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2023つくばりんりんロード・サイクリング

2023年08月24日 18時57分09秒 | サイクリング


8月11日。金曜日。茨城県の筑波山麓をはしる、つくばりんりんロードにサイクリングにでかけた。車に自転車をつんでゆき、北関東道の桜川筑西ICちかくの桜川ロードパークからスタートする。当日の最高気温は32℃の予想だった。



桜川ロードパークから3キロほどはなれたJR岩瀬駅にゆく。ここがつくばりんりんロードの基点だ。



つくばりんりんロードは、廃線になった関東鉄道筑波線の軌道跡を利用したサイクリングコースだ。筑波線は昭和62年に廃線になったとのこと。平坦路なのでロードレーサー向きのコースなのだが、前回ロードにはのっているから、今回はランドナーを相棒とした。



岩瀬駅前に案内板がたっている。



今回は土浦駅までの40キロを往復する計画だ。



岩瀬駅を出発してすぐにコースをはずれてしまった。JR水戸線の線路をわたって北にむかうようなのだが、桜川ロードパーク方向にいってしまい、軌道修正した。サイクリングコースは自転車専用の走りやすい道である。走りだしたころは、太陽は雲にかくれていて暑くはなかった。



桜並木をゆく。650B×35Bのタイヤの柔らかい感触が心地よい。そして使い込んだ革サドルがしっくりとくるのだった。スキーでじん帯をいためた右ひざが、前回のサイクリングでは違和感があった。しかし今回は気にならなかった。



やがて太陽の強烈な熱波がふりそそいできた。顔をさらして走ると真っ黒にやけてしまうので、バンダナをかぶったが、かなりあやしい人になってしまった。



筑波山につらなる山が前方に見えているが、りんりんロードは山をよけてすすむ。ルートは平らかで走りやすい。岩瀬・土浦間の高低差は60メートルだそうで、ほとんどアップダウンはかんじなかった。20キロ走行して筑波休憩所でやすむ。旧筑波線のホームがのこっていて、そこが休憩所になっていた。ここまでほどよく汗をかいて走り、爽快な気分である。



今年はじめて聞くツクツクホウシが鳴いている。都内ではミンミンゼミやアブラゼミの声ばかりを聞くようになった。これも温暖化の影響なのだろうか。33キロ地点の藤沢休憩所でも一休みする。30キロをすぎてやや足にきだしていた。



藤沢休憩所の水道でたっぷりと給水する。水場とトイレが整備されているのがとともありがたかった。



つくば霞ヶ浦りんりんロードの案内図。りんりんロードは霞ヶ浦一周コースにもつながっている。カスイチは140キロの距離である。霞ヶ浦は過去に一周している『2012年霞ヶ浦一周サイクリング』からもういかないとおもう。



土浦まで5キロの地点までくるとレンコン畑がひろがっていた。



レンコンの花と葉は蓮にそっくりだ。農家の方がレンコンを収穫していたからそれとわかったが、見分けがつかないほどにている。帰ってからしらべてみると、蓮もレンコンもおなじ種類だということがわかった。レンコンは漢字で書くと蓮根だ。花を鑑賞するか、根を食用にするかのちがいだけで、おなじ蓮なのだそうだ。



蓮根の花弁。つまり蓮の花。



60をこえても知らないことはあるものである。



土浦駅が近くなってきて、らーめんの山岡屋やすき家のある大通りにでた。大きな中華料理店も見えている。ここの路面に駅は右とペイントされていたのだ。それを見おとして直進し、霞ヶ浦一周コースにすすんでしまい、これは間違えたときづいて駅にむかうと、霞ヶ浦側の土浦駅についた。エレベーターで2階通路にのぼり、自転車をおして駅の反対側にゆく。通路には輪行してきた自転車をくみたてるスペースが用意されていた。ここはナショナル・サイクリング・ルートだけに自転車にフレンドリーだ。



エレベーターで駅の1階におりると大きなサイクル・ショップがある。



駅ナカにこんな店があるなんて、すごい。



土浦駅は大きな駅だ。自転車の左奥にサイクル・ショップがある。



昼食は帰路の真壁でたべたかった。昭和レトロな店があるからだ。しかし土浦で11時50分となり、真壁までは30キロもあるから、さきほど見かけた大きな中華料理店にゆくことにする。地元の店『中華料理ゆきむら』だ。



ゆきむらにはお得なランチ・セットもあったが、豚肉薄切りラーメンをチョイスした。それに半チャーハンセットだ。



豚肉とピーマン、タケノコのあんかけのかかったラーメン。麺は大盛り。細めんでゴマ油がきいていておいしかった。またくることがあったらこれをたのみたい。



チャーハンは平凡。つぎは餃子にしようかな。料金は1485円。



食事をすると体がだるくなる。力が入らないのでゆっくりと走行をした。これを私はノロノロ走行と名づけているが、体力をつかわないようにペダルをふんで、距離をかせぐ作戦なのである。前方には山塊がみえているが、コースは山の左をまわりこんでゆく。



往路では通過した小田城跡にたちよった。



小田城は鎌倉時代から戦国時代にあった小田氏の居城だそうだ。



近くに小田城歴史ひろば案内所もあったが、こちらには入らなかった。入場は無料だそうだ。



力がよみがえったり、しぼんだりしてノロノロ走行をつづけてゆく。



田んぼにサギがいたので写真をとった。白サギとグレーのサギがいた。青サギだろうか。



筑波山をバックに写真をとる。



フォトスポットと案内がでていた。



かなり疲れて真壁休憩所に到着した。真壁には古い町並みがあるとのこと。500メートルと看板がでている。体力を消耗してしまっているのでかなりまよったが、古い建物を見にゆくことにした。



500メートルいってみると古い建物が2・3件あるだけだった。



これならわざわざゆくほどでもなかった。



ラストの10キロをきざんでゆく。案内看板を見ながらのこりの距離をなんとかこなす。



そして桜川ロードパークにもどってきた。



アプリによると走行距離は90、6キロ。かかった時間は7時間17分。このコースは走りやすいのでとても気にいった。定期的にかよいたいとおもう。桜の季節はとてもいいだろう。

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