島にはいった。



今夜キャンプするのはいわき市の小玉ダム・キャンプ場だ。その手前のスーパー・マルト平窪店で食料と酒をてにいれた。



セブンイレブンでコーヒーとカレーパンもゲットする。近くに立ち寄り湯がないのがこの地域の難点だ。



15時半にキャンプ場についた。小さなサイトでは若者たちがバーベキューをやっている。テントはいくつかあるがほかにキャンパーはいない。若者のグループだけがいて、近づきがたい雰囲気だ。上の画像では若者たちはうつっていない。



炊事場も別のグループが占拠していて飲み食いをしている。



サイトにははいりづらいので、野営場の入口にある東屋でキャンプをすることにした。



下はコンクリートでかたいが悪くはない。小玉キャンプ場はいわき市の管理している、無料で利用連絡も不要な施設だ。それが気にいってやってきたのだが、はじめてで使い勝手がわからなかった。



テントをたててコーヒーをのんでいると、散歩の還暦夫婦がとおりかかり、女性が、ひとりでキャンプするの?、さみしくないの?、と大声でいう。男はバイクのナンバーをみて、○×からきたのか、と言っている。こんなこと初対面の人間に言うか、とカチンときたが、ソロ・キャンプは流行ってるんですよ、知りませんか、とこたえた。そして、福島は大好きなんでよく来るんですよ、とつづけると、大きな声でいきおいよく言ったせいか、それとも都会の人間にマウントをとられたと感じたのか、夫婦はだまって去っていった。福島は好きなんだけど、なんだかなぁ。こんな不躾な人間にはなかなか会えないよ。びっくりした。



空と雲はいいかんじだった。



16時半になるとキャンプ場の若者と炊事場のグループは帰り支度をはじめた。日帰り利用だったのだ。夜も宴会をつづけるのではないかとおもって距離をとっていたから、帰ってくれてよかった。テントのキャンパーももどってきている。その人たちはさわぎそうではない。でもこれからテントを移動するのは面倒なので東屋にとまることした。



炊事場には水はのめないと看板があった。



日がくれるまえにステーキをやきはじめた。



ニンニクをもってきたのでスライスしていっしょにやく。



いいかんじにやけてきた。



ステーキが今夜の夕食だ。



暗くなるとテントにはいってNHKのらじるらじるをきく。流れてくるのはハイ・ファイ・セットの燃える秋と、高田みずえの硝子坂だ。高田みずえって歌がうまかったのね。焼酎の水割りをのみつつ耳をかたむけた。
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