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タミヤ CVAダンパーの制作(ver.タミヤGP)

2023年02月27日 10時54分04秒 | ラジコン
ブログ見てくれてるらしく昔の仲間から「どうやってCVA組んでる?」ていう連絡がきた。15年ぶりだ。

見た目で改造アリとわかるタミグラには使えないのと、タミヤGP用のがある。

リクエストはタミグラ用だった。なので以下記す。


大した組み方はしてない。

TT02用のダンパーパーツはこんだけ。

CVAダンパースーパーミニ
アルミダンパー用のダンパー板
アルミダンパー用のダイヤフラム
それと昔の短めシャフト
3×5×0.1/0.2/0.3mm厚みのタミヤの金属スペーサー
ヨコモのOリング。

古いCVAスーパーミニか、アルミダンパーのシャフトは、今のものより1.5mmほど長い。ダンパーシャフトをコンパウンドで磨いて、滑りをよくさせたいので、今回は用途のない古いシャフト使ってる。長さは1.5mmほど長い。ゴールドシャフトを使っても良いがそこまで金かける気がない。

TT02にはリバウンド規制するパーツがないので、リバウンドを規制するときはダンパーシャフトにアルミかプラスチックのスペーサーをかまして伸び側を規制するが、セッティングに関係するところで、車高遣るバウンドでいくらでも変わってくるので、何mm入れるとかは、暗に省く。

唯一の社外部品はヨコモのOリング。普段はタミヤのと判別つかないように、透明タイプを使ってる。タミヤのがほぼ2.0mm、ヨコモ製のはそれより若干薄く1.8mmか1.9mmのが使われてる。タミヤのだと漏れはないが、シャフトの動きがどうしても渋くなるので、走りにわずかに影響が出る。なのでなるべくスルスルというのを心がけるためにヨコモのを使ってる。断面がX形状のはあんま使い勝手が良くないので、最近では使っていない。


穴の拡大ではなく、ダンパーシャフトの設置を減らす目的で、ボディリーマーを使う。両側からでなく片側のみ。蓋とシリンダーの隔壁の厚みの半分ほどリーマーをする。


ダンパー板の加工。
シリンダーの内径は10.0mm。
そこからダンパー板の径を1.0mm~1.6mmほど小さくする。
径を小さくするには、ダンパー板の穴に皿ビスとナットで固定して、ドリルのチャックにつけて回す。ふちを紙やすりを当ててると、径がわずかに小さくする。
シャフトとリーマーかけた部分だけでこすれあうようにして、ダンパー板とシリンダーがこすれないようにする。ダンパー板にはシリンダーにふれないようにする。そのために径を小さくする。
擦れてると、そのうちシリンダーの内側に細かな傷ができて、さらにダンパー板の滑りが悪くなる。
他の工夫としては、2つ穴のところでカットして、オイル流量を増やしてる。これは別にしなくてもいいが、自分が走らせてるところ、路面突き上げがあるので、ダンパー板スピードを速くしたく、こうしてる。オイルはタミヤのダンパーオイルの4・5・600あたりを使う。



ダンパー板とシャフトを組む。

写真を撮り忘れたが、シリンダー筒にはOリングを2つ入れる。Oリングの間に0.1/0.2/0.3mm厚みのタミヤの金属スペーサーを一枚はさむ。厚みは調整なので何でもいいが自分はとりあえず、0.2mmの厚みのを入れてる。


オイル入れてダイヤフラムつけて漏れを見る。漏れてる様だと0.3mmに変更、もしくはさらに追加する。シャフトの重さが出てるときは逆に薄くする。
オイルは抜かずに、蓋だけはずせばいいので、調整は楽。

オイル入れる前に、シャーシにつけて、リバウンドの調整をしておくと良いです。これがベストとは思いませんが、TT02の場合は、車高は7mmで、前下がりとかはさせてません。フロントリバウンドは大体2mm、リアリバウンドも2㎜ぐらいが最近は多いです。
全長の調整はダンパーシャフトにシムかますだけです。オイルを入れてからすると、オイルがたくさん必要になり、手間もかかるので、先に済ませとくと良いです。


組むとこんな感じです。
見た目ノーマルで中身がどうなってるとか、うかがい知ることができません。

この組み方に置いては大気開放穴はしてありません。しても良いですが、このダイヤフラムで組むと穴開けないほうが良いかなと思うからです。

動きが普通に組んだものよりは、良い感じで作動します。
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クラッシック速ツー ⑬ 京商 TF3 実走と改修

2023年02月18日 11時05分36秒 | ラジコン
ここのところ、ブログを書く気にならんくて、ずっとあいていた。
疲労倦怠感がだいぶマシになって、気力充実、また書く気になった。

今回はここのところずっと走らせていたTF-3の話。


この状態で走らせていたんだけど、思うところがあって、改修した。


この状態にした。

改修点は、
前を軽くするために、トランスポンダー移設。
前後のダンパーステーの強化のための新規製作。
シャーシ後端がすれまくるので、アトラスパーツを利用した、シャーシ後端部のプロテクター製作。
昔のシャーシなんだから、アンテナ立てたい。受信機の交換。
パーツが増えたので、少し重量が気になる。そこでケーブル分の軽量化で移設と相成った。軽量化のための、ESCの移設、受信機位置の移設、バッテリーキャパシターの移設。半分チタンにしてるが、残りの部分もチタンに。

