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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

3つのタイプと不安感、不満の健全性 (不安感を思索する 6/10)

2018-01-08 | 第一章「意識と知覚」

 著名な心理学者エリック・バーンの You are OK. I am OK. は有名であるが、U先生の「生き甲斐の心理学」でもその考え方は良く出て来る。そして今朝もブログで見ていたら不満の持ち方で、次のような分類をされていて考えさせられた。

 自他肯定型をAタイプとする。自己肯定・他者否定型をBタイプとする。そして、自他否定型をCタイプとする。とても興味があるのは、どのタイプでも不安感、不満などは普通に起るということである。ただ、問題はB,Cタイプのようで、犯罪や自殺などのへんな行動に出やすいとのことだ。Aタイプは不安や不満をもつことも当然あるが、犯罪や自殺とはほど遠い。

 さて、今私は里中満智子さんの漫画「持統天皇物語 天上の虹」を楽しんでいるが、登場人物にこのタイプを当てはめて楽しんでいる。もちろん里中満智子さんの歴史解釈が前提にしてだ(最近は様々な歴史解釈があり違う解釈も当然ある)。天智天皇は冷酷までの政治家、マキャベリストで、目的のためには手段は択ばないところが描かれている。タイプにすれば典型的なB型だろう。一方、国際政治状況などで兄の天智天皇より現実的な判断をし。人情味あふれている天武天皇はA型のようだ。まだ漫画の初めのところなので、登場する著名人は少ないが、そのひとり蘇我赤兄はB型だと思う。一方歴史の舞台から去っていく、孝徳天皇や有馬皇子は何となくC型ようなところが。女性では額田王はA型では・・・

 歴史上の人物はある程度人生の全体像がつかめる。天智天皇は白村江の大敗の元となり、敗戦後の政治に苦労する人生だ、それもB型の蔭がする。また蘇我赤兄は有馬皇子への謀略で有名だが、天智天皇政権で左大臣まで上り詰めるものの、壬申の乱で敗北し流罪となる惨めな人生を送る。額田王は有名な歌人であるが、当時にしては珍しい長生きをしたので平和な人生であった可能性がたかい。歴史の結果とタイプを見比べるとなにか感じるものがありそうだ。

 ところで、他人は分かりやすいようで、自分ほどに理解はできないものである。こうしたタイプの勉強はまずは自分の成育史で確認した方が良いのだろう。正直、私の人生を振り返ると、A型の時期、B型の時期、C型の時期といろいろ。また一日のうちでもA型であったり、B型であったり。いろいろ変わるようでもある。そして、その中で感じる不安や理想と現実の解釈に想いを寄せると、タイプ別での不安感や現実吟味力、プロセススケールなどががいろいろ思い浮かぶ。やはりA型の日々を送るのが理想かもしれない。

不安感を思索する 6/10

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