薄の穂 風に揺られて 苦笑い 時は静かに 流れて移る
ひのひら ろくべえ
昨夜の天体ショウは、雲に邪魔され一部分しか見る
ことができなかったが、それでも、月が隠れて行く、出て
くる、一部分を見ることができた。宇宙という果てしない
空の出来事を見て、感動できる幸せを大切にしたいもの
である。天体となると、何かロマンチックな出来事のよう
に感じるが、宇宙という意味では、人間の存在もまた同
じである。人間にもロマンチックを感じていいはずだが、
直接かかわる人たちには、なかなかロマンチック性など
感じることは少ない。しかしこのロマンチック性が最も大
切で、相手自分以外の人の人生すべて、ロマンチックな
のであろう。また自分の人生もロマンチックに進み、昨日
間では何にも知らなかった人と、出会い、仲良くなったり
喧嘩したり、不思議である。これをロマンチックと言わず
して、なんというのだろう。人間と人間のかかわりそのも
のが、ロマンチックな出来事なのであろう。対人援助は
その連続の中にあることを自覚したいものである。
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