ESC移設でモーターコードとバッテリーコードをずいぶん短くできて、チタンビスを15本交換したので、すこしの軽量化が達成。

もう一つ軽量化、昔のボディで走っていたが、今風のボディを買っていたが、うっかり踏みつけてしまったので、ポリカ凹みができてしまったので、それを作ることにした。このボディすごく薄くて軽量なので、またさらに軽量化も期待ができる。



久しぶりに走らせてみて思ったことは、

「なんかずいぶん挙動が、覚えと違う。」

あたりまえだ。

たしかあの頃はスーパーナローっていうタイヤがあったころ。ソレックスが途中か末期の頃出たぐらいな気がする。
高性能タイヤというのが無かったころで、タイヤのグリップが甘く、ずるずるするので、グリップが失うのを感じながら走行させていた頃だ。

それに今はグリップ剤とウオーマーも使ってる。激グリップ。

すぐ慣れたので、スプリングを変えて、オイルの番手を変えて、スプリング戻してと、いろいろセッティングも施すと、シャーシ挙動が扱いやすくなった。それでシムとか追加して、好みの操縦感覚になるように仕立てれた。

TF3はまだまだ手を入れれそうな箇所がある。まだやってないけど、後ろにボールデフ入れたのを試してみたい。

今のシャ―シみたいに考え抜かれたという感じは少しないけど、すごくよく走る。やっぱこれ名車だね。

なんで田宮みたいに爆発的に売れなかったのが不思議。

それで気になる点が出てきたので改修と相成った。それがここ一か月ほどの状況。

ボディができたらまた走らせるんだ!今度は13.5Tから10.5Tに載せ替えてみる。

でもなこれ、ダンパーが寝すぎてるので、良いダンパーじゃないとスムーズに動かない。

寝てると言えば、TT02ノーマル。
知ってる人は知ってると思うが、ダンパーは足に対して垂直だとダンパー軸作動抵抗が最小で、斜めに傾けるほど作動抵抗が増していく。
これに対しダンパーは立てるほど柔らかく、内側に寄せるほどかたくなるという現象とは別。こちらの方はダンパーの力点支点作用点に置けるもので、軸の作動抵抗とは別現象。
TT02ノーマルにCVA使うと、摩擦抵抗が生まれて渋くなる現象をずいぶん前から気が付いてた。いろいろ実験してみたが、斜めに取り付けるとダンパーが屈曲するらしく、ダンパー板とシリンダー筒の摩擦抵抗が増大するというのが主な原因らしいと突き止めた。そういえばTA08の時もそんん感じあったけど、ビックボアダンパーが優秀でスルーしていた。
それ以外にも季節の寒暖差が意地悪な現象を引き起こす。ダンパーの動きが季節によって変化するんだ。原因はOリング膨張と、Oリングとオイル抵抗・収縮の変化。微妙にわずかに起きるらしく季節によって重くなったりやわこくなったりする。なので季節によって、同じセッティングにしていると、グリップ以外の走る感じが少し変わる。昔はこの現象に頭をひねっていた。
これがレースになるとタイヤグリップをいかに最大限に使うかという部分にも関係する。なので意外とカツカツにやってる人のところにはカツカBツの人が集まるので、そういう情報が入ってくるのでみなそれに真剣に取り組む。
CVAだとその変化が大きく感じるときがあって、TRFダンパーをいれたいなと、ついつい思ってしまう。そういうのはTA・TB・TCシリーズでやればいい。使わないという縛りはバカのすることだが、一度取りついた妄執はなかなか振り払えない。TT02にTRFダンパー付けようかと思ってるが、なんか付けると負けたような気がする。

そんな現象を少しでも低減させるべく、昔からいろんな人のCVA秘儀を教えてもらって、自分なりのCVA秘儀を生み出した。秘儀というほど大した組み方してはない。タミヤレギュで「組み方を変えてはいけない。使用できるのはタミヤ製品だけ。」というタミグラの基本ルールに抵触する。組み方は変わらないが、タミヤのパーツやよその部品で組んでるので、大っぴらに書くことができないので、過去のCVAの時に「よそのパーツ」の部分はバッサリ省いた。
見た目はノーマル。そして比較的安価なカスタム。その社内社外パーツを集めるのが、手間ぐらいで、ストックすれば数年分は使える。タミヤのレースに出るときは呵責を覚えるが、最近はレースに出てないので呵責が起きない。呵責に耐えられないようなら、TRFダンパーにしてしまえばいい。



京商の付属のダンパーは超優秀で、素組で十分で、ダンパー長がこの長さで、最大の能力発揮という問題さえなければ、よそに移植したいぐらいのものだ。(ダンパー長が短くなったKX-ONEで、性能落ちたなと思ったことは内緒。伸びと縮側でダンパー速度を変えるという新技術を盛り込んでいたので、全体の能力ダウンはさほどでもなかった。)


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