迷歩録 大丈夫

　　　青空や　　広がる朝に　　猫散歩　　シャクヤク咲いて　　雀や遊ぶ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　突風、土砂降りが収り、一面青空があらわれ、鯉のぼりが泳ぐ五月の空といった

　　　天候が回復した南九州である。久しぶりの天気に猫も嬉しいのか早朝から散歩に出

　　　かけていった。

　　　　庭にはシャクヤクやカキツバタなど花々が咲き、五月という月を演出している。季

　　　節は移りゆく、コロナは治らない、それでも人出は多く、渋滞に行列、ゴールデン

　　　ウィーク後の状態が心配となる。私だけは、私たちだけは大丈夫という安易な考えが

　　　蔓延をさらに広げることにもなる。気をつけたいものである。大丈夫が一番危ない考

　　　えであることを自覚したいものである。

迷歩録 終わり良し

　　　アマガエル　　ゲロゲロ騒ぐ　　雨の朝　　低空飛行　　つば九郎かな


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　昨日夜半から降り出した雨は、今朝は本格的な雨となり大地をたたく。

　　その雨音はドタドタといった感じである。

　　　昨日移植した落花生は喜んでいるだろうが、畑の畝は平らになってし

　　まうほどの雨、いよいよ本格的な雨シーズンが来たなと思う雨である。

　　雨に現れた新緑はその緑を一段と輝かさせている。今日から始まるゴール

　　デンウィーク、コロナが今以上に蔓延しないことを祈りたいものである。

　　　心も行動も引き締めて、楽しい休暇となることを目指したいものである。

　　楽しい結果を得るためには、終わりよしを目指した行動が大切であろう。

迷歩録 早め

　　　紅いバラ　　花びら広げ　　夏を待つ　　バラ密求め　　飛び交う蜂や


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ong>　ひのひら　　ろくべえ


　　　　雨止んで曇天の日々となった南九州、今日も曇天の夜明けである。裏庭のバラが

　　　今年も咲いた。その鮮やかな色を周りに主張している。今年もバラの咲く季節が

　　　やってきた。夕方には、ツバメがジェット戦闘機のように滑空を繰りかえしている。

　　　夏の到来である。夏となれば、熱中症、脱水に要注意、特に季節の変わり目は

　　　注意が必要である。人間の五感変化が季節についていかない状態、つまり実際の

　　　現象と五感の乖離が起きてしまうこのことが問題を起こすことになる。くれぐれも

　　　自分に注意をはらい、早めの対策をしてほしいものである。

迷歩録 援助

　　　金盞花　　輝く色に　　なりにけり　　雨風耐えて　　思いを遂げる


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　昨日から降り始めた雨は夜半には本格的となり、雨風の大荒れ状態、夜明けには

　　　小康状態となり小降りとなっている。漸く発芽した落花生の芽は水浸しの中で誕生

　　　となった。苦しき誕生だがこれからの天気によって成長の度合いが違ってくる。成

　　　長は人間の手の届かない所、一本一本の生命力に期待するしか出来ないのである。

　　　　人間は兎角過剰にかかわろうとするが、そのことが相手の生命力を弱めること

　　　にもなることがある。人間の感情を生命力あるものに投影するのではなく客観的に

　　　見守る。必要なときに必要な手助けをする。それこそが人間の出来る知恵を使った

　　　援助というもの。自分の満足感ではなく、相手の満足感をいかに求めることが出来

　　　るのかそれが援助、。援助は自分のためではなく相手のためであることを考えなけ

　　　ればしたことにはならない。落花生もトウモロコシもスイカもメロンも同じこと

　　　順調に成長出来るよう援助をしていきたいものである。

迷歩録 収穫期

　　　矢車草　　雨に打たれて　　凜と立つ　　庭の片隅　　何を想うか>


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　昨日は雨の間の一休み、太陽が覗き光を味わうことが出来た、しかし今日はまた曇天

　　雨粒がぶら下がっている状態である。そんなミニ梅雨の状態の南九州である。

　　　畑ではタマネギがソフトボールほどに大きくなり、収穫時期を迎えている。新タマネギの

　　収穫時期である。昨日も収穫したすぐのものをスライスして、かき揚げ天ぷらにして食した

　　とても美味しい新タマネギならではの美味しさである。サラダやカルパッチョといった料理

　　にも最適である。さらには無水カレーを作ることも出来る。毎日タマネギの料理を楽しむ、

　　これが田舎暮らしの醍醐味、さらには空豆の収穫も始まる。収穫期は楽しみである。